2019年08月19日

アオイカミ 1章 感想

回復したSANは2日働けば元に戻るの巻

アオイカミ 1章 感想
サウンドノベル(drawing blue)

■概要(サイトより引用)
平凡な日常を過ごしていた高校生の泉は、ある日世界の神に出会う。
神は言う。お前は私のものだと。
泉は言う。神なんているわけがない。

時を同じくして母国に帰郷した異能者の女、サキ。
サキは大切な人を殺した世界の神を憎んでいた。
彼女は決死の覚悟で神に戦いを挑むが・・・。

泉とサキと世界の神、3人の行く末は如何に。


■感想

黒喰ええわ


時系列で後に続くか、並行世界系で分岐になるかは不明ですが、
第一章では『敵役』として機能しているのが黒喰。
流堂刻をリーダーとしてアクの強いメンバー揃いの自由勝手に生きる系反秩序型組織が
かなりに魅力的に映りました。
リーダーワンマンではなく、各メンバーが実に強いし、
1章時点で明かされる背景で、主人公陣営以上の絆があり、
それが個々人の成長に良影響を与えるところがとてもいい。
見てくれはやってることは確かに悪なんだけど、
それ以上に温かく、熱いものがありました。

世界神(の核)を巡りに争いが繰り広げられる伝奇系ノベル。
現代の普通の学生:が、その騒動に巻き込まれ
世界神蒼の契約者に選ばれてしまい・・・という展開になります。
第1章時点での陣営は主に3つ(主じゃないのもある)で、

・世界神陣営 世界神と契約者。核を狙うバトルを吹っ掛けられる立位置
・リゾム 心力者の心力者による警察的立位置。核が悪いように使われない用に立ち回るスタンスだが、世界神排除に執着するメンバーも
・黒喰 世界神の力を自分のものにしようとする組織

相手から見たらラスボス的扱い世界神陣営メインが主人公となります。
親分がチャンピョン的位置なので、強者を倒す大金星をとるといった魅力は微妙ですが、
よくある物語追う側ではなく、追われる側の立場自体であるところが新鮮。
また、契約者になる前も、無気力とまでも言わないものの、
淡泊されど理屈を捏ねる主人公、とそれを上回る説法こなす先達らといったところで
俺つえーとは違った哲学応酬もみどころで、そこからの派生的なものとしてのバトロワ感がありました。
とはいえ、一章では主人公に限らず若手に未熟さの『青』が目立つので、
フフ子供じゃの〜と言った親心・師匠心でプレイヤーは臨むが吉。戦わなきゃ共感性羞恥と

バトルの方は異能ばりばりですが、
神も人間も両方に適用される体系、『心力』というものがあり、
体系があるからこその読み合いがあるのがポイント。
ジャンプ漫画でいうところのハンターハンターの『念』、
ジョジョのスタンドの融合された感じ。
理屈的なところは多分にある一法、
ノベルゲーとしての利点、効果・演出のスクリプトましまし表現で
地の文は臨場感優先の、それこそ漫画的にスピード感で楽しめました。
人物と能力詳細は解放都度Tips的に網羅されていくので、
後でも確認できるところもよかったです。
1章にして、かなりのバトル数があるのですが、
黒喰派としては、世界神を倒した?一連の流れで、
そんなんチートや!という世界神を戦略と戦術合わせて追い詰めた?のが実に素晴らしく、
流堂の部下でもこれ程か!!と登場人物全体への期待値が爆増でした。
1章で退場した人も、別の形でまた見たいなぁ・・・


Posted by muko650 at 15:30│Comments(0)