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2016年11月11日

タテハチョウとアゲハチョウ



スズメバチの巣退治から始まった実家の庭シリーズ、今回で終わります。

キタテハより大きなタテハチョウのツマグロヒョウモン
どんな花色にも負けない鮮やかさが、目に焼きつきます。


ツマグロヒョウモン



ツマグロヒョウモン


愛らしいとは言い難いお顔立ちですが、種類によって異なる表情も蝶観察の醍醐味です。


ツマグロヒョウモン



真剣な?眼差しが、ひょうきんにも思えます。


ツマグロヒョウモン



ツマグロヒョウモン



        ツマグロヒョウモン    



   薄茶色の目の前に垂れている白いものは何なのでしょう?
   随分太いです。
   

     ツマグロヒョウモン

↑追記=垂れているように見えた2本の白い帯は下唇鬚
(かしんしゅ)。垂れているのではなく下から上に上がっています。匂いを感じたり、目や口吻の掃除に使うそうです。


花の位置が高く、捉えにくかった表翅。


ツマグロヒョウモン



    中にはこんな子も。
    異変に気付けず撮り続けていましたが・・・ 


       ツマグロヒョウモン


回り込んでみて、びっくり。あらら。。。


    
ツマグロヒョウモン



最後のお客様は、神秘的な青色のアオスジアゲハ

アオスジアゲハ
(↑左にはハラナガツチバチ)


アオスジアゲハ



初めて見るアオスジアゲハの逆さの吸蜜姿。
無邪気さ懸命さが感じられ、愛くるしい姿に見入りました。

アオスジアゲハ



初めてのオオハナアブ。寸足らずのずんぐりした体形が面白い。
花アブ界の太っちょナンバーワンかもしれません。
縞模様が浮き出て見えるという複眼にも興味が湧き、これからも注目のアブさんです。

オオハナアブ


下唇鬚について、ぶんぶんさんに教えていただきました。


*画像の上でクリックすると拡大されます

muku765 at 16:27|PermalinkComments(18)TrackBack(0)昆虫 

2016年11月07日

シロチョウとタテハチョウ




10月に実家の庭に訪れた蝶を小さい順に並べてみると、
シジミチョウシロチョウタテハチョウアゲハチョウ。

今回は、目を凝らさなくても見失うことは無い、程良い大きさのシロチョウとタテハチョウです。

セイタカアワダチソウに押されて奥に追いやられたコセンダングサに、可憐な蝶が止まりました。

”蝶ちょ”と呼びたくなるキタキチョウと・・・

キタキチョウ



モンシロチョウ
。どちらも、ひらひらと上下しながら舞う姿は愛らしく、郷愁を誘います。


モンシロチョウ 




     モンシロチョウ



普段出会うタテハチョウの中では、一番小さなキタテハ


キタテハ



      キタテハ



キタテハ

   ↑↓後ろ翅の裏側に白い紋。この子の紋はハート形

     キタテハ



この子は角ばってL字型(左右が逆ですが)。
紋にも個性があると、写真のお陰で知りました。


キタテハ


*画像の上でクリックすると拡大されます


muku765 at 23:20|PermalinkComments(16)TrackBack(0)昆虫 

2016年11月05日

セイタカアワダチソウとシジミチョウ



前回のムラサキシジミに続き、シジミチョウが3種です。

ヤマトシジミ

 

ヤマトシジミ



ヤマトシジミ



カマキリにとってもセイタカアワダチソウは食料調達のための有り難い狩り場です。捕食されてしまったヤマトシジミ。
翅だけになると前脚を離して、ぽとりと下に落としました。

カマキリとヤマトシジミ



          ウラナミシジミ 


    ウラナミシジミ



    ウラナミシジミ



    ウラナミシジミ



ベニシジミ


ベニシジミ



ベニシジミ


muku765 at 21:22|PermalinkComments(12)TrackBack(0)昆虫 

ムラサキシジミ



手入れを怠って蜂に気に入られてしまった実家の庭では、セイタカアワダチソウ(背高泡立草・キク科)の花が咲き乱れています。
大型雑草の代表のような草で増えすぎると嫌われますが、鮮やかな黄色はとても華やか。
そこに素敵なお客様たちが引きも切らずやってきます。
ハナアブやハラナガツチバチ、蝶たちが、花粉や蜜を求めていつまでも去らずに飛びまわり、珍しく一つの場所で、9種類もの蝶を見ることができました。10月中旬撮影です。


