aamall

2018年10月13日

コミカンソウじゃなかった



車道沿いに形良く仕切られた新しい花壇にはまだは花は植えられてなくて、疎らに草が生えています。

土に混ざって運ばれてきた種が芽を出したのでしょうか。
涼しげな見慣れない草が目にとまりました。

ナガエコミカンソウ


赤い小粒の実が可愛い
コミカンソウか?と、一瞬心が動きましたが、なんだか雰囲気が違います。

葉はさらさらっとしていて、30僂曚匹某燭団召偉ち上がった姿は乱れがなく美しい。

ナガエコミカンソウ



帰って調べてみると、ナガエコミカンソウ(長柄小蜜柑草・コミカンソウ科)と判明しました。 確かに身の大きさに比べて柄が長い

葉っぱの上に、玉のような実がポンポンポン。


ナガエコミカンソウ



裏返してみると、裏側も全く同じにポンポンポン。

ナガエコミカンソウ



   表側の花に注目すると・・・柱頭の見える雌花です。


   ナガエコミカンソウ



       裏側の花を見ると・・・雄花です。

   ナガエノコミカンソウ



大トリミングしても見難いですが、雄しべが5本。

雄花


最初に出した葉裏写真も拡大して確認すると、
やはり黄色の花粉?(葯?)をつけた雄花ばかりでした。


雌花は表側に付き、雄花は裏側に垂れるようですね。


実が葉っぱの真ん中に並んだ、面白い造形です。

ナガエノコミカンソウ


ナガエコミカンソウは、マスカリン諸島(マダガスカルの東方沖)原産とされる帰化植物。
熱帯地方では小低木、日本の寒さでは一年草として育つことが多いようです。 色づいた実もぜひ見たいものですね。
(9月下旬)


【現在】
まだまだ芽吹いて、10兮らずの新しい株がどんどん育っています。花期は7月〜10月だそうです。
草取りされなければウォッチングを続けてみましょう。

ナガエコミカンソウ



   ☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆


別のカメラで撮ったホシホウジャク写真が出てきました。
滅多に撮れないスズメ蛾ですから、ボケていますが記念に3枚。
(9月下旬)

 ホシホウジャク



ホシホウジャク




ホシホウジャク



*画像の上でクリックすると拡大されます

muku765 at 18:30|PermalinkComments(9) 植物 

2018年10月07日

久しぶりの童顔ウオッチング(イチモンジセセリ)



小さな体でキビキビと飛び回るイチモンジセセリ
庭でも外でも元気な姿に頻繁に出会います。

遂に我慢しきれなくなり、久しぶりに玉虫色の背中と愛くるしい瞳に迫ってみました。

庭のレンガの上で。

イチモンジセセリ



強い日差しに、玉虫色が際立ちます。


イチモンジセセリ



イチモンジセセリ



こんな子もいました。

顔の半分を占めるほどのつぶらな瞳に異変です!
何か悲しげな眼差しに、怪我でもしたのかと慌てましたが・・・

イチモンジセセリ



あは、心配して損をしました。
出っ張った目に、小さな花びらが止まっていたのです。

イチモンジセセリ



前脚でこすればすぐに落ちるものを・・・
広い視野の一部が少々欠けても問題なさそうです。

張り付いてしまったいるのか、少しくらいの飛翔では落ちないものですね。

イチモンジセセリ


イチモンジセセリ


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

草はらのセセリさんも伏目がち。
普段は真っ黒に見える複眼が、光の反射で一部が茶色に映っています。


イチモンジセセリ



三日月まなこになっても、可愛いさに陰りは出ないセセリさん。

イチモンジセセリ



アベリアの茂みの中で。
動きがなければ、見つけられないほどの地味な蝶。


イチモンジセセリ



  イチモンジセセリ



吸蜜中は寄っても気にしない子、すぐ逃げる子、いろいろです。

イチモンジセセリ



  イチモンジセセリ



         本日一番のお気に入り

  イチモンジセセリ



ホシホウジャク

ホシホウジャク


2012年の童顔ウォッチング



*画像の上でクリックすると拡大されます。
 可愛いので、ぜひどうぞ。

*設定を変えていないのに、コメント欄にURL を記載する欄が消えてしまいました。
改善されるまで、しばらくご迷惑をおかけします。 


muku765 at 21:06|PermalinkComments(18) 昆虫 

2018年10月05日

幻の湖、小田代湖に遭遇



10月3日
、自然観察とは別のテーマで訪れた奥日光で、以前聞いたことのある ”幻の湖” に遭遇しました。

台風の大雨の影響で出現した湖、人呼んで”小田代湖”。

2011年のなみなみとした水量には遠く及びませんが、テレビで7年ぶりと報道されていました。
そうそう、下野新聞の腕章をつけた人が来ていましたっけ。


小田代ヶ原展望台からの眺めです。

小田代ヶ原



小田代ヶ原



      嬉しいことにカモさんが三羽 
          
(多分カルガモ)

