水元公園
2023年01月23日
樹木の実(水元公園・終)
モミジバフウ(紅葉葉楓・フウ科)のイガイガの実。
多くの櫺が集まった集合果。愉快な形です。
あれ、もう役目はほどんど終わっていますね。
穴が空いているので、翼のついた種は飛んだのでしょう。
まだ種を見たことがありません。
今は茶色の実の殻が目立ちますが、
春の出始めの花序の不思議な形
夏の緑の実 秋の華麗な紅葉 冬の葉痕(無邪気なお顔)など、
表情豊かな樹木です。
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白いものが見えるから、
ナンキンハゼ(南京櫨・トウダイグサ科)
ナンキンハゼ(南京櫨・トウダイグサ科)
脂分の多い白い蝋で覆われた3個の種。
茶色の果皮に包まれた弾ける前の実(櫺漫も残っていました。
緑の実は可愛いです。
樹形が美しい。
先端の小枝の枝ぶりが繊細です。
muku765 at 08:00|Permalink│Comments(18)│
2023年01月21日
樹木の花や実(水元公園・5)
公園のお馴染み樹木は、花盛り、実盛り。
前回はハルニレのベージュ色の実が綺麗でしたが、今回は別の樹に目が向きました。
別の季節の写真も参照しつつ、よく出会うこれらの樹と友情を深めたいと思います。
モズさんの近くのハンノキ(榛の木・カバノキ科) の雄花。
長い穂状の雄花序と丸い雌花序。雌花も雄花もまだ固い蕾。
近づくと、穂はまだらに銀色に光っていて、感動的でした。
(どう工夫しても見た通りの銀色に近づけられませんでした。)
松ぼっくりに似た果穂(集合果)。
先端部分は開いているので、すでに果実(堅果・種のように見えます)を落としたようですね。下3分の2はまだこれから。
雌花が咲くと、こんな感じ(咲き始め)。
雄花が咲くとこんな感じ。触ると黄色の花粉が手につきます。
(柏の葉公園にて)
メタセコイアの手前に、黄色に染まった樹。
近づくと、センダン(栴檀・センダン科)の実。
鳥そっちのけで、引き寄せられて近くまで進んで見上げると、こちらは金色に見えました。(全然、金色に撮れていませんが)
青空から金粉が降ってくるような光景にしばらく見とれていました。
センダンの実の果皮には艶があるので、輝いて金色に見えたのでしょう。
実は核果
果皮を剥くと、中には粘り気のある銀杏に似た匂いの白い果肉。
その中の核には深い溝があり特徴的な形がとっても面白い。
さらにその中に種が入っています。
大きな実は大きな鳥に人気。
ヒヨドリやムクドリが食べていました。
(柏の葉公園にて)
葉も素敵な複葉です。
色々と忘れていることも多いので、振り返る意味でも以前の画像にリンクさせました。(リンクが切れないことを祈ります)
*画像の上でクリックすると拡大されます
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メタセコイアの手前に、黄色に染まった樹。
近づくと、センダン(栴檀・センダン科)の実。
鳥そっちのけで、引き寄せられて近くまで進んで見上げると、こちらは金色に見えました。(全然、金色に撮れていませんが)
青空から金粉が降ってくるような光景にしばらく見とれていました。
センダンの実の果皮には艶があるので、輝いて金色に見えたのでしょう。
実は核果
果皮を剥くと、中には粘り気のある銀杏に似た匂いの白い果肉。
その中の核には深い溝があり特徴的な形がとっても面白い。
さらにその中に種が入っています。
大きな実は大きな鳥に人気。
ヒヨドリやムクドリが食べていました。
(柏の葉公園にて)
葉も素敵な複葉です。
色々と忘れていることも多いので、振り返る意味でも以前の画像にリンクさせました。(リンクが切れないことを祈ります)
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muku765 at 19:33|Permalink│Comments(6)│
2023年01月17日
バードサンクチュアリーよりの眺め(水本公園4)
面白いこと何かないかな〜と、バードサンクチュアリーの窓を覗きます。
特に何事もなし。平和です。
面白いものといえば、
せいぜいこんなポーズのカワウくらい。
せいぜいこんなポーズのカワウくらい。
辛抱強く待つと、カワウの離水が始まりました。
左の子が呆れて?見ています。
