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2014年09月

2014年09月30日

秋に集う小花たち



呼びかけあうように楽しげに集う江戸絞り萩の小花たち。
 
赤い服を着た女の子のような花姿が、たまらなく愛らしい。

        ハギ




ハギ



キタキチョウもうっとりと見上げているような・・・(^^)

キタキチョウ



(2011年10月の江戸絞り萩)

ハギ



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こちらは、個性的なカリガネソウ(クマツヅラ科)です。
数日前に最後の花が散りました。
それぞれ勝手な方を向き、ふわふわと浮いているような不思議な花姿。

カリガネソウ




今はぷっくりと膨らんだ若い実が見ごろです♪ 
初めは点のように小さかった実が、カップ型の萼の中で日に日に育っていく様子が見て取れます。 ちょっと目を離すといつの間にかむっちりとして、勢いのよさに目を見張ります。

   
カリガネソウの実



    蕊の長さと躍動的なカーブがユニークです。

    カリガネソウ



雌蕊
は長く、先が2裂。 雄蕊長短2本ずつ、計4本

カリガネソウ




カリガネソウ 蕊



大空に舞えば、カリガネソウ(雁草) 
大海を行けば、
ホカケソウ(帆掛け草・別名)
本名も別名も美しい名前を付けてもらって、なんと運の良い野草でしょうか! 

匂いがあれば、即ヘクソカズラやクサギなどと辛辣な名前を付けられてしまう厳しき?植物界にあって、異様な匂いを持つこのカリガネソウは見事に難を免れました。
それもこれも、あまりにもユニークな花姿故なのでしょうね。

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muku765 at 06:30|PermalinkComments(12)TrackBack(0)植物 

2014年09月25日

何かしら?


パリパリに乾いた枯れ葉のような・・・

・・・




壊れかけた蛹のような・・・


・・・




翅の破れた蛾のような・・・

いずれにしてもぐちゃぐちゃに傷み切った感じで、とてもまともなものには見えません。恨みのこもったような姿で怖いこと!
あなたはいったい何者?! 

・・・


正体は、いたって健康なホシヒメホウジャクさんでした。



初対面だったので、びっくりしていっぱい悪口言ってごめんなさい。星姫蜂雀=『星のお姫様』だなんて、素敵なお名前ですね。

ホシヒメホウジャク



セセリもびっくり、つぶらな瞳♪
オレンジ色の小さな翅も見えました♪

ホシヒメホウジャク



のようですから、また産卵に来たのかしらと考えてみましたが、変ですよ〜。
だって、食草のヘクソカズラは庭にはありませんからね〜。

何しに来たの?
 ・
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あ!そうでした。  
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ホウジャクさんは、ピンクノウゼンカツラの蜜を求めて来ていたのでした。
ピンクノウゼンカツラ


長〜い口吻を漏斗型の花の奥に差し込んでホバリングする、あのカッコイイ吸蜜姿が見られるといいのですが。


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muku765 at 17:01|PermalinkComments(12)TrackBack(0)昆虫 

2014年09月22日

キタキチョウの産卵



戯れるようにハナセンナの周りを飛び回っていたキタキチョウが、何度もこの場所でピタリと止まるので、不思議に思い見に行くと・・・

キタキチョウ




葉の表に白い粒=がありました!
ヤマトシジミの卵より気付きやすい。


キタキチョウの卵



形は米粒そっくり。1.5mmほど。

キタキチョウの卵



キタキチョウの卵



食痕多数。何個も孵ったはずですが・・・

食痕




いるはずの幼虫は、形を知らない所為か見つけらず。
見つけられたのは、葉の上の小さな黒点だけ・・・多分糞。
   (見えますか〜?↓)

食痕



キタキチョウの食草マメ科だったのです。
庭で最大のマメ科植物はハナセンナなのでした。
吸蜜ではなく、産卵のために来てたのね。
いっぱい産んでいいからね〜。




=おまけ= 

ツマグロヒョウモン、再び来訪。


ツマグロヒョウモン♂




ナミアゲハ 


ナミアゲハ




お腹側から、広げた裏翅全体が見渡せます♪
複雑な網目模様と、いくつもの華やかな赤い斑紋。
表よりも繊細で美しい。


ナミアゲハ


↑↓初めて広げた表と裏を見比べてみました。↑↓


ナミアゲハ


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muku765 at 21:13|PermalinkComments(14)TrackBack(0)昆虫 