       カモ





小田代ヶ原




小田代ヶ原




カラフルな草紅葉は終り、シックな色合いの景色が広がっていました。これも味わい深くていいものです。

白い部分は、きっとイネ科植物。
茶色の部分は、夏に綺麗なピンクの花を咲かせたホザキシモツケ
(穂咲下野・バラ科)の枯れ色です。

小田代ヶ原 草紅葉



    ○○○○赤沼で撮影したホザキシモツケ3枚○○○○○


若い緑の実から、真っ赤に色づいて、

ホザキシモツケ



      熟す前の趣のある深い赤へと変わり

   ホザキシモツケ



      熟し切って袋果が裂開した実
   今の小田代ヶ原には、この段階のホザキシモツケが
   広がっているのでしょう。

    ホザキシモツケ



小田代ヶ原歩道沿いの日陰の幹についた地衣類の輝き

地衣類



          =おまけ=


      日光東照宮入り口の石灯篭  
      艶やかな緑、垂れ下がった苔、
      羽飾りのようなシダの面白さに惹かれて。

コケ灯篭



   コケ灯篭



塀に張り付いたおしゃれなカタツムリ


カタツムリ


*画像の上でクリックすると拡大されます
 風景は是非とも〜 m(_ _)m


muku765 at 14:51|PermalinkComments(10) 奥日光 | 植物

2018年09月09日

3年目のジャコウアゲハ観察記(終・蛹から)



3頭の幼虫を観察している頃、外ではお客様がやってきていました。 葉っぱが餌のアオドウガネ
幼虫に混ざって、この毒草を本当に食べたのでしょうか?

ジャコウアゲハとアオドウガネ



揺れたり音がしたりするだけで、にゅっと綺麗なオレンジ色の臭角を出す元気な幼虫。

ジャコウアゲハ


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


食草の茂みの中から、再び蛹を3個保護。
(葉や茎に今年は合計5個。昨年は1個)

8月11日 10時 まず、この子、葉っぱ蛹2号です。

ジャコウアゲハ



8月21日
 1時 羽化するかと粘りましたが、諦めて就寝。

ジャコウアゲハ



8時
 起床したら、既に羽化完了。羽も広がっていました。

ジャコウアゲハ



9時
 
あまりバタバタせず上へ上へと向かって・・・

ジャコウアゲハ



ジャコウアゲハ



ジャコウアゲハ



順調に小窓から飛び立って行きました。

ジャコウアゲハ


全てが順調な経過を辿った葉っぱ蛹2号した。
もう一個の葉っぱ蛹は、
理由もわからないままダメになりました。



   ・・・・・・・・・最後の1頭・・・・・・・・・

ことごとく羽化の瞬間を見逃し続け、残されたチャンスはあと一回となりました。

8月9日 午後2時半 まず、前蛹に気づき、

ジャコウアゲハ



8月10日
 10時 
蛹になったところをを取り込みました。茎蛹2号です。

上半分が濡れ濡れびしょびしょでくにゅくにゅ動く、なりたての蛹のようでした。写真でも新鮮な感じが伝わると思います。

ジャコウアゲハ



8月21日
 8時  

ジャコウアゲハ


  8月21日 10時 あ!羽化されてしまいました 
  何と運がないことでしょう。
  視線を感じてうまく避けて、事に及ぶかのようです。
  またも見逃しましたが、羽がかだよれよれ、
  羽化ホヤホヤです。

  ジャコウアゲハ



12時30分

ジャコウアゲハ



午後3時
動き始めてから、なかなか舞い上がらず、

ジャコウアゲハ



上まで登っても窓からは出るには至らず、

ジャコウアゲハ



下に降りてウロウロされて困りましたが、サッシを伝ってやっと出口を見つけ、元気に飛び立って行きました。

ジャコウアゲハ


茎蛹2号は、蛹から羽化までほぼ11日、でした。
スピードランキンク、2位に割り込みです。

この子を見送って、
7月20日〜8月21の観察が終わりました。


=まとめ=

家に取り込んだ幼虫は、3頭 蛹3個 死亡してしまった蛹2個

羽化したジャコウアゲハの性別は、雄2 雌4でした。


来年も食草も我が身も元気で、観察が続けられるように祈ります。


muku765 at 18:15|PermalinkComments(14) 昆虫 

2018年09月06日

3年目のジャコウアゲハ観察記(6・幼虫から)



7月27日
に家に取り込んだ3頭の幼虫のうち、一番小さかった子はピンクの籠に入れたので、Pちゃんと呼ぶことにします。

旅立ち→蛹→羽化まで代わり映えしない記録ですが、子育ての心情で、記念に残しておこうと思います。

ジャコウアゲハ



花は食べないと思うけど・・・こういうところが特に可愛い。

ジャコウアゲハ



    畳の上は糞だらけ。 敷き物が必要です。

   ジャコウアゲハ



7月29日
 午後4時   
旅の途中で発見。障子の木枠を登りかけていました。
(この時、元気ちゃんは鴨居で静止状態。)

ジャコウアゲハ

午後11時まで7時間もこのまま動かず。この後いつどこへ行ったのか、こちらが寝てしまったので不明です。



7月30日、姿を消していました。
黒い排泄物が残されていました。
室内で幼虫を放し飼いにすると、部屋が汚れます。

黒いおしっこ



午後7時半
 鴨居の上の長押で静止状態のPちゃんを発見。
前蛹になった元気ちゃんと1メートル離れて向かい合っている形です。

ジャコウアゲハ



7月31日
 7時 起床すると前蛹になっていました。

jakouageha



午後8時半
 蛹化
していました。  
蛹化してしばらくは、頭の方の色が濃いのはどの子も同じ。

ジャコウアゲハ



8月11日 午後7時 黒くなり始めていました。

ジャコウアゲハ



午後11時半  Pちゃん真っ黒け。
(ここで元気ちゃんに追いつきました。
同じ頃に羽化することでしょう。)