まず、表翅の色の美しいムラサキシジミから。
葉の上にいることの多い蝶です。

ムラサキシジミ



ゆ〜っくりと開きかけて、パタッ!と閉じる。
輝く青紫が見え始めたところで、前触れもなく突然パタッ!
ひどく素早いので、何度も、あ〜あ。。。

ムラサキシジミ



        ムラサキシジミ


ムラサキシジミ



ムラサキシジミ



ムラサキシジミ



成虫で越冬する蝶ですが、越冬前後以外は、花を訪れることは少ないとのこと。普段は何を食べているのでしょうね。


ムラサキシジミ



     ムラサキシジミ



ムラサキシジミ


2頭来ていましたが、どちらも雌の様でした。


活発なヤマトシジミが、動きの少ないムラサキシジミを追い立てにやってくる場面もありました。

ムラサキシジミとヤマトシジミ



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muku765 at 06:30|PermalinkComments(14)TrackBack(0)昆虫 

2016年11月01日

蜂退治




築50年近くになる実家の軒下に蜂の巣を見つけたのは、10月上旬のこと。
以前刺されたコアシナガバチよりかなり大きくて、色も鮮やかな黄色に黒の模様が遠目にも恐ろしく、自分で退治する決心がつきません。調べてみると、セグロアシナガバチ
獰猛ではない蜂というので、そのうちいなくなってくれるだろうと、取り敢えずそのままにしておきました。

セグロアシナガバチ
(右側の白い部分はエアコンのホース)


10月中旬、あまり数が減っている様子がありません。
活動は既に終わって、傷んだ巣の上で固まっているだけなのでしょうが、大きいのでやっぱり怖い。これから庭で草取り作業もあるからと、便利屋さんに撤去を頼みました。

セグロアシナガバチ



そう、頼んで本当に良かったのです というのは・・・
「もうひとつハチの巣があるよ。」と便利屋さん。
えっ!どこどこ?と、指さす方を見ると…ギクッ、さあ大変!

今まで全く気付かなかったスズメバチの巣が見えました
地面から40僂曚匹離汽張の枝にぶら下がっています。
目立たず風雨を避けられる良い場所を、上手に選んでいるのものだと感心します。

 
コガタスズメバチの巣



巣の造形も美しく、自然を感じる良い眺めなのですが・・・

       コガタスズメバチの巣



蜂を刺激せずに庭の手入れは出来そうもないので、すぐに専門業者を呼びました。  穴から、巣の中にスプレーを噴射。

巣撤去中


パチンと枝を切って撤去完了。
コガタスズメバチの巣です。長い方で26僂△蠅泙靴拭


コガタスズメバチの巣



慣れた手つきでバリバリとV字にナイフを入れて切り分けて、中を見せてくれました。 うわー、蜂の巣の中を見る機会は、きっとこれが最初で最後。

コガタスズメバチの巣

↑巣は、3段になっていました。 
何層にもなった外皮はパリパリとして、パイ生地を思わせます。
層の間にできた空間は、巣の温度を一定に保つ働きをするとのこと。



幼虫は逆さにぶら下がり手前が頭。

コガタスズメバチの巣


↓左から 幼虫・女王蜂・働き蜂 

女王蜂 働き蜂 幼虫


↓上=働き蜂 下=女王蜂 


女王蜂と働き蜂



戻り蜂対策に、巣のあった場所に粘着シートを架けます。

作業中


出かけていて戻って来た蜂たちは、突然巣が消えてしまってさぞ驚いたことでしょう。しばらく周りを飛び回り、最後にはシートに捕まって、捕獲数が徐々に増えてゆきました。

コガタスズメバチ



以下は作業の方のお話。
コガタスズメバチは、4〜5月ごろに女王蜂が一人で巣を作り始め、働き蜂を産卵します。働き蜂は全員雌で、寿命は約一か月。次第に数が増えて巣が大きくなり、秋になると女王蜂が雄を産み、雄が羽化してから女王蜂を産みます。交尾が起こらないように時期をずらすわけです。雄が巣から離れ新女王蜂も飛び立ち、蜂の活動が終わった12月まで待って撤去すれば素人でも安全です。
新女王蜂は他の巣の雄と交尾を済ませ越冬し春を迎え、一人で巣を作り始め、秋には一年の寿命が終わります。


気付かずに庭木の剪定を始めていたら、確実に刺されていたことでしょう。2つの業者への支払で費用はかさみましたが、命拾いをしてホッとしています。
ミニ観察会の様でもあり、楽しさもありました。

こんなことは蜂にとっても災難です。来年からは女王蜂に気に入られないように、庭のお手入れに励みます!