左の子が呆れて?見ています。
↑腰部分の白斑が素敵。白い部分がここだけなので目立ちます。
繁殖期の婚姻色として、頭部の白い毛と腰の白い毛がセットになって出ますが、まだ頭は黒いのね。
こちらはまた別、胸や腹部に白い毛。
これは婚姻色ではなく、幼鳥の特徴。
黒いカワウも見所いっぱいです♪
これは婚姻色ではなく、幼鳥の特徴。
黒いカワウも見所いっぱいです♪
アオサギ
今回、モズ男君に並ぶもう一つのハイライトは、
オオタカ(大鷹)の胸。
はるか奥の奥の枝に止まっていました。
じーっと動かなかったオオタカが、陽が差すとふわっと胸の羽を膨らませました。
↑枝から白い眉斑と目が微かに見えています。
オオタカもこっちが気になるようです。
何か起こらないかと固唾を飲んで見守りましたが、根負けして退散しました。
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muku765 at 16:30|Permalink│Comments(18)│
2023年01月16日
カモやアオサギ(水元公園3)
この日はこんな水鳥がいたよ〜、という記録です。
ホシハジロの群れ。
ユリカモメの群れ。
ラクウショウに止まるアオサギ
陸上で採食するヒドリガモ。
アイシャドーが色っぽいヒドリガモ♀。
哲学者のようなアオサギ
風に吹かれて、黒い羽がひらっと立ってしまいました。
カイツブリ
コガモたち。
マガモ カップルになったの?
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muku765 at 14:00|Permalink│Comments(4)│
2023年01月15日
シジュウカラ(水元公園2)
今回はモズ以外は遠景が多く、去年と比べると少し寂しい観察となりました。
葦原中央あたりで、シジュウカラが数羽枝の間を飛びかったり、湿地に降りたり活発に動いています。
二羽だけ、やっと一緒に入れられました。
キビキビした前回の葦原のシジュウカラ
どうということも無いハクセキレイ。 お散歩の途中ですか?
白い月が出ていました。
刻々変わる空の景色。雲付きの方が素敵。
muku765 at 08:30|Permalink│Comments(10)│
2023年01月13日
近距離のモズ
久しぶりに探鳥に出かけました。
昨年は水元公園と近くの小さな公園の2回。
今年は何回行けるだろうか。
まず1回目、水元公園へ。
昨年カワセミを追いかけた水辺ゾーンを見渡すと、芦原を見つめるバーダーさん一人。あとは何事もありません。
ゾーン入り口の暗めのハンノキ の林に、小鳥さんの影。
一人静か〜に枝止まり。
誰か確かめようと道を進んで行くと、足音に反応したのかこちらを向いてくれました。モズ男君♂です。なんと反応の良い子
回り込んで正面に近づいているといいうのに、知らぬふり?
ファインダー越しに見えるのは、薄めの色合い。
今まで中で最も美しいモズさんです。
嫌がる風もないので、若い子でしょうか。
胸は真っ白で無地に見えましたが、デジタルで捉えるとウロコ模様が出ています。
真正面近くまで来ると、かなり暗い。
こちらを向いてくれて、暗いファインダー越しにしっかり見つめ合いました。
何を思ったのか、クリクリと顔を動かし大サービス。
さらに回り込み道の端ギリギリまで進んで近寄ると、背景が明るくなりました。最後の1枚です。
近距離で2分近くいてくれたモズ君は初めてのこと。
新年早々嬉しい出会いでした。
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muku765 at 13:26|Permalink│Comments(12)│
2022年02月26日
コガモ・最後のカワセミなど(水元公園・10)
舗道から少し離れた水場にコガモ♂が見えました。
階段を降りて静かに近づいて行くと、足がズボッ!
あっと気がつくと、そこは草はらではなくヨシを綺麗に刈り込んだ湿地でした。
前ばかり見つめて進むと危ない危ない。
カルガモ・・迷ったけれど記録でパチリ。
ハクセキレイ
スズメも数のうち。
ハシブトガラスも数のうち。
はい、キジバトも数のうち。
餌をつまんだ時は、いつも目をくりっとさせて嬉しそう。
再び、最初の水辺ゾーンを覗くと、数人がカワセミを追っています。
さっきの子と同じかな?
