2010年02月23日

750 SBJねぇ・・・

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先週、横浜で開催されていたSBJ・・・・・初めて行かなかった。



池袋から始まって、東京→横浜と場所を変えながら今年で16回目。


最初の頃は、面白かったなぁ。


目新しいブランドや新しいテクノロジーがドンドン☆!


昔、一緒に山で遊んだアメリカやヨーロッパのスノー友達(この業界じゃあ、結構な大御所達!)も大勢集まって、年に一回の同窓会って雰囲気もあったなぁ。


3日間、毎日クタクタになるほど動き廻っても時間が足りないくらいだった。


それが、何時の間にか本物のスノー馬鹿の姿は見えなくなり、行きかうのは中小商社の営業マンと量販店のバイヤーさんばかり・・・・・


交わされる会話も・・・・ヤバ〜イ!・・・アツイ!・・・カワイイ!・・・で、何が?!って感じ★。


会場も、数時間あれば全て見て廻る事が出来る規模に縮小し、ワクワク感も得られなくなった。



スノー馬鹿の集まりだったこの業界は、何時の間にか雪の質も見分ける事の出来ないお利巧でゼニーなビジネスマンに乗っ取られ、面白さの欠片も感じられなくなっちゃった。



そんなこんなだから、道具も、僕が望む方向とは違う向きに進んでいるみたい。



ハッキリ言って、今一番売れている(らしい)リバースキャンバーの板に面白さを感じる事が出来ないし、自分が面白いと思わないものをご来店下さるお客様に自信を持ってオススメする事も出来ない。



スノーボードが好きで、山に通い続け、拘りを持って20年以上この業界でやってきただけに、今更、売れ線だからとか、商売だからとゼニーな割り切りが出来るほど、お利巧で器用ではないし、そんなお利巧さんには成りたくも無い。



手先は器用なんだけどね!(笑)




フリーボードだけじゃない。



スピードの板も、ハンマーだメタルだと一般のアマチュの方がそのメリットを感じることが難しいコンセプトの板を、そのメリットが誰でも得られるかのごとく説明し一般売りしているメーカーさんにも若干の抵抗がある。



もっと酷いのは、ハンマーヘッドやメタル入りボードの本来の長所すら持ち合わせず、流行だから、とりあえず頭を平らにして、メタルを貼って・・・みたいなメーカーも・・・・・



確かに、新しく魅せるモノがないと、お客さんの購買意欲は沸き難いが、モノって買ってもらうことが目的ではなく、勝って頂いた後に楽しいと感じて頂くことが大切なんじゃないのかな。



ハードブーツを一度も履いた事の無い営業マンが説明するアルペンボードや、大会サポートにも顔を出さないブランドのレース用ボードには、ヤッパリ興味が沸かない。





そんなんで、第1回から通っていたSBJに、今年初めて、行くのを止めました。





だって、行っても見たい物は無いし、逢いたい人も居ないし・・・・・逆に、見たくない物ばかりで、逢いたくもないゼニー達ばかりが目に付く様な気がして、余計にイヤになりそうだったから。




あぁ〜昔は楽しかったなぁ〜・・・なんて言いたくありませんが、これも時代なんですかねぇ。(オヤジ臭いですか?!)



この業界をなんとかしたいと願い、色んな立場となって色んなアプローチを行ってきましたが、業界は廃る一方だし、商品の品質も落ちるばかり。



正しいとか間違いとかで判断するのではなく、数の多い方、楽な方へと流れる。



全てにおいて一本筋を通したような“芯”や“魂”は感じられず、外見ばかりを取り繕った“スタイル”ってやつで偽装して我が身を守ろうとしている。



それが、今のこの業界の“リアル”ってやつだ。



せめて、競技の場では、外見やファッションで“スタイル”ってのを表現するような子供じみた表現方法ではなく、本当の意味での“リアル”を求めて欲しいと願う。



特に、他人の評価で勝敗を決めるのでない、ガチの真っ向勝負で戦うスピード競技には、嘘やまやかしを持ち込んで欲しくない。



運営協会の皆さん。



運営やコース造成は大変なご苦労ですが、参加者する選手や、観戦している僕達スノーボード・ファンの為に、クオリティの高い競技の開催を期待しています。



何卒、宜しくお願い致します。

Posted by msst1 at 18:13│Comments(3)
この記事へのコメント
貴重な時間と貴重な体力(汗)を費やして楽しむスノーボード。

本物の道具だからこそ、貴重な時間や労力を費やして滑りに行きたいと心底思えます。

最近、ほんとに、ほんとに、シミジミ感じます。


色んな人がいて、色んな楽しみ方があって、それはそれでイイんですけど、BXみたいな方向性の板が無くなっていくのは、そら恐ろしい気持ちになります。

そんなこともあってか、最近は、自然の恵みである雪よりも、BXの方が愛しい“シミジミ”な気持ちにもなります。


BXで滑ることができる恍惚と、恍惚がもたらす心配と。。。

Posted by のび at 2010年02月24日 19:12
有り難うございます。

他のお客様からも、アルペン乗りの方からは「ヤッパリ!AXって好い板だよね〜」とか、女性クロス競技者の方からは「LXじゃなかったら、きっとこんなに上達出来なかったと思う」とか、元ゲン○ン乗りの方からは「この板(AK)は、本当の意味でのオールラウンドだね!最高!!」とか、様々なお褒めのお言葉を頂いています。

ブーツやビンにいたっても、「何でもっと宣伝しないんですか?絶対売れますよ!」といったお言葉も。

本当に有り難く、最高の誉れです。

でもねぇ・・・

僕の身の回りには、その様な違いの判る方々が多いのですが、世間全般では、本物とまやかし物の違いを理解できない方が多いのかもしれません。

近年のこの業界は、好いモノって判断が、本質って部分から離れていっているように感じます。

本当に好いモノって、見た目やカタログの謳い文句ではなく、肌で感じる質感だと思うのですが。
Posted by HIKARU at 2010年02月25日 15:55
ありがとうございます。 または " それは 言って 他の顧客 から、 " "S LXを カタ 席 アルパイン から の ボード 何が良い やっぱり ! AX "を 、 道から 選手 のクロス の女性が 私は そうしないと 思う " の など のキットを 進行 することができませんでした " 、 ○ オリジナルの ゲン に乗って から 、より多くのアプリケーション 、 " この プレート (AK )は、 それは ! 真の意味で オールラウンド に最適です "または 、 お褒めの言葉 の様々 を受けています。 ブーイング
Posted by izsterun at 2012年08月08日 18:01

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