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muku765 at 14:29|PermalinkComments(18)TrackBack(0)昆虫 

2016年10月28日

黒くならなかったクロホオズキ




春に種を撒き、夏に淡い紫色の花を咲かせたクロホオズキ
3日前までまだ頑張って2輪の花を付けていましたが、流石にもう花はもう終わりになりました。



10月中旬、
広い花弁の上で脚を踏ん張り長居するホソヒラタアブ。


クロホオズキ



     中には・・・花粉がたっぷり。
     花の筒部は白、基部には濃い紫色の斑紋。
     花の奥は絞り染めの様。


 
クロホオズキ



    花弁が落ちると萼が閉じて丸く膨らみ、
    可愛い形の鬼灯に。


   
クロホオズキ


そして・・・↑この緑色の鬼灯が、真っ黒に色づく日を心待ちにしていたのです。
↓こんな風に。これは、昨年11月、栃木で出会ったクロホオズキです


クロホオズキ(11月・栃木にて)



ところが、
色付くどころか、実は、緑色からすぐさま枯れ色に直行です。
期待は裏切られ、戸惑うばかり。。。

  
クロホオズキ 実



それでもこんな楽しみが。 萼が薄く柔らかいので、放っておいても次々に網鬼灯の出来上がり。


クロホオズキ 実



中に一つだけ、何とか金色っぽく色付いてくれた実を見つけました。この色合いも素敵です♪


クロホオズキ 実



=おまけ=
オオセンナリ属のクロホオズキと、ホオズキ属のホオズキの大きさ比べをしてみました。


クロホオズキとホオズキ


クロホオズキは南アメリカ原産のオオセンナリ(大千成)の園芸品種です。

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muku765 at 23:00|PermalinkComments(14)TrackBack(0)植物 

2016年10月26日

赤い実など(久しぶりの柏の葉公園)



前回の残念観察記以来気落ちして、かなり間が空いてしまいましたが、秋空に映える鮮やかな実に元気づけられて、更新を再開したいと思います。

久しぶりの柏の葉公園、久しぶりの樹木観察会でした。

  黄緑色の大きな葉の中に真っ赤な実!
  思わず歓声を上げました。
  イイギリ
(飯桐・イイギリ科)です。今が旬という感じ。

 イイギリ



イイギリ


冬中実が残ることの多いイイギリですが、この木はどうなるでしょうか。野鳥のご機嫌次第です。

飯桐の名は、葉が桐の葉に似て昔ご飯を包んだところから。

イイギリ



ウメモドキ(梅擬・モチノキ科)

ウメモドキ



タラヨウ(多羅葉・モチノキ科) 
小さな実が
ぎっしりと固まって付いています。
しっかりとした堅い葉の裏を傷付けると、黒く変色し文字や絵が描けるところから、インドで経文を描いた多羅樹(ウチワヤシ)に譬えて多羅葉の名前が付きました。

何年も黒いまま残るのでメモ用紙代わりにも、お手紙にも使えます。(^_^)v  
ハガキ(葉書)の語源になったといわれる木だそうです。


タラヨウ


↑上の三種(イイギリ・ウメモドキ・タラヨウ)は
どれも雌雄異株



     ミヤマガマズミ(深山莢蒾・スイカズラ科)
      ガマズミに比べて実は疎ら。

   ミヤマガマズミ



ノイバラ(野薔薇・野茨・バラ科)


ノイバラ



    八重咲きの可憐なジュウガツザクラ
    (十月桜・バラ科・園芸種) 
    春にもう一度花が見られます。

  ジュウガツザクラ


実が複数生るコブクザクラ(子福桜)という八重の桜も咲いていました。

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muku765 at 18:51|PermalinkComments(14)TrackBack(0)植物 | 柏の葉公園

