「良心的兵役拒否」のドイツ青年を送る会
徴兵制度が在りながら「良心的兵役拒否」※の制度を利用して13箇月間の社会福祉活動従事を選択の上、『日独平和フォーラム北海道』(以下、日独F北)の招きに応じて来道、麦の子会を含む各社会福祉施設で奉仕を行ってきた、「ドイツ連邦共和国」からの4青年の奉仕活動終了・帰国(7月末予定)にちなんだ「さよならパーティー」が7月16日夕方、『北海道クリスチャン・センター』(札幌市北区)内の食堂で行われた。都合に因り欠席した1人を除くドイツ3青年を始め20余人が参加。2005年(平成17)から毎年、ドイツからの1青年を受け入れ奉仕活動を行わせている麦の子会からは、フリースクールに通う子供とその母親・計11人が参加した(総合施設長以下・管理職以上の職員は、日程が会議と重なり参加出来なかった)。
日独F北代表の挨拶・乾杯・会食と続いた後、参加者中の主な顔ぶれの紹介に続いて3青年が一人ずつ、挨拶に立った。3青年の一人で、麦の子会のフリースクールで奉仕活動に勤しんで来たフィリップ・ジェンセン氏は「遠足やスキーで喜んだ、其の時間は一度も忘れません」「帰国したら心理学を学びます。ドイツで社会福祉の仕事を行うには登録の条件が厳しい」旨を述べた。
日独F北の一要員に拠るフルート独奏が有り、その後、フィリップ氏はお開きまでの間、奉仕活動の間に習得した日本語を駆使しつつ、麦の子会の母親達と懇談した。
尚、麦の子会では今秋も、ドイツからの青年1人を新たに迎え、奉仕活動に勤しませる。
※ 「良心的兵役拒否」とは、当人の良心に基づき戦争に参加する事や義務兵役される事を望まない事。ドイツでは憲法に基づく徴兵制度に拠り満18歳以上の男性国民に兵役を義務付けているが、併せて、「良心」を理由に13箇月間、社会福祉活動への従事を以て兵役に代える事が保障されている。2003年(平成13)以降、ドイツにおける「良心…」者の数は兵役に就く者の数を上回り、彼等「良心…」者達は、同国の社会福祉事業に在ってその存亡を左右するだけの「戦力」と成っていると云う。
▲この記事は、『フリー百科事典・ウイキペディア』中の
「ドイツ連邦軍」及び「良心的兵役拒否」を参照且つ一部引用しております。

料理を皿に摂った直後のドイツ3青年。 夕餉を共にしつつ談笑する3青年。 

フルート独奏によるバッハの『アリア』に聴き入る
3青年。 一方、子供には退屈なひと時の様で…。
(2曲演奏されたが、もう1曲の
神妙な表情で挨拶するフィリップ氏。 題名は忘れた:編集担当)
