2011年02月04日

C79作品レビュー32 まんけん!アイ!マイ!ガールズ

☆ライブドアブログのお題

 『才能』って何だと思いますか?

分析放棄に便利な言葉


さて、第2815回は
『ミーは』と語る人間ってリアルでは見ないよね…
とか言いつつC79作品レビュー。
773さんの まんけん!アイ!マイ!ガールズ の感想です。

20110204
まんけん!アイ!マイ!ガールズ
アドベンチャー(773)WIN
プレイ時間:2〜3時間程度

■概要
サークル前作『まんけん!』のアフター。

日比須マイルが全員勧誘を果たし、念願の設立とあいなった漫才研究部。
活き込んで活動する中で、
ニューフェイスが漫研部目当てに転校してきた。
抜群のツッコミセンスをもつ藤野愛、
その情熱はまいるにも勝るとも劣らない!

…ただし、彼女には秘密があった。
なんと、彼女は国民的人気を得ているアイドル"トワノアイ"だったのだ!

■感想

情熱の程

漫才研究部を扱ってるだけでに
明るくイケイケで、笑いながら楽しめるものですが、
なかなかに渋いところを扱ってます。

それは温度差。

そもそも、前作で漫才やりたいの部長まいるさんだけで、
他は気合いの口説き落としという感じでしたからね〜 =ω= さもありなん
しかしながら、だからこそ本気・一途というものが輝くというもの。
今回は転校生の愛ちゃんだったり、ルームメイトの穂恵美だったりが
メイン格でしたが、それでも尚、まいるは凄いな〜と思うところがありました。
"彼女の気づいていて尚"は一つだけじゃないと思うんだ…

aimai1
その大口に揺らぎなし・・・

前作は色々勧誘の為に話題ジャンルの強化というゲーム性がありましたが、
今回は一本道会話で、全12話のエピソード集。
順風満帆とはいかず、顧問探しやら、ライバル登場やら、
大波、小波が。中でも特大はアイドルがやってきた(正体は秘密)なのですが、
そのアイドル愛ちゃんは、むしろまいると同属性!?で違和感ねぇ〜ときたもんだ。
一応部員達の漫研の活動模様もあるようですが、
観客役、それ以下の部員もいたりと盛大に活動するわけではありません。
ただ、おじさん的にはまいるの相方、愛の前の穂恵美ちん、
日常ではありますが、ツッコミタイミングばっちしでワンチャンあるんじゃないかとか、
年少ズの元気さは微笑ましいこと限りなしとか、
紳之介のCOOLなキレ、いじられに安定感がある良紀等、男勢にも芽はあるんじゃないのか!?と。
残り方々は残りの方々で、笑い方面じゃないけど
セイフーティーネットが如き日常をともなった暖かさがあって、まーいいメンバーじゃないかな?と
役割的な漏れのなさには感心します。

aimai2
穂恵美ちんだって、日常光景が夫婦漫才の域に入ってる雰囲気w

他にでてくる新キャラは新キャラで、
メインストリームの必要要件を埋めていっており、抜け目がないな!と終わってみて納得な配置です。
ただ、各話構成において(・ω・)んっ終り?と、
終りの間際のヒキやらオチとかはいまいちなところがあって、
印象的に損してるな〜とか思うところも・・・

エピソード集ではありますが、
画面の方は前作同様ドットキャラ絵の実際動きがあったり、
キャラの立ち位置関係があったりと、
立ち絵ビジュアルノベルとはひと味違う構成。
歩き、走りが見た目で分かっていいと思いつつ、
画面からきえるまで待つ系の微妙なウェイトに違和感もあったり…
一方で、前回から引き続いての各種デザインのポップテイスト、
笑い声効果音や愛ちゃんオーラと派手めな演出がかなり効いていて、
総じて賑やかな印象が強い作品でした。

aimai3
いい娘オーラ全開っすな〜
Posted by muko650 at 16:48│Comments(0)TrackBack(0)

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