もんぺについて簡単に説明します。こんな感じの(参考記事1、参考画像2、参考画像3、他にもあるんですが1942-43年あたりを探して…)ものです。もんぺやそれに類するものは当初防空演習などの際に用いられていましたが、1942(S17)年に制定された婦人標準服の中の活動衣(または、防空服)として推奨されました。婦人標準服はほとんど用いられなかったのですが、もんぺの方は空襲の激化した戦争末から終戦直後にかけて、老若男女(男性は違うけど)誰もが着る衣類となりました…と理解しています。
終戦後、もんぺをいつ頃まで穿いていたのか、というのは人によって環境などが違うので一概には言えないのですが(作業着などとして、形を変えて今でもあるし)、とりあえずこの終戦後7年間の女性の流行と服装01、その02、終戦後の街頭風俗、が参考になるかも知れません? 一般よりおしゃれすぎですが。後、戦中と占領期の洋装を阻んだ?要因に衣料不足に加えて長靴下(ストッキング)と靴の不足もあったと思っています、穿かないと寒いし不作法だし、歩けないし…