ジャコウアゲハ



8月12日
  
元気ちゃん以上に悲惨な事態になりました。

落下した元気ちゃんに気を取られ、折れ曲がった尾状突起が伸びた頃、やっとPちゃんの動向に気づいたのです。

7時 翅の様子からして羽化直後のようでした。

長押を掴みきれず落下したのでしょう、開かない翅のまま布団の上を慌てた様子で這い回る姿に仰天しました。
方向が定まらないまま、結構な速さです。ジャコウアゲハ=毒を持つ蝶ですから、流石に寝具の上は気になるので、(食べなければ大丈夫?)翅をそっと掴んで場所を移しました。

ジャコウアゲハ



正常に翅が伸びないことに気づいたのは、しばらく経ってから。
ただでさえ落下でダメージを受けているところを、柔らかな翅に触るという致命的なミスを犯してしまいました。

12時 こんな姿です。

ジャコウアゲハ

それでも本能のなせる技か、外の空気を求めて障子を回り込んで庭側に出ていました。この時は
餌を与えて飼育する知識もなく、ただ見つめるばかり。



当然飛び立つことはできず、草の中へ隠れるように入って行きました。本当に哀れで胸痛む光景でした。

ジャコウアゲハ
 
この後、ブロックの上に這い上がって休んでいましたが、いつのまにか消えていました。 


初めての室内での蛹化羽化観察で多々不備があり、可哀想なことをしてしまいました。
幼虫を人工的な環境に入れるなら、羽化のための広く安全な場所を提供するようにしなければいけないと学びました。


Pちゃん
蛹から羽化まで11日半 〜11日半プラス数時間

スピードランキングは、
1位、網ちゃん 2位、Pちゃん 3位、元気ちゃん

たった3頭の観察結果ですが、大雑把に捉えて、
蛹から羽化まで10日〜12日という結果となりました。

次回でやっと終わります。

*画像の上でクリックすると拡大されます
 


muku765 at 21:37|PermalinkComments(12) 昆虫 

2018年09月02日

3年目のジャコウアゲハ観察記(5・幼虫から)



1回お休みをした観察記の続きです。


今回は、網ちゃんと一緒に
7月27日に捕獲した、大きく育った幼虫元気ちゃん(右)の記録です。
(前回の記録と少し内容が重複します。)

ジャコウアゲハ


昼の間は、2頭共に食草をモリモリと食べ、ポロポロと糞をする頼もしい姿が見られました。

午後8時元気ちゃんがいない!   
見回すと近くに置いてあった段ボール箱をもぞもぞと登山中。


ジャコウアゲハ



見失っては大変!と、食草の茎を使って即捕獲。
お家に帰りたくないと嫌がって、くねくねと丸まって、こちらを楽しませてくれました。

ジャコウアゲハ



行方不明にさせては昨年の二の舞です。(知らぬ間に室内で羽化し、行方が分からず外に出してやれず、死なせてしまったこと。)
なんとか手元で蛹になってくれないかと、食卓用の網カバーを被せました。



翌7月28日
 朝6時 
カバーを開けて見ると、早速食草の茎が切られているではありませんか! 見立ては正しかった。翌日にもう蛹になる気満々です。


ジャコウアゲハ



10分後

元気ちゃんがまた消えました! 網カバ〜を被せているのにですよ。ここで安全に蛹になってほしいという親心?を裏切り、僅かな隙間から脱走したのです。

見つからないだろうと諦めていたところ、扇風機の傍で当惑気味にへたっているところを発見♪ 良かった♪ 
旅の途中で歩みを止める幼虫を見たことがありませんから、人工的な環境の中で余程困っていたのかもしれません。


ジャコウアゲハ



7時半
脱走するのは、この環境がお気に召さないからでしょうか。
ならば、なんとか気に入ってもらおうと、蛹化の実績のある素焼きの植木鉢アメリカ岩南天とシモツケの枝を差し入れました。
取り敢えず割り箸に止まらせましたが、自然素材の差し入れには目もくれず、スネて?動きません。

ジャコウアゲハ

 ↑今度こそ脱走されないように、隙間を塞ぐべくテープでビタッと止めました もうこれで、”籠の鳥”状態です。



12時
 戻された元気ちゃんは、再び食べて糞をして、茎を抱いて転がっていました。
自分で茎を切ったのか、網ちゃんに切られたのか? 
それにしても、転がったままだなんて・・・死んだかと思ってびっくりするじゃあありませんか。

ジャコウアゲハ

今度は、濃度の濃い黒いおしっこのような排泄までしています。


午後2時半 
2匹ともあまりにも動かないので、死んでしまうのではないかと罪悪感に苛まれ・・・
(網ちゃんは元気がない訳ではなく、全前蛹になる前の段階だったと後に分かるのですが。←前回の記事)

ジャコウアゲハ


閉じ込めるのは不自然なことなのかと、網を取りました。

網が開くと、何が何でもここが気に入らない元気ちゃんは、当然旅にご出立されました。
いいですよ、どこでも好きなところに行きなさい!



