2013年07月16日
2013年07月16日
ハイブリッドカーの実用燃費はカタログ値とこんなに違う! 〜その1〜 (3274投稿)
以前、韓国の現代自動車がアメリカでの新車販売時のカタログデータとしての燃費を水増ししていた問題のニュースがありました。大きな社会問題にまで発展しブランドイメージへのマイナス影響もあったようです。
ワタクシのこのブログでも書いていました。
現代自動車の燃費数値水増し問題の対応を見る! (3075投稿)
そんな自動車の燃費ですが、
公然と知られているのがカタログデータとしての燃費(10.15モード燃費、JC08モード燃費共に)が実用燃費との間に歴然とした差があるということ。
もちろん燃費テストと、一般の市販の車が使用される環境で異なる部分が大きく、ドライバーの運転の癖によっても大きく数値が左右されるので止むを得ないところはあるのでしょう。
しかし、好燃費を謳う最近のハイブリッド車ではこの乖離が一層大きい。
トヨタの誇る小型のハイブリッドカー「アクア」でカタログ値の35.4KM/Lにどれほど近づけられるでしょうか?
現在のJC08モードを採用したカタログ燃費値(10.15モード燃費よりもJC08モード燃費はより一般使用条件に近く表示値は従前の10.15モード値よりも悪化している)と実用燃費との違いは1〜2割程度と言われてきました。
それがある雑誌のテストではこんな興味深い数値が出ていました。
*カタログ値はJC08モード燃費
*いずれも現行の新型モデル
==============================
「アコードハイブリッドLX」
カタログ値 30.0KM/L → 実測値 19.2KM/L (達成率64%)
「レクサスIS300h Fスポーツ」
カタログ値 23.2KM/L → 実測値 14.8KM/L (達成率63.8%)
「クラウンハイブリッド アスリートS」
カタログ値 23.2KM/L → 実測値 17.3KM/L (達成率74.6%)
「フーガハイブリッド」
カタログ値 16.6KM/L → 実測値 13.6KM/L (達成率81.9%)
==============================
カタログ値からは実測燃費は2〜4割程度も減少!しています。
ちなみに個人的な話をすると
マイカーのトヨタ「プリウスα」では
26.2KM/Lのカタログ値ですが、ワタクシのおとなしめの常用の運転で19〜21LM/L。(達成率72.5〜80.2%)
同じくレクサス「RX450h」では、
17.4KM/Lのカタログ値ですが同様に10〜11KM/L。(達成率57.5〜63.2%)
ネットの情報を見ているとこれらでもかなり良い日常燃費の部類だと思いますから、多くの方はもっと達成率が悪化しているでしょう。
以前使っていた
「30系プリウス」で30.4〜32.6KM/Lのカタログ燃費を実際に出しているドライバーは皆無でしょう。おおよそ良くて23〜24KM/Lではないでしょうか?その場合の達成率は7割程度。
「レクサスLS600h」でもカタログ値は11.6KM/Lですが、実際には十分に気を遣った運転で7〜8KM/Lがせいぜい良いところではないでしょうか?達成率は6割程度。
これくらいの乖離を考慮して車選びをしたいものですね。
特に燃費のような”形のないもの”はカタログを見ても参考程度にしかならないので、ネットの情報や、実際にその車を使っていた人の話を聞くなど、情報収集に工夫をしなければ、購入後に「そんなはずじゃ・・・」となってしまいますので注意が必要です。
また、一般的に中古車となり、使用していくたびに経年劣化もあり、当初の性能は維持されなくなっていきますから、やはり中古車選びもあくまでも新車のカタログ情報はボディサイズやカタチは別として、エンジンや燃費性能は参考レベルと考えておいた方が良いと思います。もちろんエンジンのメンテナンスをすることで十分に改善される部分はありますが、オーバーホールでもしない限りは完全な新車性能の回復自体は不可能でしょう。
無論、そういったことがあるからこそ中古車の価格メリットは出るのでしょうが…。
しかし逆を返すと、いろいろとメンテナンスをして車の状態が良くしていけるのが中古車のオーナーの喜びでもあるわけです。これは絶対に新車オーナーでは味わえません。
新車の場合は購入時にほぼ最高水準の性能ですから、それをいかに劣化を抑えて維持していくかが課題とも言えます。メンテナンスに関して言えば「攻めの中古車」に対して「守りの新車」とでもいえばわかりやすいでしょうか?
