2013年07月15日

MYTHOS 第一部 後篇

■今日の一言

夏コミ±1ヶ月ということはぁあああああああ
もう、公開されてぇええええええええ、
プレイし始めることであぁぁあああある!!


さて、第3317回は
1ヶ月よりちょい先に公開されてるけど、細かいは気にせずに、
同ソ系マラソンコンテストC84 作品レビュー。
なすびあんさんの MYTHOS 第一部 後篇 の感想です。

mbanner600200
MYTHOS 第一部 後篇
ビジュアルノベル(なすびあん)WIN
プレイ時間:5時間程度

■概要

突如浮上したムー大陸から、謎の兵器によって蹂躙された世界。
起死回生の1手として、連合軍 M-11 ムー大陸本土上陸作戦が決行される。

紆余曲折を経て、M-11とは別の部隊と行軍することになった黒田達。
アトランティールとの戦い方を遂に知ることになるのだが、
そこに現れたのはもっと強大な敵:リンカーネシスの一人だった。
戦いは最終局面と加速していく


■感想


ジャスティス!


それは、偽りなき信念


ということで、遂やってきた第一章のファイナル。
絶望的最終戦争に果たして勝利できるのか!!の後篇。
物語の冒頭から、だいぶ仲間いなくなり、
そして、ムー大陸の兵器にも対抗できるようになった
と思ったら、そうは問屋が卸さない、劣勢につぐ劣勢。
手に汗にぎるなんてレベルじゃねーぞー!

650おじさんが気に入ったのは、ジャスティス曹長:トーマス。
元から仲間が想いが『過ぎる』ぐらいの、ナイスガイでしたが、
各々の過去まで明らかになる後篇では、
彼の正義が単なる思い込みとかじゃなく、
経験に裏打ちされた願い、
あるいは呪が入り混じった魂の彷徨にして咆哮。
個人的にはジャスティスは、Just + ice の冷たいイメージですが、
彼が叫ぶジャスティスは その冷たい闇を閉じ込める光のバースト。
熱いという言葉だけでは済まされない感じがありました。

・・・なので、とある問答シーンでは道中での成長・覚悟を経て、
不惑の一喝をしてもらいたくもあったりして。

一方彼だけじゃなく、今回の最終メンバー全員に、
深く過去をえぐってくるのが、後篇。
主人公の黒田君も、何故、ああも厭世的なのかも分かったり、
それ以前に、中篇で見せたもっと深いもの一端も見えたりと。
ただ、敵方さんも何があったかを知りたいというのがあったかな。
なんだかんだいって説得試みようとしてる、理解を求めようとしてる
その態度に繋がる過去というものが。
まー、まだ一章だしね♪続章では立ち位置が変わって見えるかもしれない。

一章全体で語ると、特筆すべきところは沢山あるのだけど、
特に良かったのは、戦闘シーンと、個々の人間の魂描写。
戦闘シーンは演出とゲーム性がかなり効いて、激しさと緊張感が半端ない。
前篇で飛ばしてたので、もうこの後は・・・と想っていたけど、
ばんばん出るわ、出るわ、時限式選択。
激しくなりつつも、臨場感は損なわないところが素晴しい。
そして、魂の方では数多くいる登場人物のシャウト!部分は、
声優さんの演技がかみ合いすぎて、震えるものがありました。

一方で、文章要素の上中下でいうところの、
中と下の間、物語の運び方は、主人公:黒田君自身が狂言回しの役を担いすぎてる感がある。
特に、躁鬱転調でそこに熱をぶつける流れが、パターン化し、
『またか・・・』と想う気持ちが若干あったり。
1・2回ならともかく、終盤になるとまるで成長してないと感じちゃうんだけど、
『ぎ』術の冴え渡りはやっぱり魅力的でございました。

Posted by muko650 at 23:59│Comments(1)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/muko650/51901142
この記事へのコメント
お世話になっております、なすびあん代表の青井えうです。
この度はかなり長編にも関わらず「MYTHOS第一部」を最後までプレイして頂き、さらにレビューまでして頂いてありがとうございました!
とても褒めて頂けているのがこそばゆいですが、何より楽しんで頂けたようで作者としてはホッとしております。
製作者として私が「プレイヤーさんにぜひ見て頂きたい!」と思った部分は概ね拾って頂けているので余計に嬉しいですね。
一方で短所についてもご指摘通りに思い当たる部分がありますので、これから一層精進してもっと良いモノを作れるよう頑張りたいと思います。
鋭いご指摘ありがとうございました。

同ソ系マラソンコンテストC84に応募しておきながらコミケには落ちてしまいましたが、こんなに早くレビューして頂けたのは幸運です。
他にもたくさんのご応募があるでしょうが企画運営の方、頑張って下さいませ。
それでは、今後ともどうぞなすびあんをよろしくお願いいたします。
Posted by 青井えう at 2013年07月16日 15:11