7月29日
 午後4時

見つけられないだろうと諦めていましたが、またまた運良く鴨居
にまで上り詰めた元気ちゃんを発見して小躍りしました。

午後11時
 静止状態になっていました。

ジャコウアゲハ



7月30日
 9時半
 前蛹を発見。
(7時半の時点ではまだ静止状態)

ジャコウアゲハ



7月31日
 7時 
元気ちゃん蛹化完了♪
ちょっと触るとビックン。撮っているうちにもビクンビクンと動いて大サービス、ではなくて・・・嫌がる時に動くそうです。

ジャコウアゲハ

新しいうちは頭の方がヌメヌメとしたオレンジ色をしていますが


時間が経つと乾いてヌメヌメ感はなくなり、色も薄くなると分かりました。

ジャコウアゲハ



蛹化から11日後の8月11日 10時 少し黒ずんでいます。
いよいよかな〜。

jakouageha



午後11時半 真っ黒け。

ジャコウアゲハ



下から見上げる黒い蛹は迫力があり、怖いくらいです。
刻々と変わる色変化に、殻の中の息遣いが聞こえて来るようです。

ジャコウアゲハ


目覚めようとしている元気ちゃんとは対照的に、こちらはお眠です。
明朝、起床の前に羽化する可能性もあり、期待半分、諦め半分で床につきました。



・・・・・・・・・☀️翌朝です☀️・・・・・・・・・・・・・


8月12日 6時 
朝起きて見ると、事態は悲惨なことになっていました・・・

すでに羽化して、畳の上を這い回っている元気ちゃん
暗い中で飛翔に失敗したのか、鴨居を掴みきれず滑って落ちたのか。おしっこは無事出たようですが、大事な尾状突起が折れ曲がってしまいました。

ジャコウアゲハ

蝶が方向を見失いながら這い回るって、恐ろしい光景です。
こちらも内心慌てながら、そっと掴んで障子に留まらせてあげました。

最初はこんな状態でしたが、

ジャコウアゲハ



7時 
 見かけ上は、良くなりました。

ジャコウアゲハ


8時 閉じたり広げたりしながら翅を乾かしているところ。

ジャコウアゲハ



    
口吻を伸ばしたり丸めたりして整えています。

ジャコウアゲハ



ちょっと触れると、バッとおしっこを飛ばしました。
これだけ見ると、とても元気そう。

ジャコウアゲハ



12時 飛び上がろうとしますがいまひとつ成果が上がらず、バタバタと這い上ったり休んだり。

ジャコウアゲハ



午後1時半 
天井近くの小窓にまで登って、出たい出たいとパタパタパタ。

ジャコウアゲハ


本人の意思表示に従い窓を開けると、斜め下へ飛び出していきました。命名に反して少し心配の残る元気ちゃんでしたが、なんとか回復することを祈ります。


後から考えると、網は安全な羽化の場所。
網カバーから出す必要はなかったのだと解りました。
幼虫の意思を尊重している(つもり)の教育方針が、仇となってしまいました。


 元気ちゃん蛹化から羽化まで12日
網ちゃんは10日半以内)
羽化発見から飛び立つまで、7時間半
網ちゃんは3時間)

やはり状況により差が出るようです。 

*画像の上でクリックすると拡大されます 


muku765 at 19:01|PermalinkComments(14) 昆虫 

2018年09月01日

早朝のおさんぽフォト



ジャコウアゲハを一回お休みして、早朝おさんぽフォトを挟みます。観察記は次回すぐに始まります。

夏の緑の中で愛らしく色づく樹木(葉や実)、4種です。


テイカカズラの園芸種のハツユキカズラ(初雪蔓・キョウチクトウ科)
ピンク・白・の混ざり合った、ロマンチックなグランドカバーが広がっていました。

朝は強い太陽に照らされているこの場所で、葉焼けもせずにつやつや生き生きしています。

  ハツユキカズラ


若葉はピンクから白、そして緑へ変化していきます。


ハツユキカズラ



ハツユキカズラ



ハツユキカズラ



初雪に当たる白い部分に、仄かなピンクと緑色。
儚げなげで、優しげで、とってもいい♪

ハツユキカズラ
 


色姿共に綺麗に育ってくれなかった我が家の鉢植えのハツユキカズラを思い、適切な場所で美しく育てたものだと感心しながら、何度もカメラを向けました。

ハツユキカズラ



  **** 街路樹の
ヤマボウシ(山法師・ミズキ科) ****

 ヤマボウシ



真っ赤に熟す前の爽やかなオレンジ色の集合果。

ヤマボウシ



ヤマボウシ



かなり美味しい実のようですから、野鳥も食べに来るのでしょうか。


ヤマボウシ



葉裏の主脈沿いには黒い毛。サンシュユよりは少な目ですが、花も実もない時の同定の味方になってくれそうです。


ヤマボウシ



    
☆☆☆☆☆ 何かしら? ☆☆☆☆☆☆

5僂糧味しそうな実。

ハナモモ



   ハナモモ


ハナモモ
(花桃・バラ科)
でした。
花だけでなく実も鑑賞に耐え、香りもモモそのもの。


 ハナモモ



見たことのない不思議なものが・・・

樹液が透明なゼリー状になって垂れています。

ハナモモ

触ってもベタつき無し。バラ科の樹液は綺麗なものだと見入りましたが、調べると、モモにとっては害虫のコスカシバの幼虫が幹に穴を開けたものらしい。人気のオオスカシバと同じように、成長すると蜜を吸う蛾になるのでしょうか。


