2010年12月21日

道経連 近藤会長と意見交換

20日、北海道若手市議の会の例会で
北海道経済連合会の近藤龍夫会長(北海道電力会長)の講演を聞き、
意見交換をさせていただきました。
北海道経済界のトップとの会談ということで
とても貴重な有意義な3時間を過ごしました。



・最近、世のため、人のために働く人が非常に少なくなってきた。昔は今より沢山いた。
・【3C+1H】
for the company
for the country
for the community
for the humanity
only for myselfになってないか。
・政治の世界は子々孫々のためで今やっていることは直に結果は出ない。嫌われてもやっていれば、みんな理解してくれる。
・今は不景気なのではなく実力がなくなってきている。
・北海道は元来国防上の役割もあったが、国が力がなくなると下降気味になる。
・食のクラスターについて
・残された農業に付加価値をつける可能性。
・加工研究はバラバラ。連携を盛んにしなくては。


懇親の場ではメンバーそれぞれから
各地の課題やトピックス等の質問。
私は、北海道物流と産学官民の連携に関する点を質問。
物流については、道経連でも幅広く検討しているとのこと
今後もさらに情報収集することで
室蘭港からの港湾物流にヒントが見えてくるかもしれません。

近藤会長との会合の前には
北海道開発局、北海道に行き
年末の挨拶方々、情報交換をさせていただきました。
特に議会でも取り上げた道新幹線開業に伴う鉄道輸送に関して。
お陰様で、年々顔を出すところが多くなってきました。  

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2010年12月05日

12月4日ダイヤ改正。789系室蘭に!

青森まで新幹線延伸されたことに伴う
JR北海道のダイヤ改正がなされました。
室蘭については、
札幌発室蘭行のすずらんが時間変更になり、
札幌21:36発最終すずらんが
週末・祝日に臨時列車となり増発されることに。
この最終すずらんは乗る機会が多く
今日も乗りました。
いつもは785系のすずらんが
スーパーカムイの新型車両789系に。


789系が室蘭に入るのは初めて。
(11月16日に試運転で室蘭駅に入線した模様)
789系は室蘭到着後、札幌に戻るみたいで
今後、789系が必ずしも来るとは限らないとのこと。
誰かに分かって欲しいと知人の某新聞記者に連絡したのですが
この興奮が分かってもらえなかったようです。
実は、子供の頃から鉄道好きです。


さて午後から札幌日帰りだった用務は
グリーンシード21の研修会・忘年会出席の為です。
札幌大通まちづくり(株)の服部彰治さんから
「中心市街地の再生とまちづくり会社の役割」
についての講演。
大通の6商店街(478店舗)も
札幌周辺駅・郊外店への客の流出、建物の老朽化など
地方の商店街と同じ課題を有していています。
そこで、2009年にまちづくり会社を立ち上げ
ビル管理業務、駐車場業務、広告業務などから益金を出し
まちづくり事業に充てています。
幼い子供を連れているお母さん限定の映画上映(ママズシネマ)
都心の交差点で子供たちがチョークで落書きするイベントなど
マチに参加、体験してもらい、
ファンになってもらう努力を工夫されていました。
大通とて例外ではないんだなと再認識しました。

研修会の後は、会員間の情報交換、懇親会でしたが
札幌市長選候補予定となっている本間奈々さんが
急遽、足を運ばれました。話題の方です。
総務省キャリアを辞職されての挑戦。
大きな決断ですね。  
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2010年11月26日

次世代人材育成プログラム

25日夜、室蘭工大CRDセンターにて
法政大学−室蘭工業大学−信州大学連携による
次世代人材育成プログラムを受講してきました。
(2月まで全12回、夜間開校)
ビジネススクールを得意とする法政大と
重工業の室蘭市、精密機械工業の長野県諏訪市を
テレビ会議形式で結び
室蘭からは民間企業、行政職員ら16名が参加。
ものづくりのまちの人材に
マーケティングのノウハウを教育する講座。
私にとっては初めてのサテライト授業でしたが
工学部でありながら、
経営について学ぶことが出来るのは
ありがたい環境です。
また夜間ということで、
仕事が終わって受講できるのもいいですね。
2月までということで
時節柄ハードなスケジュールですが
何とか脱落しないで、皆さんと学べたらと思います。  
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2010年11月22日

道若市議研修会in砂川、滝川、赤平

18、19日に北海道若手市議会議員の会の研修会が
中空知で開催され、砂川市、滝川市、赤平市にて
研修を行ってきました。

滝川市では
そらぷちキャンプ」の取り組み。
全国の難病の子供たちの「外で遊びたい」を
実現するために寄附で運営されている施設。
億単位の寄附が集る。
小児がんの子供も参加することから、不測の事態に備え
滝川市立病院のバックアップ体制が不可欠。
施設では、何故かボルタが。
室蘭東ロータリークラブからの寄贈品。
嬉しいですね。



赤平市では、
星雲館という施設にて宿泊。夜通し仲間達と飲み語り合いました。
赤平オーキッドでは、蘭の栽培施設を見学。
道内はもとより全国各地に出荷している施設。
ヒートポンプにて地下熱利用。
ホーマックの関連会社。
室蘭の花屋さんにも送られているみたいです。




住友赤平炭鉱の立抗の見学も特別に。
炭鉱では様々な技術が築かれていたのですね。


写真はありませんが
JR北海道の車内誌によく掲載されている
鞄のいたがき」さん。革製品の作業工程を見学しました。

砂川市では、
北海道銘菓で有名な株式会社ホリ
堀社長とも懇談をさせていただき、特別に工場見学も。
これほど大掛かりなお菓子の製造ラインは始めてみました。
道内の一流企業の素晴らしさを学びました。
また砂川は10月末に市立病院がリニューアルオープンしたばかりで
真新しい病院を見学しました。
同日の午前に室蘭の土肥病院事業管理者も訪れていたとか。
ヘリポートがある他
免震構造、また災害時にベッドとなるベンチが興味深かったです。
高額なリニアック(放射線医療装置)も導入されています。







