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創立120周年という節目にあたり、このたび記念行事として「川崎重工創立120周年記念展 −世界最速にかけた誇り高き情熱−」を開催することといたしました。

 本記念展では、当社岐阜工場(岐阜県各務原市)で修復、復元作業を終えたばかりの、三式戦闘機「飛燕」の実機展示を中心に、その修復プロジェクトとエンジンの過給機の技術の歴史と進化を紹介します。


 第二次世界大戦中に当社が開発・製造した「飛燕」は、国内に現存する唯一の機体が、昨年夏まで 29年間、知覧特攻平和会館(鹿児島県南九州市)に展示されていました。この「飛燕」は、経済産業省が認定する「近代化産業遺産群」の一つとして認定され た航空遺産でもあります。当社は、「飛燕」を所有する一般財団法人日本航空協会の依頼を受け、その正しい姿が永く後世に伝わるよう、同機の生まれ故郷であ る、当社岐阜工場において、同協会の監修の下、破損部位の修復、欠損部品の復元などを行ってまいりました。

https://www.khi.co.jp/120th-Hien/index.html


数年前に知覧特攻平和会館を訪問した際に実機を拝見している。
どのように修復されているか楽しみだ。