総評 ■■■■■□□ 5
ナリオ ■■■■■□□ 5
主人公  ■■■□□□□ 3
ヒロイン ■■■■■□□ 5
CG   ■■■□□□□ 3
音楽 ■■■■□□□ 4
声優 ■■■■■■□ 6
演出 ■■■■■■□ 6

2020-03-20 (6)
『スタートからエンドまでずーっとハーレム』
というコンセプト通りの作品でした。この作品の代名詞は勿論『ハーレム』ではあるのですが、個人的にはそれ以上に『声優さんの薬をキメたような演技』がこの作品を更なる高みに昇華した要因だと感じました。まるで自身の声優力を見せつけるかのように一人のキャラが何種類もの声色を使って演技する様は微笑まずにはいられなかったです。

惜しむらくは【個別】の撤廃で【五種類のハーレム√】が存在するのだが大きな差異は感じられなかったことかな。【火属性】は光のエピソード、【土属性】は日本での生活が中心、【俺属性】は主人公のやりたい放題といった具合に見所自体はしっかりと作られていて素晴らしかったのですが、同じギャグを使いまわしたりとやや冗長に感じてしまう部分もありました。裏を返せば飽きなければいいので毎日コツコツと1~2パートずつこなしていくにはうってつけで、毎日に彩を添えてくれる作品でもあるのではないでしょうか。

【光】
2020-03-20
最強。この幼馴染の良きかなトップバリューセットたまらん。いや冷静に考えたら『エイプリルフールにあんた告白したでしょ!』とか言っておいてから『実はそれ嘘だったの…』と後から発覚したところとかは少しモヤモヤしたけどさ。でも全体的なエピソードを通じて『素直になれない古いタイプの幼馴染み』が体現されていて、特に【火属性ルート】で迎える余韻はは随一でした。『私のわがままであんたの人生狂わせちゃうかもしれない…』と肝心なところで一歩引いてしまう幼馴染に対して、堂々と立ち向かっていく主人公の勇姿には惹かれてしまうものがあります。

【ソフィーヤ】
2020-03-20 (4)
ライターの玩具みたいなキャラだった。最初は正しく清廉な姫かと思ってたのに、どんどん周りのハイテンションに圧されて染められていきましたね。あまりの天然さで自然とした行動がそれだけで主人公の笑いのツボに入ってしまったりと、面白い場面には常に彼女がいた気がします。【土属性】とかは主人公の住んでいた日本でずっとテレビを見たので、世間知らずな彼女が世間知らずな大胆な行動に出ていくのが一番のツボでした。

【キキ】
2020-03-20 (3)
おっぱいでかい。立ち絵好き。開幕当初こそは【奴隷】という経歴のせいで主人公と出会う前は凄惨な過去を送ってたことも予期されたので不安が募っていました。しかし蓋を開ければむしろその【奴隷】の過去を持っていることを誇らしげに思っているかのように【護身術】を繰り広げたりと、ソフィーヤと一緒でこの世界の娯楽をあまり知らないが故にその反応が楽しいキャラでした。

【シャルローネ】

2020-03-20 (2)
このご時勢に御苑生メイさんに純愛ゲームのヒロインが務まるのか……?と心の中で思ったけど、シャルローネちゃんめっちゃプリティだった。というか思い返してみれば『サルテ』とか『はじカノ』含めてバリバリ最近の純愛エロゲに出演してプリティしてた。シャルちゃんも貴族の名家の繁栄の為に主人公と仮初の愛を繰り広げていたかと思っていたら、いつの間にか本気の恋をしていて、耳元で何度も愛をささやきながら蠱惑的に主人公をたぶらかす様子が愛おしかったですね。


【マル―】
2020-03-20 (1)
あんまり好きじゃなかった。突如主人公のお姉ちゃんだということが発覚してからの下りが苦手だったから。確かに『主人公は力を使い果たしてしまったから回復するためにセックスしなきゃいけない』という免罪符があるんだけど、半ば強引にお姉ちゃんの方から近親相姦レイプしてくるから、もうちょっとお互い事を整理して語らって欲しかった部分がある。だって主人公も突然記憶が溢れてきて戸惑ってしまってるところもあると思うから、この辺の時間がたってから拗れてしまった関係を見直してから性行為望んでほしかったところである。

2020-03-20 (5)
延々と軽いノリが続く作品なのではあるが、【光】を始めとしてエンディングにはそれなりの余韻を残してくれる作品で、まさしくSMEE劇場といったところでしょう。前作の【Sugar*Style】のようなギャグだけが上滑りしているような作品ではなく、改めて今までのSMEE作品を担ってきた“早瀬ゆうさん”の素晴らしさを痛感した次第でした。ただここも不平を少し言っておくと全然デートを含めた恋人らしいイベントが少なかったが残念だったかな。全員東京でピクニックとか拝見したくござった。