C83作品レビュー49 ボクノヨルベ EP01

■ライブドアお題

3.11 東日本大震災について話そう

石原さんが怒ってから交通事情がよくなった


さて、第3201回は
いつか家の近くの20時には閉まるラーメン屋に
仕事帰りに寄って一杯を食べたいとか言いつつC83作品レビュー。
塩味さんの　ボクノヨルベ　EP01　の感想です。

ボクノヨルベ　EP01
ADV（塩味）WIN
プレイ時間：30分程度

■概要
出生後まもなく両親は他界、親戚をたらい回しの末、施設入りした少年：雨竜透。
並外れた理解力が故に、相手を見通し、汚いものを目の当たりにしまって、
妹以外には心を閉ざすようになる。
・・・が、一方で並外れた能力が
大富豪：雨竜征人に見出され、英才教育施され見事に吸収する。
金融の分野で活躍し、征人の資産を倍にする功績をだしたのだが、
金の世界と自分自身をみてくれない周りの環境に嫌気がさし
決して裏切らない二次元の世界、ヲタの道に足を突っ込んだダメ人間に変わっていく。
とうとう征人からお役御免で切り捨てられるハメに。
そして、彼が捨てられた先は彼の記憶からなくなっていたあの施設。
そこで彼は自分のことを兄とよぶシスター姿の少女、
そして姉御肌の少女に出会うのであった・・・

■感想


天才　との　距離


人物を定義する上で、天才は何が何ができると絶対座標で論じることが可能。
一方で、人と人の間でどの位置づけにあるかという相対的ところでは、
単に隔絶された存在ではよく分からず、
これがないと、定義そのものに見えてしまいます。
・・・前体験版でも、財団のトップからみた像はありましたが、
今回はどっちかというと凡人からみた像のエピソードが加わったことで、
主人公：雨竜君のことがちょっと理解できる気分になりました。
過去エピソードいいね！


ということで、落ちぶれた天才：雨竜君が、幼年期育った施設に戻るはめになって、
お世話にお姉さんや、かつては掛け替えない（今は忘れてる）妹と再会するお話、そのEP1。
連作形式になる模様で、今回は施設に戻ってきたというところまでになります。
冒頭で述べた過去エピソード以外は概ね、前回の感想と同じ範囲なので左のリンク参照をば。

妹についてはエピローグで生まれる前からの知覚で
体験版前に、掛け替えのないものというのが理解できましたが、
施設の姉御さんは今回の追加シーンでメインになって、
妹よりも、メインヒロインじゃないか？というぐらい挽回した印象
喋らないガチ幼児な雨竜っちに対して、あれこれ考えてる姿がなんか甲斐甲斐しかったです。
妹のべったりぶりもそこにありましたが、
こちらは後書でのはっちゃけぶりで色々印象がぶっ飛んだ感じ。
兄さんすきすきぱねぇ・・・本編でも同じノリだったら、いろいろとヤバイっすな〜ｗ