2010年04月23日

C77作品レビュー61 打撃戦艦アルテミス

BlogPet 今日のテーマ これぞ我が家の味
「お味噌汁の具はなにが好きですか?お味噌の種類も教えてください!」

わかめ


さて、第2541回は
最近、#gineiden の台詞をフォローして、
含蓄深いですな〜と頷きながらも、C76作品をC77で手にとったよレビュー。
circumflexさんの 打撃戦艦アルテミス の感想です。

20100423
打撃戦艦アルテミス
新・思考型シミュレーション(circumflex)WIN
プレイ時間:20時間前後(ストーリーモード)

■概要

 人類が地球から飛び出し、月、さらに惑星へと
 その支配の域を広げている時代。

 人類の母国と主惑星の交易の中継地点として、
 潤っていた月が地球からの独立部隊を立ち上げる。
 それは、地球が軌道エレベーターを建設し、
 月を経由することなく交易に反対するもの。

 しかし、圧倒的な物質量を誇る地球に戦線は下がるばかり。
 国民的士気が下がりつつあるなか、
 一つの戦艦が披露される。

 アルテミス

 実験打撃群建造計画のシンボルの旗艦。
 美しき女性司令レイシアが乗艦する華々しいこの艦の目的は!?


■感想


未来

宇宙戦闘だから未来ですね〜というわけじゃない。
ストーリーモードで語られ、積み上げられていくものに、
確かに未来に繋がるものが!?
何故、記憶印加(知識を外部技術で直に詰め込む)による即席若年軍人が、
アルテミスのクルーなのか、
アルテミスという最新艦で十分物語になるじゃん♪とか
思ってたら甘かった。
その若さ故の過ち・・・とかパロ方面ではない、
理に叶った配置に脱帽するばかりでした。


新・思考型シミュレーションのなのに何故にノベル系の出だし・・・
と思われるかもしれませんが、ストーリーモード半端ないです。
全13章の中、SLGパートを繋ぐ寸劇というレベルではなく、
時に一章1時間半ストーリーパートとか普通にテレビシリーズを越えてます。
そこで語られるのは、主に月と地球の争いですが、
銀河英雄伝説をご存知なら、そこにあった単純ドンパチではなく、
政治・社会・軍略・思想的な色濃く反映。
それがどちらかという個のスケールの中で汚いものをナチュラルに登場させつつ、
お題目に振り回されることなく流れをもって語られます。
・・・が、個人的に大前提がすこぶる相性が悪く
エンディングに至るまで、

 どの口がそれを言う ヽ(`Д´)ノ

と、少し冷めた目に映りました。
ナチュラルに、物語に自身を投影すると月側で進んでいくので、
そこにあるドラマは客観的に一級品と認めざるをえない。
しかしながら、概要にあるように、

 宣戦布告を月側、その理由が商売敵の建造されちゃった♪

というのが戦争理由。
建設業の職業柄、大建造物に対しては敬意をもって、
その建設の汗が実感できるので認められないのもありますが、

 頑張って技術革新したら、既得権益者に殴られたでござる

・・・

まさに、現代日本の病み


月側が若く、チャレンジャーの印象が一見あるのですが、
物語の前提はその逆で、老害思想のように思えました。
勿論、そんな建てられたら、厳しい宇宙環境でどうすればいいんじゃい!
死ねとでもいうのか!
というのもあるのですが、


てめーら、売れる新鋭技術もってるだろヽ(`Д´)ノ

記憶印加とか、エーテル機関とか新技術を見せられちゃ、
物量面での判官びいきを獲得するにいたりません。
正直、SLGパートやって、なんでコイツら勝たせないといけないかな(;´Д`)
とか思ってました。
一方、地球側に傾倒できるかというとそうでもなし、
こちらはライバル女性司令ぐらいしか顔キャラいなく、
イマイチどういうスタンスかは計りかねるところが。
その司令も、微妙にいっちゃてるのでいやはやなんとも。
と、負の方向に話かきましたが、
そんなところは大前提なだけで、実際プレイする流れでは、
あまり関係ないのであしからず。
その本流は、初期印象が悪くても、ブラボーと言えるものです。
軍事的部分に、役割分担(・ω・)?と疑問に思うところはあるのですが、
科学・社会・駆け引きなビターなところがちゃんと料理の具材になっていて素晴しかったです。

・・・で、SLGパート。
ジャンル名でいうと、こっちがメインだよな (・∀・; )
艦対戦で、命令をだしてドンパチ。
俺Tueee!的な無双系ではなく、将棋やチェスのような、
お互い同等の兵種・能力持ったやりとり。
回避にすぐれ、小回りがきく小艦。
大火力武装がつけられ、耐久のある大型艦。
また、それぞれの艦に選択できる武装があり、
大型艦で高命中力の近接攻撃ができるとかがあります。
・・・ただ、その逆はないので注意されたし。

その艦隊でのバトルは完全平等ではなく、
ミッション毎に、色とりどり。
殲滅、友軍脱出補佐とか、旗艦撃破!、建造物破壊とか、
勝利条件はいろいろありますが、
基本は寡兵を持って、多数を討て!的な感じ。

とここまでは、普通のSLGあるのですが、
特徴的なのは命令入力。
1ターン1つではなく、移動、攻撃タイミングを
だだだだだーーーとプロットで与えることができます。
命令するということに個々の艦隊がデコードする時間コストあるので、
当然、一回ですめそれだけ行動に無駄がなくなります。
・・・が相手も同様に勝手に動くので、
いざ筋書きが異なる移動されると、取り返しがつかなくなることも(((( ;゜Д゜)))。
一応、命令中止はできるのですが、その時は混乱ペナルティ時間がとられ、
さらに悪化する場合もあります。
故にいかに相手を読むかがキーになります。

・・・そこらへんを焦らずゆっくりできるのですが、
如何せん面倒くさいのは否めませんでした。
"敵のルーチンを把握すれば"結構、エクセレントできるかもしれませんが、
基本はおっかなびっくりのちまちま入力をしてたせいでしょう。
自分は、超軽量型を超軽量型を以って、初会戦で撃破する意外は、
大型・中型艦で街ち陣形を張って、ひたすら攻撃入力とか。
大きいと命中悪いのですが、射線・向きで小型艦にも当てられるようになるので、
局所的に数で応戦しました。
微妙に裏に回りそうなのは予備の超小型艦でお掃除。
まーそういうチキンプレイしたら作業ですよね(;´Д`)

普段の倍書いてるので、もういいやと思いつつ、
忘れちゃいけないのが、音楽。
かなりいいわこれ。
宇宙感と鋼鉄感、重低音と滑空・・・なんていうか漢(艦)の浪漫だ(´<_`
作品との親和率高し。
Posted by muko650 at 19:40