中空知各地では、
普段ではなかなか見れない貴重な施設等を見せていただきました。
これも全道各地にすばらしい仲間達がいるから出来る術です。
ちなみに来月は、札幌にて道経連会長で北海道電力の近藤会長と意見交換。
道内の第一線の現場や人と会うことは
地域づくりの発想に大きなヒントを与えてくれます。

多くの出会いが会った2泊3日でした。
とにかく名刺がすぐになくなります。
半年で600-800枚はなくなったか。
整理が出来ずに困っています。  
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2010年10月08日

国際水産・海洋都市はこだて

7日、「北海道市議会議長会道南支部議員研修会」出席の為
室蘭市議会のメンバー17名で函館に行ってきました。

この議員研修会は、
函館、北斗、室蘭、伊達、登別、苫小牧の
6市の市議が1年に1度、集まって研修会を行い
親睦も深めるというものです。

今回の研修の講演テーマは
「函館国際水産・海洋都市構想について」。

室蘭は「ものづくり・環境産業」で
産学官民が連携を進めていますが
函館市も、「水産・海洋」分野で
北大水産学部や道試験場、市を軸に
産学官そして市民が連携を図っていました。
私の議員活動のライフワークとなっているテーマなだけに
とても興味深く聞かせてもらいました。


講演の中で
渡島半島や噴火湾は親潮と黒潮の潮目であることから
多種類の海洋生物が生息していることが示されました。
室蘭市も、H23年度に追直Mランドが完成することもあり
道立栽培水産試験所や北大研究施設と連携をし
理化学的なデータを元にした戦略的な水産・海洋施策に
取り組んでいくことが大切と感じました。
同時に本市の産学官民連携も進んだものであると
再認識をしてきたところです。

講演の後の交流会では他市の議員さん、
2次会では、室蘭市議会の議員と
ざっくばらんな賑やかな話で盛り上がりました。
また日程の合間には
来春の統一地方選に向けた動きなど、情報交換も。
ちなみに統一地方選は
「4月10日」「4月24日」
と総務省で決まったようですね。
報道にありました。  
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2010年09月25日

室蘭私幼P連 あきらちゃんラーメンちゃん

9月25日、会長を務めます室蘭市私立幼稚園PTA連合会の
親子レクリエーションがベネディクトホールで開催。
こども遊びうたやリズム体操などを取り入れた
「あきらちゃん&ラーメンちゃん」の公演。
親子の参加人数が多くて340名、290名の2回公演。
大盛況のおかげで
私も挨拶×2、ステージでの踊り×2。

今回は実はちょっと緊張しました。
挨拶も幼児向けに話すので、いつもとは勝手が違います。
大人も同世代のお母さん方ばかりで、照れくさかったです。

踊りも「室蘭カレーラーメン隊」なるものが急遽設立、
PTA研修部のお母さん製作のマントとカップラーメンヘルメット着用。
開園直前の僅かなリハーサルを経て舞台に上がる。
写真の通りです。



「あきらちゃん&ラーメンちゃん」は
年間約180回も公演されていることで
あそびうたを通しながら
家庭内で親と子(幼児)のふれあい、子育ての工夫など
リズム運動と通しながら、教示してくれました。

親子で先生達とも有意義な時間を過ごすことが出来ました。  
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2010年08月30日

活性化の概念をぶち壊せ

またblogの更新が滞ってしまいました。
この1週間、いろんなことがありすぎで
じっくりPCに向かう時間が少なかったです。
こんな時、Twitterは有効ですね。
t_aoyamaでフォローしてくださいね。
こちらは手軽なので頻繁にUPしてます。

先般ご案内をしていましたが
8/27(金)午後7時〜
熊本大学教授 徳野 貞雄先生を迎え
「激辛トーク 活性化の概念をぶち壊せ!!」
の講演会を聞きました。
室蘭のまちづくり活動の中核を担う若手20数名が集り
既成概念を覆す視点での話がありました。


・人口増加+経済成長が地域発展と思ってきたが、人口が増加しない中では通用しない。しかし、対策がないから、人口増加のパラダイムを受け入れざるを得ない。
・1960年から人口減少は始まっている。2050年は1億人。
・産業が衰退というが、産まなくなっただけ。
・訳のわからないGDPばかり信じてる。中国が1番というが人口は日本の10倍。
・人口1万人の由布院の観光入込数は400万人で、1万人/日。室蘭は9万人だから3500万人を目指せ。
・晩婚化、非婚化というが、昔は生活婚だったのに対し今は恋愛婚。結婚そのものが変わり、若者は相手の理想を追いすぎてる。
・核家族がCO2排出を助長させている。省エネ家電を作っていても、世帯数が多ければ家電も増える。全国で1人世帯は35%、2人世帯は25%。同時に家族が劣化している。
このほかたくさんのお話が。
独自の視点が発想のヒントになりそうです。

まだまだ暑い日が続きます。
最近、挨拶回りで、市民の方のお宅訪問していますが
皆さん、下着一枚で暑さをしのいでいるようです。  
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2010年08月21日

全国若手市議会議員の会@おおさか

8月18-19日、全国若手市議会議員の会の総会・研修会が
大阪第2ビルで開催され出席してきました。

18日朝の室蘭は17度、大阪は37度。
ただほとんど建物に居たせいか
むしろエアコンで寒くなるぐらいでした。

今回の基調講演は
昨年33歳で当選された山中光茂市長(三重県松阪市)。
昨年のマニ大、若手政治家サミットと
ここ最近よくお目にかかる方です。
就任後、借金時計を設置するなどで有名になりました。
風貌が印象的ですが、飾らない口調も
聴衆の心をつかみます。


以下、講演メモ
・政治家になろうとは思わなかった
・ビジョンの押し付けは権力者の横暴
・市民を出発点にしたビジョンづくり
・地域現場を聞く枠組み-43地域の地域協議会設立
・地域の人気者になっている議員はいらない
・政治を変えるのではなく、市民の生活を変えていく
・(市民に対し職員は)出来ない理由を財政ではなく、優先順位が低いことを伝える。

