2010年01月27日

C77作品レビュー27 片輪車と雪女

BlogPet 今日のテーマ 簡単&スピーディー
「電子マネーを使ったことありますか?」

ダウンロード作品とかは、エディで買ってますよ。


WEB拍手返信
タカば様>
思い切り勘違いして、申し訳ないです。
該当部修正しましたm(_ _)m

さて、第2455回は
最近マンションの駐輪場に停めた自転車がなくってなました
・・・廃棄費用浮いたぜ(・∀・)と
ぼろぼろ具合にどうしようと思ってたと打ち明けつつC77作品レビュー。
活動漫画屋さんの 片輪車と雪女 の感想です。

20100127
片輪車と雪女
ヴィジュアルノベルゲーム(活動漫画屋)Adobe AIR
プレイ時間:4時間程度

■概要
 難波深雪 高校三年生。
 椰子の実クラブという障害者向けのデリヘルの嬢として、
 自身の生活を支えていたのだが、
 その日の客はいつもと違った。

 彼女を求めたのは年端もいかない車椅子の少女 大江麻子。
 そっちの気がない・・・という以上の異常事態に、
 深雪は断わろうするのだが、麻子に泣きつかれて・・・


 「冷たい女───雪女だってさ」
 「それなら私は───片輪車ね」

■感想


活動漫画屋は、化け物か!!


前作、犬神使いと少年が、
08年度の同人ゲーム・オブ・ザ・イヤーの作品賞に自分とみなみさん共に選出していたのですが、
今回もまた素晴しい。
同じく、妖怪さんにちなんでシリーズ効果?
いや違う、話の系統が違う。
前回がある意味"理"である学問先行だったのですが、
今回は"情"的なものがびしばし。
もちろんデリヘルだから"情"事とかそんなレベルじゃないですぞ〜!!


物語は、
身体障害者専門デリヘル嬢と車椅子少女が懇ろになっていくという、
結構特殊な属性を地で行きます。
しかしながら、総括してみるとそこの異常性を感じなくなるほど、
人間の機微・執着に富んだもの。
サークル作品共通の妖怪さんになぞりつつも、
今回は特にその妖怪さんの起源に纏わるベースには
人間、人情があるということ、
つきつめれば話になるほどの人の本質が顕わになるそんな感じ。
と、お題目ちっくなところはさておき、
同性愛、障害、人との距離、悔恨 といった中学生日記の嫌らしい現実味に、
さらにどろどろしたドレッシングをかけてあります。
男性キャラはほぼモブだったり、友情出演ていどだったりで、
女性キャラメイン。
概要の二人以外にも、2名ほど絵ありキャラがいて、
そちらとの絡みも、なかなかに粘性高し。
同性愛の因果の結ばれた関係が、幻想で終わらず、
都合よさを廃して垂れていく様には戦慄するものがありました。
そんな凄惨ながらも、
割り切りに近い"清算"が形をかえ、物語の要所にあり、
地に足をつけた底力、問題を解決する前向きさにもまた人間を感じます。
そんなアップ・ダウンの"過程"が波を織成すからこそ、
圧倒され気味だけど不思議と惹き付けられるパワーがある作品でした。

Posted by muko650 at 12:13│Comments(0)TrackBack(0)

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