2018年12月10日

平成11年度全国高校総合体育大会

1999年のサッカー界は、日本代表がワールドユースで準優勝の快挙。その躍進に世界中がド肝を抜かれた。インターハイでも仰天躍進、八千代/広島皆実が優勝。いまでも何故この両校が優勝出来たのかは謎。


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市船の山に強豪がひしめく。対角には多々良と大津。結局それ以外の山から来た2チームが頂に辿り着いた。サッカーマガジン/ダイジェストの本誌から振り返る。


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決勝は、八千代vs広島皆実。八千代の高橋悠太(3年)が先制点を決めれば、皆実の𣳾賢二(3年)も同点弾。試合はシーソーゲームになり、延長戦でも取り合って遂にインターハイ史上初の両校同時優勝となった。


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準決勝その1は、八千代vs多々良学園。多々良のエース中山元気(3年)を封殺した八千代は、4-1で完勝。


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 準決勝その2、広島皆実vs前年度優勝の市船。市船は原竜太(3年)を起点に猛攻、皆実は集中力を切らさず懸命に跳ね返し、最後はPK戦で競り勝った。



高校サッカー年鑑―公式記録〈2000〉
全国高等学校体育連盟サッカー部
2000-02

mt1newyork at 08:00|PermalinkComments(0)インターハイ 

2018年12月08日

第77回選手権その他の綺羅星達

チーム紹介に入らずとも、「今度は、オレたちだ」的プレーで大会を彩った厳選プレーヤー20名を紹介。


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ベースボールマガジンが値下げ、スポーツ企画出版が値上げして、両社ともに580円となった速報号。


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室蘭大谷(北海道):FW 伊勢大樹(3年)
鋭い得点嗅覚と勝負強さが光るエースストライカー。


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青森山田(青森):FW アイウソン(3年)
怪我のため、スピードとテクニックは鳴りを潜めた。


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遠野(岩手):DF 照井篤(3年)
屈強な体躯を活かしてのヘディングは攻守に存在感。栃木SC等で活動。現在は、ヴァンラーレのコーチ。


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秋田商(秋田):GK 鈴木強史(3年)、MF 熊林親吾(2年)
鈴木は安定感あるGK。熊林は、重心の低いドリブルと鋭いパスでゲームメイク。熊林はザスパ等で活躍。


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佐野日大(栃木):FW 荒木洋太(2年)
この大会でレギュラーを獲得したシンデレラボーイ。大会5得点を記録、2回戦ではハットトリックも達成。


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修徳(東京):GK 田草川貴(3年)
判断力に長ける大会屈指のGK。アビスパ等で活動。


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桐蔭学園(神奈川):MF 原田慎太郎(3年)
判断の速さと高性能のパスが武器のボランチ。自身は得点するも初戦敗退。Fマリノス等や米国で活動。


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韮崎(山梨):FW 深井正樹(3年)
初速とボディバランスそしてドリブルに圧倒的強みを持つアタッカー。アントラーズやジェフ等で活躍。


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岐阜工(岐阜):MF 徳増和男(3年)
ボランチとして、効果的パスでカウンターを発動。


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四日市中央工(三重):DF 中尾康二(2年)
高い位置からスピードある突破を仕掛け、右サイドを切り裂いた攻撃的SB。コンサドーレ等で活躍した。


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草津東(滋賀):MF 寺脇輝(3年)、DF 高木和道(3年)
ボランチの寺脇は、鋭い読みと展開力の高さが魅力。長身CBの高木は、素早い動き出しとハードな当たり。高木はエスパルス等で活躍し、日本代表は5試合。


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奈良育英(奈良):GK 広野耕一(3年)、DF 北本久仁衛(2年)
大会No.1GKの広野と、注目の攻撃的CB北本を擁していたが無念の初戦敗退。広野はグランパス等に在籍。北本はヴィッセルひと筋19年、いまも現役選手。


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金光第一(大阪):MF 斉藤大介(3年)、FW 森田章志(3年)
ボランチ斉藤は、局面を変えるパスでゲームを構築。森田は、反応の速さと強引な突破で得点機に絡んだ。斉藤はパープルサンガ等で活躍、天皇杯優勝も経験。


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高松商(香川):FW 天野洋平(3年)
夏のベスト4入りを牽引した小柄なストライカーだが、清商の前に沈黙。現在は養蜂家として会社を経営。


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国見(長崎):FW 松橋章太(1年)
1年生としてチーム唯一の登録選手、そしてスタメン。評価も高く、可能性を示す。トリニータ等で活躍。


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熊本国府(熊本):FW 富田誠也(3年)
190cmの長身で制空権を握り、ターゲットマンとして圧倒的存在感でベスト8に導く。自身は1得点のみ。








2018年12月06日

清水商1998(静岡)

小野伸二が卒業して、藤枝東が全日本ユースを優勝、囁かれるのは戦力ダウンばかりなり。しかし大滝監督と李国秀コーチが秋から戦術改造。オープン攻撃から繋ぎのスタイルに変更して、選手権予選を見事突破。


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李コーチ仕込みの浅いラインディフェンスで、高めの位置からボール奪取を図る。この4冊から紹介する。


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ロボ池田学(3年)は屈強且つ読みの鋭いストッパー。卒業後はレッズ等で活動。日本代表候補にも選出。


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主砲の犬飼力(3年)は、ポストと強シュートが魅力。佐野裕哉(1年)は、類稀なセンスと抜群のアイデア、そして卓越したスキルを併せ持つ。犬飼はJ2昇格前の横浜FCで活動。佐野は、ギラヴァンツ等で活躍した。