2016年09月30日

ジャコウアゲハ(4) 蛹




2個の蛹に気付いた日(9月17日)から今日まで、13日が経ちました。まず、その初めに見た蛹の写真から。

     .Ε泪離好坤サの陶器鉢の側面に、
      地上20僂琉銘屬礼譟

    ジャコウアゲハ 蛹



ジャコウアゲハ 蛹



    ▲廛薀鵐拭爾梁μ漫地上15僂礼譟

  ジャコウアゲハ 蛹

どちらも位置が低すぎて、身を屈めても細部を見ることができず観察には難儀します。糸が切れてはいけないと、触らず揺らさずそっと覗き込み、おおよその形を撮りました。
古代生物の化石のような異様な姿は、小さいながらかなりの存在感です。

,鉢◆⊃Ч腓い少し異なり、
体を支える糸も,惑鬚辰櫃、△録燭湛です。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いつの頃からか、体色が砂埃で汚れたように煤けてきました。
これが羽化前に起こるという黒色変化なのか? それとも途中で死んだ時の黒色変化なのか? 
9月最終日の今日、写真で確かめることにしました。

ここからは、本日の蛹。(↑から13日後)


ジャコウアゲハ


斜め上から内側を覗くと、突起部分の赤色が消えています。
あ〜、やっぱり死んでいるのでしょう。

ジャコウアゲハ 蛹



△海舛蕕礼譴和櫃生えた様な色合いに。

ジャコウアゲハ


赤い突起にはまだ少し艶が残っていましたが・・・
こちらもダメそうですね〜。

ジャコウアゲハ 蛹


普通幼虫は、今居る場所から離れたところで蛹になると聞きました。この蛹のある二つの植木鉢は、正に幼虫の生息場所のど真ん中。それも死んだ原因のひとつなのかな〜と、またまた一人考え込むとんとんなのでした。
拙い観察眼では、こんな淋しい店じまいになってしまうのも仕方のないことかもしれません。
がっかりですが、幼虫のユニークな可愛さには癒されました。

この蛹、皿屋敷のお菊が後ろ手に縛られた姿を連想して「お菊虫」と呼ばれているそうなのです。 怨念のこもった名前に益々落ち込みますが、来年に期待して残念観察記を終わります。


=最後におまけ=

デッキの隙間から。
一度上部が枯れて、別の方向へ伸び出したウマノスズクサでお食事中の幼虫君。お気に入りのショットです。(17日撮影) 

ジャコウアゲハ


muku765 at 20:29|PermalinkComments(14)TrackBack(0)昆虫 

2016年09月28日

ジャコウアゲハ(3) 幼虫その後



間が空きましたが、前回の続き、
ジャコウアゲハの幼虫のその後の様子です。

9月上旬、ウマノスズクサの半分が、茎が噛み切られたことによって枯れました。残りの青々とした葉っぱで、早く育った幼虫が生き延びるのだと合点していたところ、程なく残っていた緑の葉も全て、地植えの分も鉢植えの分も枯れてしまったのです。

これでは、全ての幼虫が餓死してしまうではないか・・・!
意図的に食草を減らして少数精鋭主義?で生き残る戦略かと感心していたのは、早とちりだったのかと慌てました。
見つけられる幼虫の数は半分の5匹ほどに減り、その子たちの様子がまたとても哀れに見えたので、茎を切ってしまったのは、たまたま起こった失敗だったのではないかという気がしたのでした


例えば、食草でもないシュウメイギクの茎にしがみつく子、


ジャコウアゲハ



草を探し歩いて迷ったのか、8mも離れている場所で息も絶え絶えになっている子。

ジャコウアゲハ



でも、よく見ると周りの草に紛れて見え難い下の方の茎は健在で、何匹かはこの堅くしっかりした茎を頼りに生き延びている様子です。

ジャコウアゲハ 幼虫



オオトキワツユクサの茎を歩く子。
傍にはウマノスズクサの茎。たどり着けるのかと見守ると・・・

ジャコウアゲハ


無事到着です♪ 流石!

