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クルマを12ヶ月点検に出してきた。
今回の代車は BMW 218i アクティブツアラー であった。 BMW の FF車は初めて乗る。
218 となっているが、1.8リッターではなく、1.5リッター 3気筒ダウンサイジング・ターボである。

燃費ファーストの流れでどのモデルもエンジンが小さく、かつシリンダー数が減っている。
BMW も例外ではなく、従来であれば1.8リッター  4気筒であったのが、このようになっている。
同じ218 でも218d ディーゼルであれば、2リッター 4 気筒 ダウンサイジング・ターボのデチューン版となる。 320d や 523d であれば 194ps の最高出力に対して150psとなる。
だから同じ排気量なのに、 220d ではなく 218d なのだ。

さて、実際に乗った感じでは、やはり出足でディーゼルや電動モーターアシストがあるハイブリッド車に比べてもたつく感じがする。
ガソリンエンジン車は 7速DCT と普通のオートマチックに比べて伝道形式に有利な構造を持つにも関わらずだ。
DCTは最新のものだけあって、非常に良く出来ていて、10年くらい前のだと、アイドリング時の振動や、アクセルをベタ踏みした時のギクシャクは無い。
ただ、その分ダイレクト感に乏しい。
この辺りはトレードオフだがCVTより遥かに自然だ。

エンジンのレブリミットは 7000rpmになっているとは言うものの、最高出力は4500rpmなので回す意味合いは少なく、エンブレで下のギアを選択した際にオーバーレブになりにくいという利点ぐらいだろう。
 
もう1点気になったのは、ブレーキの踏み代の浅さだ。
ちょっと踏んだだけで過度に掛かってしまい、微妙なコントロールがしづらい。
ドライブポジションは座席が高い位置になるのと、ランフラットタイヤの割に当たりが柔らかい。
若干、不安になるのだが、コーナーの限界はそれほど低くなく「固めて踏ん張る」のではなく、「しなやかにいなす」というものだろう。
 
そういった点でも「古き良きドイツ車」ではなく、「最近の日本車」のようだ。
このクルマが意図するのは日本車からの乗り換えであるから、この乗り味が支持されるだろう。
 
ただ、それであれば、あえてBMWを選択する意味合いは少ない。
車両価格にオプションを付加すると500万円を上回る。 BMW のバッチがあるにしても「3気筒 1.5リッター」に、これはちょっと高すぎやしないか?
 
もちろん日本車も高くなっている。 軽自動車でも200万円の時代。
安全装備の電子デバイスが価格を押上げているのだろうが、本当の意味で役に立つなら良いが、まだまだ発展途上で、その負担をユーザに押し付けられているようで、なんだかだと思う。