19日は永田潤子先生(大阪市大准教授)の講演。
以下、講演メモ
・指定管理者の課題は創意工夫のインセンティブが働く仕組みづくり
・コンプライアンスとは法令遵守ではなく最適な環境整備のこと
・NPM(New Public Management)の成立要件
 -プロセス志向下の公務員倫理
 -自律した市民と管理者
 -測定可能なせいか
 -市場原理が働くための情報公開
 -成果の契約の為の明確化
・求められる自治体職員>従来の行革マンから政策立案能力
・地域再生と公共人材
 -カリスマ人材による地域再生は持続可能か?
 -地域で人材をつくることが大切 cf:韓国の契約専門制度  
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2010年07月10日

原子力の理解を深めるために

9日は、室蘭工大が主催となった
原子力人材育成プログラム特別講演会が
ホテルサンルート室蘭で午後から開催され、足を運びました。
原子力需要で市内企業が好調だと言うのは
言わずも知れたことですが
その背景や展望についてとなると
分からない部分が多いので関心を持ち聞いてきました。

内閣府原子力安全委員長の近藤駿介氏や
日本製鋼所社長の佐藤育男氏ほか
豪華キャストでのプログラム。
(にも関わらず参加者が少なかったのは残念)

・蒸気発生機、圧力容器の世界的交換時期であることが日本製鋼所の大型鍛造品が好調な背景。
・地球温暖化防止も相まって新たな原子力発電需要(原子力ルネサンス)
・中国、ロシア、北米、インドに続き今後は開発途上国に対して如何に貢献するか。
・CO2削減の見える化
・人々の安心感を高めるための努力
・技術プログラムにおける人材育成

原子力については、私自身も勉強不足ですが
もう少し情報発信と共有など、
国民的認知を高めることが大切なのでしょうね。  
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2010年06月30日

室蘭工大で特別講義



室蘭工業大学の「現代民主主義論」(担当:永松教授)で
10:25〜 90分間。170名を前に講義してきました。

テーマの指定があったので
(1)大学卒業後の進路となぜ市会議員を目指したのか。
(2)市会議員の役割と日常
(3)室蘭市政について、今、力を入れて取り組んでいること
(4)学生として、今、やるべきこと、身につけておいてほしいこと
同窓で年齢も近い身近な議員ということで
お話をさせていただきました。

ワールドカップ、パラグアイ戦の翌朝だったせいなのか
私の話がつまらないせいなのか、
何名かは夢の世界だったようですが
スライドなども交えながら
関心を持ってもらえるように話したつもりです。



午後からは
東京都市大学総長の中村英夫先生の特別講演会。
特別と同じく付いていますが、格が違います。
私は、室蘭工大-東京都市大-室蘭市の
戦略的大学連携支援事業評価委員をしていることなどから
中村先生には何度もお目にかかっております。
講義を聴くのは2回目で楽しみにしていました。

演題は「日本のインフラストラクチャーの過去・現在・未来」と
スライドを多用された講演で
学生時代に教わった土木史のおさらいでした。
加えて今後の建設は、高質化、老朽化対策への更新ということで
今までのインフラ整備との違いを強調されていました。



今日はこの後、室蘭工大夜間コースで
午前中と同じ話をしてきます。
午前中の反省を踏まえて、20:15〜 90分間
頑張って話をしてこようと思います。

夜間コースもこんなに学生が来ていました。

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2010年05月24日

5/22 札幌

5月22日
7:00のフライトで札幌へ。

10:00から北海道自治体学会の総会。
その後、政策シンポジウムで
水道事業の今後、土地開発公社の課題などのテーマの
事例発表会を聞く。
多少、疲れがあったせいか、頭の消化不良。
こちらでも北海道各地から集った
地方議員、自治体関係者、大学研究者らと懇談。
自分の新しい名刺を配りつつ、室蘭のPR。
シップリサイクル事業については
皆さんから関心を持たれているようです。

15:00
北海道若手市議会議員の会の総会ほか
平成22年度の会長に就任しました。
持ち回りなんですけどね。
30名の会員のリーダーとして
しっかりと束ねていけたらと思っています。
この1年は選挙イヤー。
来年の統一地方選挙の前に
先日、旭川市長選に出馬表明をした安住議員のほか
紋別市議会議員選挙もあり、応援に行かなくては。

17:15
北海道若手市議会議員の会研修会。
首相補佐官の逢坂誠二議員による講演。


講演メモ
・今は第3の改革期。西側諸国が今後も世界をリード出来るか(経済、財政。ギリシャ、スペイン、アイスランドの次は日本だ)。
・(小渕政権時)公共投資、財政出動でもダメだった。
・今までの成長はない。成長時代にどっぷりと漬かった人では改革はできない。
・これからの歪をどう是正するか。
→大切なのは「自治」。生活を守る最後の砦。
・一括交付金制度になれば革命的なことだ。
→地域資源を地域内で活用できる仕組み。
→地方自治体、議会の役割は責任重大。
→職員の資質向上、研修をもっとさせるべき。中央官僚は国税で研修、海外赴任をしているのでスキルが高いのは当たり前。

このほか質疑応答で意見交換をさせていただきました。
国会では地方自治というと軽んじて見られる傾向が
絶対的に強いことも述べられていました。
地方自治体出身の代議士には頑張ってもらいたいですね。


この3日間は連日4時起床、夜は懇親会と
30度を超える気温の下で日程的にも、
ちょっとハードでした。
国会議員と触れ合い、全国全道の知人友人と語り…
やはり年に数回は東京で第一線で活躍されている方の
空気に触れていないと地方都市で埋没してしまう感じがします。
今後も人脈の層の拡げ、厚くしていくことで
室蘭を発信、情報収集、
そして世の中の流れを汲むことで
まちづくりの展望を見据えていきたいです。
お陰様で、栄養を身に付いた充実した時間を過ごしました。

追伸
おっと、今日は4時就寝だ。
いつまで持つのか、この不規則な生活。  
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2010年05月15日

第1回全国若手政治家サミットのプログラム発表

先日もお伝えしました
「第1回全国若手政治家サミット」
のプログラムが発表されました。
顔ぶれを見ても各地で政策提言されいる
地方の政治家がラインナップされています。