ジャコウアゲハ


更に良く見ると、両方が切断された切れっぱし。
葉よりは持ちがいいけれど、枯れる前で良かったね。


ジャコウアゲハ



枯れたと見えた鉢植えも、根元部分は15冂残っていて、二匹がむしゃむしゃと口を動かしています。
鏡の様にシンメトリー。
抱き合うような仲良しぶりは、笑えます。
(⌒∇⌒)

ジャコウアゲハ 幼虫


真上から。

ジャコウアゲハ


    鉢には、あぶれた子がもう2匹。
    仕方なく鉢に挿したトレリスや自然に生えた
    クワクサで我慢です。
    近くで食べている子がいるだけに、哀れを誘います。


        ジャコウアゲハ



地植えの茎でも、同じスタイルを発見。
ここでも先着2名様限定で、貴重な茎を分け合います。


ジャコウアゲハ



次の日
、鉢の茎は完全に消滅し、幼虫も姿を消したので死滅しましたが、その2日後、嬉しいことに2個の蛹に気付きました♪
やきもきしましたが、結局2頭の蝶が羽化するならば大成功ではないかと、この「茎噛み切り大作戦」に改めて納得したのでした。

まるで悪知恵の様なこの不思議な生態は、なぜ生まれたのでしょうか。。。ジャコウアゲハはウマノスズクサの毒を体内に取り込んで身を守っているため、幼虫も成虫も捕食者による数の調節がされ難いのではないのか。そのため自分たちで数を減らす努力をしなくてはならなくなったということではないのか。。。

ご苦労様なことです。初めから毒など仕込まず、小鳥たちの餌になってれば話は簡単。きっと深〜い訳があるのでしょう。

こんな風に考えましたが、素人観察記(時に感情移入あり)
の不備な点はご容赦下さい。
どなたか深い洞察を、よろしくお願いします。


      ・・・・・・・・・・・・・

蛹発見と同じ日、こんな小さな子もいましたが育たない命です。

ジャコウアゲハ 



この頃、まだ蝶も毎日のように飛来していましたが、産卵する場所はありません。食草の香りでも残っているのでしょうか。

ジャコウアゲハ


その後、待てど暮らせど変化なし。
次回で観察記が終わりになりそうです。


muku765 at 18:17|PermalinkComments(10)TrackBack(0)昆虫 

2016年09月23日

ジャコウアゲハ(2) 幼虫、孵る



ジャコウアゲハのイガイガの幼虫(可愛いですけど)の写真ばかりが何枚も並びます。苦手な方ご注意ください。


産卵の日から2週間後(8月下旬)、沢山の幼虫が既に大分大きく育っていました。
全身角だらけの体に白いスカーフ巻いて、可愛いこと。
普通気持ちが悪いと思うところも、待って待ってやっと我が家で産声を上げた幼虫ですから愛情が移ります。

ジャコウアゲハ 幼虫

↑やんちゃ坊主の様でしょう〜? 


ジャコウアゲハ


柔らかい葉っぱからむしゃむしゃ


ジャコウアゲハ 幼虫



真上から見るとこんな感じ。
角度が思うようにならず口元まで写せません。


ジャコウアゲハ 幼虫



少しでも揺らすと、ぬめっとした黄色い角の様なものをにゅっと伸ばします。近くで大きな音を立てても、こうなります。

ジャコウアゲハ 幼虫



茎の美味しさに目覚めた子は、小さな靴を履いたような脚で茎を挟みこんで、何とキュートなこと。
葉は残っていても、茎の方がお気に入り。


ジャコウアゲハ 幼虫



ジャコウアゲハ 幼虫



大きくなっても、ひどく色の薄いままの子もおりました。
 

ジャコウアゲハ 幼虫



重なり合った葉の裏は見難く、見つけられたのは10匹程。
もっといるはずですが。 性格は穏やかそう。
近くにいても牽制したり争ったりする様子は見られません。


ジャコウアゲハ 幼虫


大家族を養うに十分なウマノスズクサが繁茂しているのに、コンクリートの上を這ってあらぬ方向に散歩に出かける子がいて、何をしているのか生態が不明です。。。???

