2010年04月25日

ノミネート作品レビュー Normalize Human Communication

BlogPet 今日のテーマ 朝のひとときに
「朝の情報番組はなにを見ていますか?」
12ch モーサテ


さて、第2543回は
病床に伏していようが、風邪程度なら定常運転のノミネート作品レビュー。
むきりょくかんさんの Normalize Human Communication の感想です。

20100425
Normalize Human Communication
Visual Flash Novel(むきりょく20100425
かん
)

■概要

とある投稿雑誌にある少女を映した写真が送られた。
それは、重度の病気の少女が死ぬ前の数ヶ月に渡って続けられた
遺影を撮る為の撮影会の写真。

カメラマンをつとめることにはなったのは、
趣味でカメラを握る素人大学生だった。


■感想


記録

少女と青年が遺影を撮影するという悲しい雰囲気がする作品。
一応、現実にある病気で直る確率は0ではないのですが、
物語となっている時点で推してするべし。
そんな中、キーになるのは撮影するというからには写真!
と思いきや、それ以上心に響くのは日記。
字になってるからこそ分かる、伝わるり、残るもの。
そして、お願いされてしまえば・・・

写真が趣味な大学生が、ちょうどいい被写体の少女見つけた〜
と思ってたら、その少女が自分から撮影を依頼するという驚き。
何故に!?とエロゲー臭いシチュですが、
そっち方面とは全然違う、死生観方面の真面目な話。
といっても、少女との撮影の日々は、
とてもフランクで、試行錯誤で一緒に頑張ってる感があるもの。
変に使命感に燃えず、余計なことをせず、
しかしながら引かぬ心を持った主人公が日々の変化を受け止めていきます。
・・・が個人的に思うところは、やさしさ?というところ。
どうにもこうにも彼本人の主軸が掴めない。
ネタバレとかの追求とかはありましたが、基本的に要望通り。
そして、最後に至って××を時の流れに委ねてしまった時、
彼の人生の数ヶ月〜数年を彩るものは何なのか?
穏やかな心をもっていても、それだだとろくな事にならないようなと心配になりました。
マイナスではないだけでも、時の流れで圧搾されるのはあるので・・・

日々を描く緩やかさとBGMの繊細さで、雰囲気的なものはかなり良し。
それでいながら、底力を見せる店長との漫才、
前文で述べた日記パートでの引き締めと山谷がはっきりしていて、
集中力をとぎれさせません。
前編、後編と2分割でしたが、一気に読める作品でした。

Posted by muko650 at 19:10│Comments(0)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muko650/51648007