
テール島の迷宮
迷宮探索RPG(
monochrome monaural)WIN
プレイ時間:7〜8時間程度
■概要
仕事がなく、懐具合が寂しくなって困った時に、
一通の手紙がやってくる。
それは、父からの依頼。
テール島の洞窟の最深部に行ってほしい。報酬は1万オール支払う。
自分を捨てていなくなった父、言いたいことも山ほどあるし、
餓死がまってる今の状況じゃ受ける他ない。
ロゼッタそして、世話係のクリスは2人でテール島に向かうのだった。
■感想
アニメ化はまだかね
全部終わってみて、世界観の良さに感動した作品。
迷宮探索RPGということで、基本ルール的なところは、
ダンジョン潜ってボス倒してというもので、
拠点1ヵ所で物語よりRPGシステム的なところだよな〜
と思ったらどっこい。
ロゼッタ姉さんの感情表現がグラフィック的によくでてるし、
町の住人達との些細な会話が人情味のツボをついてくるし、
洋絵本のようなモンスターの造形が持つ雰囲気、
そして品格漂い場を包み込むようなBGM、
それらが合わさって作られるテール島の世界の居心地が良かったのですよ。
こういうアニメがあったら、息子に見させたいね。
音信不通だった父親からの手紙でテール島の迷宮に挑む、
お嬢様:ロゼッタと従者:クリスがメインとなる物語。
概略の方は
体験版の感想をご参照ください。
今回は苛烈になっていく戦闘をどうのりきった系が主に書きますが、
その前にストーリー的なところで、これが結構気持ちのいいものでした。
はじめはクリス何者だとか、依頼してるのに父親いないじゃん!とか疑問に思ったのですが、
そこらへんは解消されるのはもとより、
ロゼッタと街の人との触れ合い、その中で"責任感"が光るところが気に入りました。
結構、強気な発言を繰り返すロゼッタさんだったりするのですが、
抑える線を抑えていて、きっちり考えて、決して傲慢じゃありませんし、
クリスさんも単に付き従っているだけではなく、
色々と考えてるんだなーというのが滲んできます。
そこが、彼女らだけに収まらず伝播して、街に溶けこんでいくのには
ああ・・・いいな〜とじんわりときました。
では、迷宮RPGのゲーム的なところ。
大きく特徴を分けると
・武器(魔法)習得・能力値の自由度
・WP・詠唱による行動順番
おじさんはサークル中の人つながりの
finis junctionで、
斧はもういい…と、デフォ装備系統スタイルでプレイ。
理由は簡単、当たらない!
必殺技がHP消費スタイルで、ボス戦でミス連発同時にピンチ!・・・オジサンにはそういった記憶があるのだよ(=ω=)フフフ
さらに、体験版やったときに剣でさえ、ミスの出やすいことは把握してので、
バランス系の剣、そして中級なら必中がつくあ魔法をメインの二人に担当してもらいました。
"剣でさえミス"は能力値の自由度でカバー。
レベルアップ毎にSTR,VIT,MAT,DEX この中で1つを選べるのでDEXをそこそこ優先ですよ。
取説をきちんと読むと状態異常成功率も関わるので、おすすめパラメータですね。
おまけに言うと、これはレベルアップボーナスポイントであって、
他の能力もキャラの個性を伴って上昇してるので悪しからず。
クリスさんは前衛でVITだろ!とつぎ込まなくても、そこそこ硬くなりますよ〜とかに現れます。
そして、そのVIT。防御だけではなくHPにも効いてるので上げすぎは問題かも。
それは、技がHP消費型、しかも割合系だということ。
…割合でも多いにこしたことはないんでね(・ω・)?とか思うかもしれませんが、
ポーションで回復間に合わなくなるぜ m9(-ω-)
意外にコレが重要。
某テイルズ系のグミとは違って、固定値回復型なので、
割合でHP減る技の取り戻しが厳しくなります。
故に、微妙にHPがあがりにくミシェル君とか重宝しました。
打たれ弱さは装備でカバーすればいいのですよー
次に、WP。
攻撃順番が回ってくるまで時間的なもので、
少なければ少ないほど攻撃チャンスが増える物。
しかし、装備の重さで増えてしまうが故に、基本的に速いと脆い。
それなら回復でカバー!とかいうと、アイテムは前述の限界があり、
なら魔法でとなると発動までの詠唱時間なるものが邪魔するのですよ…
…
…邪魔?
考え方を変えるんだ!減るタイミングで発動の設置をすればいいんだ!
が結構後半の肝だったりします。
行動選択時にいつ発動するかは右上の表示で確認できるので、
今使っておけばデカイ技が打てる♪とか調整可能。
さらに、鞭の技では相手にWP上乗せできたりするので、
結構WPは能動的に管理できます。(鞭を極めるとずっと俺のターンのバランスブレーカーだったり…=ω=;
まーそんなこんなで最終セーブデータ(7時間3分)のメンバーは
コチラ(ネタバレ?気にしない人用画像)
役割:
ロゼッタ姉さん 魔法弱点の敵には攻撃、ボスは回復専心
中盤はボスキラーだったんだけどね…
クリス兄さん 雑魚戦はアクセの力で疾風斬りで掃討、ボスは燕返しと防御。
デカイ雑魚敵に対して、先制燕舞×3はFateの佐々木幸次郎を彷彿させる(・∀・)ゴゴゴ
ミシェル君 その攻撃、撃たせん!?担当 & アイテム係
フローレンス嬢
おっぱい担当雑魚戦 投属性担当、ボス戦回復
実はパーティー内最大攻撃力、でもボス戦で技使うと紙すぎなのでおちる
…装備はある意味舐めプレイのような紙 WP優先ですが、ラスボス戦でも変えてませんw
全滅しても辞典埋まるからいいか〜と思ってラスボス突っこんだら勝てちゃいました。
アイテムの必中能力値低下させるカードというもの存在は、
ラスボスにさえ威力を発揮し紙達を生き延びさせるのであった…
と言いつつも、みんなが各自の役割をチームプレイ。
誰一人欠けても駄目だったのギリギリ感が楽しめました。
とまあ、微妙に強行軍やったりしたのですが、これはあくまで一例。
他の強化、弓の技重視とか、脳筋プレイでもなんとかなりそうだし、
耳寄り情報満載の
サークル主宰:木箱屋いしださんのtwitterアカウントをチェックするとそういうプレイ報告も。
エクストラダンジョンパッチとかあるとのことで、冒険はまだ終わらない!
強くて便利そうな武器、防具を作れる合成をあまり試してなかったので、
新たな冒険を前に、今は森に潜り、合成用素材収集をまったりしてます♪
そして、最後に嬉しいことにサントラCDつきで、
アニメ・・・それも映画を想像させる風格、
気持ちが高まった中、夢の駆ける島に流れると、
脳が勝手にOPムービーを作り上げ、
そしてCv.がついたロゼッタ達が動いてました。