2008年08月17日

C74作品レビュー その2 ツバキヒメ

BlogPet 今日のテーマ ナイター
「今日はプロ野球史上初めてナイターが行われた日です。あなたはナイターに行ったことがありますか?」
 
オヤジギャガーとしては言わざるを得ない。
 
ナイターに行ったことはナイター。
 
普通にありません。



WEB拍手返信
>毎回増えていきますが、今回のC74作品のレビュー数は大体どれぐらいになりそうですか?

今回は、DVDのデカパッケージが多かったので、数は少ないはず

ひぃ、ふう、みぃ〜 ・・・80超えてますね(;´Д`)

前回と同じぐらいなので、そこらへんが腕力・体力的な限界みたいです。
だけど、カートごろごろは絶対に使わんヽ(`Д´)ノ
あんなのあるから甚平でも防御力重視の革靴装備しちゃうハメになるんだ。

>昨日の補足
↑というわけで、普通の順番通りにやると3ヶ月後という、
そこらへんのツッコミなので別に怒ってませんよ〜

さて、第1435回は、
春といえば桜なのに、木編に春は椿と此は如何にと感じつつC74作品レビュー。
Of Fourさんの ツバキヒメ の感想です。

ツバキヒメ

ツバキヒメ
ヴィジュアルノベル(Of Four)WIN
プレイ時間:4〜6時間

■概要
海と山、美しい自然に囲まれた町、翠桜。
そこに生まれ育った、小田原陸は高校入学式を迎える。
家が隣で幼馴染の藤沢まちに起こされるも、初っ端から遅刻。
新クラスでは、クラスメイト:多摩川郁太から、
町の開発運動にも反対するボランティアサークル『アンドレイユ』の勧誘を受けるも、
きっぱり拒否。
なかなか濃い高校出だしの帰り道、陸は夕暮れの公園で、時計の上に座っている少女に出会う。
気になって声をかけると、彼女は探し物をしているというのだが・・・

■感想

心の機微(・∀・)

C74版では、ある意味体験版の時同じような終わり方で、
次回予告的なものがあり、続編がありそうなというところまで。
なので、伝奇っぽいものもでてきますが、そこらへんは遭遇のレベルで、
メインは主人公:小田原陸が日常の中で、
他のキャラとの交友を深めていくという内容。
そこで特徴的なのが、"間"があること。
単純"因果"積み重ねではなく、
日々を積み重ね、過度の追求がなかったりと
なんなくを積み重ねていくので、
リアリティと、仄かにもどかしくも温かい思いがにじんでました。

上述の通り、途中作?なので
基本的には体験版の感想と同じです。
体験版からに椿の妹登場があったり
陸と椿と仲がどんどん進展していったりという感じで、
個人的に孔明ぶりが気に入ってた郁太が控えめになったのがちょっと残念。
それはさておき、上述の"日々の積み重ね"というのがこれでもかと丁寧。
といっても、飛ばす所はきちんと飛ばしている、くどさはありません。
鈍感系でめんどくさがり屋の主人公が、
嫌味を感じさせない優しさをそことなく発揮する爽やかさ、
一方で、言葉少ない幼馴染:まち の所作から感じられる切なさが良かったです。
洒落っ気のあるエキセントリックが日常にかかってますが、
肝心な部分にも"どこか違う"というものがありました。
んでもって、伝奇的なところというか、謎なところはピンと来ない感じ。
『陸』視点の分からないところからの情報提示ぐらいなので、物語的方向性の予測が難しい所です。
また、化け物さんが、ビジュアル的に"浮いてないから浮いている"という、
全体的にある柔らかさを含んじゃっているので、脅威び属性がどうも・・・。
逆説的に、ツバキとかの表情・立ちえパターンとか、
イベントシーンの色彩・情感とは原画集で欲しいぐらいのハイクォリティです。
Posted by muko650 at 00:13│Comments(0)TrackBack(0)

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