aamall

2018年12月13日

日光植物園・5(野草・10月下旬)



高原では、息をのむほど美しい野草の紅葉によく出会いますが、花が終わっているので名前が分からず、いつももどかしい思いでその場を後にします。

標高600mほどのここ日光市でも、見慣れた野草の平地とは違った紅葉模様に出会いました。

美しく染まった羽状複葉の前で立ち尽くすばかりです。
野いちごの紅葉でもないし・・・と。

キンミズヒキ



まあ、なんということ! この実なら間違いようがありません。

庭では毎年黄色に染まるキンミズヒキ(金水引・バラ科)だったのです。真っ赤になるとは、とてもとても想像ができませんでした!

キンミズヒキ

萼筒のふちに付いたかぎ状の刺と、まで赤く染まり、萼筒の縦筋部分にもほんのりと赤みが。
庭では、実は緑から一気に茶色に変わります。



   マムシグサ(蝮草・サトイモ科)の仲間も見事な黄葉。

    マムシグサ


場所により、まだこんな実も。

マムシグサ




   シオデ
(牛尾菜・ユリ科)
の黒く熟した実。
   しなやかな巻きひげが絡みつくつる植物。
   葉柄の基部にある托葉が変化して巻きひげになったもの。

   シオデ



カンボクの木に絡まっていた、初めて見る大きな綿毛の塊。


カザグルマ



園の方にカザグルマ
(風車・キンポウゲ科)と教えて頂きました。
花は7〜12僂搬腓く、園芸品のクレマチスの原種になっています。つる性の小低木又はつる性多年草

カザグルマ



花柄だけになっても、十分興味を掻き立てる
トチバニンジン(栃葉人参・ウコギ科)
実の落ちた後の放散花序でも色鮮やか。
花茎があまりにも長すぎて傾斜しています。
40〜50僂發△襪任靴腓Δ。

トチバニンジン



   木陰に咲くという
テンニンソウ(天人草・シソ科)
   小粒のが並んでいます。
   緑の葉と甘いほのかな紅葉が混じり合い、群生する一帯は
   光が射したような明るい雰囲気です。

    _edited-1



テンニンソウ


霧降高原のテンニンソウの蕾 咲き始めの花

虫に大人気の先進んだ花1 花2  

花期は9月〜10月となっていますが、いずれも8月撮影です。

花は咲くそばから萎れていくので、見栄えがちょっと。。。



様子の違うテンニンソウがありました。

オオマルバノテンニンソウ



オオマルバノテンニンソウ
(大丸葉の天人草・シソ科)の名札あり。中国地方、四国、九州に分布する半低木
とても力強さを感じる花序でした。
別名ツクシミカエリソウ。珍しい植物のに出会えました♪

オオマルバノテンニンソウ



初め実に思えたものは、どうも蕾のようですね。
唇形花から突き出る蕊は赤。夏期は9月〜10月。
花よりも蕾の方が個性的かもしれませんね。

オオマルバノテンニンソウ



 最後は方々で咲いていた花、
リンドウ(竜胆・リンドウ科)です。 

   リンドウ



雌しべを包み込んでいる花粉を出す前の葯に見とれました。

リンドウ



リンドウ


雄性先熟の雄性期。葯が開いて雌しべが顔を出しました。

リンドウ



*画像の上でクリックすると拡大されます



muku765 at 17:42│Comments(8) 野草 | 日光

この記事へのコメント

1. Posted by とんぼ   2018年12月14日 08:40
 キンミズヒキの紅葉、マムシグサの黄葉を見つめる人は少ないですね。ありがとうございました。
 シオデは初めて見ました。出会ってみたいです。
 カザグルマはまだ見たことがありませんが、クレマチスの果実は何度か見たことがあります。
 オオマルバノテンニンソウも初めて見ました。ミカエリソウに似ていますね。
 リンドウの花は何度も見提案すが、葯の状態までじっくり観察する機会がなかったような気がします。観察会だとグループの動きに合わせるからでしょうね。
 
2. Posted by とんちゃん   2018年12月14日 09:23
この赤い葉は・・・
なんだろうって考えますね
引っ付き虫が目に入ったら! 
そんなことって多いです〜 美しい葉になるものですね
カザグルマの綿毛!は・・・
私はクサボタンを見て始めはこのカザグルマなのかしらって思ったのでした。
きれいにフワフワになりますね
トチバニンジンのこのような姿は見てみたい♪
オオマルバノテンニンソウというのがあるんですね
つぼみを見ると思わせぶりで心が逸りそう!!!
シオデはとってもあこがれています
花も実もすてきですね
3. Posted by 楽   2018年12月14日 10:38
カザグルマは、初めて聞く名前ですが、羽毛が可愛いですね。
リンドウも、蕊にしっかりピントが合うと、こんな感じでしたか。
4. Posted by とんとん   2018年12月14日 18:11
とんぼさん
平地でも見る野草ですが、紅葉の色が素晴らしく別の野草のようでした。
シオデの実、初見でしたから嬉しかったです。
クレマチスの綿毛も似ているのでしょうね。
5. Posted by とんとん   2018年12月14日 18:15
とんちゃん
寒暖の差が激しいのか、葉っぱも頑張って綺麗になるようですね。
トチバニンジンの赤い実がついたところも是非見たいものですが、
花柄だけというのも、かえって貴重だったような♪
とても興味惹かれました。
シオデは初見で嬉しかったです。
オオマルバノテンニンソウは関東では自生はないようなので、
植物園でしか見られないものでした。
よく見るとすごくごつい蕾で、半低木というのも頷ける雰囲気でした。
6. Posted by とんとん   2018年12月14日 18:17
楽さん
大輪の花があってそこからそこからさらに綺麗な園芸品が作られたのですね。
素晴らしく豪華な綿毛でしたが、なんだかわからなくて首をひねりました。
7. Posted by 山ぼうし   2018年12月16日 16:18
いろいろ普段見られない植物はもちろん多いのですが、キンミズヒキの果実やマムシグサの仲間の黄葉などは、やられた〜という感じがしないでもないですね。
8. Posted by とんとん   2018年12月16日 21:55
山ぼうしさん
高原の花が見られて、山に行った気分が味わえてとても楽しいところです。
普段見る花の一味違った紅葉に、ホントにやられてしまいました。

コメントする

名前
 
  絵文字