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2015年11月

2015年11月26日

リンドウの実と種




野草店で購入したリンドウ(竜胆・リンドウ科)を植えて、今年で3年目。 草丈は45センチに伸び、花は7輪に増えて10月に綺麗に咲きました。

今は花殻がぺちゃんこになって付いたまま、みすぼらしい姿で雨に濡れて立っています。

 
 
     今年の花の写真が無いので、
      1年目の10月のものです。   

       リンドウ


    花冠の先が5裂 

       リンドウ


       リンドウ



今年11月上旬 どんな実ができるのだろうかと見に行くと…
あらびっくり、面白い形。
一度開いた花が再び閉じて、先だけをきゅっとつぼめています。

       リンドウ


花が散った後、萼がピタッと閉じてその中で実が大きくなると再び開くということはありますが、
このように花冠(花弁の集まり)が閉じて、枯れてもなお実を包んだままの姿には驚きます。
 

触ると太いものが指に当たるので
一か所破いて広げてみると、中には赤紫の膨らみのある細長いが育っていました。
竜胆の雰囲気漂う良い色形。

リンドウ


板状の2裂した柱頭を残したまま。

リンドウ 実

まだ未熟で割れる気配もないので、再び閉じておきました。
実は熟すと2裂する櫺です。



11月中旬
気づいたときは、既に実は2つに割れて種を飛ばし切った後でした。実の柄が伸びて、枯れた花冠から突き出ています。


リンドウ 実の殻



柄の部分がまだ緑色の、割れる前の別の実を採りました。
熟すにつれて、深さのある枯れた花冠から実が突き出してくるのは、種の散布をし易くするためなのでしょう。
でも、おかしな格好です。

リンドウ 実



中には翼の付いた1个遼多邨舛亮が多数入っていました。
無理に割った為、まだ育ち切っていないものが半分以上も。

リンドウ 種


肉眼では埃かすの様に見えたものが、立派な種の形をしていると分かり、感心するばかりです。


リンドウ 種


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2015年11月21日

クロホオズキ




栃木県のある施設のお庭で、真っ黒な袋状の実をつけた不思議な植物に出会いました。 
青々とした美しい緑の中に、唐突に! 
悪魔的な妖しい魅力は、人の心を掴みます。

クロホオズキ



摩訶不思議な姿に何かしら?と首をひねっていると、
クロホオズキ(黒酸漿・黒鬼灯・ナス科と、横から声が。  
調べてみると、南アメリカ原産のオオセンナリの園芸品種でした。
オオセンナリを図鑑で確かめると、同じ紫色の花を咲かせ、実の形もそっくりです。

赤くなるあのホオズキとは違って、こちらは1年草
同じナス科でも、ホオズキはホオズキ属、クロホオズキはオオセンナリ属で別のグループの植物でした。


クロホオズキ


茎まで黒いところが、更に妖しさを増しているようです。


クロホオズキ



クロホオズキ



クロホウズキ

↑大きく張り出したの縁がシャープです。
 先端の尖り具合は子悪魔の角のよう。
 黒酸漿というよりも、黒鬼灯のイメージにピタリと嵌ります。


葉には髭の様な黒い短い刺

クロホオズキ 葉の刺



下の方に付いていた乾き切った実を貰ってきました。
3僂△辰深造、縮れて萎んで2僂曚匹法 
薄く柔らかくなってしまった袋を、破れないようにとレース生地のようにそっと扱います。

クロホオズキ

↑オオセンナリ同様、実の表面に褐色の斑点



*花や実、葉だけでなく、最近の姿にも興味津々です*

実の皮も薄いのでパリッとすぐに破れ、2伉の平たい乾いた種がサラサラッと零れ落ちました。


クロホオズキ 種


つるつるに見えた表面に、微細な凹凸。


クロホオズキ 種



クロホオズキ 種


それにしてもスバラシイ! 種の工夫も、デジタルも♪!



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muku765 at 12:20|PermalinkComments(16)TrackBack(0) 植物 

2015年11月18日

庭の菊




ホームセンターで買った白菊の花。
毎年変わらずに丈夫に咲いて、切り花に重宝します。
花弁がすき間なくぎっしりと並んで、絵に描いた様な花の形。

キク




4僂曚匹離沺璽レット風の野菊はナカガワノギク(那賀川野菊) 所々にすき間のある花弁は、落ちてしまったわけではなくて、元々の素朴な味わいのある姿です。


ナカガワノギク



ナカガワノギク



線形の総苞外片
や、葉の形が誠にユニーク。


ナカガワノギク



開く前の花弁の紅色が初々しい。

ナカガワノギク




もうひとつの野菊は、いつものノコンギク(野紺菊) 
涼やかな細い花弁がパラパラと付き、大きめの花(3僉でも、可憐な小菊の表情です。

ノコンギク



ノコンギク



2裂する雌蕊の柱頭が、離れ切れずにリング状に。愉快です。

ノコンギク



ノコンギク



       ノコンギク


他に野でよく見かける野菊(シロヨメナ、ユウガギク、カントウヨメナなど)数種類。 見分けは、葉の手触り(ざらざら・つるつる)や冠毛の長さなどですが、分かり難くて困っています。


