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2012年10月

2012年10月28日

ゲンノショウコ(1)



毎年9月になると庭の至る所で咲いていた赤花のゲンノショウコ(現の証拠・フウロソウ科)。 今年は抜き過ぎて姿が消えてしまい落胆していたところ、いつの間にか息を吹き返し、10月に入って花を見ることができてホッとしています。

そう言う訳で、今年はいいつもより少し丁寧に見詰めてみました。 花数が少なめの所為か、赤味がかったピンク色が殊に可愛く映ります。
   
ゲンノショウコ



   ゲンノショウコ




花びら
が5枚、も5個。雌蕊の先も5裂して、勿論も5個。
雄蕊は10本。 (友情出演の蟻が1匹。(゚∇゚ ;)エッ!?)

可憐な花に彩りを添える雌蕊・雄蕊に、心浮き立ちます。
ゲンノショウコ

↑雄蕊は花粉を出して、雌蕊はまだ受粉前。


↓こちらは、順調に受粉完了。
ゲンノショウコ



あら?変った花?と近づくと、葉に留まったままの散った花びらでした。
散った花びら



花びらが全部落ちると、残るのは萎んだ雄蕊・雌蕊と開いたままの萼。 この後萼は再び閉じて、中で実が育ちます。
花びらを散らした後の萼



尖った実も花と同時に見られます。
雄蕊の花糸を残したところが撮れたのは、初めて。
   ゲンノショウコ



午後暫く経ってふと見ると、幾つも咲いていた鮮やかな花が一斉に姿を消しています。全部散ってしまったのかと驚いて近寄ると・・・こんな状態の花、発見!
   ゲンノショウコ

開き始めたところなのか?と、一瞬わくわく。
時間を確かめると4時少し前。

ゲンノショウコと言えば、丸く開いた可憐な花冠に目を奪われるばかりで、開く前と散る迄の経過を知りません。
3時過ぎから眠りに付く花だったなんて、ず〜っと気付きませんでした。

続きます。

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muku765 at 16:13|PermalinkComments(20)TrackBack(0)植物 

2012年10月25日

童顔ウォッチング(イチモンジセセリ)



花を目当てに庭に飛んできたイチモンジセセリが、取り敢えず傍のデッキで一休み。嬉しいことに、薄茶色の入った奇麗なイチモンジさんです。短めの触角が柔かなカーブを描いて、なんて可愛らしいのでしょう。

近くで見れば、「蛾に似ている。」なんてとても言えません。
イチモンジセセリ



トウテイランに舞い戻って吸蜜しているところを、望遠でじっくりと見つめました。

蝶類界屈指の頭でっかちさん。 横顔の半分は釦の様なぱっちりお目々で占められて、童顔ランキングで癸韻砲覆譴修Δ任后
イチモンジセセリ



か・わ・い・い 
イチモンジセセリ



忙しなく花を変え、釣り糸を垂らすように口吻を差しこみます。
水平に開いたり、時にハの字に下がる触角が耳の様な表情を作ります。
イチモンジセセリ




今度は向こう側に回って、花越しに顔を覗かせます。
イチモンジセセリ



口吻を花から引き抜いて、真正面を向いたところ。
大きなお目々と対照的なおちょぼ口?
(口とは言わない、きっと。単なる割れ目?(^^ゞ)
イチモンジセセリ



次は顔を上げて上方の花へ。 
あ〜、もうこうなると、蝶と言うよりお母さんに甘える哺乳類の面差し。

イチモンジセセリ




真横からの撮影の多かったセセリさんですが、今回は今までにないアングルで、あどけない表情を捉えることができました。


=おまけ=
2年前、部屋に迷い込んで、カメラのシャッター音に金縛り状態になってしまったイチモンジセセリさん。
この姿勢のまま微動だにしないというのも、凄い!と感心しました。
部屋に迷い込んだイチモンジセセリさん


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muku765 at 20:13|PermalinkComments(20)TrackBack(0)昆虫 

