aamall

2018年12月02日

日光植物園・2(マルバノキ・10月下旬)



今回、出会いを楽しみにしていたのが
マルバノキ(丸葉の木・マンサク科)

観察会が終わると、田母沢川にかかる通御橋付近へ探しに向かいました。

薄暗い湿った場所に、枝を広げた低木が、形の良い真っ赤な葉をつけて立っていました。
紅葉に目を奪われていると、花があるってまず分からない。
虫が付いているのかな?と思えるほど遠目には頼りない小花ですが、紅葉と花が一緒に見られる珍しい樹木です♪

    マルバノキ



心と視線は小花へ一直線。

マルバノキ



楽しみにしていた、星の形と深い紅色。

雨に濡れた為でしょうか、張りがなく捉えどころのない形。
少しとまどいながらも、ともかくピント合わせに励みました。

マルバノキ


↑↓雌蕊が見えませんが、キュッと集まった雄蕊の葯が美しい。

図鑑によると「7〜8ミリの花びらが5個
そうは言っても、10枚の花弁がくにゃくにゃと踊っています。

また「葉腋に短い枝を出し、暗紅紫色の花を背中合わせに2個つける」と。
枝?・・・一見すると、花柄や花茎に思えるけれどそうは言わないらしい。
そして、背中合わせに2個、というくだりがなんとも不思議。
知らずに行ったので、しっかり観察出来なかったのは残念です。

マルバノキ


☆「背中合わせ」は、下の3枚の写真で解明できました☆

こけしのような可愛い蕾。
2個の黒い部分がヒラタアブさんの複眼のようでもあり、とっても不思議な形で、こんな蕾は見たことがありません。

枝の下側の花を見ると、黒い部分から左右にそれぞれ1個ずつ花が咲き出して、背中合わせになっているのが分かります。

マルバノキ



マルバノキ



マルバノキ



花の真正面に回ると、後ろの花の5個の花びらが一緒になって、10個の花びらのように見えたのです。
別の花の花びらを合わせて見ていたので、バランスも悪く綺麗に見えなかったのです。



自然豊かな植物園のこと、訪問者には事欠きません。
蜘蛛と昆虫、2名様。ということは虫媒花なのですね。
(追記=マルバノキが虫媒花であることは確かですが、蜘蛛が花粉を運ぶわけではないので、虫媒花の証明にはなりませんね

マルバノキ



入り口の駐車場付近のマルバノキ

マルバノキ



*画像の上でクリックすると拡大されます


muku765 at 21:06│Comments(14) 日光 | 樹木

この記事へのコメント

1. Posted by とんちゃん   2018年12月03日 08:07
とんとんさん、マルバノキの花を見せて頂いてとってもうれしいです!
つくばへこんな状態が見られればと思い行ってみたのです
でもとうとう目にすることできなくてがっかりしていたのでした。
こちらでつぼみからの様子を知って興奮気味です〜
つぼみの始まりは!!!透けているんですね
こんなのあるのかって思うほどです。
背中合わせに2個の花を咲かせる・・・それが果実になるとやっぱり背中合わせに見えるので
なにからなにまで驚かされます。
紅葉がまたひと際美しくすてきですね
私もマルバノキにはとっても魅せられてしまいいっぺんに大ファンになりました。
光が乏しいにもかかわらずきれいに撮れているので胸を熱くして見入っています。
2. Posted by とんぼ   2018年12月03日 08:58
 マルバノキの花にあこがれてあちらこちらを尋ねまわった経験があります。植物園でないと出会えないのが残念です。
3. Posted by とんとん   2018年12月03日 09:37
とんちゃんさん
筑波実験植物園にいらしたのですね。
久しく行っていませんが、また出かけてみたいです。
蕾が見たことのない形で可愛くて、開くとまた面白くてと、魅力満載のマルバノキでした。
まだ、実には頭が及びません。再訪の折に出会えればと。
こんちゃんさんの嬉しいコメント、胸を熱くして読みました。

4. Posted by とんとん   2018年12月03日 09:38
とんぼさん
本当ですね。自生で出会いたいものです。
深い紅色の花に出会えて嬉しかったです。
5. Posted by 多摩NTの住人   2018年12月04日 09:01
5 こんにちは。これは当地では見られない樹です。可愛い花ですね。実際に見てみたいものです。
6. Posted by 楽   2018年12月04日 11:04
マルバノキは見たことがありませんが、紅葉と花が一緒に見られるのですか。
知識が無いと、花を見落としそうですね。
7. Posted by とんとん   2018年12月04日 21:35
多摩NTの住人 さん
小さな花なので、ゴミがついているかと間違えそうです。
色合いがとてもいいので、ぜひ見つかるといいですね。
8. Posted by とんとん   2018年12月04日 21:36
楽さん
目指して向かったので、見つけられたのだと思います。
通る人は花には気づかずに去って行きました。
勿体無い・・・
9. Posted by 山ぼうし   2018年12月05日 13:39
以前、植物のカレンダーを購入した時に、表紙がこの紅葉でした。
いつか見てみたいと思います。花は面白いですね。
10. Posted by とんとん   2018年12月05日 16:35
山ぼうしさん
紅葉のようにありふれてもいないし、良い形の葉っぱに色が綺麗ですから、
カレンダーの表紙に抜擢されたのですね。
植物カレンダーは、私たちは自分で作るといいですね。
11. Posted by asitano_kaze   2018年12月05日 22:28
マルバノキの紅葉、風情がありますね。
さまざまな色合いがあってすてきです。
マンサクのような花、これまたいいです。
ピント合わせ、大変だったでしょうね。
蕾からうまれる花、ほんとに可憐です。
12. Posted by とんとん   2018年12月06日 14:42
asitano_kaze さん
そういえば、マンサクの花と似ているんですね。
錦糸卵の部分が小豆色になったと思えばわかりやすい。
暗かったので、ピント合わせは大変でした。
一脚でも持っていけばよかったですね。
来年行く時はそうしようっと。
13. Posted by 夕菅   2018年12月09日 10:15
マルバノキは関東では少ないのでしょうか。
愛知県の前の庭に植栽していて、丁度1年前(2012.12.09.)私のブログにも取り上げていました。
花粉を出す前後が見たくて苦労した覚えです。
やっとブログを再開しました。
14. Posted by とんとん   2018年12月09日 12:34
夕菅さん
お久しぶりです。
分布域は、中部地方-近畿地方、岡山県、広島県、)、四国(高知県)となっているので、
自生では関東ではみられないのですね。
夕菅さんのブログ、拝見しました。
お庭にあると、詳しく正しく観察ができますよね。
新ブログにもお邪魔しました♪

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