     ○○○○ アキニレ(秋楡・ニレ科) ○○○○○

緑の中に赤い彩。
この赤色が、暑さから若葉を守っているのでしょうね。

アキニレ


アキニレ



   若木のうちから、うろこ状にはがれる特徴的な樹皮。

   アキニレ


     *画像の上でクリックすると拡大されます


muku765 at 18:47|PermalinkComments(6) 植物 

2018年08月30日

3年目のジャコウアゲハ観察記(4・幼虫から)



酷い暑さの中、他に蛹はいないかと庭を探し回っても見当たらないので、幼虫のうちに家に取り込んで育ててみることにしました。
初の試みです♪



7月27日
最も大きくてすぐにも蛹化してくれそうな子1頭と、中くらいの大きさの子を2頭、合計3頭捕獲。 そのうちの2頭です。

ジャコウアゲハ

(右)大きかった子を元気ちゃん
(左)中くらいの子を網ちゃんと名付けましょう。


ここからは、網ちゃんの記録です。

網ちゃんは大人しくて良い子ですが、元気ちゃんの方がすぐに行方をくらましてしまうので、過去の蛹化場所を参考にして鉢や小枝を追加して、食卓用の網カバーを被せて閉じ込めました。

7月28日 7時半
網ちゃんは、すぐに鉢に興味を示した模様です。
(網カバーを取って撮影=取ったり被せたり忙しい。

ジャコウあげは



が、結局選んだのは、網カバーの金属の骨組み。
7月29日 午後2時半 静止していました。

ジャコウアゲハ



午後4時
 前蛹になっていました。
この弓形のカーブがなんとも可愛らしい。

ジャコウアゲハ



7月30日 7時 既に蛹になっていました。

ジャコウアゲハ



下に落ちている黒いものは、脱皮した殻。

ジャコウアゲハ



8月8日
 午後1時 うっすらと黒ずみ始めています。

ジャコウアゲハ



8月9日
 時半 生々しですね〜。

ジャコウアゲハ



8月9日 午後11時 更に黒く。

ジャコウアゲハ


この日は朝から網カバーごと持ち歩いて、目の前に置いて家事をしていましたが、ふとテレビに気を取られて目を離してしまったら・・・

12時
 またもこんなことに。ガーーーン!
殻を破って生まれる感動的な場面をまたも見逃しました。

ジャコウアゲハ



         気を取り直して観察続行。。。
  くるるくるると、ぎこちなく口吻を伸ばしたり丸めたり。


    ジャコウアゲハ



羽化後すぐは口吻は2本ですが、すぐにくっついて1本になるそうです。

ジャコウアゲハ



ジャコウアゲハ



テーブルにあった透明な水滴がいつのまにか白濁したことに気づきました。水滴ではなく蝶のおしっこだったのです。
   
   ジャコウアゲハ



二度目のおしっこは、濃度が薄いせいか時間が経ってもほとんど濁ることはありませんでした。

ジャコウアゲハ



静かに羽の開閉をしながら翅が乾くのを待つジャコウアゲハ雄
(お腹側から撮影)

ジャコウアゲハ



午後2時
 
前回の葉っぱ蛹1号のように室内でバタバタさせるのも可哀想ですから、自由に飛び立てるようにと、外のデッキに置きました。運悪くこの日は強風。翅が煽られて、やはり可哀想なことになってしまいました。
しばらく踏ん張って、程なくして舞い上がりましたが、

ジャコウアゲハ



飛べずに窓の下に戻って、翅を吹き上げられながらも茎をしっかり掴んで耐えています。
生まれたての柔らかな翅が傷みそうで心配です。
外に出すのが早すぎたかもしれません。

ジャコウアゲハ

午後3時に飛び去って、姿が見えなくなりました。
どうか無事でいてね。



網ちゃん
は、蛹化から羽化まで10日半以内と考えられます。
羽化から3時間で飛び立ちました

次の子はどうなるでしょうか。

*画像の上でクリックすると拡大されます 


muku765 at 07:30|PermalinkComments(14) 昆虫 

2018年08月28日

3年目のジャコウアゲハ観察記(3・蛹から)



やっと、幼虫・蛹の観察記のスタートです。

そろそろ蛹になりそうな丸々太った幼虫に注目していると、次の日には姿が消えています。何処に行ったのかと、縁の下、鉢、フェンス、テーブル、10メートル先の木の枝などにいないか探し歩きましたが見当たりません。GPSでもつけない限り追跡は無理と諦めていたところ、灯台下暗しです!