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FW登録の大多和卓(2年)は、選手権では中盤として幾多のチャンスを演出。司令塔の小林大悟(1年)は、抜群のパスセンスで攻撃を牽引。大多和はガイナーレで活動、小林はアルディージャ等やMLSで活躍。


<インターハイ予選戦績>
リーグ:2-1 静岡
リーグ:4-0 静岡市立
リーグ:3-0 常葉橘
1位T:1-0 静岡北
1位T:0-2 清水東
3位決:3-2 東海大一
1回戦:4-0 富士宮西
2回戦:6-0 静岡
準々決:2(✖PK〇)2 静岡学園

<選手権予選戦績>
リーグ:9-0 静岡南
リーグ:4-1 静岡西
リーグ:8-2 聖隷学園
1回戦:3-1 藤枝明誠(小林大2、水野)
準決勝:2-0 藤枝東(佐野、小林大)
決 勝:1-0 静岡学園(犬飼)

<選手権戦績>
2回戦:3-0 高松商(池田、犬飼、佐野)
3回戦:2-4 滝川第二(川島、佐野)







MLSから学ぶスポーツマネジメント
中村 武彦
東洋館出版社
2018-12-17

mt1newyork at 08:00|PermalinkComments(0)チーム紹介 | 清水商

2018年12月04日

習志野1998(千葉)

関東大会でベスト4に入ったが、準優勝は市船だった。インターハイでもベスト4、しかし優勝は市船だった。それでも選手権は市船を破り出場、しかし初戦敗退。


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縦のラインに核がいる3-4-3が布陣。この2冊から。


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エース玉田圭司(3年)は、柔らかいタッチとスピードが魅力のストライカー。現在もグランパスで活躍するレジェンド、2006W杯ではブラジル相手に先制点。


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 もう一人のエース吉野智行(3年)は、高校界屈指のパス能力を持つ司令塔。ボランチ藤島崇之(3年)は、ハードな守りで鎮圧。吉野は、ベルマーレ等で活躍。藤島は、昌平の監督となり高校サッカー界で躍進中。


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FW登録の188cm菅野拓真(3年)は、オールランドな能力を持ちDFでもプレー。ヴァンフォーレ等で活動。


<関東大会戦績>
1回戦:2-0 佐野日大
2回戦:4-1 前橋育英
準決勝:0-2 帝京

<インターハイ予選戦績>
4回戦:5-1 幕張総合
準々決:2-0 千葉英和
準決勝:7-0 市立松戸
決 勝:2-4 市立船橋

<インターハイ戦績>
1回戦:5-0 秋田商(玉田2、関、町田2)
2回戦:4-1 逗葉(玉田2、吉野、菅野)
3回戦:4-1 初芝橋本(菅野、玉田2、町田)
準々決:3-2 暁星(玉田2、関)
準決勝:1-3 岐阜工(菅野)

<選手権予選戦績>
1回戦:12-0 市立千葉(玉田2、吉野2、藤田3、本間、関、村松、加藤、若菜)
準々決:4-1 柏陵(菅野2、関、玉田)
準決勝:2-1 東海大浦安(関、吉野)
決 勝:2-1 市立船橋(OG、玉田)

<選手権戦績>
1回戦:1-3 鹿児島工(玉田)








mt1newyork at 08:00|PermalinkComments(0)チーム紹介 | 習志野

2018年12月02日

前橋育英1998(群馬)

関東大会もインターハイも、強豪校に完敗を喫した。そこから守備へのアプローチを再構築、魅惑の攻撃力も相まって、選手権ではチーム初の国立進出を達成。


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高い個人技とオープン攻撃。この4冊から紹介する。


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CB大塚壮洋(3年)は、的確な判断力で守備を統率。左SBの大河原宗一郎(3年)は、大きな展開が魅力。長身GK岩丸史也(2年)は、勇猛果敢にセービング。各年代の代表経験ある岩丸は、横浜FC等で活動。


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長身FWの細川健司(3年)は判断力とポストプレー、佐藤正美(2年)は激しい突進力で、快進撃を演出。


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キャプテン小久保純(3年)は、高い得点力を有する。左の平井俊介(3年)は豊富な運動量でサイドを制す。ボランチ松下裕樹(2年)は、パンチある鋭いキックが魅力のプレースキッカー。小久保はモンテディオ等で活動。松下はザスパ等で活躍、J通算432試合出場。


<関東大会戦績>
1回戦:4-0 甲府東
2回戦:1-4 習志野

<インターハイ予選戦績>
4回戦:7-0 太田
準々決:7-0 渋川
準決勝:3-1 前橋商
決 勝:5-3 高崎

<インターハイ戦績>
1回戦:6-0 高知工(奥野2、小久保、佐中、細川2)
2回戦:0-3 国見

<選手権予選戦績>
1回戦:2(5PK4)2 伊勢崎商(奥野、佐藤)
準々決:5-0 高崎工(佐藤2、細川2、小林)
準決勝:3-0 太田商(細川2、小久保)
決 勝:3-0 前橋商(平井、細川、小久保)

<選手権戦績>
1回戦:2-1 宮崎工(大塚、奥野)
2回戦:3-0 岐阜工(篠原、佐藤、小久保)
3回戦:1-0 丸岡(細川)
準々決:5-1 熊本国府(佐藤、OG、細川、奥野、平井)
準決勝:2-3 帝京(小久保、細川)






mt1newyork at 08:00|PermalinkComments(0)チーム紹介 | 前橋育英