2012年10月20日

フジバカマ風の花



秋の七草のひとつフジバカマは自生ではほとんど見られなくなったと聞いています。

庭に植えてあるフジバカマ風の園芸品(キク科)が沢山花をつけたので、初めて写真を撮りました。
フジバカマ



葉っぱも貧弱、揉んでもクマリンの香りもありませんが、蕾姿が大人しげでとっても可憐。
    フジバカマ



フジバカマ

↑先の尖った蕾は、5個の筒状花で構成されています。



↓2個の筒状花が開花しています。 
突き出ている2本の糸状のもの雌蕊

1本だけをつまんですっと引き抜くと、Yの形でまとまって取れました! 2本ではなくて2裂だったのです。w(゚o゚)w
この意外性がまた楽し。
フジバカマ



立派な雌蕊群。 咲き進むと一面、雌蕊が原状態。
そう言えば、雄蕊って見たことがありません。
フジバカマ



無理に細い筒状花を割ってみると、雌蕊の二股の分岐点のすぐそばに青紫の針の先ほどの点が見えて、それが雄蕊
雌蕊は股のところで受粉するらしい。

小さすぎてどっと疲れが・・・
撮影は股の機会・・・又の機会に・・・

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muku765 at 19:50|PermalinkComments(26)TrackBack(0)植物 

2012年10月15日


花壇の一角で、秋になると葉っぱばかりが目立つ大型の草が伸び出して地面を覆います。
 
柔らかで少し厚みのある葉っぱ。
表面はしっとりとして、指に吸いつく感触です。
柔かな葉



上向きに付く葉っぱの窪みに雨が流れ落ちて集まって、一粒の雫が生まれていました。 ゆがみのない美しい球体です。
雫



蕾に寄り添って、留まったままの静かな雫。
澄みきった透明感に心を奪われました。
雫

葉の角度とカーブ、葉の質の生み出した濁りのない滑らかさ。
見惚れるばかりです。




雫




我が家に来てすぐに名札を無くしたこの名無し草は、ハナニガナに似た花を咲かせます。
茎が70センチほどに長く伸びた姿は、図鑑で見るイメージとは大分違っているのですが・・・海岸の崖や礫地に生えるワダン(海菜・キク科)ではないかと。。。
追記=ワダンは間違いで、ホソバワダン(細葉海菜)でした。
   
   同じく、海岸の崖や礫地に生える野草です。

優しい葉に守られて、日々硬い蕾が育っています。

      ホソバワダン 蕾





隣に植えたウマノスズクサの葉っぱの上では、大中小と様々に弾けて時折きらっと煌めきます。

ウマノスズクサ 雫




ウマノスズクサ 雫



弾むような躍動的な雫、溶け込むような静けさを感じさせてくれる雫など。
雨の置き土産の初々しい息遣いに惹きつけられ、感動のひと時でした。

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muku765 at 19:29|PermalinkComments(22)TrackBack(0)植物 

2012年10月09日

庭のシロバナサクラタデ

庭の日蔭に咲くシロバナサクラタデ(白花桜蓼・タデ科)
花期は長く、我が家では9月〜10月。奥手です。

今年は120僂發旅發気飽蕕塑険Ω鮓澆忙泙鮟个掘茎もしっかりとした丈夫な株を嬉しく眺めています。

例年になく花序の本数も多く、表情豊かで素敵です。(9月中旬)
シロバナサクラタデ




シロバナサクラタデ




シロバナサクラタデ


現在は更に深く穂を垂らし、かんざしの様な姿になって風に揺れています。



今年は花数が多いので、色々な昆虫がやってきます。
顔を埋めて花粉集め蜜集めに一心腐乱の蜜蜂さん。
(10月初旬)
シロバナサクラタデと蜂



体全体を弓の様にカーブさせ、
シロバナサクラタデと蜂



受粉への貢献度大なり、ですね。
シロバナサクラタデと蜂



極小の蟻さんも可愛くていいけれど、
シロバナサクラタデと蟻



やっぱり蝶の訪問が一番華やぎます。
ヤマトシジミ



今までは、図鑑の記載を参考にして「サクラタデは雌雄異株で、雄蕊の長い我が家の花は雄花なのだ」と考えていましたが、
シロバナサクラタデ


最近、雌蕊の方が(雄蕊より)長い花が、
長花柱花
   雄蕊の方が(雌蕊より)長い花が、
短花柱花
            と言うことを知りました!
雌雄異株ではなく、どちらにもができるそうなのです♪

結実しない雄花と思いこんでいた我が家のシロバナサクラタデは短花柱花です。 
今年は沢山の花が咲いたので、きっといくつか黒い実を見つけることができるでしょう。(●^o^●)

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muku765 at 15:03|PermalinkComments(22)TrackBack(0)植物 | 昆虫