2009年06月12日

コミック1 3 作品レビュー8 流れ落ちる調べに乗せて

BlogPet 今日のテーマ 一目見て胸が締め付けられる感じ?
「一目惚れしたことある?」

感電に似た衝撃を受けたことはないですね〜。
感電自体もないけど。


■個人的注目ニュース

【鳩山氏辞任】麻生首相 「混乱を生じたような印象を与えたのは遺憾」(MSN産経ニュース)

自民党に投票したくない最大要因が消えました。
ここ最近は民主党に匹敵するレベルでしたので。


さて、第2156回は
日々は移ろい流れゆくもの、
とか言うと、清流のイメージがありますが、
実際、濁流とか、凪状態とか色々だよねと言いつつコミック1 3 作品レビュー。
影法師さんの 流れ落ちる調べに乗せて の感想です。

しらべ

流れ落ちる調べに乗せて
ザッピングノベル(影法師)WIN
プレイ時間:25時間くらい

体験版感想はコチラ

■概要(作品紹介ページより)

文明開化より数十年。
大国との戦争を終え、平穏な日々が訪れ。
祭りにて催される「獅子舞」が評判の、内陸の町がある。

これは、そこに生きる彼等の物語。

それぞれの想いを胸に、日々を懸命に生きる者達。
時と舞台を共有していても、紡がれる物語は似て非なる物。

そして、遠い昔、異形を巡る戦いが遺した古い傷痕。

全ての因縁が交差する時、彼等が見るモノとは――?

人の手に余る「何か」に振り回される彼らの舞台を、どうぞ御覧あれ。

■感想


するめ


とっつき難さはあるものの、確かな歯ごたえと、
噛めば噛むほど味がでる乾物。
まさにそんな作品。


・・・いきなり分けの分からない感想があげましたが、
決して色物では実力派のノベル。
ザッピングシステムで、四人の主人公を自由に選べるのですが、
それが目隠し目隠しの謎解き意味合いでなく、
各々は独立・独自性の強く、単品でいただけるお話。
それぞれにある因果というか人間の繋がりが垣間見えるのが面白くはあるのですが、
4章の幕合で他の章に行こうとは思えないほどのボリュームと重みがあるので、
システム的妙味はあまり感じませんでした。
全体的には文明開化という動き出す時代の中で、異能伝承と新旧合間見えた、
何かが起こりそうな雰囲気というものを孕みつつも、
地に足をつけた"人間"というものを描いているのが特徴。
確かに異能が各々で水戸黄門のチャンバラ的にバトルを伴いでてくるのですが、
それ以上に各登場人物達の『悩み』といった、"えぐみ"と
内だけに収まらない確かな繋がりの印象が強かったです。
一般的に言われてる所を地の調子に染み込ませて展開させてあるので、
地味な印象もありましたが、ところこどころで心を掴ませられる渋い言い回しがあるのがなんとも。
そして、4人の主人公を終えたあとにでる終章。
これをプレイすると、脚本センスがずばぬけてるな〜と感心。
明かされる事実に素直に驚いたり、
事実だけでなくここにきての展開自体にも捻って、
決して単調ではないえぐるものがありました。
それでないながら、一迅の風のような題名も納得できるに至るのが素晴らしい。
まあ、題名ははじめに手にとろうするにはサウンドバイトが足りないのが否めませんが・・・
サブタイよりは、漢字だけで○○譚とか前についた方がいいのかな〜

ストーリー的なところも曲者ながら、
それに劣らないのが画面。
単色ちっくで、短冊上の枠内の登場人物絵がメインなのですが、
くるりくるりと表情は変わります、
やたらめったら動きます。
短冊の動きと画面のズーム、
CG系では画風的なところでの圧倒ぶりが凄い。
文字表示もそこらへんに合わせた、量、配置となり、臨場感は高めです。
一方、その演出的なところでは印象度強めの複数回使用がもたらす、
くどさがありました。
攻撃の軌跡の瞬時表示はいいのですが、
3段階のものは二章目になると、数秒ではあるのですが予想はつくのに待たされるので、
またか・・・となるのが難点。
システム系の方は一通り揃っており、動作に和テイストの効果音で落ち着きある雰囲気。
ただ幕単位でも長い作品なので途中中断は結構あるのですが、
全画面にしてると終了までの操作が結構面倒。
デフォルトだと、
 右クリック→右クリック→セーブ→確認→もどる
 →右クリック→右クリック→タイトルにもどる→確認→終了。
という感じになるので、電車でのプレイにはちときつかったです。

Posted by muko650 at 21:28│Comments(0)TrackBack(0)

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