2011年08月26日

C80作品レビュー14 わーすと☆コンタクト 〜死神彼女と宇宙人〜

■ライブドアお題

 夏祭りや花火大会の人ごみ、耐えられますか?

割と耐えられないから、そろそろコミケも・・・


さて、第3011回は
扇風機の前にいると、あのフレーズを言わずにはいられないよね?
とか言いつつC80作品レビュー。
non colorさんの わーすと☆コンタクト 〜死神彼女と宇宙人〜 の感想です。

20110826
わーすと☆コンタクト 〜死神彼女と宇宙人〜
ADV(non color)WIN
注:18以上
プレイ時間:5〜6時間程度


■概要

セミとミカンに湧く島 神寺島。
この地にはなんと死神が存在し、周知されていた。

とある夏、幼少期より死神:神奈川花奈多に見初められ
猛烈アプローチを受けていた高田綾高は、
なんと宇宙人に浚われ監禁されてしまう。

そこで命じられるのは屈託のない少女との異文化融和。はっきりいって言葉が通じない。
発狂しそうになる日々に繰り広げられる・・・

■感想

正しい日本語


ゾモゾ星の言葉が中途半端に翻訳され訳の分からない状況になったりもしますが、


いろんな意味


で,日本語が効いてきます。
まず始めに分かるのが、ボイス方面。
特にサブキャラの方なのですが、とこのアナウンサーさ!?ш(゚Д゚)ш
とか、どこの洋画翻訳か!!ш(゚Д゚)ш、
あるいは、国語授業のテープかい!!ш(゚Д゚)ш
といった、明瞭でイメージまんまなプレーンな声。
絵の具を混ぜずに原色でぬりまくる感じです。
その際の強さから浮きがちなところを、
重ねあわせると、不思議なことに汎用じゃなくパーソナリティに見えてきますw
そして、終盤に向かうと、日本人の単語作成の能力ってスゴイナーといった、
言葉遊びに似た、ことわりぶんかい。同音単語との相関。
まー常識外ではあるのですが、次第に屁理屈云々ではなく真言的に思えてくる不思議。


死神:花奈多に言い寄られる男子:綾高が主人公の物語。
そんな彼が、宇宙人に攫われ監禁されます。
基本1本道でクリア後に女性陣に焦点を合わせたSSが読めるようになります。
…この時点で超現象2つ重なってますが、
そこがどうも滑稽で、常識から斜め72度くらいずれております。
一応90度越してないので、前に進みます。
その根源たるのは綾高のトラウマ。
こちらは幼い頃からの付き合いのある花奈多だけなのですが、
夢で眼帯をした彼女に命のロウソクをふーっと消され目覚め。
現実の彼女はオール裸眼、むしろ綾高がバイトで怪我してというぐらい。
果たして、そのトラウマから解消されるのか?
それとも夢の通りになるのか、
いや、宇宙人との楽しい生活になるのか!?中盤くらいまでは、
そこらへんがどうでもよくなるくらい、
アクの強すぎる会話で腹筋を痛めつけてくる感じ。
小ネタの50%以上を事前に予測できたら神認定をあげましょう。

そんなこんなで読み進んでいきますが、
そのノリからあまり逸脱せず進むも、
明確な変化トリガー・試練的何かが分からないので、
どこか雲をつかむような気分に。
何気なしに花奈多が主人公だと一般的達成感が得られるような感じかな。
『寄り切り』で勝敗決するような、投げ的な華やかさは感じません。
どちらかというと、言葉・比喩の綺麗さ、そのものの印象と、
宇宙人と死神の不思議な符号をゆるく楽しめる感じでした。みんごっそー

そして、特筆はやはり画像。
フルHD対応のグラフィックは、夏☆!!的な青さが実に映えてます。
それでいながら、背景にネタがふんだんに含まれて、実にカオス。
それが演出に結びつき、総力戦といった印象。
ここにシステム・インターフェイスの整備ぶりも合わさっていて、
何故ここまで!?!?!?とその力のいれように疑問が浮かぶほど。
これらがもつ、『はったり』分があるからこそ、
プレーンギャグが光を放ってるな〜とか思いました。


Posted by muko650 at 22:06│Comments(0)TrackBack(0)

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