2011年02月28日

C79作品レビュー37 闇を奔る刃の煌めき 第2・3話

■ライブドアお題

 ホワイトデーのお返しは?

滅びの爆裂疾風弾(バーストストリーム) 訳:んなもんはない


さて、第2838回は
維新を求めるやるお方に威信がない昨今ではありますがC79作品レビュー。
影法師さんの 闇を奔る刃の煌めき 第2・3話 の感想です。

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闇を奔る刃の煌めき 第2・3話
紙芝居(影法師)WIN
プレイ時間:4時間(追加部分)
第1話の感想はコチラ

■概要

第2話 柔よく剛を制す

街を狼藉の限りをつくした官軍を
うまい具合に撃退した片倉重蔵。
平和な一時に小さな来訪者が現れる。
それは一目ぼれでいきなり求婚を実らせた相手:妻:中村蛍の妹分:小菊。
親の了解なしに家を飛びでた蛍を連れ戻すべく、
彼女は重蔵に付きまとうのだが・・・

第3話 一寸先は闇

道場の師範から心機一転をした重蔵。
持ち前の行動力、妻:蛍の力もあって、
着々と夢に近づくだったのだが、
とんだ手のひら返しをくらってしまう。
困った挙句、彼は天狗がいるという山の人物を頼り、
そこに足を踏み入れる。

■感想

野・望 = 漢


野望というと、何か悪っぽいイメージがあるのですが、
野性という人間の根源的な性質と
望みという未来思考があわさった時、
実に気持ちのいい漢になるのですよ。
ということで、この作品の主人公:重蔵
1話でも気持ちよかったのが、
2話、3話と器のでかさが拡大していき最強の夫であるな〜と天晴れ!ヾ(≧▽≦)ノ

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それで尚成長していく・・・

とか言うと、豪快さが物言う無骨な話かというと
決してそんなわけではない闇を奔る刃の煌めき。
むしろ全体のトーンとして繊細に積み上げがなされていくところが、
素晴らしく、恐ろしい。
その最たるところがキャラ立ち。
決して主人公:重蔵だけではなく、
妻の蛍も色々とやばいぐらいにいい女であります。
第2話では『彼女が飛びした』その事実が効いてくるので、
彼女メインの話といっても過言ではありません。
その中で、夫の為に四十八手面子を都合する貴重のデレもあれば、
勝負事に対するえげつなさ
・・・されど、完璧な人間などいようはずもなく、
彼女にもまた壁があったという感じですが、
2話での解決を経て、3話での『アビリティ』の説得力が尋常ではなく、
またさらに『キレ』を見せてくれます。

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本当に色んな顔をみせるご婦人である・・・

他にも、剣術道場側もそれぞれ道を決め手歩んでいるという、
確かな意志をみせてくれますし、
敵役の信念と闘志が叩きつけられる様に伝わってくるので、
時代ものという時間の遠さを飛び越えた臨場感がありました。
総じて、『そこに人生あり』といった、
酸いも甘いもを包括してる感じです。

3話についての話の詳細は2話ラストの驚きが減じられる為に、
概要でとことん曖昧にかいたのですが、
話の展開がただの成りあがりとは一線を画す視野の広さ、
それでいながら前作との関連性の根っこというところが巧く融合して、
嫌な予感しかしないのにニヤニヤが止まりませんでした。
大胆に変わっているのに、過去と未来をつなぐ線の存在を感じられるのがたまらない><;

Posted by muko650 at 20:17│Comments(0)TrackBack(0)

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