HK1k-6
筆者が所有{した|している}無線機器に関して振り返る記事。
第3弾は20年前に50MHzの500W免許を得るために導入した 東京ハイパワー HL1K/6 に関して。

本機は「/6」のプリフィックスがあるように、6mバンド(50MHz帯)用である。
最近のリニアアンプは親機が50MHzまで含むのが当たり前となった関係で1.9〜54MHzという商品が多い。

30年前でも HF+50MHz の無線機は存在したが、実際はHF + トランスバータの構成で電力増幅部や受信機の初段は2つ搭載していた。
もちろん機器構成が複雑になる分、値段に反映された。

但し、高級機ではHFのみで入門機・初級機で+50MHzが搭載されていた。
(本格的にHFフルバンドを実装したのは、iCOM IC-726 Kenwood TS-680 といったところが祖先か?)

HF帯と違ってアンテナが小さくなるので、比較的利得の高いアンテナを
設置する事が可能であるので、出力が絶対とは限らない。
また電離層のコンディションに依存するところも大きい。

むしろ電波が飛んでも聞こえなければ意味が無いので、絶対的なパワーの
優先度は低いのがHF帯とは異なるところだ。

50MHz帯に今でもこだわりをもたれている方は無線歴40年以上の方だろうか?
当時、「学生バンド」と呼ばれて中高生が RJX-601 TR-1200 AM-3D といった AM ハンディ機で
夜な夜なラウンドQSOが繰り広げられたものだ。

匿名のインターネットとは違い、免許を受けている実名という点での安全性は高かった。
昔から女性ハムは少なかったが、無線機を通しての音声は誰でも「美人」に思えたものだ。
実際に会うのは・・・・・と、いうのも多々あった。

意外性という点では、声を聞くと、いわゆる「アニメ声」で小さい可愛い感じの
女の子を想像していたのだが、実際に会ってみると、すらっと背が高くて違和感を
感じた事もあった。

現在ではノスタルジアの世界である。