ワタクシ自身はどちらかと言えば「攻めの中古車」に車好きの心が熱くさせられるタイプです…。。。。(笑)
さてあなたは、攻めますか?
それとも、守りますか?
(笑)
そんなカーライフも良いのではないでしょうか?!
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ワタクシのこのブログでも書いていました。
現代自動車の燃費数値水増し問題の対応を見る! (3075投稿)
そんな自動車の燃費ですが、
公然と知られているのがカタログデータとしての燃費(10.15モード燃費、JC08モード燃費共に)が実用燃費との間に歴然とした差があるということ。
もちろん燃費テストと、一般の市販の車が使用される環境で異なる部分が大きく、ドライバーの運転の癖によっても大きく数値が左右されるので止むを得ないところはあるのでしょう。
しかし、好燃費を謳う最近のハイブリッド車ではこの乖離が一層大きい。
トヨタの誇る小型のハイブリッドカー「アクア」でカタログ値の35.4KM/Lにどれほど近づけられるでしょうか?
現在のJC08モードを採用したカタログ燃費値(10.15モード燃費よりもJC08モード燃費はより一般使用条件に近く表示値は従前の10.15モード値よりも悪化している)と実用燃費との違いは1〜2割程度と言われてきました。
それがある雑誌のテストではこんな興味深い数値が出ていました。
*カタログ値はJC08モード燃費
*いずれも現行の新型モデル
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「アコードハイブリッドLX」
カタログ値 30.0KM/L → 実測値 19.2KM/L (達成率64%)
「レクサスIS300h Fスポーツ」
カタログ値 23.2KM/L → 実測値 14.8KM/L (達成率63.8%)
「クラウンハイブリッド アスリートS」
カタログ値 23.2KM/L → 実測値 17.3KM/L (達成率74.6%)
「フーガハイブリッド」
カタログ値 16.6KM/L → 実測値 13.6KM/L (達成率81.9%)
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カタログ値からは実測燃費は2〜4割程度も減少!しています。
ちなみに個人的な話をすると
マイカーのトヨタ「プリウスα」では
26.2KM/Lのカタログ値ですが、ワタクシのおとなしめの常用の運転で19〜21LM/L。(達成率72.5〜80.2%)
同じくレクサス「RX450h」では、
17.4KM/Lのカタログ値ですが同様に10〜11KM/L。(達成率57.5〜63.2%)
ネットの情報を見ているとこれらでもかなり良い日常燃費の部類だと思いますから、多くの方はもっと達成率が悪化しているでしょう。
以前使っていた
「30系プリウス」で30.4〜32.6KM/Lのカタログ燃費を実際に出しているドライバーは皆無でしょう。おおよそ良くて23〜24KM/Lではないでしょうか?その場合の達成率は7割程度。
「レクサスLS600h」でもカタログ値は11.6KM/Lですが、実際には十分に気を遣った運転で7〜8KM/Lがせいぜい良いところではないでしょうか?達成率は6割程度。
これくらいの乖離を考慮して車選びをしたいものですね。
特に燃費のような”形のないもの”はカタログを見ても参考程度にしかならないので、ネットの情報や、実際にその車を使っていた人の話を聞くなど、情報収集に工夫をしなければ、購入後に「そんなはずじゃ・・・」となってしまいますので注意が必要です。
また、一般的に中古車となり、使用していくたびに経年劣化もあり、当初の性能は維持されなくなっていきますから、やはり中古車選びもあくまでも新車のカタログ情報はボディサイズやカタチは別として、エンジンや燃費性能は参考レベルと考えておいた方が良いと思います。もちろんエンジンのメンテナンスをすることで十分に改善される部分はありますが、オーバーホールでもしない限りは完全な新車性能の回復自体は不可能でしょう。
無論、そういったことがあるからこそ中古車の価格メリットは出るのでしょうが…。
しかし逆を返すと、いろいろとメンテナンスをして車の状態が良くしていけるのが中古車のオーナーの喜びでもあるわけです。これは絶対に新車オーナーでは味わえません。
新車の場合は購入時にほぼ最高水準の性能ですから、それをいかに劣化を抑えて維持していくかが課題とも言えます。メンテナンスに関して言えば「攻めの中古車」に対して「守りの新車」とでもいえばわかりやすいでしょうか?
ワタクシ自身はどちらかと言えば「攻めの中古車」に車好きの心が熱くさせられるタイプです…。。。。(笑)
さてあなたは、攻めますか?
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