それで

私の順番はがなんと
「1番」。

子どもの頃から出席番号が1番で
何をするのも順番が1番は慣れていますが。。。
緊張します。

1.青山 剛   ≪北海道・室蘭市議会議員≫
 勝力にっぽん。新時代を政策で挑む。
2.江口 善明  ≪福岡県・久留米市議会議員≫
 学校給食無償化すべし
3.中山 泰   ≪京都府・京丹後市長≫
 今こそ新時代の経済財政パラダイムを!
4.鶴間 秀典  ≪北海道・釧路市議会議員≫
 すべては自然とともに
5.中西 礼皇  ≪兵庫県・明石市議会議員≫
 夢があることが夢でない社会
6.山中 光茂  ≪三重県・松阪市長≫
 市民から創りあげる地域へ
7.岡 英彦   ≪北海道・江別市議会議員≫
 北東アジアの国、北海道地方政府から
8.野々部 尚昭 ≪愛知県・稲沢市議会議員≫
 農の再生がふるさとを豊かにする。ニッポン食農革命!
9.大城 一郎  ≪愛媛県・八幡浜市長≫
 誇れる故郷「地域力」創造に向けて
10.森  愛  ≪東京都・大田区議会議員≫
 地域の豊かな多様性で輝く日本!
11.佐藤 丈晴 ≪山形県・酒田市議会議員≫
 地方議会議員も『ローメーカー』である!
12.井原 巧  ≪愛媛県・四国中央市長≫
 自治体の裁量権を生かせるまちづくり

【特別審査員】
日本コカ・コーラ株式会社 会長  魚谷雅彦氏
1999ミスユニバース日本代表  小川里美氏
【審査員】
宮崎県 都城市長        長峯誠氏
大阪府 八尾市議会議員     井上依彦氏



12日の室蘭民報の一面に記事が掲載されていましたね。
自分では、記念受験ぐらいの気持ちでいたので驚いています。
(顔写真まで載ってしまっているし。。。)
何よりも市民の皆さんから、お目にかかるたびに
「頑張ってね」
「室蘭を発信してきてね」
「どうせ受けるなら優勝よ」
とエールとプレッシャーを受けています。
温かいお言葉に感謝です。  
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2010年04月10日

都市計画学会北海道支部総会

(札幌のインターネットカフェからの書き込みです)


9日、所属している都市計画学会北海道支部総会が
札幌で開催され出席をしてきました。
講演会で
日本の都市計画会の第一人者の
小澤一郎先生(民主党幹事長ではありません)の
低炭素時代における今後の都市計画の役割について
拝聴してきました。
産業部門のCO2削減が進む中
一向に減らない民生部門において
民生部門がが集まる都市はどうあるべきかを
飯田市の例や海外の事例から学びました。
環境都市への取り組みは
火付け役とマスターコーディネート役が
首長を含めたプランナーの役割と説いていました。

さて9日の北海道新聞朝刊(室蘭版)に
学位取得の記事が掲載されました。
そのコピーと「博士(工学)」の名刺を持って
北海道を牽引する都市計画の先生達、
そして総会前後には開発局や道庁、札幌市、企業に挨拶回り。
自分という商品の売り込みと併せて
室蘭の抱える諸課題へのヒント、提言をいただきました。

小澤先生には地方都市が抱える老朽危険家屋の課題について
大変関心を持っていただきました。

もうひとつPRですが
本日発売の「毎日フォーラム4月号」に
私が寄稿した文章が掲載されました。
全国のユニークな地方議員を紹介する雑誌で
すべての国会議員、官公庁、都道府県、市町村に配布されるもの。
あまり一般的な雑誌ではありませんが
機会があればご覧になってみてください。
室蘭市では市民対話課で見ることができます。
今日は地方自治・地方議員の勉強会グリーンシード21の総会が
札幌で開催されるので、その時にもコピーを配布しようと思います。


引き続き、情報アンテナを各方面に張り巡らせていきたいです。  
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2010年03月14日

休暇の分散化はなるか



西いぶり観光事業者交流会(西いぶり戦略観光推進協議会主催)が
室蘭プリンスホテルで開催され
国土交通省政務官で民主党参議院議員の藤本祐司氏の
講演を聞きに行きました。

観光は財政出動がなくても経済効果が上がるとし
政府では外国人観光客の獲得も見越し力を入れている。
中でも、GWといった休暇の分散化で
移動者のピークの平準化を図り
移動の効率化を狙いとしている様子。
年次休暇を増やしても日本人は休まないという背景から。
休暇の分散化は藤本氏のアイディアのようですが
今ひとつ納得がいかないのが本音のところ。

この他、中国人へのビザ発給の拡大の話や
20-30代前半の若者の旅行離れの話は興味深かったです。
  
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2010年02月22日

広域医療連携

21日、ホテルサンルート室蘭にて
「北海道南西地域・広域医療連携フォーラム」が開催されました。
室蘭医師会や行政、大学関係者らが多く参加していました。


ユビキタスタウン構想推進事業の一環で
情報通信技術を活用し広域医療をどう展開していくかという内容で
H20年度に函館地域で先行実施されている例が紹介されました。
室蘭でも3大病院と診療所、札医大・室工大、在宅患者を
ネットワークでつなぎ、ネットワーク化を図ろうとしてます。
参考資料(総務省)

医療過疎地域と総合病院を如何に結ぶかがテーマで
室蘭市内においては、一見あまり関係ないかのように見えます。
ただ定住自立圏構想の中心市として
広域医療に対し取り組んでいかねばなりません。
情報通信技術というと構えてしまいますが
携帯電話や地デジ対応テレビを活用し
高齢者や妊婦の健康診断が可能になるというもの。

このような広域医療連携については
地域の中心市が音頭を取っていかなくてはならないのでしょうが
そもそも道庁(支庁単位)にもっと取り組んでいただきたいものです。
議会でも広域医療圏について論議されますが
道の動きが見えてこないことに違和感を覚えます。  
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2010年02月16日

ニセコで大森先生の講演会

15日、地方自治・地方議会の第一人者である大森彌東大名誉教授がニセコに来るというので車で2時間かけて行って来ました。
2006年10月に室蘭での講演の際
私もセッションをさせていただいた
ので
ご挨拶も兼ねてです。
私のことも覚えていてくれたようで嬉しかったです。


