2013年09月24日

C84作品レビュー26 fault - milestone one -

■ライブドアお題

あなたが見たことのあるドラマの思い出は?

びんた ラクビーやってた


さて、第3230回は
テニスやるとフォルトというよりホームランをやっちゃう系男子によるC84作品レビュー。
ALICE IN DISSONANCEさんの fault - milestone one - の感想です。

scan019
fault - milestone one -
ファンタジーADV(ALICE IN DISSONANCE)マルチOS
プレイ時間:4〜5時間くらい

■概要
生命の源となるマナを操る『マナクラフト』が、
社会基盤の重要な位置づけになってる世界。
そこで反戦主義を貫いてた平和なルゼンハイド国が、
何者かの急襲を受けて陥落してしまう。

密かに用意されていたマナストリームを利用した転移クラフトのおかげで、
セルフィーネ姫と付き人:リトナは無事脱出する。
しかし、転移先は予定された場所ではなく、どこかも分からない森の中だった。
なんとか町に町にたどり着き、現地の少女ルーンに助けられる形で分かったことは、
ここはマナが稀少で代わりに科学技術の発達した世界の裏側 アウターポール ということ。
果たして、二人はもとの世界に帰ることができるのだろうか?

■感想


いい引きだ!!


連作ものの第一弾。
お姫様:セルフィーネとそのお付きリトナさんが、
落城イベからワープで見知らぬ土地から、元いた場所への旅のはじまり、はじまり〜
には違いないのですが、始めの町の出来事は、
そこの住人の内情に深く、丁寧に、
かつ、世界観を構成する要素を住人側でなぞります。
物語の大きな流れを思わず忘れてしまうくらいに、
しんみり、考えさせられるな〜
・・・と思ったら、引きが、見事に引き戻すっていうレベルじゃねーぞの次回に続く!
すごい楽しくなってきた!!

ということで、ファンタジーADVの第一弾。
突如の襲撃から、なんとか逃げ延びたお姫様と、付き人の少女二人から始まる物語。
相手さんが何故攻め込んできたかの背景はいまいち不明瞭ですが、
マナを駆使した魔法的:クラフト、その軍事方面がずば抜けてるようで、
雰囲気的にはそのマナ関係の技術を求めてる感じかな?
ただ、単純にクラフトはプワァーーー!!というわけではなく、
通信系のクラフトによる世界拡充といった前置き背景があって、
広義の情報価値のにほひが漂いますし、
王族にはパスダウンという記憶直接移転クラフトがあります。
ある意味の脳筋とは一味違った下地がポイントかな〜と。
実際、- milestone one - はメインなところではいぶし銀的に使われている印象でありました。

で、『はじまりの街』といったRPG王道イベントとしては、
通常、主人公たちの事情整理が主で、街の出来事は開始点、通過点になると思いきや、かなり濃いのが特徴。
マナの恩恵がなく、科学技術が発達した国といったところで、
おいおい、ついさっき書いたところはなんじゃらほい!というところですが、
それがかえって、対比を産むので世界を理解するにはいいかもしれない =ω=
話を本筋に戻して、そこで何があるかと言えば、
異邦人な王女様ご一考に、興味津々で街を案内してくれたルーンという少女がメインを張ります。
人に町に歴史ありの背景がしっかり&ショッキングで、
一気に読み手の意識・目線をかっさらうだけの力がある展開。
それぞれの人の心情を積み上げていった結果の今と未来に重みを感じました。

一方で、上にあげた世界スケール(王女様本流)と街スケール(サブキャラエピ)の焦点コントロールは、
詰め込むのが多いやら、並列クラスのウェイト的なところもあって、時折 ん?と思うところも。
上でいぶし銀とか書いたけど、セルフィーネが後半使用するクラフトは、
貢献の印象を高めるために、一時的でも演出や、BGMでピント合わせ目立たせた方がいいかなと思う一方、
酒場のリトナは流石に社会情勢踏まえて、場所が場所だけにそもそも地味系じゃないとまずいだろうとか・・・。

体験版の感想で、BGM、グラフィックの壮大さで劇場作品のような雰囲気があると書きましたが、
完成版でもその通りで、
やっぱり迫力がある音圧と背景質感、要所でのCGでの迫力はエクセレント。
そして、クライマックスでの要素の一体感がこうブワッとくるものがあるのですよ。
積み重ねたからこその

Posted by muko650 at 23:30│Comments(0)TrackBack(0)

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