2012年02月03日

CT19作品レビュー1 Ritterorden vol.2 王立騎士団

■ライブドアお題

 あなたにとっての『鬼』は誰?

タチの悪いクレーマー


さて、第3164回は
大阪のイベントは活気が凄いね〜とか言いつつこみトレ作品レビュー。
君懸草さんの Ritterorden vol.2 王立騎士団 の感想です。

20120203
Ritterorden vol.2 王立騎士団
ADV(君懸草)WIN
注:18以上
プレイ時間:7時間程度

■概要
 大陸中央のスティオードは、王立騎士団を擁し
 戦乱の世でありながらも磐石の治政を敷いていた。
 そんなある日、隣国の大国アイロス公国からの使者がやってくる。
 過去に争いの歴史はあっても、 異教徒との戦いに手を焼いてるということから
 アイロス側の援助の申し入れという、 比較的に穏当な会談であるはずだったのだが・・・

■感想

戦争

vol.1 からの続き・・・ではなく、ヒロインが別になったアナザールート。
今回は2人、百騎隊の副官だから、一緒にいることの多いフィーネ、
騎士の武芸の師匠である騎士団の副長の一人:ドミニーカ姐さん と、
女騎士パラダイス!?どれだけフラグもってるんだこの純朴鬼畜?主人公:レンさんは!!
とか思いつつ中身の方は、実像を伴った『戦争』。
開戦・終戦、マクロ・ミクロ、国と個人が、
登場人物視点交代によって色々見え、随所で見所がありました。

山奥でひっそりと暮らしていた超技術:エリクサーを所持するも、
謎の軍隊に滅ぼされた紫の目と髪をした一族。その生き残りの娘:クリスタル(以下クリス)。
一方、先の一族の祖先を神と崇める教団から
スティオードに貸与された精霊石(エリクサー)をその身に宿した騎士:レナトゥース(以下レン)。
クリスは争いの火種になる精霊石を集めて破壊しようと、レンを監視して・・・という流れから、
あれよあれよと騎士団・王国の人達が交流が広がります。
その鍵が『うめぇ・・・』というところなのですが、
それはさておき、2巻では1巻でレンがお姫様の誘いをぶっちして、
他のことをするという流れでの分岐、
フィーネと弓の鍛錬をするか、酒場で副長の手伝いをするかの2パターン。

フィーネサイドがどちらかというと表で、ガチに戦う方向。
百騎隊、そして弓部隊スケールの用兵と、個人戦両方に緊迫感があって面白い。
『意思決定』プロセスが完結かつ丁寧にあるので、
一つ一つの所作に意味を感じられるところが○。
また、クリスサイドでは『成長』。
それも他人任せではなく、自分の手足でいうところに、この娘根性あるな〜と。

一方、副長が裏という感じで、大問題は同じでも別に動きます。
でも真面目な二人ながらという感じで、いちゃラブ具合は高め。
裏という所以はむしろ、表とは違う他勢力系もちらりほらりと見えて、
Vol.1をやってると思わずニヤリとしますした =∀= アレモ フクセン ダッタノカ

また、レン君と同じ百騎隊長のマルクさんカッケー。
レンとのやりとりも上から目線は基本(実力的に)が増えつつ、
やはりVol.1からの継続のクリスとの絡みも、ストイックな渋みのある共感がえられます。
さらに団長王子さんは、もうBLやってもいいよねぐらいの、
レン君への思いやりを越えた執着がたまらないね。
新キャラさんも合せて、立場(裏)から漏れる正直な物言いが多くてホルホルできました。

そして、相も変わらずお腹が空いてくる描写が多いこと多いことw
Posted by muko650 at 22:51│Comments(0)TrackBack(0)

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