2010年11月01日

こみっとコミティア93 その7 Re-udemonia -take a step backward-

BlogPet 今日のテーマ 増税から一ヶ月
「タバコを吸っていますか?」

一度もない


さて、第2726回は
小学校高学年になった時、女子の多勢に追い掛け回されてたことあったな〜(;´Д`)と
モテでもなんでもない謎のからかいを受けた記憶を思い出しつつティア93で手に取った2006年末の作品レビュー。
Luv-Kraftさんの Re-udemonia -take a step backward- の感想です。

 20101101
Re-udemonia -take a step backward-
ノベルゲーム(Luv-Kraft)WIN
プレイ時間:3〜4時間

■概要

私を捕まえることが出来たらアンタと分かれてあげるわ!!

茂は令嬢:新見結華のと付き合っているのだが、
どうも時間にルーズで彼女とデートに遅れてしまう。
今回の理由は徹夜でレポートというものだが、
その担当講義が悠先生、彼が敬愛してる姉のような存在。
(姉が付き合って彼が、悠先生の弟)
嫉妬した結華はとうとう堪忍袋の緒がきれて、
彼に一風変わった絶縁状を叩きつける。
それは、鬼ごっこで茂が結華を捕まえることが、つきまとわないということ。
陸上の選手でもあった結華を捕まえることは至難の業。
まーこれは強制デートの一貫なのか・・・?
茂は渋々それを承諾し、講義をさぼり連日鬼ごっこに明け暮れるのであった。

■感想

喧嘩でもすれば、見えてくる


ED歌曲の一節。実際、不思議な喧嘩な物語で、
捕まえたら別れるという鬼ごっこ。
柳のような掴みどころのない彼氏?(本人の認識が微妙)に
一直線系なお嬢さん:結華がけしかけるもの。
単に1日ではなく、1週間ぐらい続くなのですが、
だんだん本気になってきます。
故にぶつけ合う気持ち、掘り起こされる想い、
もともとあるものだけど、認識を変えなければ見いだせない。
その真理が気概が入れ込んである作品でした。

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喧嘩の行方は…

2006年末作品ですが、フルボイスに特殊演出が盛り込まれた作品。
一見、ボケ、ツッコミに見えるカップルさんが、
ルールを決めて鬼ごっこ。
だけど、彼女が圧倒的に足がはやいし、
探索範囲も人ごみ溢れるところで一筋縄でいきません。
というか、そもそも『別れてあげる』という報酬なので、
そうそう気乗りもしないものなのですが、
本気でやらないと彼女さんが怒るので、仕方ないか〜ぐらいノリで付き合います。

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怒りの彼女がいなくなってから、悠長にメール確認とか…

また、さらに変わってるところは、ある種の喧嘩の騒動なのに、
1日内でのタイムリミットがくると、
ドーナツ屋で反省会ちっくに二人で駄弁ります。
彼は敗者なのでドーナツの奢りになって、

 仲いいじゃん・・・何、この茶番?(・ω・)

とか思ってたら、思わぬ進化を遂げていくが見所。

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一日の締めはミ○ド。ポイントカードで小皿が狙える程に…

鬼ごっこ中に、何故か選択肢にでる、"幸せ"について考えるが
変な風に結びつきます。
まー、それ以上に恋人同士の甘さではなく、
"お互いに気付く"という理解プロセス、それ自体が素晴らしかったです。

んでもって、システム的なところでちょろっと書きましたが、
鬼ごっこでは選択肢があります。
探偵ADV的なとこで、ひたすら虱つぶし。
同じの複数回もあり、ぶっちゃけ面倒くさいです。
途中からなくなるのですが、"幸せ"とか命題にはあっても、
作品の流れからはその登場に不自然さに思いました。
序盤にでてくる勢いのある漫才で引き寄せた波を、
ぶつりと断ち切ってるようで勿体無くも感じたり。
一方、同じようで違ってくる色々動いて後半になって面白くなってきました。
急遽のシリアスもいいのですが、声優さんって凄いねの気合。
今までの緩さとうって変わっての気合の入りよう。
そして、クライマックス、EDテーマ、ラスト演出。
弾む感じで魅せる、そしてそれが至極自然に見えるとはやるな!!(・∀・)

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Posted by muko650 at 20:55│Comments(0)TrackBack(0)

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