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【キャニオニング用ディッセンダーとなってるが沢でも十分使えるので今回kakaの分と2つ導入した】






我が家でクライミングの時にビレイデバイスとして又ディッセンダー(下降機)として使用してるルベルソ(左)とエイト環(右)

主にルベルソ系はクライミングで使用しエイト環は沢登りやロープを使うバリエーションルートで使用してる。
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沢で懸垂下降する時の一般的なロープの通し方(解り易くする為にシングルにしてある)
沢でルベルソやATCガイド等のビレイデバイスを使い懸垂下降するとロープの滑りも悪く扱い難いので我々は沢ではエイト環にしてるものの.....................
それでもバチバチに落ちてる滝にもまれながら懸垂下降しないといけないような時にロックしてしまい身動きが取れなくなり懸垂下降途中で溺れてしまう事も有り得る(*_*)
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それは..........
一例だが!
ロッククライミングで終了点から懸垂下降する時とは、やや周囲の状況が変わる時が沢の場合にはよくある。
滝を懸垂下降するような場合、極力落ちてくる強力な沢水を直接浴びないようなルート取りはするんだけど、それでも乾燥した岩場と違い足場もヌルヌル滑るし思うようにラインをコントロール出来ずにバシャバシャと落ちてくる強烈な沢水の洗礼を受けながら懸垂しないといけない場合は多々ある。
そういう時にスムーズに下りれない場合があり、そんな時にロープとエイト環との間に隙間が出来てしまう事がある。
こんな風にね!
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この時に沢水の抵抗やなんかで.....................
こんな風にロープが動いてしまい(-_-)
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エイト環の大きい方のループでロープが勝手にガースヒッチを作ってしまい完全にロックしてしまう事がエイト環では有り得る。
まあ滅多に無い事だけど、無くは無いしもしなったら全体重が掛かった垂直な滝の途中で且つ頭上からは強烈な沢水の洗礼があればそう簡単にはこのロックを解除する事は出来ないだろう。
そんな事あるか!?
って思うかもしれないが..........
水中でなくても強烈な水を大量に浴びてる時は呼吸って凄くやり難いんだよね(*_*)
なので、そうならないような使い方が出来るのが特徴のピラナを今回導入したって訳だ!
お友達のパタゴニアのIさんも良い!
って言ってたし(^_^)v
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このピラナ!
絶対では無いんだけどペツルが推奨するカラビナが数種類に限定されてる!
その推奨されてるカラビナは『ベルディゴ』・『アタッシュ』・『ウィリアムス』この3点。
ベルディゴは持っていないが、アタッシュもウィリアムスも持ってる(^_-)
一応、どっちの方が相性として良いのか代理店のアルテリアに確認したところ、現行のウィリアムスは肉抜きされて断面がO型からH型に変わってるようだ。
でも僕のウィリアムスは前のモデルで肉抜きされていないO型の方でアタッシュは肉抜きされたH型だったので、どちらかと言うとガッチリ固定されやすいのは肉抜きされていないウィリアムスの方だ!
って事だったので早速ウィリアムスをセットしてみる事にした(^_-)
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写真では解り難いがカラビナを通すホールに硬質プラスティックのような素材が挟んでありガチッとカラビナが固定されるようになってる。
この事でグラつきやがたつきが無くなり扱い易くなる訳だ(^_-)
特徴としてはハーネスに取付けたままでロープをセット出来るのでカラビナのゲート部分に余計な負荷が掛かる事や誤って落としてしまう事を防止出来る!
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エイト環でいう『チョイ掛け』と同じような感じかなぁ~
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制動力が3段階に調整出来るようになってるのも有難い!
これはノーマルの制動力が一番小さいバージョン(^_-)
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中間の制動力バージョン
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強力な制動力のバージョン
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懸垂途中に簡易的に止まる方法!
この場合は右手を離してはいけない。
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これも一つの簡易ロック方法!
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ミュールノットで止めれば両手を離す事が可能!
写真はシングルミュールだが実践ではシングルのままカラビナを使いメインロープに掛けておくかダブルミュールにする方が好ましい(^_^)/
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カラビナ部分でシングルのミュールノットを作り末端のループをカラビナに掛けても完全にロックされるが荷重した後外し難いという難点がある。
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一般的に沢での懸垂下降はロープを中間から折り返して二重で使うのでこの形が普通かなぁ~
ロープが2本って事で制動力は1本より強いので、このバージョンで問題無いと思う!
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二重でもより制動を掛けたければ.....................
これも出来るし!
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これも出来る(^_-)
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簡易ロックは同じ!
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ミュールノットも同じ(^_^)
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ってな事で!
エイト環は積雪期バリエーション等で使い、ピラナを沢登りやキャニオニングで使う事にしよう!



ペツル(PETZL) ピラナ D05
PETZL(ペツル)

まだフィールド使用してはいないが、ロープを通してあれやこれややってみた感じでは濡れたロープでも扱い易そうな印象を受けた(^_^)