今回は「第114回ニセコ町まちづくり町民講座」。
逢坂元町長の時代から続いているようです。
町民の方が90名くらい集っていました。
ニセコの町民の皆さんの意識の高さに感激しました。

タイトルは
[小さなまちのこれからを考える 中央集権から地域主権へ]

歯に衣着せぬ、けど温かみがある大森節は健在でした。
大森先生は政権政党、総務省とのやり取りをされているので
講演には説得力と臨場感があります。

以下、講演メモ。
・若者が結婚して子供を生まないのは、この20年間、若者をないがしろにしてきた政治→日本は絶望的。
・堺屋太一が命名した団塊の世代は2025年で75歳。2025年がターゲット。東京も衰退が始まっている。
・民主党は道州制をやらない。12/4に閣議決定した原口プランから「道州制」が消え「自治体間連携」と改められた。
原口プランの「緑の分権改革の推進」は力が入っている。出来るだけ自分達のエネルギーは自分たちでという発想。森と里と海。
・職員は市民のニーズをしっかりと聞いているだろうか。聞かずに決め付けていないか。
・民主党は地域主権というが、憲法では国民主権。地域主権は法律用語として内閣法制局は認めていない。地域とはどこか。国民主権を地域で充実させるが落としどころか。
・子ども手当は、子育て世帯に自立を迫る強いメッセージ。

2日続けて、地方自治・地方政治の著名人の話を聞き
大いに触発され、栄養剤となりました。
道内や市内の方の講演は、ついつい中央政府批判で
そんな中でも、細々と頑張っていこうといった講演が多いですが
お2人方のように、政府に地方自治に関して直接コミットしている話は
中央政府に鞭を打ちつつ地方自治体・議会に喝を入れる口調が特徴。
引き続き、地方都市室蘭が埋没することのない様に
また、自分自身が埋没しないように研鑽を高めていきたいです。

それにしても、ニセコの人の質問の質の高さと
熱心さに感激しました。本州からの移住者の方も多く洗練されているのかな?  
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2010年02月14日

マニフェストスクール北海道

14日、苫小牧市民会館で開催された
マニフェストスクール北海道に参加してきました。
北海道若手市議会議員の会も共催であることから
私も少しだけお手伝いさせていただきました。
10,000円の参加費は少々高かった気もしますが
全道から40名を超える地方議員のほか
一般、学生など90名近い方と一緒に
2003年統一地方選以降標準装備となった
ローカルマニフェストについて再度学びました。
新宮市長も2007年の選挙でマニフェストを掲げ
今回が任期最後の予算なので、
今月末からの議会はその検証をしなくてはなりませんね。


以下、講演メモ。

近年では、名前がマニフェストだが
数値目標すら書かれていなく
普及はしたが内容が後退しているものが多いと
西尾正治氏(早稲田大マニ研)の指摘がありました。
マニフェストは作るだけではなく
1,2,4年後のPDCAサイクルをすることで
質を高めていくとこと。

北川正恭先生からは
日本の政治は失われた20年で
右肩上がりの税収増時代は歳入の心配なく
おねだり民主主義で、分配することばかりの政治だったが
政権交代がなされた。
民主党が支持されたのではなく
自民党政権の官僚任せの旧態依然とした政権に烙印を押されたのだ。

今までのような中央集権型の政治が行われれば
人口の50%が首都圏に集り、
今ある7800ヶ所の限界集落がさらに増えていく。
中央政府と地方公共団体がこのままいけば
上限関係のまま対等にはなれない。
逆明治維新で地方政府の確立をすると共に
地方から日本を変えるという誇りを持たなくてはならない。

若い首長が出てきているが
若い人に期待するというより古い組織体制に
疑問を抱いているほうが大きい。
従来のしきたりを変えるのは辛いが
このままだとは地方は滅びる。



このほか、全国若市議の佐藤丈晴さん(山形県酒田市議)からは
「海岸漂着物処理推進法」の事例報告。
地方から国会を動かし、法律を作った話を伺った。

「今こそ地方議会ここにあり」
という意を強くして帰ってきました。  
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2010年02月07日

志民力向上

室蘭でまちづくり活動をしている諸先輩の師匠である
和田芳治さん(人間幸学研究所長)が
伊達市に講演に来たついでで
室蘭でも若者有志30名を前に講演していただきました。


今までに何度か聞いたことがありますが
改めて話を聞いてとても元気の出るお話。

「感動」とは。。。
満足=期待=実感
満足=期待>実感
満足=期待<実感

「志民」
野心や夢で人を動かし、志で社会を動かす。
志を高くかざす。

「エリート」とは。。。
人の喜び、世の為、人の為に喜んでやる人

お役立ち感。

「ハート温暖化」

ありがとうが笑顔を生み出す。
笑顔があふれるまちづくり

「地元学」
(まちの)宝探しをするな。
あるものを探せ。あるものを宝にするのが楽しみだ。


志を高く持つことの大切さ
挑戦することの重要性を再確認。
まちづくり、心の栄養剤をもらいました。

和田さんの講演会に加え
室蘭市内のまちば、市役所の若手30名が集り、
夜更けまで親睦、交流が図れたのがとても良かった。  
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2010年02月01日

北海道の起死回生のヒントはスコットランドにあるか

30日のグリーンシード21の会員の講演で
私のミニ講演に引き続き、
北海道大学公共政策大学院の山崎幹根先生と
NHK札幌放送局記者の庄治清彦さんから
それぞれご専門の
「スコットランド分権改革10年の成果とこれから」
と題して、現地視察報告を伺いました。


スコットランドは、北海道と同規模のイギリスの州で
1院制の議員内閣制。
権限移譲が進んでいて、約90%がUK政府からの財政移転。
80年代頃の景気低迷から、産学官連携により
金融、ハイテク産業、生命科学産業、環境政策が盛んに行われ
かつ伝統を重んじつつも新たな街並みを形成。
デザインアートの分野も際立っている様子。
ものづくりを活かし、今では人工血管など
医療分野への産業も伸びているとか。

