総評 ■■■□□□□ 3
ナリオ ■■□□□□□ 2
主人公  ■□□□□□□ 2
ヒロイン ■■■□□□□ 3
CG   ■■■■□□□ 4
音楽 ■■□□□□□ 2
声優 ■■■□□□□ 3
演出 ■■■■■□□ 5

2020-02-29 (6)
公式(JADE)が発売前カウントダウンムービーにて『“一回捕まった方がいい”とか言われた奴らがつくってるコメディ』と自負するほどの本作。蓋を開けてみれば昔の何でもOKだった時代を想起させ、ある意味では謎の懐かしさまでもを感じさせるちょっとアレなゲームであった。OPも存在しない、購入特典全然存在しない、公式ギャラリーに凌辱絵が混ざってるなど不安要素の塊だったが本編は丁寧な作りこそされているがやっぱりマジキチまではいかないがヤヤキチぐらいにはやらかしてた。

2020-02-29 (8)
ネタバレにはなるが『男の娘じゃなくて、ちんちん生えた女の娘だった』『ヒロインの下腹部に淫紋が刻み込まれている』『ちんちん生えた女の娘がヒロインを犯す』『幼き頃性的虐待を受けていてイカされまくられていた』という禁忌の数々は今のご時世に許されていいのか?と思う反面、没個性なロープラエロゲが蔓延るこのご時世にこのハチャメチャ具合は好的に思えた。

2020-02-29 (12)
いやでも男じゃなくて女だと言われても、明らかにちんぽみたいな形をした“何か”をヒロインさんの股に挿入されたのは許しがたい。めちゃくちゃ白いの出てる実質ちんちんじゃねえか。

2020-02-29 (4)
しかしながら読みにくいテキスト・大口は叩きながらも何も役に立ってない主人公・最後はパパが神様が解決してくれるという元も子もない展開などの不満点によりフラストレーションが溜まってしまう作品でもあった。変に世界を斡旋しようとする敵を作って真面目な話が続いていたかと思ったら、オチは主人公いないところで全部解決しちゃいました─♪♡やったね!と突拍子の無さがあり、最後には謎のモヤモヤ感だけが残る……。

悪かったところ
1.精神攻撃主人公

2020-02-29 (10)
簡単に本作品の主人公の行動理念を説明しよう。十数年先の未来で底辺(バッドエンド)に堕ちていた主人公。そのような生きている価値も特に見いだせない人生を送っていた原因は重度の“事勿れ主義”。にあった。プラスを得るのではなくマイナスを避ける。行動は自らは起こさない。という自身の拗らせた価値観により一周目の人生ではヒロインを気持ちを誰も救えなかったのだ。しかしながらひょんなことから[前の選択肢に戻る]という行動を【天の声】から与えられ、二周目の学園生活を再び始めることに。十年来の後悔をバネにして“事勿れ主義”から脱却し、ヒロインもハッピーエンドに導くというのが本作品の目標である。

そしてこの主人公の悪いところはこの“事勿れ主義”そのものではなく、むしろ“事勿れ主義”を否定してしまうところだ。赤の他人が自分と同じ“事勿れ主義”を貫いているのを見ると『そんなんじゃ何も変わらないっ!俺みたいにな』とすぐに説教をし始めるのだ。

2020-02-29 (11)
本作品のラスボスである主人公が過去死の危険に晒されてしまった原因、未来でトラックにはねられ死んでしまった原因、ヒロインが不幸な人生に歩むことになった原因に“汀縁”という主要人物がいる。彼女は総理大臣を含めたあらゆる政界と繋がっておりジャーナリストとして敵対勢力は簡単につぶすことが出来る。そして主人公は彼女に立ち向かうため被害者の一人である理事長と口論することになるのだが全て精神論で押し切ってしまう。

2020-02-29 (2)

『じゃあ+(プラス)を狙った事があんのかよ。自分の人生を賭けて勝負した事があんのか?』

2020-02-29 (5)
学園長にタメ語であたかも自分が対等な立場にいるかのような口調で話す彼の姿は虫唾が走った。学園長も黒幕に家族を殺されてしまった壮絶な過去があるのに、それを差し置いて『自分の人生を賭けて勝負したことがあんのか?』という煽り文句。人の気持ちを持ち合わせているのかと疑問符を浮かべてしまった。それでいてただの男子学生に出来ることなんてたかが知れており、未来の記憶に基づいて“汀縁”のホテル爆破事件の被害を食い止めたりはしたが、裏を返せばそれ以外に彼が出来たことは何もない。“汀縁”を潰したのは彼では無くて、主人公パパ・黛ママの二人が彼女の不正を暴いた功績があってこそ。勿論この二名が生存できた理由に『主人公の持つ未来の記憶』で彼らの死亡を回避できたこともあるのだが、それでも凄いのは主人公じゃなくて『未来の記憶じゃね?』と思わされてしまった。

2.ミンナ一緒のハッピーエンド!!

2020-02-29 (9)
この作品の謳い文句は『七人ハーレムから始まる眩くせつないキュンキュン生活♡』だ。それなのにハーレム七人エッチが無いとかふざけてんのか???????????。ギャラリーの半数以上が『3Pシーン』で埋め尽くされるているのは感謝しかないけど、3人だけじゃハーレムじゃねえよ。

良かったところ
アイちゃん

2020-02-29 (1)
アイちゃん可愛かった。シナリオ展開上全然彼女の性行為場面が訪れなかったのは悲しくはあるけれども、ジトっとした目を浮かべたり、独占欲丸出しにしたいという告白したり、死にそうな直前でも太陽のような笑みを浮かべたりと、純粋無垢な姿の中に重いものを抱えているそのギャップが印象的であった。最後までなんで主人公にだけ『彼女の姿が見えるのか?』という謎はわかりませんでしたが、たとえ奇跡という謎の力であっても彼女の命が長らえたのならそれだけで幸せです。可愛いから。