さて、ノコンギクの葉はざらざらしています。
見分けの特徴として話に聞く長い冠毛を確かめるべく、初めて菊の花の分解写真を撮りました。


左と中央が筒状花。右が舌状花。
先端が反り返った花冠にまで達する、長い(5伉)冠毛がありました。


ノコンギク


右の舌状花には雌蕊があるだけで、雄蕊が見当たりません。
花の周辺を飾る舌状花は雌花、と言うことも確かめられました♪



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muku765 at 16:03|PermalinkComments(12)TrackBack(0) 植物 

2015年11月15日

柵を舞台に(ヘクソカズラ)



こんぶくろ池からの帰り道、異質な金属に絡まって、ポーズをとっている素敵なヘクソカズラ(屁糞蔓・アカネ科)に出会いました


   明るく装う黄葉姿や、緑を残して若々しく頑張る姿

       黄葉



ヘクソカズラ



  ツルの垂れ方にも工夫を凝らし、リズミカルに軽やかに。

        ヘクソカズラ



赤銅色が自慢の実は、縮れた枯れ葉を身に纏い、重厚なムードも演出して楽しませてくれました。


       ヘクソカズラ



車の行きかう騒がしい道路を横目に、
逆光のススキに見入ります。


ススキ




木道沿いの小さな池に集うカルガモたち。
近付くにつれ、このようにバラバラに散ってしまいました。

カルガモ



カルガモ


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muku765 at 06:05|PermalinkComments(14)TrackBack(0) 植物 

2015年11月12日

秋の赤い実(ハダカホオズキなど)



久しぶりの「こんぶくろ池自然博物公園」です。
収穫は、赤い実が3種♪

この時期、特に華やかなものはないだろうと歩くこんぶくろの森の中に、艶々の赤い実を見つけました! 

ハダカホオズキ



液果特有のとびっきりの輝きを放っているのは、ヒヨドリジョウゴの実に違いない・・・と思って近付いたら・・・

いきなりこんな有り難いものが、目に飛び込みました!

ハダカホオズキIMGP8421



もちろん、ヒヨドリジョウゴとは葉っぱの形が明らかに違っています。あのお洒落な雰囲気はないけれど、有り難〜い初見のダカホオズキ(裸酸漿・ナス科)です♪

ハダカホオズキ



輝きも甲乙つけ難く、大きさも同じくらいに見えますが、実の付け根(何と呼ぶのでしょうか)の膨らみが、短い筒の様。
初めて見る面白い形です。

   
ハダカホオズキ



葉腋から出た柄の先に一個ずつつと、素朴なつき方。

ハダカホウズキ大IMGP8424


   =参考=ヒヨドリジョウゴは、枝分かれする集散果序が、
       賑やかです。

   ヒヨドリジョウゴ



     その他、カラスウリ(烏瓜・ウリ科)や、

        カラスウリ



久しぶりに撮るゴンズイ(権萃・ミツバウツギ科)の弾けた実。
初めて出会ったその時に「ETの目」と名付け、
その後、「泣きはらしたETの目」に変更。
(´∀`)
(残念ながら、ここではそれらしい形が見当たりません。)


ゴンズイ

ETの目(^^ゞ(←牛久自然観察の森にて撮影)



        ***おまけ***

庭のサンシュユ(山・ミズキ科)の実 
ポツンポツンと離れた場所に、一個ずつ見つかる我が家の貴重品。茶色の小さな冬芽も控えています。

サンシュユ


熟す途中の色味を、庭にありながら初めて知りました。

サンシュユ



道沿いの小さな林で見つけたツルウメモドキが、そろそろ弾けているかと何度も足を運ぶのですが、すす病にやられているようではかばかしい成果がありません。
黄色と赤の美しい姿を期待して、ウォッチンク続行中。。。



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muku765 at 15:57|PermalinkComments(18)TrackBack(0) 植物 | こんぶくろ池自然博物公園

2015年11月06日

上高地・4(梓川右岸を河童橋まで)




穂高橋を渡って、右岸の道を河童橋まで進みます。

対岸の山並み、整然と連なるカラマツの黄葉など、川の流れに沿って美しい景色が続きます。


梓川I



梓川



梓川I



多分ハンゴンソウ
(反魂草・キク科)黄花が今は白い綿毛の花。

枯れ草



       群生する
オオヨモギ(大蓬・キク科)の枯れ姿
       カラカラに乾いてカールした葉に惹かれパチリ。

        オオヨモギ


寒暖の差のお陰でしょうか、
深い枯れ色と葉裏のコントラストが見事でした。


オオヨモギ



サラシナショウマ(晒菜升麻・キンポウゲ科)
の実はすべて裂開


サラシナショウマ



整然と並んだ植林のカラマツ


カラマツ



右端に霞沢岳(4個の突起状の稜線のところ)


