2018年03月02日

生活感あふれる、ほのぼのアットホームな冒険ファンタジー小説!

管理人が学生時代、少ないおこづかいでコツコツ買い集め、
夢中になって読んでいたシリーズのひとつがコレです。
    ↓

 
「クエスト」の付いたタイトルからも分かる通り、内容は剣と魔法の世界で繰り広げられるRPG的な冒険ファンタジーです。
 
文章はどちらかと言えばラノベ寄りで、難しい専門知識が必要なこともなく、とても読みやすいシリーズです。
 
そしてこのシリーズの特徴と言えば「ほのぼの」「アットホーム」「日常感」。
 
主人公のパーティーは魔王を倒そうだとか伝説の武器防具を探しに行こうだとか、そういう大がかりなクエストに挑もうとしているわけではありません。
 
“ちょっとしたおつかい”的な小規模クエストに、レベルが低いがゆえに少ない所持金をやりくりし、防具も工夫で補ったりしながら一生懸命挑むのです。
 
(何せ、パーティー唯一の戦士(ファイター)の防具が、手作りの“竹アーマー”なのですから…。)
 
ところが、そんな低いレベルの冒険者ビギナーばかりのパーティーなのに、なぜか毎度、思いがけず大きな陰謀に巻き込まれてしまうのが、このシリーズなのです。
  
そしてこのシリーズには、他のファンタジー作品にはなかなか無い独特な雰囲気と個性があります。
 
まず主人公のパーティーが、ファイター(戦士)と盗賊、魔法使い、詩人(←でも実際は詩ではなく自分たちのパーティーの冒険記を書いている)、農夫(薬剤師)、運搬/運送と、他のファンタジー作品ではあまり見ないくらいにバラエティー豊かです。
 
しかも魔法使いがまだ言葉も片言な赤ちゃんエルフだったり、攻撃力の要であるファイターがとんでもない不幸体質で、呪われたり誤認逮捕されたりで、いつもパーティーの大事な時に役に立たなかったりと、パーティーとしての実力は実に弱そうなのです。
 
でも、そんな弱小パーティーが、普通なら遭遇しないような陰謀や大変なクエストを、知恵と工夫と幸運と仲間の絆で乗り越えて(そして少しずつレベルアップしたり、防具が良いものになっていったり、スキルが増えたりして)いくのが、良いのです。
 
そして管理人的に何より推しなのは、作品全体からにじみ出る日常感と、ほっこりした雰囲気です。
 
このシリーズ、何と言うか作品全体に(良い意味で)生活感が漂っているのです。
 
小説の中にしかいない動物の肉でできた料理のレシピがイラスト入りで詳しく載っていたり(しかもそれが実に美味しそうで、実際には食べられないのに食べたくなってしまうのです。)、冒険だけではやっていけなくて各々がバイトをしたり別のことでお金を稼いでいたり、節約してお金を貯めて、貯まったお金で何を買おうか悩んだり、冒険者カードの更新手続きのために都市へ行くなんていうエピソードもあります。
 
そういう細々とした描写がリアリティー……しかも何と言うか主婦感覚的な(?)リアリティーとなって、読み手を物語により没入させるのです。
 
それと、シリーズ1作目で登場するホワイト・ドラゴンの子どもの見た目がとても小型犬っぽいのですが、そのホワイト・ドラゴンのシロちゃんとエルフの幼女ルーミィがいつも一緒にいる様子が、とてつもなく可愛らしくて癒やし系です。
 
ほのぼの癒やし系なファンタジーが好きで、でもしっかり冒険も読みたい方は、ぜひ読んでみてください。
 
(苦手な方がいるかも知れないので注意として書いておきますが、このシリーズはヒロイン・パステルの一人称で進んでいきます。でも少女向けというわけではなく(レーベルも、最初に出たのが角川スニーカー文庫さんですし。)男性でも読めるのではないかと(個人的には)思います。)



 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


(シリーズは既に結構な冊数が出ています。第1部は角川スニーカー文庫さんから全8巻(と外伝がいくつか)。
 その後に電撃文庫さんに移っています。そちらの刊行情報はこちらにまとめてあります。)
 

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