食草ではないシロバナサクラタデの葉に迷い込んだりも。

ジャコウアゲハ 幼虫



オオトキワツユクサをむしゃむしゃ食べている場面も目撃しました!?!? こんなに食べてしまったのですよ
こんなこと、あっていいのでしょうか
カメラを取りに行っている間に気付いたのか、食べるのを止めてしまったので証拠写真がありません。

オオトキワツユクサ



糞も初めて見ました。
この糞を餌に生きる微生物や虫たちがいるのでしょうね。


ジャコウアゲハの糞



9月上旬のある日、食草の半分ほどが萎れ始め枯れてしまいました。
風雨の影響で根や茎が腐ってしまったかと慌てましたが、良く見ると途中で茎が切れています。
鉢植えの株にも同時に同じことが起きました。


ウマノスズクサ



まず頭をよぎったことは・・・
この頃になってもジャコウアゲハが頻繁に飛来して産卵し、小さな幼虫が次々に孵っていましたから、同じ場所での大量発生を防ぐため、初期に孵った育ちの早い幼虫たちが自分たちの分だけを残し、茎を噛み切って余分な葉を枯らすのかと。
確かに卵の数だけ羽化してしまったら、庭はジャコウアゲハだらけになってしまいます。それは困ります。

毒草を食草に選び体内に毒をため込んで、捕食者から身を守るという賢いジャコウアゲハですから、このような高度な戦略も立てられるのだと合点した次第です。


しかし、観察の途中でその確信が揺らぐことがありました。
初めての子育て気分で、ハラハラドキドキ、首をかしげながら見守りました。

*画像の上でクリックすると拡大されます。
 可愛いと思われる方はぜひどうぞ。^^)v


muku765 at 20:52|PermalinkComments(12)TrackBack(0)昆虫 

2016年09月20日

ジャコウアゲハ(1)



ジャコウアゲハを期待して、食草のウマノスズクサを植えたのは7年ほど前のこと。それから4年経ってやっと愉快な形の花が開花して大喜びをしたものでした。 
2013年の花 花の内側
しかし、念願のジャコウアゲハは一向に姿を見せてくれません。

さて、今年は・・・例年通り6月中旬ごろから次々に蕾が現れて、開花に気付いたのは6月下旬
ラッパ型の花は、今年も満面の笑顔です。

ウマノスズクサ




ウマノスズクサ




ウマノスズクサ



今年は殊に生長著しく葉が茂り、マリーローズを覆い隠し遂に枯らしてしまいました。
仕方がないわと、そのままにしておいたところ、


8月中旬、ついに待ちに待ったジャコウアゲハ、飛来です!


ちょんちょんちょんと葉に触りながら目の前を忙しなく飛び回り、いつまでも去って行かない様子に、これは本腰を入れて産卵に来ているに違いないと、カメラを取りに部屋に飛び込みました

ウマノスズクサとジャコウアゲハ



目の前を大きなベージュ色の翅が通り過ぎるばかりで、なかなかファインダーに入らない。綺麗な写真は撮れません。

ジャコウアゲハ雌


       見難い、見難い、撮り難い。

        ジャコウアゲハ雌


茂みの中に潜り込んで止まったままでいるのは、どうやら一仕事・・・しているらしい。


ジャコウアゲハ



産卵すると疲労するのでしょうか、シロバナサクラタデの葉の上で動かないことも。

ジャコウアゲハ雌



ジャコウアゲハ雌


ぐったりした感じ、出ていますね。

ジャコウアゲハ



葉に掴まっていますが、隠れてよく見えません。
あー、じれったい。

ジャコウアゲハ雌



地面近く低くしゃがみ込んでみたら、
見えました♪ 産卵の瞬間が!


ジャコウアゲハ


  3個です。
  こちらの視線を気にして、途中でやめてしまったのかしら。

       ジャコウアゲハ 産卵

近くの葉には7個の卵が固まって産みつけられていました。
やっとです。やりました! この日から庭で毎日のようにジャコウアゲハを見ることとなりました。
待ちに待った幼虫、蛹、羽化へと期待が膨らみます。

庭は蚊がひどくまめに観察ができず、気づいた時にはあの個性的な幼虫が葉っぱや茎のあっちにもこっちにも。
無事に孵ってくれてホッとしました。(^−^)



muku765 at 22:07|PermalinkComments(14)TrackBack(0)植物 | 昆虫

2016年09月13日

白樺林(八千穂高原・終)




