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カリン

2017年04月22日

春の薄紅色(カリンなど)




春は追いつけないほどの駆け足。それでもカリンの開花は逃すまいと、再び広池学園キャンパスを訪れました。

ショッキングピンクのような鮮やかな蕾は、ウグイスカグラを思わせる優しい薄紅色の花に変わっていました。蕾の時の上向きから、横向きへ。道行く人に正面顔を向けています。

カリン


首をかしげたほぐれ始めの蕾。


カリン



カリン



両性花と雄花が一つの木につくカリン。
トップの花もこの花も、雄花の様です。


カリン



花の様に美しいチャンチン(香梅・センダン科)
の若葉。
大きく葉を広げるこれからが、益々楽しみです。


チャンチン



チャンチン「

   
↑見たままの色が出ていません。
実際はもっと華やかなピンク色。



ホオノキ(朴の木・モクレン科)も薄紅色の花が咲いた様。
茶色い革質の芽麟に包まれた冬芽がほぐれて、
托葉が現れました。この後すぐに落ちてしまうので、色合いを楽しめるのはほんの一時だけ。

ホオノキ



ホオノキ

この後の花も楽しみです。

*画像の上でクリックすると拡大されます


muku765 at 21:38|PermalinkComments(16)

2017年04月17日

4月の樹木観察(カリン マンサク シナマンサク)



真っ直ぐ上を向いたカリン(花梨・バラ科)の蕾。
鮮烈な色合い、鋭い先端に天を衝く勢いが感じられハッとします
しかも、とっても可愛いらしい。


カリン



カリン



葉には、”腺状の鋸歯”と図鑑に記されている細かなギザギザが見て取れます。確かに葉の縁に、腺体の様な粒々が並んでいますね。

   カリン



シナマンサク
の枝の上に、
赤い帽子の小人たちの行列が見えました。
(*^^)v

シナマンサク


花弁が落ちても、
一向に萎れる気配を見せない元気なたちです。


シナマンサク



シナマンサク



薔薇のコサージュのような艶やかな姿。
こちらを見つめるちっちゃな目と、しっかり視線を合わせて話しかけました。「綺麗だね、花のころに負けない魅力だよ。」


シナマンサク



   シナマンサク



枯れ葉が花の時期まで残るのが特徴のシナマンサクですが、未だに散らない最後の一葉がありました。
折角なので、記念撮影です。


シナマンサク



シナマンサクよりも花期の遅いマンサク(満作)ですが、
葉の展開は一足早く、緑と赤の鮮やかなコントラストが目に痛いほど。(間違いがあり文を訂正しました。) 
 

    マンサク



マンサク


花はそっくりで見分けにくいマンサクとシナマンサクも、この時期に出会うと違いは一目瞭然でした。

比べてみると、花数の少ないマンサク。
ほこほことした綿毛で、葉裏は銀白色に茶褐色混じりのシナマンサク。
茂った後は、葉の鋸歯の違いなどで見分けられそうです。

いずれにしても、若葉の展開の後も色褪せずに残るの頑張りには脱帽です。<(_ _)>

*画像の上でクリックすると拡大されます。


muku765 at 14:15|PermalinkComments(14)TrackBack(0)