それでも無理やり4回目とカウントしておこう〜。
葦原の茂みを右に左に行ったり来たり。こちらが遊ばれている感ありありです。 枝被りにはならずとも枯れ茎被りだらけ。
角度を選んで、やっと撮れた1枚です。
アオサギ
セグロセキレイ
小合溜沿いのアキニレを振り返って、水元公園とサヨナラ👋しました。
この日いたというクイナの姿は遂に見られず。
大きな水鳥メインで全部で19種類。
(少ない!」もっと小鳥を見つけたかった。)
この前(3年前)のハイライトは、カンムリカイツブリ。
今年のハイライトは、何度も出会えたカワセミですね。(^^)
水元公園の野鳥、終わりです。
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muku765 at 08:30|Permalink│Comments(14)│
2022年02月23日
カイツブリ バン (水元公園・9)
公園の端のカワセミの里まで、小合溜沿いを歩きます。
鳥に出会えるまでは、とりあえず杭を面白く眺めながらてくてくてく。
この辺りは、いつもカイツブリやオオバンの姿がみられる場所。
やはり今日もいました、カイツブリ。
夏にはスイレンの葉が水面に広がり、コオホネも咲き賑やかになりるのです。
水草も何も見えないこの水面を行く今の姿はちょっと寂しい。
枯れ葉が浮いています。
これだけでもカイツブリの姿に趣が感じられます。
しばらく行くと、嬉しいことに葦の間からバンが見えました。
赤い額板がないので幼鳥です。初めての出会です。
額が丸く盛り上がっていますが、まだ額板自体が出来上がっていませんね。
成鳥は黒と赤で不気味な雰囲気を醸し出すバンも、幼鳥は可愛い顔をしています。
再びカイツブリ発見。
くちばしの色が違うので、さっきとは別の子。
カワセミの里にはカワセミは来ていませんでした。
小合溜の反対側の舗道を歩いて駐車場まで戻ります。
途中にも、水辺がありました。
次回で終わります。
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muku765 at 08:30|Permalink│Comments(10)│
2022年02月17日
ダイサギとカワセミ(水元公園・8)
いきなりダイサギが舞い降りました。
翼を畳んだばかりの美しい立ち姿。
ダイサギはいつもヌボーッとしていますからね、こんなにバランスの良いキリッとしたポーズは初めて見ます。
この水路目当てに、ここに降り立ったダイサギ。
おしとやかに歩いて姿を消しました。
ダイサギの歩みはいつもまったりしています。
狭い水路で餌を探す姿は見飽きているからと、後は追わずに周りを見回すとアキニレの樹。小さな実が飾りになって綺麗です。
やっぱり気になって水路を覗くと、カワセミがいるではありませんか! 今度は雌♀です。
気にせず歩き回るダイサギ。小さなカワセミの方は気にしてる?
飛びました!(きっと最初で最後のカワセミ飛翔写真)
お、何やら捕まえました!
モミジバフウの実までついてきちゃった。
プルプル!
「やったぜ!」(ドヤ顔?)
行ってしまったと思ったカワセミは、向かい側にいました。
近くで人が見ていても平気そう?
だけどやっぱり気分が悪いのか、行ってしまいました。
広い翼♪ ヌボーッとなんていろいろ悪口言ったけど、最後まで楽しませてくれてありがとう。
この間、6分。
カワセミとの出会い(3回目)も、ダイサギさんのおかげです
次回は水元公園の野鳥はお休みして、植物です。
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muku765 at 08:30|Permalink│Comments(12)│
2022年02月15日
水性植物園の枯れハス(水元公園・7)
水生植物園に着きました。
枯れ葉のように見える煉瓦色のラクウショウの雄花が池を見下ろしています。その中に残っていた球果。
もうすぐ一個一個がバラバラに離れそう。
池に目を転じると、お馴染み冬の枯れハスの風景。
なぜかハチス(実)が見当たらず。枯葉・枯れ茎ばかりです。
ちぎれた枯葉
木道を歩いていくと、あらあら、面白い図形がいっぱい(☆゚∀゚)
池との協力で生まれた楽しいオブジェ。
あっちにも、こっちにもと、夢中になって・・・
水のキャンパスに描かれたいたずら書き。
↓ 左上の角のこれ、面白い。
やはり目を引くハート型
池を囲む柵に集うスズメたち。
鳥たちの目にはどんな風に見えるのでしょうね。
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muku765 at 08:30|Permalink│Comments(12)│