総評 ■■■■□□□ 4
シナリオ ■■■□□□□ 3
主人公  ■■■■□□□ 4
ヒロイン ■■■■■□□ 5
CG   ■■■■■□□ 5
音楽 ■■■□□□□ 3
声優 ■■■■■□□ 5
演出 ■■■■■□□ 5
2020-02-05 (11)
御園苺華ちゃんのどこか大人びた優しいほわほわ笑顔に癒されるゲーム。サブヒロインであるため出番が少なくCGも用意されていないのは惜しいところですね。しかしながら、だからこそ時折見せてくるウインクにドギマギしてしまったり、『おやすみなさい』の一言で心を鷲掴みにされたりと出番が少ないからこそ一挙一動に注視しその柔らかい笑みが脳裏に刻まれた様な気がします。つまりいつもの『きゃべつそふと』です。

2020-02-05 (13)
『あにまる☆ぱにっく』シナリオ製作陣(山蕗順平/しげたさん)が本作もお話を担当してい発売前は不安で心が支配されていたが、蓋を開ければなまじヒロインの個性が大爆発という結果で独創的な世界観が繰り広げられていたと思う。ただし正直に言えば独創的というよりは奇怪という表現の方が正しいかもしれない。例えば突然『神様がそう言ってたから!』と怪しげな宗教団体に入ったかのような発言を常にしてくる天宮みくりちゃんは何をしでかすかわからないハラハラ感がありました。雪村千絵莉ちゃんもツッコミ役に徹する常識人かと思えば、嫉妬深いめんどくさい性格の女でしたし、そうしたほどよいアブノーマルさが本作を盛り立ててくれたと感じましたね。

2020-02-05 (12)
しかしながらお話の締め方が下手で『これで終わり…?』と疑問符を浮かべてしまうようなものが大勢を占めていた。みくりちゃんは顕著で日常的な会話中にふと『私やりたいこと見つかったかも!』と発言し、少し後に突然エンドロールが流れ、喫茶店経営をする様子がほんの少し描かれるだけの結末でした。そこには余韻もへったくりも無くてやや後味が悪い作品と言えます。他にも主人公もみくりちゃんの両親に手紙を書こうと思案する場面などがあるのだが、結果的にその手紙の内容には全く触れられなかったりと、全体を通していろいろ設定的な風呂敷は広げたけどもきちんと畳み切れていない印象はぬぐえなかった。

【雪村千絵莉√】
2020-02-05 (9)
植木鉢が落ちてくるお話が共通含めて二度ありこの世界の治安にいぶかしげな印象を受けてしまったのは自分だけじゃないはず。『めんどくさい女』と自評する千絵莉ちゃんにそんな自分も認めてあげなよと広い心で接する主人公の姿に微笑ましいものを感じた。この作品を通して言えることだがヒロインの精神年齢が低すぎて些細なことに不安定な感情を覚えるので、それに対し理知的な態度で接し心的サポートしてあげる主人公の姿はまるで保護者のような温かさを感じることが出来た。

2020-02-05 (8)
ナナ『安心しろ。こんな鈍いヤツ、あたしはいらねーから』千絵莉『人の彼氏を悪く言わないでくださいっ』ナナ『めんどくせー!』の両者の兼ね合いがとても好きで、他の人に主人公が好かれて欲しくないけども、他の人から好かないのも魅力が足りていない嫌だという千絵莉ちゃんの女らしい不条理な感情がこのような幼げな見た目に反して眠っているのかと思うとそのギャップに愛おしさを感じました。

【天宮みくり√】

2020-02-05 (10)
『神様が教えてくれないと、わたし、何もわかんないよ……』と今までは舞を奉納することでこれからの行末を占っていたのに、主人公の恋愛に関しては結果が出ないことで心を落ち込ませてしまうみくりちゃん。そんな彼女に『恋愛感情とは?』『子育てとは?』『これからの未来とは?』を一つずつひも解くように丁寧に解説する主人公の姿は頼もしくもあったが、逆に言えばみくりちゃんの精神的に幼弱な面があまりに押し出されておりやや彼女に苛立ちを覚えてしまった。

2020-02-05 (14)
千絵莉√では『お腹減った~』と気の抜けた発言で主人公の一世一代の告白する雰囲気を知らず知らずのうちに台無しにしてしまいましたが、良く言えばマイペース悪く言えば空気の読めない彼女の性格はやや評価の別れるところなのかなと感じてしまいます。だからこそ全てを包み込んでくれるような苺華ちゃんを早く攻略したいんだ…。

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