7月25日
に葉の茂みの中にを2つ発見!
一つは茎に、 

jakouageha



もう一つは奥の葉っぱの裏にぶら下がっていました。 

ジャコウアゲハ


餌場で蛹になってしまうなんて・・・あまりの暑さに遠くまで出かける気力がなかったのかも知れません。まだ草は茂っているので様子を見ようと一日置きましたが、この熱気に耐えられたとしても、いずれ茎は枯れ落ち死は免れないと判断し、
26日に回収。 室内のドライフラワーの茎に止めました。

茎にいた子は、ちょっと触るとくにゅっと動きました。
茎蛹1号と名付けました。
(撮影は28日)

ジャコウアゲハ



こちらは、葉っぱ蛹1号です。(撮影は28日)

ジャコウアゲハ



昨年は庭の蛹たちがどんどん死んでいったので、少でも色に変化があると気が気ではありません。
緊張感の中見守っていると・・・

8月3日 午後8時
  
黒く変色し始めたことに気づきました。ダメになりかけているのか、羽化が間近なのか、判断がつかないところが辛いです。

ジャコウアゲハ


少しずつ黒い部分が増えていくので、万が一に備え、食卓用の網カバーを被せました。

8月4日 電話がかかってきても話しながらずっと見守っていましたが、11時 コーヒーを入れにちょっと席を立って戻って見ると、既にこうなっていました! 

ジャコウアゲハ

無事羽化できておめでたい・・・のだけれど、見られなくて酷く悔しい! でも、網を被せたのは大成功でした。
とっても止まり易そうです。



網カバーを裏返して撮影。
生まれたての初々しいジャコウアゲハ雌です。

ジャコウアゲハ



12時
 ゆったりと羽の開閉をしているところ。

ジャコウアゲハ



午後1時15分
 網カバーを裏返して撮影

ジャコウアゲハ



軽く息を吹きかけたら、突然舞い上がってしまいました。
15分程バタバタとカーテンの周りで暴れまわって、

ジャコウアゲハ


ジャコウアゲハ



上へ上へと登り詰め、天井近くの小窓から外を見て、

ジャコウアゲハ



翅を開閉して、出たい出たいというそぶり。

ジャコウアゲハ


窓を開けると、午後1時半葉っぱ蛹1号は、空に向かって飛んで行きました。羽化してから2時間半です。順調な成長ぶりで苦労なく空へ羽ばたいた幸運な子です。

一人無事育て終えた気分で、ホッと安堵しました。
(気を揉んでいただけで、何もしていないのですけれど。f^_^;)

葉蛹1号は、黒化が始まってから丸一日かからずに羽化しています。この観察を生かし、次はその瞬間を目撃したいものです。

次回は幼虫たちの観察です。


 ・・・一緒に収容した茎蛹1号はどうなったでしょう・・・

8月8日 蛹化してから14日目の写真です。
理由がわかりませんが、この時点で死んでいます。
見た目はなんの変化もなく綺麗ままでしたから、無事なのかダメなのか見分けがつきませんでした。
現在、やっと煤けてきています。

ジャコウアゲハ


*画像の上でクリックすると拡大されます

muku765 at 19:26|PermalinkComments(12) 昆虫 

2018年08月26日

3年目のジャコウアゲハ観察記(2)


再びの気温上昇に猛暑という言葉では足りず、”爆暑”と呼びたい毎日が続いています。今日(PM1:00)、庭に温度計をぶら下げるてみると、日向は46℃、木陰でも41℃ありました。
((((;゚Д゚)))))))

エアコンを使っても疲労甚だしく、ジャコウアゲハの大量の観察写真の前に、なかなか整理が進みません。




時間が前後しますが、取り敢えずここ2〜3日の庭の様子です。


幼虫がすべて姿を消してから何日も経ち、食草はほとんど枯れているというのに、庭の木々の間を縫うように飛び回り、葉の前で吟味するように少し動きを止めながら、産卵場所を探すそぶりを見せるジャコウアゲハ雌

命ある限り繁殖に励むひたむきな姿は、昨年も見られました。

ジャコウアゲハ



ジャコウアゲハ



も見かけます。
ほんのひと時、バラの葉で羽を休めたり、

ジャコウアゲハ



萩の花に、一瞬チョンと触れてみたりしながら、

ジャコウアゲハ



庭中を行ったり来たり。
かなり長い間庭から離れることなく、ひたすら飛翔し続けていました。

ジャコウアゲハ



ジャコウアゲハ



この子は、人知れず庭で蛹化し羽化した雄ではないかと、そう思える飛び方です。
羽の動きが少し拙く感じられ、ただ嬉ししくて嬉しくて同じ場所をくるくると回り、飛翔を楽しんでいるように見えました。
(単なる練習だったかも知れません。)


この2頭の飛び方の違いに、それぞれの目的、意思が感じられてちょっと感動でした。



  ●●●●●●ウマノスズクサの枯れ具合=今年と昨年●●●●●●

今年2018年(幼虫の数は昨年より少ない)
8月9日 まだ葉が大量に残っています。
(幼虫7匹と蛹1個が写っています。)

ウマノスズクサ



昨年2017年
(幼虫大発生)
7月30日の時点で既に葉はほとんど枯れていました。
数十匹の大家族でしたから、蛹化の旅に出た先発隊が大勢いた証拠ですね。(10匹写っています。)

   ウマノスズクサ


muku765 at 14:26|PermalinkComments(14) 昆虫 

2018年08月22日

3年目のジャコウアゲハ観察記・(1)