特に2020年まで温室効果ガスを42%削減(90年比)を打ち出し
スコットランドの50%を再生可能エネルギーにし、
革新的な波力や潮力発電技術には16億円の懸賞金を出すという。
世界各地から投資を引き付けている様子。

グラスゴーは製鐵と造船の街であったが
それら産業が勢いを失い、今では積極的な環境政策に
力点を置いている。

過去に、アメリカのピッツバーグ、スペインのビルバオについて
記述したことがありますが、グラスゴー共に
製鐵、造船の街で、産業の衰退した後
産学官民が連携を図り、(ハイテク)、環境産業に力点を置き
多くの雇用を生んでいる。

講演を聞きながら、室蘭に十分置き換えて考えることが出来ました。
成長戦略の糸口がなかなか見えてこない政府ですが
室蘭、北海道の起死回生のヒントは、スコットランドのような
日本よりも先に、構造不況を味わった国や地域にあるのかもしれません。
これからも引き続き世界の事例に関心を寄せながら
この地域の将来に希望を見出せるよう取り組んでいきたいです。

下川町議の谷さんのblogに詳しい説明が…  
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2010年01月25日

北野 大 氏の講演会

室蘭商工会議所らが主催の新春特別講演会
北野大 氏「みんなの環境問題 これからの行方」の
講演会を蓬莱殿に聞きに行きました。


北野大 氏は明治大理工学部(化学)の教授なんですね。
恥ずかしながら、今回初めて知りました。

前評判どおり、350名ほどの多くの市民の皆さんが
会場に足を運んでいました。

弟のビートたけしさんや
レギュラー出演をしている番組裏のエピソードが面白く
ついつい本題を忘れてしまうほど面白い内容でした。

冒頭に、世界の人口が、
19世紀初頭は10億人、
20世紀初頭は16億人、
21世紀初頭は60億人と
人口増加が資源の枯渇に導き、人類は成長の限界を遂げるという
成長の限界(ローマクラブ)の話があり、
私も博士論文で触れていたテーマですので共感しました。
20世紀はエネルギー資源を奪い合い戦争が起き
21世紀は水と食糧を奪い合う戦争が起こるという話もありました。

全体的に総論的な話だったので
楽しみながら聞きやすい講演でした。  
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2009年12月03日

LCAという考え方

2日、地球温暖化対策人材セミナーが蓬莱殿にて開催され出席。
(社)産業環境管理協会の壁谷武久氏による講演
「LCAコンサルティングトップセミナー〜LCAの発展可能性〜」
を聞いてきました。

環境問題を語る際に、最近耳にする
『LCA(ライフサイクルアセスメント)』とは
製品の環境負荷を評価する手法で
その製品の原材料の開発段階から廃棄後までの
温室効果ガス量を定量的に示すものです。

2時間の講演は有意義で
あっという間に時間が過ぎていきました。

環境問題について私が取り組んでいる
シップリサイクル、水(資源)問題、水素エネルギー…
について、更なる裏づけをいただいた気がします。
加えて言うと
博士論文で取り組んでいるシステムダイナミックスモデルの起源であるローマクラブによる「成長の限界」(1972年)の頃から国連において環境問題、持続可能な開発について取り組まれた歴史はとても興味を持ちました。

以下、講演メモ
・グローバルで何が起きているかという視点
・最終的に消費者が意識しないことには持続可能な生産・消費が回らない【市民サイドの重要性】
・鳩山首相が表明した25%が如何にハードルが高いものか。14%が専門家が考えるギリギリのラインだった。
・天然資源循環型の視点(鉄も2050年で現有埋蔵量を使い切る)
・(トップリーダーは環境マネージメントに対し)単にキレイだとかCSRだとかでなく、確たる理念、マインドを理解しているかが大切
・CO2の見える化は単に数字だけではなくプロセスの見える化も大切
・LCAはしっかり公表することが大切
・1人当たりの供給量で見た場合、中国、インドは日本以上に再生可能エネルギーを利用してる
・エコデザイン(定量的デザイン)の事例


最近、市内の行く先々で
「どこにでも居るね」
としばしば言われます。
暇人だと思われているのかなぁ〜
前向きに捉えて、明日からも頑張ります。


明日というか今日3日ですけど
私の博士論文の公開発表会を実施します。
【室蘭工大総合研究棟 Y103教室 10:25〜】
「システムダイナミックスモデルによる都市の水需給に関する研究」
佐藤学長も見に来るという前情報をキャッチ。
緊張してきました。  
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2009年11月20日

魅力ある商店街を目指して



19日、北海道経産局が主催する
魅力ある商店街を目指して
というフォーラムがサンルート室蘭で開催され行って来ました。
(丸井今井が撤退決定している室蘭と旭川で開催)

全国商店街支援センター取締役センター長の服部年明氏が
長野市の中心市街地の事例を発表。
先月と6年前に視察しているので
内容がよく分かりました。その中で、
「市や商工会議所が矢継ぎ早に事業を実施できるかが問われる」
というコメントが印象に残りました。
特に、中心市街地は土地や地域の価値を如何に高めるかだという
パネリストの松永氏のコメントも再確認しました。

商店街の再生は、木に例えると
ひとつの木から商店街という森づくりをしていくかです。


ボジョレーヌーヴォー2009が解禁されましたね。
妻と2人で1本あけました。
「○○年に1度の出来!」
と毎年話題になりますが、私にはよく分かりません。
いつも美味しく戴いています。  
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2009年11月03日

蘭越町で研修会(グリーンシード21)

31日、グリーンシード21の研修会が
蘭越町で開催、参加してきました。
豊浦を経由していくと1時間半ほどで着きました。
意外に近くて驚きましたし
蘭越の方は伊達や室蘭に買物に来るようです。


酪農学園松本先生

さて今回は
蘭越町職員の方から町財政、バランスシートの考え方
全道の首長、職員研修の講師をしている
酪農学園大松本教授からは、
近年の自治体職員研修の意識動向
起業家育成、地域医療、商店街活性化のヒント事例を
紹介してもらいました。
北海道石狩支庁職員(地域振興)の阿部さんからは
地方財政の現状と課題とし
H20年度決算が地方財政健全化の評価年であったことから
その全道市町村の動向や
民主党マニフェスト地方政策から見る
今後の動向予測について
それぞれ講演をいただきました。

