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2015年10月

2015年10月31日

虫たちの営み(アリとテントウムシなど)




植物の汁を吸って、あまり動かずに生きているアブラムシ
アブラムシのお尻から出る甘い蜜を貰うアリ
その代わり、アリはアブラムシを食べに来るテントウムシを撃退します。その他にも、アブラムシを新鮮な植物へ移動させてあげたり、体をお掃除してあげたりと甲斐甲斐しく面倒を見るそうですから、2者の関係は良好です。

人間の都合では益虫とされる可愛いらしいテントウムシが、この三者の中では立派な悪者というのが面白い。


今回アブラムシは登場しませんが、きっと近くにいたのでしょうね。  銑┐亮命燭如▲▲蠅膨匹錣譴襯謄鵐肇Ε爛靴了僂確認出来ました。


.灰札鵐瀬鵐哀気破擦靴動き回るナナホシテントウ

背中のキュートな水玉模様に、やっとフォーカスです!
ゴミの様なものが付いて、何だか汚らしいけれど、まあいいや。

ナナホシテントウとアリ

↑実はゴミではなく、綺麗な飴色の極小アリさんがテントウムシのお尻を攻撃しているところだったのです。



     ここからは、
黄色矢印
にご注目。
     ボケて見難いのでアリに印をつけました。

一旦上にのがれても、まだ後を追うアリ。
(正面を避けて後ろに回るところが、極小虫の知恵でしょうか)

ナナホシテントウ



テントウムシ、手前の花へ逃げました。
大きさで負けてる極小アリさん、まだ追いつかず。

ナナホシテントウ




い箸Δ箸Α極小アリさんも下の花に到着。


ナナホシテントウ



タ襪紡里房蠅届きました。


ナナホシテントウ

↑実際はここで初めてアリの存在に気付いたのです。
(アリにフォーカスしておけばよかったわ。)



Δ気蕕飽貶癲∧發鮨覆瓩織▲蠅気鵝
アブラムシの甘い蜜のためなら、え〜んやこ〜ら。 

ナナホシテントウ



内側に回り込んで、お尻をコチョコチョ。


ナナホシテントウ



┘謄鵐肇Ε爛靴蓮∈討啼韻絃貊蠅悄
茎を伝ってぐるぐると逃げ回るばかりで工夫がありません。
天辺に登らないと、天道虫って飛び立てないのでしょうか?


ナナホシテントウ

↑いくら必死とは言え、
テントウムシの脚がこれほど伸びるとは!w(゚o゚)w!

この後の展開は分かりませんが、とりあえず、小さな一匹が果敢に迫り追い立て成功ということで締めくくります。
めでたしめでたし。(^^)


   ***********************

花粉にまみれて、幸せそうなハラナガツチバチの仲間
種類は見分けられませんが、触覚が短いから雌だと分かります。

ハラナガツチバチの仲間



ハラナガツチバチの仲間



ツチバチ



トノサマバッタのカップルは、いつも同じ格好で固まったままで面白くありません。
今回も、茶♂と緑♀の組み合わせでした。

トノサマバッタ♂♀


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muku765 at 18:53|PermalinkComments(12)TrackBack(0)昆虫 | 大堀川

2015年10月28日

イシミカワ



野草観察に興味を持ち始めたころに、初めて出会った宝石の様な青い実、イシミカワ(石実皮・タデ科)
目の覚めるような青い色がいつまでも心に残り、耳慣れない名前もすぐに覚えられました。

そのイシミカワが、大堀川調節池のウッドデッキに絡まって茂っていると聞き、久しぶりの再会を果たしてきました。

最高の藍色にはもう一息でしょうか。

イシミカワ


実の皮の部分は、花被片が多肉質に変化したもの。
色変化は=緑白色→紅紫→青藍色へ


イシミカワ



イシミカワ



*****9月下旬**** まだ蕾でした。 

個性的な草姿。青い実以外にも、見所がいっぱいです。

イシミカワ

↑葉柄の基部に円形の托葉


↓花序の基部には、丸い苞葉が控えています。 

イシミカワ



イシミカワ



少し触れるだけでチクッ! 下向きの刺に掴まれ、あれれれれ。

イシミカワ



特徴的な三角の葉っぱに惹かれて指を添えると、またガサガサとして嫌な予感。 葉表には特に変わったところは無いのに、どうにもこうにも近寄り難い。

イシミカワ



葉裏にある密かな仕掛け。
葉脈上に、見えないほどの短い刺。向きがまた憎い!