2014年09月21日

キタキチョウ


忙しなく上下に揺れながら飛ぶキタキチョウ

緑に映える躍動的な黄色い蝶を目で追いながら、どこかに止まらないかと待つのですが、目の前を通り過ぎてゆくばかり。

今まで縁の薄かったそんなキタキチョウですが、今年は庭に何頭もやって来て、嬉しいことに少しだけ止まってくれるのです。
蝶を意識して植えた花のお陰でしょうか。


日向のサルビアで吸蜜。

キタキチョウ




日陰のアメリカイワナンテンの葉裏でしばし休息も。

キタキチョウ




遂に、ウエディングベルまで鳴りました♪

キタキチョウ♂♀





無数の黄花が咲くハナセンナの周りでは、しつこいくらい飛び回り、一瞬触れては離れ触れては離れを繰り返す。
枝先の蕾にも元気いっぱい戯れて楽しそうな様子・・・と思って見ていたのですが・・・


キタキチョウ




キタキチョウ




キタキチョウ




キタキチョウ



キタキチョウ


・・・ただ遊びに来ているわけではなかったのですね。。。


キタキチョウ、もう一回続きます。


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muku765 at 21:13|PermalinkComments(10)TrackBack(0)昆虫 

2014年09月18日

ヤマトシジミの産卵




花壇にも鉢の中にもはびこるオッタチカタバミは、ヤマトシジミの大の味方です。
産卵目的で葉の上に降り立ち、歩きまわり向きを変える。
小さな蝶の真剣な様子に、今か今かと夢中になって見つめました


腹部の先をくるっと丸めたスタイルが、とても可愛らしい。
前脚をかけて、「この葉っぱにしようかな〜。」

ヤマトシジミ



決〜めた!・・・産卵成功

ヤマトシジミ



歩き回って、飛び回って、産卵は続きます。

ヤマトシジミ




ヤマトシジミ




ヤマトシジミ



これじゃあダメダメとばかりに、葉から葉へ渡り歩き、

ヤマトシジミ




ヤマトシジミ



見つけたようですね。
「この葉に決めた。」と、お腹の先が言っています。

ヤマトシジミ




ヤマトシジミ



向きを変えて、産卵成功

ヤマトシジミ



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ぼろぼろの翅を顧みることもなく、繁殖に勤しむ健気な子。

ヤマトシジミ

↑葉の裏側から覗いてみましたが、なかなか産む瞬間は捉えられません。


飛び立った直後葉を裏返して見ると、産みたての卵が見つかりました。 1mm弱しかありません。

卵



マクロレンズで、これが限界。目が疲れ肩が凝ります。

卵



次の日、室内に入れてコンパクトカメラを持ち出して、
やっとギザギザ部分が確認できました。^^)

卵


卵が孵った後、極小の保護色の幼虫を見つけて、羽化を見届けることができるのでしょうか。
いつか、とんとん家原産のヤマトシジミを見つけたいと思います。


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muku765 at 12:40|PermalinkComments(16)TrackBack(0)昆虫 

2014年09月17日

ツマグロヒョウモン


目の覚めるような鮮やかな色模様のツマグロヒョウモンが、久しぶりに庭を訪れてくれました。
温かみのあるオレンジ色は太陽のように明るい。
緑の間を花を求めて低く飛ぶ姿に目を奪われます。


行ったり来たりしながらちょこっと地面や石畳に降りたりして、落ち着かない様子。 やっと込み入ったデッキの下で、ゆったりと自慢の翅を広げました。

ツマウロヒョウモン♀




20センチほど先の矮性のヤナギハナガサがお目当てでした。
翅は閉じても華やか。
紺色とのコントラストがなんともエキゾチックです。

ツマグロヒョウモン♀




大きく広がる豊かな翅に、花の美しさは覆い隠されてしまいます。

ツマグロヒョウモン♀




雄も追うようにやってきました。
盛んに求愛を続けますが、雌は断固拒否の態勢。

ツマグロヒョウモン♂♀



まとわりついて飛び回ったり、

ツマグロヒョウモン♂♀



覗きこんだりしても効果なし。お気の毒でした。

ツマグロヒョウモン♂♀


久しぶりのツマグロヒョウモンの華やかな姿に心浮き立ち、時が過ぎてゆきました。




地味なヤマトシジミも、ガーデンプロポーズ。
程良く?草の生い茂る我が家の花壇は、食草のカタバミが豊富ですから、子作りに最適な場所なのです♪


ヤマトシジミ♂♀


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muku765 at 12:38|PermalinkComments(12)TrackBack(0)昆虫 