最近研修が続いていて
少々消化不良気味で頭の整理がついていませんが
時流をしっかりと捉え、今まで以上に
地方自治体が前向きな政策論議を展開できるよう
体力をつけることが大切です。
全国の議会の見聞を広めていますが
財政という呪縛によって
「まちを良くする」というよりか「これ以上悪くしない」
という観点になりがちです。
なので、市民サイドから見た場合
物足りなさや市政に対し満足度が低いのかもしれません。
発展的な展望を見ることが難しくなっていますが
行政のチェック機能だけではなく
努めて前向きな政策提言(しかもパッケージで)を
していける議員になっていきたいです。  
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2009年10月29日

小樽の小川原格さん

雪虫の飛んでいる様子が
日に日に数多く確認できる室蘭です。

登別室蘭青年会議所のまちづくりオープン例会に
参加させていただきました。
今回の講師が小樽の小川原格さん。
観光カリスマでまちづくり活動家の中では有名人。
私も2年ほど前にお目にかかったこともあり
再会を楽しみに登別市民会館まで
講演を聞きに行きました。
内容は、後志の観光、そして小樽のまちづくりについて。

特に観光について
観光客の約4割はガイドブックではなく
インターネットで情報を入手
直前に行き先を決定する日帰り客が多い。
入込数ではなく満足度で観光を評価すべし。




5日に開催されるエコツアーで
札幌の旅行関係者を室蘭市内をご案内します。
やきとり談義もするので
室蘭に道内客を引き付けるヒントと得て
人脈ネットワークにつながればと思います。

秋の行楽シーズン。
特に、最近は夜景観光が売りの室蘭。
今一度室蘭の観光について知見者から
多くを学び、観光に生かせたらと思います。  
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2009年10月13日

北海道若手市議会議員の会研修会@函館

北海道若手市議会議員の会の研修会が
函館湯の川で開催されました。
今回から北斗市議の白石議員が仲間入りです。
北海道のネットワーク拡大です。

今回の研修会は
観光シンポジウム
「最も魅力的な街 函館の現状」
〜国内外から見た北海道の観光政策〜
と題し
和歌山大学の戸塚敦子特任教授と
函館市観光コンベンション部の池田課長の講演。


池田氏からは函館の観光の実態について触れられました。
入込み数が減少で現在約460万人。
観光地づくりでなく「観光でまちづくりを目指す」心意気。

ハワイ生活が長かった戸塚教授からは
ハワイ観光局のWEBサイトは
日本人向け、米国本土向け、欧州向けにそれぞれ作られている。
日本の観光はどこに向けて発信されているか。
アメリカのHospitalityは日本のおもてなしとは異なる。
日本人が発信する観光と外国人が日本に求める観光は違う。
と外国人から見た日本の観光について語られ
新たな切り口で今後、観光に取り組めそうです。



ところで
10日に八雲−落部間が高速道路が開通しました。
早速新しい高速道路を走りました。
途中八雲にパーキングエリアがあり立ち寄ると
子ども達が遊べる施設となっていて
私の様な小さな子どもを連れてドライブするお客さんには
とっても助かる施設です。
最近では、子どもに優しい施設にすることは必須ですね。


室蘭からだと1時間半で函館までの中間にあたるので
立地もバッチシです。
早速室蘭の人にもたくさん会いました。
皆さんも機会があれば、是非立ち寄ってみては如何でしょうか。  
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2009年10月02日

ニトリ経営学

1日、夕張のホテルにて
道南8市議会議員研修が開催され
約150名の議員と研修を受けてきました。


今回はニトリの似鳥昭雄社長の講演。
落ちこぼれから創業した会社も創業41年。
一大企業になったニトリは現在、
環境と言う社会貢献事業に力を入れてるということ。
室蘭でも港北町の植樹やビオトープイタンキでも
助成をいただいています。
ユーモアのある、力のこもった話は
栄養剤を得たような気持ちにしてくれました。

以下、講演メモ
・20〜50年かけてもやり遂げたいという思い。
・何でも大きな目標を。願うとそのようになる。
・誰よりも先にやる
・現状を否定する
・改革と改善


懇親会では
8市議会の議員との情報交換
特に苫小牧の議員さん達から可愛がられて
すっかり盛り上がってしまいました。  
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2009年08月29日

定住自立圏構想 講演会

みなさん、定住自立圏構想って聞いたことありますか。

おそらく、ほとんどの人が「NO」だと思います。

地方議員はじめ自治体関係者では
今年に入り、注目のキーワードです。
(私のblogでは時々出てきますが)

市民の皆さんの声を聞くと
「合併はするのしないの、いつするの」
という声が聞こえますが、全国で見た際、
平成の大合併が一定の終息を見た今
人口減、高齢者増で如何に魅力ある広域圏を作るか、
新たな広域行政の絵姿として
定住自立圏構想に活路を探し取り組んでいます。
室蘭市も同様です。


前置きはここまでにして
28日、定住自立圏構想の講演会があり
一橋大の辻琢也教授の講演を聴いてきました。
辻先生は定住自立圏構想策定のメンバーで
策定までの経緯や現況、今後のアドバイスを受けました。
私も講演会中、そして終了後に質問をしましたが
辻先生は函館出身とあって、親近感が持てました。

「民間の契約締結は3〜6ヶ月で決まるが、
行政は2〜3年以上かかる。
スピーディーで間違いのない意思決定が今求められている」
という言葉が印象に残りました。
新宮市長は出来るだけ早く中心市宣言をするとしています。
他市町に配慮しつつも、どのタイミングで宣言するか。
これからが勝負です。
余談ですが、辻先生の講演中
「近隣市町に配慮」という部分で
最前列で聞いていた伊達の菊谷市長が
小刻みに頷いていた様子を見逃しませんでした。



以下、講演メモ。

イギリスでは20年間、政権が変わるたびに
地方分権は翻弄されてきた模様。
変わるべきものは変わる、残すべきは残す。
日本の地方分権はこれからが正念場とされていた。
どのタイミングで消費税UPと公務員制度改革をするか。