イシミカワ



葉柄の付く位置もユニークです。
葉の基部ではなく、少しずれた位置。
楯状につく」と表現しています。(ハスの葉も)

イシミカワ

同じような三角の葉と逆向きの刺を持つ、ママコノシリヌグイとの見分けポイントにも使えます。^^)


なかなか目に入らなかった保護色のカマキリ
ノコギリ歯の様な脚のギザギザまでも、イシミカワの茎の雰囲気に似ています。

カマキリ


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muku765 at 16:49|PermalinkComments(20)TrackBack(0)大堀川 | 植物

2015年10月26日

キタキチョウ



夏の間中、庭を舞っていた小さなシジミチョウが、一旦姿を見せなくなり、その後庭の常連さんとなったのは、華やかな黄色のキタキチョウ
窓を開けると、何頭も飛び交う姿を必ず目にする毎日でした。

10月下旬に入ってからは、一度に多数の訪問は無くなり、ポツンと1頭だけが立ち寄ってくれるだけ。淋しくなりました。


何組ものカップルが庭を舞っている頃、初めて二頭入った写真が撮れました。 キチョウな一枚です゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆

キタキチョウ



シモバシラの葉の上でひと休み。

キタキチョウ



終わりかけのトウテイランで吸蜜中。

キタキチョウ



昨年も見た光景です。
今年も、マメ科のハナセンナに頻繁に産卵していました。


キタキチョウ



飛び去った後には、米粒形の卵が一個。
次の日に見ると、無くなっているものもありました。
風雨や日照から守ってくれる葉裏ではなく、表に産卵するのは何故なのでしょう?

キタキチョウ



卵のある葉の近くで、素性不明の派手な毛虫を見つけました。
キタキチョウの幼虫ではなくて、残念!

毛虫


追記
名前が分かりました。ゴマフリドクガの幼虫です。
    (エフ・エムさん、ありがとうございます。)


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muku765 at 22:30|PermalinkComments(6)TrackBack(0)昆虫 

2015年10月20日

霧降高原キスゲ平園地



この前、霧降高原のキスゲ平を訪れたのは2010年の夏でした。
この年を最後にリフトは撤去され、新たに遊歩道や階段、展望台が整備され、園地として2013年に完成しています。
野草に触れられる時期には行きそびれ、ほとんど花は残っていないこの時期に訪問のチャンスが訪れて、重い腰を上げました。

「園地」の名の通りに遊歩道はなだらかで登り易く、とても体に優しい・・・優し過ぎる・・・拍子抜け。。。


標高1300の地点から歩道が始まります。 
登り口を入ると、殺風景な眺めの中にまず薊の枯れ姿。
ノハラアザミの変種のニッコウアザミかと期待して撮ってきましたが、それは奥日光に生息する薊のことでした。
で、これはきっと普通のノハラアザミということに。

ノハラアザミ



テンニンソウ(天人草・シソ科)の枯れ花が、ポツンと一本。

テンニンソウ



霧を背景にシロヤシオ(白八汐・ツツジ科)の紅葉。
別名は、葉が5枚輪生するところから、ゴヨウツツジ(五葉躑躅)

霧を背景に シロヤシオの紅葉



音もなく霧が湧き出てきました。


霧の風景


霧が流れ、なかなかの趣です。


流れる霧



一帯に低く群生しているのは、ススキにちょっと似ているカリヤスモドキ(刈安擬・イネ科) 名前も初耳、姿も初見。
丈が低く穂も2〜3本しか出ないミニススキ風。

カリヤスモドキの群生



    シモツケソウ(下野草・科)
の葉でしょうか、
    所々で見られた真っ赤な紅葉。

       紅葉



***ほとんどの花が姿を消している中、最後まで頑張って咲いていてくれた花たちに一瞬胸が震えます***

野菊(ノコンギク?)

野菊



リンドウ(竜胆・リンドウ科)


霧降高原」リンドウIMGP7763



様子の違う2種のヤマハハコ(山母子・キク科)
雄株と雌株です。
どちらも、
白く輝く花弁は総苞、中心の黄色い部分が本当の花。

両性の筒状花が咲く雄株と、


ヤマハハコ


少しの両性花と多数の雌花の咲く雌株

ヤマハハコ

終わりかけですが、雄株雌株の両方が見られたのは初めてです。



***霧の置き土産…雫を宿した瑞々しい姿です***

オトギリソウ(弟切草・オトギリソウ科)赤い実


オトギリソウの実



コケ



シロヤシオ
の紅葉


紅葉



ゴヨウツツジ



展望デッキから階段で下りる途中の眺め。
綺麗に設えた箱庭のようです。

眺望




眺望


遊歩道以外にも、1445段の真っ直ぐ伸びる階段(天空回廊と名付けられています)整備されて、至れり尽くせりです。
有り難いのか、有り難”過ぎる”のかと、微妙に迷うところです。
花の季節に訪れて、その結論を出したいと思います。