焼け付くような暑さが少し和らぎ、ここのところ、夜はエアコン無しで過ごせるようになりほっとしています。

2016年から始めたジャコウアゲハ観察記は、今年で3年目を迎えます。

2016年は、全身ツノだらけの体に白いスカーフをたなびかせた可愛い子(幼虫)の初お目見えの年。
毎日見ているうちにすっかり情が移りました。
次の年に、羽化後の蛹の殻が4個見つかっています。

2017年は幼虫大量発生の年。観察にも気合が入りました。
続々と蛹になり、殆どが死んでしまいましたが、2頭が知らぬ間に無事羽化していました。家に取り込んだ蛹は大失敗。人間が手助けをしようとしても、知識が無いとなかなか難しい・・・

さて、今年こそ! 2回の経験を生かして、羽化の瞬間、元気に飛び立つ姿を見逃すまい!


観察のスタートは、7月20日
食草のウマノスズクサの成長具合は、昨年と比べると伸びが悪く、茂みも小さい。花も遅れ気味。

ウマノスズクサ



まだこのような蕾が多く見られます。

ウマノスズクサ 蕾



花の出来始めはこんな姿。
萼筒はカーブせずユニコーン状態です。

ウマノスズクサ



         葉裏に産み付けられた卵。

   ジャコウアゲハ 卵



探すとあちらこちらにありました。

ジャコウアゲハ



の5日後の撮影]
花の萼の先端が開いて、「やあ!」と例年通りの笑顔になって孵化や幼虫の成長を見守ります。

ウマノスズクサ



葉の表側に卵が。。。
2個こぼれたようですが、無事孵化できるでしょうか? 

ジャコウアゲハ 卵



今年の幼虫たちは、なぜか色の薄い子が多い。
体も細身で、間延びして見えます。
(黒々とした昨年の幼虫)

ジャコウアゲハ幼虫



ジャコウアゲハ幼虫



食草の量に比例して、幼虫の数も昨年ほど多くはありません。
今年は終齢幼虫が大挙して食草を食べまくるというより、大小様々な成長段階の子が少しずつ同時に生息している状況です。
猛暑のせいなのか、眠っているように動かない子が多いのも昨年との違いです。


ジリジリと暑いので、涼しげに撮ってみました。

まだまだ小さい子。

ジャコウアゲハ幼虫


         もっと小さい子。

  ジャコウアゲハ幼虫


孵ったばかり? ひどく小さい子。

ジャコウアゲハ幼虫



7月20日の時点で、少量ですが既に枯れた葉がありました。

と言うことは、長子がどこかで蛹になっているかもしれません。
(蛹化の準備段階になると、幼虫は茎を嚙み切って食草を枯らします。=過去2年間の観察で分かったこと)

ジャコウアゲハ 枯れ葉と幼虫


食草・幼虫から始まって、長くなりそうな観察記、続きます。

*画像の上でクリックすると拡大されます


muku765 at 07:30|PermalinkComments(14)

2018年08月14日

ヤマユリなど(7月中旬)




7月中旬

「房総風土記の丘」の林の中に自生するヤマユリ(山百合)