カラマツ



梓川I



梓川



梓川



至る所で見かけた、気になる黄葉の柳 
ビジターセンターに尋ねると、オノエヤナギ(尾上柳)のようでした。


黄葉



梓川I



カラマツ



黄葉



河童橋より 霞のかかった穂高連峰。
カラフルで美しく、吸い込まれそうでした。

河童橋より 穂高連峰



バスターミナルへ急ぐ途中、河童橋を振り返りつつ撮った最後の一枚です(コンパクトデジカメ・25弌

左岸より 河童橋


来年は可憐な野草たちを訪ねて、明神池へ向かうコースを取ってみようと、今からわくわくしています。


上高地(10月下旬) 終わり

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muku765 at 22:50|PermalinkComments(16)TrackBack(0) 上高地 

2015年11月05日

上高地・3(右岸のマユミなど)




梓川の右岸の道沿いで、花の蕾と赤い実を見つけました。


初めて見る自生のフッキソウ(富貴草・ツゲ科) 

フッキソウ



フッキソウの花は春。
今から蕾をつけて雪深い冬を越す植物だったのかと!
それに耐えられそうな赤味を帯びた丈夫そうな蕾ですね。 


フッキソウ




道行く人の足を止めた
マユミ(真弓・ニシキギ科)の実 
黄葉や枯れ色の中で、唯一の赤い稔りです。
何本も立ち並び、次々に出会う表情豊かな実の姿に夢中になりました。

マユミ



マユミ



マユミ



マユミ



マユミ



マユミ



マユミ



マユミ


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muku765 at 22:50|PermalinkComments(10)TrackBack(0) 上高地 

2015年11月04日

上高地・2(田代池から田代橋へ)




大正池から先の林の路には、青臭い爽やかな笹の香り。
林床いっぱいに広がるシナノザサ(信濃笹)です。

シナノザサ


同定の参考にと、葉裏の短い軟毛もパチリ。

シナノザサ・葉裏



田代湿原より望む穂高連峰

田代湿原・穂高連峰



穂高連邦 解説パネル



川の様な小さな田代池
季節を変えて又眺めたい素敵なスポットです。


田代池



 田代池




池から田代橋までの道のりでは、林の中の背丈ほどの枯れ草や、梓川の青い流れに魅了されました。

形も崩れず真っ直ぐ立っているアブラガヤ

アブラガヤの枯れ姿



透明な流れに溜め息が。川底の石も輝いています。


梓川Iの流れ


煌めく綿毛。何の花かしら・・・

綿毛



川底の砂が、元々青いのかと思うほど。

梓川



梓川



梓川



梓川I



田代橋より 右岸の淡い風景 

穂高橋より


穂高橋


穂高橋


橋の上から下流方向を眺めると、戦場ヶ原を思い出させる景色でした。

梓川

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muku765 at 23:08|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 上高地 

上高地・1(大正池)



[10月下旬]
若いころに訪れた、懐かしい上高地に出かけてみました。
目的は、あの忘れられない青々とした美しい水の色。

標高1500メートルの地では、広葉樹の紅葉は既に終わりカラマツも残すところあとわずか。
それでも、最後の彩りも十分楽しむことができました。


上高地へ向かう途中のバスの窓からは、ダム湖の風景や、広葉樹の錦の紅葉なども。
ナナカマド(七竈・バラ科)の紅葉と赤い実が見事でした。

ナナカマド



コースは、自然研究路(大正池→田代池→河童橋)

午後1時半、遅まきながら大正池に到着。
初めに目に飛び込んだ静かな池の風景。

大正池



少し先の開けた岸辺より。
眼前に聳え立つ穂高連峰に、大きく深呼吸。


大正池・穂高連峰

(35弌畆村腺毅沖弌,發辰塙さや奥行きが欲しいところ)


手前の柳が気になって入れてみました。(殆ど同じですが(^^ゞ

大正池・穂高連峰



池の端の木立の間に作られた手摺の付いた立派な木道を、
足元の水の透明度に感激しながら進みます。

水面の枯れ葉模様。


水面


透けて見える水底の砂
 

水底


魚がいました!(枯れ葉に紛れて見難いです。)
イワナでいいのかな?


魚


緑の藻


水底の藻


ひやっとして、気持ちの良い湧き水

湧水



     ダケカンバ?の太い幹。
     荒々しくささくれ立った木肌。
     力強さに圧倒されます。

       樹皮



広々と開けた岸辺に出ると、
記憶の中の大正池の風景がやっと現れました。


大正池



大正池



大正池



岸から後ろの森を見上げて、
大きく間近に迫るカラマツの黄葉に、また感激でした。

大正池より



   大正池より


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muku765 at 15:18|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 上高地