2014年09月11日

シキンカラマツ


6年前、長野県の森林植物園で初めて出会ったシキンカラマツ(紫錦唐松・キンポウゲ科)
は、息をのむほどの美しさでした。 
たった1僂舛腓辰箸両花が煌めくばかり。
その夢のような花と、その後再会は叶いませんでした。


花姿に憧れてやっと今年購入し、鉢に植えた苗に花が咲きました。長野では2m程に育ち輝いていたシキンカラマツは、鉢の中では60僉てっぺんに小さくこちゃこちゃと花をつけました。

   シキンカラマツ




       淡いピンクの萼に包まれて、
       プクッと膨らんだ蕾も愛らしい 

    シキンカラマツ




カラマツソウの仲間は開くとすぐに萼を落とし、繊細な多数の雄蕊の独壇場となりますが、このシキンカラマツは最後まで花弁のような綺麗なをつけたまま。 そして、
淡いピンク色が溢れんばかりの黄色の雄蕊を引き立てます。

シキンカラマツ




     蕊がよく見えるように、茎を少し起こしてみました。

    シキンカラマツ




       逆光に透かして遊んでみたり。

    シキンカラマツ




      雌蕊もぎっしり。
      雌蕊の数だけ全部結実はとても無理ですが、

    シキンカラマツ




9月初旬
、ふと見ると実が稔っていました。 この先育たずに萎んでしまいそうで心配ですが、幾つか種でも採れればと。

シキンカラマツ 実


8月初旬に咲き始め、9月初旬まで花が切れません。
一つ一つ順番に蕾が開き、シキンカラマツもゆっくりと開花を楽しんでいるようでした。



=おまけ= 

アキカラマツ(秋唐松)の実
比べると二回りほど華奢ですが、そっくりね!

アキカラマツの実


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muku765 at 22:10|PermalinkComments(20)TrackBack(0)植物 

2014年09月07日

サギソウ2



前回の記事に載せ忘れてしまった一枚、”首の曲がった鷺らしいサギソウ”です。
大空に羽ばたく姿をと、下から見上げてみると・・・エッ? 縫い目状の線が! 咲いたばかりだというのに。
他の花には見られないことで、これも結構面白い。(^^)

サギソウ




さて、ラン科で気になるのが、花弁や萼や蕊柱雄蕊と雌蕊が合着したもの)の構造です。
サギソウは、萼と花弁の色が違うので分かりやすい♪
でこぼこした蕊柱も、真正面を向いるのでとっても見やすい♪
覗きこまなくても丸見えです。
(^∀^)

サギソウ 蕊柱




調べたらこの様になっていました。
それぞれのパーツがしっかりとはめ込まれたような、見事なつくりに感心するばかり。

サギソウ


花粉は葯室の中に塊となって閉じ込められていて(花粉塊)、丸い粘着体と繋がっているそうです。
そして昆虫が蜜を求めてやって来ると、粘着体がその顔に付着して、花粉塊が引き出され他の花に運ばれる仕組み。
これはラン科共通のようですね。
スズメガが花粉塊を顔からぶら下げて飛んでいるところが見られたら・・・さぞ面白い姿でしょうね。(´▽`)



距の長さは3〜4僉 は、距の先端に溜まるそうです。

サギソウ
             
溜まった蜜が透けて見えているところ???
(来年は新鮮な花を切り裂いて調べましょう。)(・.・)v

蜜を吸うのは、セスジスズメなどのスズメガ科の昆虫とのこと。
(ウィキペディアより)




花が枯れ果てても、瑞々しく形を保っている不自然な距もありました。(もちろん蜜は無く空っぽでした。)

サギソウの距




再び、首の曲がった子。(9月5日)
あらら、翼が白いうちに距がくにゃっと折れ曲がっています。
ほとんどの距は伸びたまま枯れているというのに。


サギソウの距




次の日、生を全うして葦原に降りて休むところ・・・
最後の花であり最も楽しませてくれた花なので、ご苦労さまありがとうの気持ちを込めて撮りました。

サギソウ



来年はしっかりと根を張って長く飛べるように、富士砂と水苔の割合など工夫してみたいと考えています。

我が家の鷺たちは
「四季の花」の鷺(8〜14)の子供です。


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muku765 at 21:08|PermalinkComments(14)TrackBack(0)

