2009年02月12日

C75作品レビュー46 犬神使いと少年

BlogPet 今日のテーマ 思わずふきだす
「あったら面白い四字熟語を考えてみてください!」

酷使夢想

妄想に浸りすぎる様



WEB拍手返信
>緋翠、便乗してDLさして貰いました。ありがとうございますた。
その言葉はサークルさんの方に・・・

>さより さん
リンク張替完了しました。
そのうち『Jigsaw』の方プレイさせて頂きたいと思っております。

>チャーさん
新境地の乙女ゲー?も楽しみにしてます。

>はとさん
ノーマルモーター分解して、
レギュレーションをくぐり抜ける改造に挑戦し失敗したのはいい思い出。
プラレールは周を閉じずジャンプ台作ったり、
障害物置いたりで壊した思い出があります

☆どげざ更新
どげざ
作品・作曲・美術・理・楽・哀部門

さて、第2064回は
千波湖近くの住人だったので、あまりにも『だいだらぼう』を刷り込まれて、
『だいだらぼっち』という、発音に違和感を覚える今日この頃でもC75作品レビュー。
活動漫画屋さんの 犬神使いと少年 の感想です。

いぬがみ

犬神使いと少年
ヴィジュアルノベルゲーム(活動漫画屋)WIN
プレイ時間:5時間程度

関連作感想はコチラ
自虐の詩人形城の箒神

■概要(作品紹介ページより)
「あなた──イヌガミスジの恨みを買ったわ」

 始業式の最中、静閑な櫻の樹の下で出会った不思議な少年。

 ──僕にだけ見えるんだね。

 ──首吊ってる女の子が。

 彼が見たのは夢か幻か。

 少年達は紅葉という風変わりな女性の導きで、

 現代社会に息づく妖怪・犬神を目の当たりにする


■感想


民俗学凄いじゃん(・∀・)


今回も、妖怪紹介カットイン的なものがあり、
文献を引用しながら進行するスタイル。
前作と絵師さん変わって、雰囲気がガラリと変わりましたが、
変わったのそういう雰囲気だけではなく、その妖怪系のところも。
前も科学現象・知見を踏まえた論理展開に派生する
"異能"を補強という感じだったのですが、
今回は"異能"を含めた"外れモノ"そのものに迫って、真実の探求する位置づけ。
単にそれが分かるだけではなく、
人間の行動・心までに及ぶ考察まで至ってます。
なんとなく、過去のコレクションというイメージで、
ちょい無機質と思ってた民俗学に尊敬の念が芽生えました。

物語は、記憶力抜群だけど、人間味が薄く空気の読めない眼鏡少年と
クラスの笑いをとることに価値を見出し、面倒見がよい少年
その二人が、個性的な古典、美術の先生に気に入られて・・・という少年サイドと、
クラスの女子達の間で流行だす『こっくりさん』から派生して起こる悲劇の犬神使いサイドの対立軸で進行。
単純に勝負!!というわけではなく、あたかも探偵のように、
真相にせまっていくというスタイル。
その鍵となるのが、冒頭で述べた民俗学という過去の知恵の成果物、
そして、"胆力"という人間臭さ。
極めて論理的で人というものが解明されるが故、見える際。
割り切るのではなく、それをしっかりとなぞってるところには凄いの一言。
理と情が一体となって奏でられるは『狂想曲』。
押せ押せではなく、視点変更でがらりと変わり、時に繊細な面もあり、
なんともまあ・・・

また、そういう語る"モノ"以外の面でも凄いのがこの作品。
絵、BGM全てが一体化しつつも、かつ高レベルで、
化け物か・・・この作品(・∀・;) とか別の意味での妖怪級。
そこら辺を壊さない縦書きテキスト配置、演出の妙もあり、詩画集として、
また民俗学の論文ちっくな資料として、
『遊ぶ用とは別の保存用?』を持っていいレベルだと思いました、
Posted by muko650 at 00:17│Comments(0)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muko650/51462286