ヤマユリ



木漏れ日の散策路を進み、どれほどのヤマユリに出会ったでしょうか。 ここにも、あそこにもと、至るところに様々な風情で咲くヤマユリたち。

ヤマユリ



暗い林の中にポツンと一本。 
この花の楚々とした様子に、最も心惹かれました。

ヤマユリ




ヤマユリ



      強い陽をまっすぐに受けて、
      眩しいほどに白く輝いていたヤマユリ。

         ヤマユリ



透過光でしっとりと。

ヤマユリ



コチャバネセセリ


コチャバネセセリ




コチャバネセセリ



    アキノタムラソウ
(秋の田村草・シソ科)
    心を休める淡い紫色の小花です。

   アキノタムラソウ



極小の唇形花の中は・・・濃い紫の葯と鮮明な白い模様。

アキノタムラソウ



     =おまけ= 5月に撮った立て札

     生き物たちからの大切なメッセージ。


   立て札



立て札


*画像の上でクリックすると拡大されます


muku765 at 07:30|PermalinkComments(18) 坂田ヶ池・風土記の丘周辺 | 植物

2018年08月02日

アオスジアゲハ



池の周りのぬかるんだ道を歩いて行くと、地面からふわっと大きめの蝶が飛びました。

あ! 久しぶりのアオスジアゲハ

黒地に太い青帯模様が美しく、どこで出会っても魅せられます。
帯の部分に鱗粉が付いていない所為なのか、青色は特別な輝きを見せてとても神秘的。

アオスジアゲハ


アオスジアゲハ



湿った地面に降り立ち、また舞い上がる。
めまぐるしい飛翔と給水の繰り返し。

高く飛ぶ姿は到底追い切れず、低い位置でカメラを構えて汗をかきかきピント合わせに四苦八苦。


アオスジアゲハ


アオスジアゲハ


アオスジアゲハ


アオスジアゲハ


アオスジアゲハ


アオスジアゲハ



仲良し2頭。つかず離れずいつまでも。
去ったかと思うとまた現れて、揃って飛翔、給水の繰り返し。

アオスジアゲハ


アオスジアゲハ


アオスジアゲハ


アオスジアゲハ


軽やかに舞う蝶の美しさはなかなか表現できません。

*画像の上でクリックすると拡大されます 


muku765 at 18:00|PermalinkComments(18) 昆虫 | 大町自然観察園

2018年07月20日

青味を帯びたオオシオカラトンボ




自然の中で見る青色は、鳥でも蝶でもトンボでも魅力的。

真っ青でなくても青味を帯びているだけでも大歓迎ですから、オオシオカラトンボ♂は、出会うと嬉しいトンボの一つです。

珍しく近くで見つけました。
シオカラトンボと大きさはあまり変わらないようですが、全身の色が明るい所為かシオカラトンボよりも大きく感じます。

オオシオカラトンボ



オオシオカラトンボ



     胸の横があらわになった、初めての写真。
     黒帯模様が、まあなんと”極細仕様”。
     顔は真っ黒でも装いはすっきりとしています。

  オオシオカラトンボ雄



初めて見るオオシオカラトンボ♀
黒と黄色の対比が鮮やかでした。

オオシオカラトンボ雌

胸の黒帯の太いこと! 
でここまで違うトンボさんは珍しいのじゃないかしら。

=追記=
”未成熟の雄”と”雌”は体色が同じで見分けにくいですが、雌の腹部の先端付近(第8節)は膨らんでいます。




オオシオカラトンボ雌


*画像の上でクリックすると拡大されます



muku765 at 14:31|PermalinkComments(14) 昆虫 | 大町自然観察園

2018年07月17日

青い実


花姿からは想像もできない形の実を結ぶ植物たち。
今更ですが、自然界の神秘に驚嘆しています。

今回は、熟す前の若い実4種。
緑の中に、更に明るい緑色が清々しく感じられました。


コブシ
(辛夷・モクレン科)
 
いくつもの袋果が集まったゴツゴツした集合果 
秋に赤く熟すと裂開し、赤い種がぶら下がる異様な姿が見られます。


  コブシ




フジ(藤・マメ科)の豆果
蝶形の小花が、こんな大きな長い実を結びます。
但し、無数の花の中で、結実するのはほんの数個。大きさと数でうまくバランスをとっているのかもしれません。

秋に熟して乾燥し、2裂してねじれて種を飛ばすそうですが、さぞ迫力があることでしょう。

  フジ


     逆光になると、光の縁取り。
     硬い鞘には短毛が生え別珍のような肌触りです。

  フジ



トウカエデ
(唐楓)翼果は大きめで良い形。
束になってぶら下がる姿はなかなか素敵です。

トウカエデ



  トウカエデ



エゴノキ
(エゴノキ科)
に鈴なりの実。
バナナの房のような”エゴの猫足”と呼ばれる虫瘤が見当たらない綺麗な木でした。

エゴノキ



は秋に熟し、果皮が割れて茶色の種が現れます。

エゴノキ
 

その割れ方が色々あって面白く、色の対比も素敵なのです。
以前撮ったものですが→こちらです。





muku765 at 20:26|PermalinkComments(12) 植物 | 大町自然観察園

2018年07月10日

夏春冬のオニグルミ(実・花・葉痕)



目の高さで観察のできる、ありがたい
オニグルミ(鬼胡桃・クルミ科)の木に会いに、大町自然観察園を訪れました。

春とは違って、身の丈を越す高さに生い茂った葦原にびっくり。
あれあれ、どこにあったっけ、あのオニグルミ。。。

ヨシの上に顔を出した葉っぱをやっと見つけました。
他の部分は埋もれているので、この葉がなければここに木があるとは到底分かりません。


オニグルミ
低く見えますが、見上げて撮っています。


密生したヨシの奥に目を凝らして、やっと実を確認。
強風にヨシが揺れ、隙間から実が現れたところをパチリ。


オニグルミ



秋になって実が熟すと落ちてしまうそうですから、見られるのはここまでです。湿地に踏み込むわけにはいきませんからね。
実は核果状の堅果。
果肉の中に、シワの寄った堅果が入っています。


オニグルミ



       〜〜〜〜 今年の春 〜〜〜〜

葉の展開が始まったところ。美しい樹形です。

オニグルミ



今年は成長して直立した雌花序に出会えました。

オニグルミ



オニグルミ



      真っ赤な柱頭は堪らなく魅力的。
      花粉がたっぷり吸い付きそうです。
      手が届けば質感を確かめられるのに・・・

  オニグルミ



   雄花序も去年よりは育っていますが、まだ開花前。

  オニグルミ


  
  オニグルミ



       オニグルミ

来年は、開花して紐のように垂れ下がる頃に訪れたいものです。


昨年のオニグルミ

    
       〜〜〜〜 今年の冬 〜〜〜〜

枝ぶりが、鹿の角のよう。
静かに佇む姿もいいものです。

オニグルミ



葉痕界に名を馳せた羊顔 やっとお目にかかれました。
葉芽雄花の花芽も多数付いた、ごつごつとした枝はユニークです。

オニグルミ



       お顔立ちばかりでなく、
       逆さ向きもあるところも面白い。

  オニグルミ


材質は柔らかくて丈夫なため、銃床に用いられたとのこと。


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muku765 at 07:20|PermalinkComments(16) 大町自然観察園 | 植物