2014年09月06日

サギソウ


春に植木鉢に植えたサギソウ(鷺草・ラン科)の球根が元気に芽を出し、初めての花が咲いたのが8月中旬。
3僂慮事な白鷺が飛びました。

   サギソウ




    その2日前、同じ花の蕾です。
   長く垂れ下がるは、短くて可愛く丸まっていました。

   サギソウ




別の花ですが、そのちょっと前の姿です。 
萼がびくともしない硬い蕾のうちに、距だけは外へ伸び出すようです。下の花の距はまだ凄く短い。 
どんなふうに花びらが現れるのかと、見つめました。

サギソウ




ほぐれ始めの花を見つけました。
鷺の形はもう出来上がっていて、首と翼が見えています。

サギソウ




鉢の上の小さな空を、2〜3羽の鷺が舞い始めました。
複雑な切れ込みの花弁がどのようにして生まれたのか、不思議でなりません。自然の中にこの美しい姿を初めて見つけた人は、どれほど感動したでしょうか。

サギソウ




8月下旬、首の曲がった鷺が一羽現れました。
白鳥や鶴と違い、鷺は首をすくめて飛ぶからますます鷺らしい♪

サギソウ




この子、首以外でも個性的でした。それにとても元気。
7日程白いままで飛び続けてくれて、鉢の中で最長記録です。

サギソウ



写真の枚数が多くなってしまうので二回に分けました。
サギソウ、続きます。

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muku765 at 20:25|PermalinkComments(12)TrackBack(0)植物 

2014年09月01日

アカボシゴマダラ



ひらひらと現れたアカボシゴマダラ。 
くっきりとした黒い網目模様が目に焼きつきます。 華やかさを添える赤い斑紋に、問題になっているあの蝶だわと思い当たり、初めての出会いに心が騒ぎます。

全く迷う様子もなく、エノキの幼木に留まります。

アカボシゴマダラ




産卵するのかしら?と見ていると、枝を伝って降り始めました。

アカボシゴマダラ


細い脚だけでは心もとないのか、腹部を幹に押し付けたり離したりしながら進みます。 
慎重に慎重に・・・そんな様子です。


アカボシゴマダラ




二股部分に差し掛かると、バランスを取っているのか翅を開いたり縮めたり。

アカボシゴマダラ



体の向きが変わりました。
工夫しているところなのでしょう。無事通過。

アカボシゴマダラ




次の二股も無事通り越してバンザーイ!と、ぱっと翅を広げました・・・と思いたくなるような良い形(*゚▽゚*)

アカボシゴマダラ




アカボシゴマダラ




再び体の向きを変え、根元近くまでどんどん歩く歩く。この木に卵を産んでも大丈夫なのか、確かめているのでしょうか。


   アカボシゴマダラ




さて、結局根元近く迄降りてからやっと飛び立ち、笹の葉でひと休み。(前回の最後の写真。)

それから、通路を飛び越して大きめの幼木へ移りました。
少し見上げるくらいの高さ、2m程でしょうか。
(ここから望遠レンズです。)


アカボシゴマダラ

↑「もしもし〜、この木で産んでもいいですか〜?」

↓「いいんですね〜、ありがとう。」
アカボシゴマダラ



産卵中・・・

アカボシゴマダラ




アカボシゴマダラ




アカボシゴマダラ



口吻が黄色です! 斬新過ぎて信じられません。

アカボシゴマダラ




アカボシゴマダラ

飛んではまた戻りを繰り返し、本来ならいるはずもない異国の地で命を繋ぐお仕事に励んでおりました。

(現在関東地方で分布を拡大しているこのアカボシゴマダラは、中国大陸産の種で、人為的な放蝶によるものと言われ、生態系への影響が懸念されています。)


幼虫
の罪のない顔とエノキの葉っぱに似せた見事なも、お時間のある方は、ぜひもう一度ご覧ください。 
→こちら です。

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muku765 at 06:15|PermalinkComments(18)TrackBack(0)昆虫 | 21世紀の森と広場