植物や景色などの写真を12枚追加して、別館にフォトチャンネル『霧降高原キスゲ平園地』を作りました。

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muku765 at 21:50|PermalinkComments(12)TrackBack(0)植物 | 日光

2015年10月18日

日光・憾満の路




10月上旬、日光の『憾満の路(かんまんのみち)ウォーキングに出かけました。 大谷川の南側を行く今まで歩いたことのないルートです。 気に入った写真はあまり撮れず、まとまりもありませんが、記録として順番に並べます。

「日光総合会館」がコースのスタート。
歩道にはグレーの敷石がデザインされていて、車道との境目には天然の石が使われています。

歩道



大谷川が見下ろせる場所はまだ先。 
桜の木と石のある「ストーンパーク」に、一輪の野薊。

アザミ



いよいよ、「憾満ヶ淵」の渓流が見えてきました。

憾満ヶ淵



ザーザーという勇壮な音が響き渡り、眼下に青く美しい激流が現れます。 対岸の日光植物園から初めて見下ろした時は、感動で息を呑みました。 

憾満ヶ淵

「かんまん」は、不動明王の真言の最後の句を漢字に当てて、「憾満」としたもの。



小路には、70体ものお地蔵様がずらりと並ぶ「並び地蔵」。
お地蔵様が綺麗に弧を描いて並ぶこの場所は、なかなか見応えがあります。

並び地蔵

↑一つ一つ違うお顔、優しい頬笑みも楽しめます。
 頭の大きさも違うので、帽子も手編みのオーダーメード?


振り返って、反対側から。
明治時代の大洪水で手前の8体のお地蔵様が流されて、台だけが並んでいます。
ここまで水が上がったと想像するだけで恐ろしい。

並び地蔵



カツラの焦げた砂糖醤油の甘い香りを楽しみながら、林の路を進みます。地面が土のままでないのが、残念。


大日橋手前の広場で、熟したコブシの実を拾って遊びます。

コブシ

↑実をゆっくりと引っ張ると、糸状のものがかなり長く伸びました。大成功♪



大谷川にかかるつり橋、「大日橋」。

大日橋




大日堂跡



「大日堂跡」のポケットパークにも、お地蔵さんがずらり。

大日堂跡



ヒノキの葉


ヒノキ




「憾満の路」のコースを半分来たところで車道へ抜けると、
「歩多留庵(ホタル庵)
」という名の小さな休息所がありました。
入り口に咲いていた蓼。

タデ

日光の空気は、なめらかで艶やかな肌触り。 澄み切った光の中で、いつもの花も特別瑞々しく感じられました。

写真を9枚追加して、別館にフォトチャンネル『憾満の路』を作りました。

この後、霧降高原へ。



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muku765 at 06:30|PermalinkComments(12)TrackBack(0)植物 | 日光

2015年10月13日

見つけた虫・4種(大堀川防災調節池・7)




ヨモギの葉に絡みつくように飛び、なかなかその場を離れないヒメアカタテハ  ヨモギは食草。 
その後も産卵のため、草原を飛び回っていました。

ヒメアカタテハ



アスファルトの広い通路で、ひと休み。
フェンスの網の黒い影がお気に入り?


ヒメアカタテハ



ヒメアカタテハ



ヒメアカタテハ




ヒメジソやヒロハホウキギクで吸蜜する、セセリ風の初見の子。
色の抜けた変わったセセリ?
目が白いところが気持ちが悪い。


オオタバコガ


蛾の仲間だと気づきます。
オオタバコガ・・・なんで煙草なのかと・・・?  