今回の財源措置は、モデル事業をやって予算をつける
プラットフォーム型なので分かりにくいかもしれないが
速めにトライして欲しいとのこと。
併せて、総務省と各省庁の施策をどう合致させるか。
ただ必ずしも財政的メリットがあるわけではない。

定住自立圏に着手しているのは西高東低。
合併したところが手を挙げるケースが多い。

飯田市はかなり力が入っているが
民間セクター(医療、交通、観光)を上手く巻き込んでいる。
医療については、医療関係者との連携が大切。
飯田は室蘭よりスプロールしている。
中心市の市街地拡大は周辺市町村が嫌がる。
土地利用が課題。

広域連合は、行政の中の行政の関係。
定住自立圏は、民間も含めた地域振興策。

H21.3の西胆振ビジョンは定住自立圏ビジョンに近い形である。

今後、大学があるマチは、大学がキーになる。

地域のいいものではなく、全国の人が注目するようなものでないと
今のまちづくりは脱せない。広域で民間と行政が仕組んでいく。  
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2009年08月13日

第17回全国若手市議会議員の会総会・研修会2

続いて2日目の講演会では
日本オリンピック委員会(JOC)専務理事の市原則之氏の
スポーツ省(庁)の創設と五輪招致についてと題した講演。


2016年東京五輪招致に向けた内容やスポーツから学ぶ教育についての
話を伺うことが出来ました。

以下、講演メモ
・日本人は五輪のいい成績は個人種目が多い
 →団体種目が強くならないと子供の教育にはつながらない
・日本は世界一の長寿国
 →活力ある元気で長生きできる国を作ろう。スポーツで感動を
・1996年アトランタ五輪はメダル14個。2004年アテネ五輪はメダル37個。
 →人間力(精神力・体力)を鍛えた。若者が勝ち取った。
・2009年10月2日コペンハーゲンで107人のメンバーの投票で2016五輪開催地決定。
 財政補償が出来るかが一義的に判断材料。以下、候補地。
 →シカゴ(オバマ大統領の言動に注視)
 →マドリード(ヨーロッパ故にサマランチの動向による)
 →リオデジャネイロ(治安面で難、ただ初の南米開催か)
 →東京(国民の支持率が低い。皇太子が行くか否か)
・国家予算は文化は1000億円だがスポーツは130億円。
 →スポーツは企業に頼っている。
・スポーツの位置づけを強くしたい
・2009年 スポーツ基本法が制定?
・2010年 スポーツ庁(省)の創設
・スポーツから学ぶ3F
Fighting Spirits(挑戦する姿勢)
 Fare Play(フェアプレイ)
 Friendship(友情)  
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第17回全国若手市議会議員の会総会・研修会1



10、11日の2日間の日程で
第17回全国若手市議会議員の会総会・研修会が
名古屋国際ホテルにて開催され
延べ約100名の全国の若手市議の仲間と研修、交流を深めてきました。

10日の講演会では
PHP総研社長の江口克彦氏による
「地域主権型道州制 〜新しい「国のかたち」に変える」
自称、官僚に嫌われている5人のうちの1人というだけあり
志なき霞ヶ関官僚に対し厳しい論調で
中央集権の限界を迎えた今、地方主権型の国づくりをしようという内容。
PHP総研は過日の政党マニフェストの採点もしてましたね。
今回はその中の地方分権の話が詳しく語られました。

全体的な中身は
中央集権行政の弊害と疲労を分かりやすく解説
将来の日本の姿への提言が示されていて
北海道が進める道州制の課題や自治体運営の課題を
私なりに頭の中身を整理することが出来たような気がします。
北海道の道州制は官僚が考えているからダメだという感想。
→以下に書く高橋知事のダメな姿。
海外への積極的進出も視野に入れることについては
この前の「環境世界都市むろらん」につながる話と感じた。


以下、講演メモ
・地方とい言葉は死後に←東京の上から目線
・地方主権型道州制は都道府県合併ではなく地域主権型道州制だ
・自民のマニフェストは「道州制」としか書いていなくて曖昧
・民主のマニフェストは、基礎自治体から道州制を作る思想で難しい
・若い人は日本の国をどうするかを大風呂敷きで考えろ(cf坂本龍馬)
 →足元も見るけど坂の上の雲も見ろ
 →30年後の先を語る理想主義的現実主義者になれ
 →構想力のある政治家になれ
・高橋知事は国(官僚)に頭を這い蹲るように下げている首長
・官僚制の弊害は、全国一律、画一主義、地方蔑視、官尊民卑
・中央集権は政治行政の劣悪化と国民の依存心を高める(意欲喪失)
・加速する東京圏の人口流出が様々な問題を引き起こす
・地域おこしは全く無駄な努力。日本は危機感がない。
・地域主権型道州制は寺島実郎は理解してるが田原総一郎は分かってない
・今、何故道州制か
 →多様化社会だが単色政治行政(どこも同じ)、フルセット主義
 →昔の県の定義は、馬で1日の距離範囲だった。今は交通利便による経済圏拡大
・地域主権型道州制
 →家はその土地(地域)の大工(住民)に建てさせる

  
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2009年08月03日

「環境世界都市むろらん」を目指して

「地球にやさしい北国の低炭素社会の実現」と題した
フォーラムが市民会館でありました。


◇小林英嗣北海道大学大学院教授による基調講演。
今、世界で注目されている都市は
重厚長大産業都市(環境は製造業の蓄積が不可欠)。
1000万人を超えるような都市は注目されていない。
トータルエネルギーシステムを如何に創っていくか。
次世代型の都市の創造。
→室蘭は可能性はたくさんある。
→国際的な投資が集る室蘭づくり

◇田村亨室蘭工大教授、パネラーとして。
(小林先生の言うとおり)室蘭の可能性は五重○。
(外務省ではなく)地域地域がグローバルな壁を如何に乗り越えるか。
自分達で具体的なビジョンを。
とてつもないコーディネート機能とリーダーシップが必要。
今までの政治力学ではダメ、
ビジョンを発信する所にしかカネは付かない。


今日の講演を聴き、改めて
世界の都市計画に名を連ねるマチにしたい
「環境世界都市むろらん」
を創っていきたいと思いました。  
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