2022年1月8日(土) 晴れ 入山
駒ヶ岳SAの仮眠は思いの外寒かった。
小黒川スマートICを降りて道の駅「南アルプスむら長谷」にてMr.&Mrs.jrさんと合流。
最初の難関のダム越え。最後の4段ほどのところがタラップが氷に埋まり、手すりにすがりつく。
側壁ルンゼ、大きな穴も見えずよく凍ってます。
▶入山タイム=駐車スペース8:40〜14:10(5時間30分)
👆 いざ出陣
👆 アプローチ、ベルグラが張ってコワイ。
👆 側壁ルンゼ付近
👆 奥に側壁ルンゼの滝が、よく凍ってます。
9日(日) 晴れ 塩沢左俣
◆F1
手始めはSziさんがウォーミングアップのリード。
◆F2
「前に来た時は下部をリードしてるし、今回上部リードする?」と正宗より思わぬお言葉。
自分からは絶対言い出すことは無いのだが、私でも行けるだろうと判断してくれたのだろう。
やってみる気になる。
1ピッチ目(正)
心なしか前回の方がふくらんでいて登り易かった気がする。今回はバーチカルでした。
2ピッチ目(吉)
やはり手ごわかったです。ビレイ点からすぐに核心。
足元が欠けてバイルのピックのみでぶら下がり、足ブラになる一幕もありましたが、かろうじてリードできました。(おかげで2シーズンかけてコンプリートできました。)
降りてきた時、Sziさんが指差す方を見上げると、血のようなものが氷に垂れていました。(なんかわかりません?)
◆F3
Sziさんがリードしたがあっさりと途中で降りてきました。(きいろいせいえんがないせいでしょうか)
選手交代で正宗。
本日、Mr.&Mrs.jrさんチームは右俣へ。1日でF10まで行ったとのこと。スゴイ。
👆 F1
👆F2の全貌
👆F2の1ピッチ目、正宗。
👆F2
👆 F3
👆 F3
10日(月) 晴れ 右俣→下山
◆F1
氷が良くなくパスして、右側から巻く。
◆F2(正宗)
2段の滝、基部に立つと2段目は見えません。
右岸の凹角状を登って、左に移り、緩斜面に立ってからバーチカル部分を登る。
昨日のF3のバーチカル部よりも短いのでラクだった。
◆F3(正宗)
左側は表面を水が流れている。
正面より右寄り、連続するマッシュルームを登って、洞穴、そして右のシャンデリアの傘の上に上がる。
核心を越えた正宗が例の雄叫び。こちらも思わずブラボー!と口をつきました。
F2まで基部まで降りてくるとjrさんが遅いので様子を見に来てくれました。(12時BCの予定でした。)
「もう一泊ですか?!」と言われてしまった。ワリイ!ワリイ!
👆F2
👆F2
👆 F2、2段目にかかる正宗。
👆 F3
👆F3,核心を越えて。
👆 F3
下山
ダムの下降、上部はシュリンゲをセットしてもらったので助かった。
かろうじてヘッドを出さずに駐車スペースに戻ることが出来ました。
▶下山タイム=二俣BC13:00〜17:10(4時間10分)
👆 最後の核心、ダムの下り。
チョンボ1
左俣でSziさんのお気に入りのグリベルのアイススクリューを落としたが水の中から見つけてもらった。
チョンボ2
右俣で懸垂しようとしたらルベルソがなかった。これは見つかりませんでした。
チョンボ3
下山、側壁ルンゼで休んだ時、連れがノミックがザックのサイドに1本無いことに気づいてくれた。探しに戻り10分と行かないうちに同じく下山してきた知り合いのパーティが拾って降りてくれていた。大感謝‼です。時間ロスさせみなさんに迷惑かけました。
あ〜あ!これも初詣で引いたおみくじのせいだ!やっぱり大凶だ!
ともあれ、今シーズンも、正宗のアイス熱は氷を溶かすほどアツイし!
雪の中で盛大な焚火(わたしのいちばんのたのしみ)も出来たし、滝もしっかり凍っていたし、5時間歩いた値打ちがありました。(吉)