おとぎ話・童話・民話

2019年07月28日

おとぎ話民話昔話の類が好きで、さらに好きなら、こんな本はいかがでしょうか。
   ↓
この本は外国の民話の中から猫に関するものを集めてまとめた本です。
 
ヨーロッパで猫と言うと、魔女の使い魔とされて嫌われていただとか、キリスト教では好色・怠惰の象徴とされているといったマイナスのイメージが多かったのですが、この本を読んでみると「意外とポジティブなイメージもあったんだなぁ」ということが分かります。
 
(もちろんマイナスなイメージそのままの昔話もあるのですが…。)
 
あくまでも“民話”を集めたものですので、中には「オチは?」「それで終わり?」と言いたくなるような話もあります。
 
(たった2行のお話もあったりしますし…。)
 
ただ、民話だけあって、読んでいると当時のヨーロッパの生活風景が見えてくるようですし、当時の人々が猫をどんな風に見ていたのかも分かるような気がします。
 
また、民話だけでなく、合間合間にはさまれたコラムで、ヨーロッパ、アイヌ、韓国、日本等、様々な地域の猫の話についての考察もまとめられています(もっとも韓国は猫というより「虎」の話になっていますが)
 
(その他、アイルランドの僧が書いた写本の余白に書かれた猫の詩「白猫パンガー」に関する話や、マザー・グースに登場する猫の話などもコラムに載っています。)
 
個人的には猫の由来を語るアルメニアの民話が何となく好きです。
 
ライオンの鼻の穴からネコがスポーンと飛び出す様子を想像するとほのぼのと笑えてきますし、魔女狩りの時代には悪者扱いされていた猫が“祝福されたもの”として扱われているのも癒されます。
 
民話集ですので、現代のエンタメ小説のように「ストーリーを楽しむ」ものではなく、どちらかというと「雑学を深める」という感じの本になりますが、1話1話が短いので、スキマ時間暇つぶしなどで読んでいくのに良い本かと思います。
 
猫がお好きなら、たまにはこんな本で猫雑学を深めてみてはいかがでしょうか。

続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
mtsugomori at 10:02
記事検索
プロフィール

mtsugomori

管理人サイト紹介
オリジナル・ファンタジー小説サイト「言ノ葉ノ森」
banner
カテゴリー
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

  • ライブドアブログ