のんびりと振り返った雨模様の八千穂高原。
白樺林の写真でやっと終わります。

八千穂レイクに向かう途中、白樺林に霧が掛かりました♪ 
「霧が出なくて」と残念がる方が多い中、ラッキーです。


白樺林



白い幹の奥に突然現れた白い空間には、不可思議な奥行きが感じられました。迷い込んでみたいような気がします。

白樺林


    霞んでいるはずなのに透明にも感じられる白。
    初めて知る光景でした。


     白樺林



結局100mも進まないうちに雨。
連れが足を痛めてベンチで待っているし、これから本格的に降り出す予報のため、帰途に就くことになりました。

この先の八千穂レイクへの行程が素晴らしいはずですから、後ろ髪を引かれる思いです。又折を見て再訪を決意しています。

滅多にお泊り旅行をしないので、レポートが長くなりました。

*画像の上でクリックすると拡大されます


muku765 at 19:15|PermalinkComments(12)TrackBack(0)植物 | 八千穂高原

2016年09月09日

仲良しウソ(八千穂高原・7)




宿での朝食の時間、運良く外のデッキにウソがやってきました。
しかもペアーです。
ガラス越しですが目の前ですから、わくわくします。



ウソ



逃げられないようにと、同じ位置からそーっと。
同じような写真ばかりですが、2羽の動きがシンクロしがちなところが面白い。


ウソ



ウソ



ウソ

↑自然豊かな証拠、変わったクモまで写っていました。


美味しい中身だけ頂いて、と。 種の皮は散らかしたまま。


ウソ♂


中のインテリアにうっかり触れて揺らしてしまったら、さっと木の上へ。慣れているようでも、驚かせてはいけませんね。
待っていればいろいろな野鳥が見られたのかもしれません。
時間がなくて残念でした。


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muku765 at 18:41|PermalinkComments(10)TrackBack(0)野鳥 | 八千穂高原

2016年09月07日

自然園(八千穂高原・6)



花木園の向かい側にある『自然園』。
お天気がはっきりしないので、人もまばらで静かです。
3つの散策コースの内、渓流、滝、湖のコースを選びました。

   しっとりとした園内。入り口付近に早速シラカバ林。

       シラカバ林


  
       滝


滝



池の様な雰囲気の「遊亀湖」。

遊亀湖



遊亀湖



     アズマレイジンソウ(東伶人草・キンポウゲ科)
     少し異様な雰囲気の初見の花。トリカブト属。
(花や花柄に開出毛のあるレイジンソウと迷いましたが、拡大して見て、茎の毛が屈毛に見えたので取り敢えずアズマレイジンソウとしました。)


       レイジンソウ


      フシグロセンノウ(節黒)


       フシグロセンノウ


名前の由来の黒い節。

フシグロセンノウ



アキノキリンソウ(秋の麒麟草・キク科)


アキノキリンソウ



アキノキリンソウ



アキノキリンソウ



傾いてしまった1.5mものヤナギラン(柳蘭・アカバナ科)
棒状の実までピンク色なのだと初めて知りました。
弾けると飛び出した
綿毛にびっくりです。

ヤナギラン



      自然園を出ると、草むらに
      薄紫がひと際美しい
クサフジ(草藤・マメ科)

         クサフジ



=おまけ=

ヤマハハコの雄株の写真がありました。(白駒の池入口にて)
筒状花は両性花。雌株はこちら
ヤマハハコの両性花は結実しないから、雄株と呼ぶ訳ですね。

ヤマハハコ 雄株



*画像の上でクックすると拡大されます


muku765 at 19:34|PermalinkComments(10)TrackBack(0)植物 | 八千穂高原

2016年09月05日

昆虫たち(八千穂高原・5)



高原では虫たちの種類も豊富。それも楽しみの一つです。
図鑑やネットで名前を調べましたが分からないものも多く、間違いがありましたらご指摘ください。


ハナバチの部

1僂ら大きくても2僂泙任離魯淵丱舛気鵑燭繊L喊爾ぢ里魎櫃瓩堂崕に絡みつくように這いまわる格好は可愛いらしくてたまりません。スレンダーとは言い難い姿で、きびきびコロコロと働いておりました。

名前がぴったり、トラマルハナバチ 

トラマルハナバチ



明るい色の胸の毛が綺麗で目を引きました。
コマルハナバチ風?の小さめのマルハナバチ。

マルハナバチの仲間



丸まり過ぎて頭が見えません。黒っぽいハナバチさん。
両脇に白っぽい花粉袋をつけています。オオマルハナバチ風?

オオマルハナバチ風?