オオタバコガ



オオタバコガ




大型のトノサマバッタは、飛ぶ高さも距離も殿様級でした。飛翔は無理なので、通路に飛び出して固まっているところを楽々ゲット。無味乾燥なショットですが、2色揃いました。(^^)


トノサマバッタ



トノサマバッタ


殿様は脚も太いので、がに股が目立ちます。


トノサマバッタ




  デッキから池を見下ろすと、水と保護色のハグロトンボ
  動かなければ全く気づきません。


       ハグロトンボ


体(腹部)が青くないので♀。
辛抱強く待っていれば、♂も見られたのかもしれません。


ハグロトンボ


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muku765 at 10:47|PermalinkComments(18)TrackBack(0)昆虫 | 大堀川

2015年10月10日

カヤツリグサ科・5種(大堀川防災調節池・6)




植物観察に興味をもってから、ずっと見て見ぬふりをしてきたカヤツリグサの仲間たち。

似たものが多くて、何度見ても聞いても同定出来ないのが情けなくて腹が立つ。 今まで撮ったものは、マツカサススキ、ヌマガヤツリ、ユメノシマガヤツリの3種だけ。

さて、同じ場所で一度に5種も見つかると、やっぱり放ってはおけなくなって興味が出てしまいます。
今回の5種(カヤツリグサ・キンガヤツリ・ミズガヤツリ・ヌマガヤツリ・メリケンガヤツリ)は、そう紛らわしくはなさそうです。
初級、入門編と言ったところでしょうか。


最も気になったのが、この細い小穂のカヤツリグサ。

キンガヤツリ


↓こちらの少しふさふさしたカヤツリグサと見比べて、同種なのかと迷いました。
↑上の細い小穂が成長して、↓このようになったものなのか、それとも元々別種なのかと・・・

カヤツリグサ


あはは、考え過ぎでした。別種でした。
↑は、枝が長く伸びる前のよく見かけるカヤツリグサ
↓は、熱帯に広く分布する帰化植物のキンガヤツリ
金色ですから、株が大きくなるとちょっと豪華です。


キンガヤツリ



意外性たっぷりのカヤツリグサ。赤い穂がお洒落なミズガヤツリ  

ミズガヤツリ


雌蕊が出て開花中。


ミズガヤツリ



  ワイルドでとぼけた魅力のヌマガヤツリは2度目の出会い。 
  タヌキっぽい穂の集まりが特徴的。
  アカメガシワの雌花の穂の付き方とも似ていますね。

   ヌマガヤツリ


ヌマガヤツリ



メリケンガヤツリ 
名前がメリケンですから外来種。
愛らしくて清々しい新緑の一株がポツンと立っていました。
本日、一番のお気に入り。

メリケンガヤツリ


茎のてっぺんから何本も枝を出す頭でっかちの独特の草姿は、遊び心がいっぱいです。 
イネ科同様、これから見過ごせなくなりそうです。

初めてのお使いならぬ、初めてのカヤツリグサ特集です。
間違いがありましたら、ご指摘よろしくお願いします。

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muku765 at 20:34|PermalinkComments(16)TrackBack(0)植物 | 大堀川

2015年10月08日

ヨモギの花の不思議(大堀川防災調節池・5)




50儷瓩茎を伸ばし、花をつけたヨモギ(蓬・キク科)です。

          蕾は上向き

      ヨモギ 蕾



   開花する頃には、俯き加減。
   遠慮深すぎる直径1.5弌δ垢毅貝个猟蕎花。

     ヨモギ
  ↑今までは枯れ花だとばかり思って見て来た小花の中に、
  くっきりと白い粒。命が生き生きと息づいているのです。


頭花の構造を調べてみると、
中心部に両性花、外側に雌花と、2種類の花が付くそうです。

**(同時に2種の花が咲いているところを撮ることが出来ず、画質も悪く、不鮮明で分かりにくい写真が続きます
。<(_ _)>)**


訂正=以下の記事の間違いに気付きました。
キク科の筒状の頭花は外側から中心へと咲き進むので、外側の雌花が先に咲くのだという間違った思い込みをしていました。
訂正して追記します。

これは咲き進んだ頭花で、両性花が開花しているところ。
訂正=中心の両性花が開花しているところ。

ヨモギ



外側の雌花は既に咲き終わり、雌蕊は消えてしまって萎れたものが微かに残っているだけです。
ヨモギ



更に不鮮明なトリミング画像ですが、
輪郭が分かる雌蕊短くて幅が広く二つに分かれている)が、一つ見つかりました。
あとはボケていますが何箇所も雌蕊が出ています。

ヨモギ



こちらは、咲き始めの頭花。
訂正外側の雌花が開花中の頭花。細くて長い紐状の雌蕊が伸びていますが、萎れ気味のようにも見えます。
中心部も、ほとんど萎れかけているようです。

ヨモギ

追記=両性花の雌蕊と、雌花の雌蕊が、共に花粉を纏った花を見つけられなかったのが残念です。
少し時期が遅かったかのかもしれません。
尚、ヨモギはどちらの花も結実するそうです。



  ***********************


このような花の構造を持つキク科に、ノブキ(野蕗)がありますが、中心部の両性花は結実しないとのこと。

ノブキ



ノブキのこのユニークな実(果序)の形は、外側の雌花だけが結実した結果の造形だったのですね。

ノブキ


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muku765 at 11:32|PermalinkComments(15)TrackBack(0)植物 | 大堀川

2015年10月07日

ねこじゃらし(大堀川防災調節池・4)



路傍や草地でいつも見かける雑草と言われる草の世界。
しばらく続きます。(9月下旬撮影)

エノコログサの愉快な穂を見つけると、知らず知らずのうちに目尻が下がります。 別名のネコジャラシの方が有名なこの草が嫌い、と言う人がいるかしら。
(^^?

