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エヴェルトン選手 FCポルトから移籍加入内定のお知らせ
   FWの杉本健勇、CBの鈴木大輔、サイドハーフの汰木康也、そしてサイドバックの山中亮輔と効果的な補強を進めている今オフの浦和。しかし選手補強はこれに留まらず、1/12に既報通り中盤のプレイヤーであるエヴェルトンの期限付きでの加入が発表されました。
  今回はあまり情報が多くない為、ネットや有識者から得た情報を簡略的にまとめ、記事に仕上げてみました。果たしてエヴェルトンとはどんな選手なのでしょうか。では早速。

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  ブラジル出身のエヴェルトンは、フルミネンセでキャリアをスタートさせると、ブラジルの6クラブへの移籍を経て2014年にポルトガルのポルティモネンセへ完全移籍。ここで目覚ましい活躍を見せたエヴェルトンは、背番号10を身にまとい2017年には1部昇格に大きく貢献。
  1部に昇格した17-18シーズンは中島翔哉やファブリシオらと共にポルティモネンセの攻撃を司り、昇格1年目の10位進出に貢献。
  するとこの年のオフに、ポルトガル最大のビッグクラブであるFCポルトに完全移籍。大きな期待を寄せられましたが、合流早々にセルジオ・コンセイソン監督の構想から外れてしまい、開幕直後に期限付きでポルティモネンセに復帰。中島が背番号10を引き継いでしまったのて背番号を16に変更しシーズンに臨みましたが、ポルティモネンセとの契約を半年程残した1月に入り、浦和への期限付き移籍が発表されました。

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  2018シーズン終盤の浦和は、中盤を逆三角形に配置して 柏木陽介、長澤和輝、青木拓矢の3枚がほぼ固定で起用されており、特に柏木と青木は替えの効かない重要な選手として重宝され、逆に彼らが不在の際はチーム全体のクオリティが著しく低下する状況でした。
  そんな代役補強が急務なポジションの内、柏木の代役と目される補強となったのが、このエヴェルトンの獲得でした。エヴェルトンは2ボランチの一角や、インサイドハーフでのプレーを得意としており、得点力はあまりないながら足元の技術を生かし、ゲームメイクや中盤の潤滑剤的な役割を担える選手とされています。アンカーのような守備に特化したポジションをこなすのは難しいようですが、守備をサボらずこなせる選手とされている事からも、オリヴェイラ監督がIHに課すタスクは問題なくクリア出来る選手と考えて良いかと思います。
  先ほど代役と記述しましたが、ポルティモネンセでは10番を背負いキャプテンマークをつけてプレーしていた事からも、ポルトガルという世界的に見れば高いレベルのリーグに属するクラブでも、中心的存在として重用されていた事からも、柏木や長澤の代役どころか彼らからポジションを奪えるだけの、高いポテンシャルを持っていると言える選手だと思います。
  また今季はACLとリーグを並行して戦わなければならず、エヴェルトンがフィットし柴戸海がさらに成長を遂げれば、3バックでも4バックでも採用されると思われるIHのポジションは、かなり盤石なものになると言って良いでしょう。

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  ポルティモネンセに所属していた選手の加入という事は、エヴェルトンもまた例に漏れず元浦和10番のロブソン・ポンテ氏が仲介役を担った補強となります。一部では「外国人獲得のコネがポンテしかないのはどうなのか」と苦言を呈する声も上がっていますが、3年前までは外国籍選手を国外から獲得するルートが全くと言っていいほどなかった事や、マウリシオとファブリシオが浦和で重要なプレイヤーと位置付けされている事からも、選手の質が保証される補強ルートを確保出来ている事は、浦和にとって大きなアドバンテージであると断言して良いでしょう。
  積極的な補強でチーム力強化を見せている今季の浦和ですが、まだサイドの選手やアンカー(青木)の代役など補強ポイントが残っています。果たしてこのポジションにさらなる選手補強はあるのでしょうか。間もなく2019シーズンの始動を迎える状況ですが、個人的にはこれで補強打ち止めとは思えず、最後のワンピースが浦和にやって来る事に密かな期待を抱いている所です。