ハナアブの部

右下の子は、ナミホシヒラタアブ 
いつも見るホソヒラタアブより体も太め、帯模様も太めです。

ナミホシヒラタアブ



触覚の長いオオヒゲナガハナアブ 
でっぷりとして体長も大き目の見やすいハナアブさん。

オオヒゲナガハナアブ



いつものナミハナアブさんですが、止まった場所が素敵です。

ナミハナアブ



右下にシロスジベッコウハナアブ、翅の先の切れ込みが面白い。

シロスジベッコウハナアブ



オオヨコモンヒラタアブ 青いアブさん、初めてです。

オオヨコモンヒラタアブ



カミキリムシの部

ゴマナに、ヒメアカハナカミキリ

ヒメアカハナカミキリ



マルガタハナカミキリ 
色と模様が新鮮でした。
数が多く山では普通に出会う花カミキリとありましたが、山に行かない所為か全く初見です。

マルガタハナカミキリ


ヨツスジハナカミキリ 
こちらは良く出会います。

ヨツスジハナカミキリ



トンボの部

まだ赤くならないアキアカネと、

ワレモコウとアキアカネ



        赤とんぼになったアキアカネ

    アキアカネ


蝶の部

シシウドの花の柄に紛れて目立ちませんが、ちょっと違和感が・・・ キアゲハの幼虫が何匹も何匹も。

キアゲハの幼虫



      ウラナミシジミ 裏翅がお洒落です。

   ウラナミシジミ



ウラナミシジミ



オオウラギンスジヒョウモン雌
 
前翅頂の白色紋が手掛かりとなり、同定できました。

オオウラギンスジヒョウモン♀



         ミドリヒョウモン

   ミドリヒョウモン


自然園の入り口で、再びミドリヒョウモン。運よく裏翅も。

ミドリヒョウモン


自然園では、数あるコースの内、渓流コースを選びました。

*画像の上でクリックするとかくだいされます


muku765 at 17:44|PermalinkComments(10)TrackBack(0)昆虫 | 八千穂高原

2016年09月03日

花木園の野草(八千穂高原・4)



宿から歩いて約15分、『自然園』『花木園』に到着です。 
ここなら雨に遭っても、安全に散策できそうです。

まず「花木園」へ。 曇り空でも空気は澄み、草木の緑に注ぐ柔らかな光が気持ち良い。


花は既に終わり、実の時期に入ったカラマツソウ
(唐松草・キンポウゲ科) 雫と緑。雨上がりは悪くない♪

カラマツソウ


   ツリガネニンジンの高山型のハクサンシャジン
    (白山沙参・キキョウ科・別名・タカネツリガネニンジン)。 
   草丈は低め、50僂曚匹任靴拭
   ツリガネニンジンよりも花に膨らみがあり豪華です。

        ハクサンシャジン


       ハクサンシャジン



すーっと斜めに2m近くに育ったヤマトリカブト
(山鳥兜・キンポウゲ科) このような背高のものを見るのは初めてのこと。

ヤマトリカブト



レース生地の様な美しいセリ科の花、シシウド(独活・セリ科)。
繊細な美しさに、何度出会っても虜です。


シシウド



花の上で忙しく動き回るハナアブやハナバチ。

シシウド



マツムシソウ
再び♪ 蕾から・・・

マツムシソウ


       開花、

    マツムシソウ


実まで、同時に見られました。

マツムシソウ



キツリフネ(黄釣舟・ツリフネソウ科)
 
不思議不思議、花の内側や筒の外側にある、見慣れたあの赤茶の斑紋がありません。

キツリフネ



ハンゴンソウ(反魂草・キク科)


ハンゴンソウ


深く3裂〜7裂する特徴的な葉っぱ。
そっくりなキオンじゃないよネと、確かめて。

ハンゴンソウ



ハンゴンソウ



ワレモコウ(吾亦紅・バラ科)

出来始めの小さな可愛い花序を真上から。

ワレモコウ



ヤマハハコ(山母子・キク科)は、ほとんどが雌株でした。
黄色い部分が雌花。中心部に筒状の両性花。

ヤマハハコ



美しい穂、ヤマアワ(山粟・イネ科)

イネ科植物


ミズナラ(水楢・ブナ科)の若い堅果

ミズナラ



奥に進むと白樺林。
緑も引き立ち、本当に優雅でロマンチックな眺めです。

白樺林

*画像の上でクリックすると拡大されます


muku765 at 08:35|PermalinkComments(10)TrackBack(0)植物 | 八千穂高原