漢名は犬の尻尾。英名はキツネの尻尾に見立てたFoxtail grass。 
歯切れが良くて、こちらもなかなかいいですね♪


穂から伸びた毛(剛毛・刺毛)
が金色に輝く
キンエノコロ(金狗尾・イネ科)

キンエノコロ



穂(花序)が長く、先が垂れているのですぐに見わけの付くアキノエノコログサ(秋の狗尾草) 毛は紫がかって少し荒々し印象です。

アキノエノコログサ



キンエノコロの小穂はこの種の中で最も大きい。
金色に惹かれて目を近付けると、ころっと丸味を帯びた粒が盛り上がり気味に並んでいるのが、はっきりと見て取れます。

      キンエノコロ



アキノエノコログサの小穂は、キンエノコロよりも細身です。
細かい粒がめり込むようにひしめく様に並んでいます。


アキノエノコログサ


エノコログサもムラサキエノコログサも見かけていながら、素通りしてしまいました。 真面目に撮ってくればこの仲間の特集ができたのに・・・と、後悔しきり。

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muku765 at 18:25|PermalinkComments(6)TrackBack(0)植物 | 大堀川

2015年10月06日

赤い穂のイネ科植物(大堀川防災調節池・3)




調節池周辺の湿地で見つけた初見の2種と、見慣れた1種。
どれも、嫌われ者のイネ科植物です。


めて見る赤い穂が、一面の緑に映えてとても印象的でした。
水田雑草として嫌われるイヌビエ(犬稗草丈・草丈30〜100僉です。

       イヌビエ



       イヌビエ



小穂の付き方が面白い。
ナギナタコウジュの花のように、片側だけに付いています。

イヌビエ




イヌビエの変種のケイヌビエ(毛犬稗・草丈80〜120僉
草丈も花穂もイヌビエよりも大きく、長い芒が華やかさを添えてなかなか素敵。


       ケイヌビエ




背丈を越えるほど高く伸びる大型のイネ科植物、セイバンモロコシ(西蕃蜀黍・地中海沿岸原産)。赤い花穂が美しい。
地中に長い根茎を伸ばし増えすぎて、やっぱりこちらも困りもの

セイバンモロコシ



小穂の先端に針状に伸びているは、成熟すると脱落するそうです。

   セイバンモロコシ



いつものように、伸び始めの初々しい草に惹かれます。

セイバンモロコシ



セイバンモロコシ



   セイバンモロコシ



       セイバンモロコシ



構造を調べてみると、
両性で芒のある小穂(柄が無い)と、
雄性で芒の無い小穂(柄が有る)が、対になって付いているとのこと。何だか面白そう。

セイバンモロコシ

↑雄性=細長い  両性=膨らみがある

柄の有無は密集しているので見えませんが、ほぐしてみると柄も見えて、確かに2種類の小穂が一対になっていました。
(肝心の写真は上手く撮れませんでした。)


両性の小穂からブラシ状の雌蕊
雄性の小穂から雄蕊が覗いているところ。

セイバンモロコシ

↑「両性」というのだから、雌蕊だけでなく雄蕊も出たところを見てみたい。 

ということで、蕊の出た花穂にフォーカスしてみましたが、5个両穂同士が密着している為、雄蕊がどちらから出ているものか判別ができません。

セイバンモロコシ



ならばと、
(↑とは別のものですが)一個を
軸から取り外し、両性小穂の雄蕊雌蕊をやっと確認することができました。
動かしているうちにこぼれてしまった花粉を、雌蕊がキャッチ!

セイバンモロコシ

作業中に何度も蕊が切れて脱落し、やり直しの連続でした。
最後に撮れた一枚も、酷く形が乱れていて恥ずかしい。



見難くて分かり難いイネ科です。
間違いがありましたらご指摘下さい。


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muku765 at 06:14|PermalinkComments(10)TrackBack(0)植物 | 大堀川