マレーシアへ行ってきました!
前回のタイ珍紀行と同じく水越(大学時代の同級生)とリーダー(水越の職場の人)を引き連れてマレーシア各地の珍寺を可能な限り回ったよ。今回のコンセプトは『珍寺大道場さんの「馬来西亜珍寺大行進」を勝手にうしろから追いかける!』となっております。ちなみに水越とリーダーは休日にはディズニーランドに行ったりするような極普通のOLなのだが、いつの間にか何故か珍寺を巡らされていて首謀者ながら笑える。

[到着日]
恐怖のマレーシア航空に乗って夜七時頃クアラルンプールへ到着。本当はそのままマレーシア版新幹線ETSに乗って二時間ほどかけてイポーという古都へ行くつもりだったのだが、イポー行きのチケットが完売というアクシデントに早速出くわすヽ(^o^)丿仕方がないので260RM(7800円)でタクシーでイポーへ向かうことに。 
タクシー乗り場でイポーまでと言ったらどん引きされたが、まさおとあだ名を付けた巨漢のコワモテおっさんが乗せていってくれた。まさおが乗ると重さで車が右側に傾くし、腹がハンドルに引っかかっていた。道に迷ったりしてなんだかんだで五時間くらいかかってイポーのブティックホテルに到着。先が思いやられるぜ…。
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そしてその夜、リーダーが高校生の頃から愛用してきた眼鏡をホテルのトイレに流すというあり得ない珍事が発生。しかも本人は全く焦っていなくてワロタ。最初から飛ばしまくるリーダーに若干の不安を覚えて寝る。

[一日目]
この日はイポーから片道一時間半程度のところにあるクアラグラという田舎の珍寺へ!
朝はホテルの目の前の屋台で中華風のご飯を食べた。イポーは中華系の人がとても多い地域なのである。この屋台は本当に美味しくて、何度も訪れてしまった。
ホテルに戻りタクシーが来るのを待っていると 、突然リーダーの様態が急変!食あたりなのかなんなのか、顔は真緑に変わり、一歩も動けない状態に。やはり、こいつ初っぱなから飛ばしてやがる…!と思いつつ、仕方ないのでリーダーを置いてクアラグラへ。
その日はイスラム教徒のお祭りだから道が混んでいるとかいう理由で、往復450RM(13500円)だと言われた。くそ高え!!と思ったが、仕方ない。クアラグラはド田舎なので地図を印刷して万全の体制で挑んだのだが、タクシー運転手がクアラグラ出身だと言うことで簡単に連れて行ってくれた。
地獄は期待通りの出来。意外とインド人と中国人でにぎわっていた。

地獄寺で「トイレどこ?」って訊いて案内されたのがこちらのトイレ(という名の穴)だったので、そっと扉を閉めた。使い方がわかりません(わかるけど)。
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マレーシアはこれまで行った国の中で一番トイレが壮絶でした。

クアラグラの地獄寺を堪能したあと、タクシー運転手が「俺の兄ちゃん家に寄るわ」と言って何故かインド人の家に招待されて中で寛いだ。自由すぎだろ…。
そのあと再び車で走り出すと彼が川の中に咲いていた蓮の花を発見し、突然車を止めて花を摘みに走り出した。どういうことだかよく分からん。 
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すっごく綺麗な蓮の花を我々にプレゼントしてくれたわけだが、ホテルに戻って飾っておいたら蟻が大量発生したのでそのままゴミ箱へポイ…。
ホテルに帰ったらリーダーがすっかり復活していて、我々が留守にしている間にひとりで屋台のカレーヌードルを食べに行ったらしい。屋台で腹を壊したばかりだというのにさすがである。

夜は近くに美味しい中華料理屋があるということでそこへ行った。「民衆」という名前の店だったのだが、店の中に入ると
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溢れる中華民衆!!
こんな大量の中国人一体どこから湧いてきたんだ?と思わざるを得ない。中華民国の強さを思い知らされる店であった。
ちなみに、料理はクソ不味かった。

イポーは田舎町で閑散としており夜やることは何もないので、早々に寝くたばりました。

[二日目]
前日早めに寝たので、柄になく六時半に早起き。目を覚ますため太陽光を浴びようとカーテンを勢いよく開けたら、外がまだ真っ暗!あまりに衝撃的で逆に目が覚めたわ。調べたらマレーシアの夜明けは一年間7時10分ととんでもなく遅いそうだ。暗すぎて屋台もまだやってなさそうだったので夜明けまで二度寝。
この日はタクシーを一時間30RM(900円)位でチャーターし、イポーの洞窟にある寺寺を巡った。特に霊仙岩はサイコーに楽しかったよ!
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なぜか途中でタクシーのおっさんが帰宅し、おっさんの息子&息子の友達が自家用車でやって来て交代した(笑)ほんと自由だわ~。
おっさんオススメの洞窟探検にも行こうと思ったんだけど、何故かやってなかったのでまたイポーに来ることを誓って退散。

ホテルにいったん戻って荷物を取り、いざ次の目的地パンコール島へ!!
中継地ルムッまでのバスがイポー駅のバス停から出ているということで駅に行ったのだが、バスが見つからず…。駅のポリスに聞いたらバス停は遠くないということだったので指さされた方向へ歩いていったのだが、全然見つからない!道行くインド人にも尋ねながら暫くヒイヒイ言いながら歩くと、実に汚いローカルなバス停(しかもインド人しかいない)が現れた。
そしてインド人達にガン見されながらルムッ行きのバスを探すも、これまた全く見つからない!適当に訊いて回っていたら、中華系のおっさんが「あっちだ!あっちだ!」と指を指すので(ちなみに言葉は一切通じず)「あっちってどこだよ!連れてってくれ!」と連れて行ってもらったのだが、そこには何もなく今度は逆の今来た方を指して「やっぱあっちだ!」と騒ぐのでやっぱり連れて行ってもらったらまたもや何もない!!そんなことを暫くやった挙げ句、「ここにはない!帰れ!」と言われた(のだと思われる)ので、「ないって何だよ!帰らない!連れていけ!」とこちらも食らいついたところ、突然また「こっちだ!」と言われ今度はバスに乗せられた。ここまで我々が発した言葉はほとんど「ルムッ!?ルムッ!?ルムッ!?」だけだしおっさんとの意志の疎通はほとんど出来ていない。そしてそのバスはすげえ混雑してるし明らかにルムッ行きじゃないだろ!と思っていたら、さっきのおっさんが運転席に乗り込んできて突如運転し始めた!あんた運転手だったんかい!と驚いていると、すぐ近くの別のバス停に下ろされて、見るとそこにはルムッ行きのバスが!
なんかよく解んないけど、おっさんはわざわざ我々の為にルムッ行きのバスが出るところまでバスを出してくれたらしい~!おっさんありがとう!!途中カオスすぎてお互いキレ合ってたけど、めっちゃいいおっさんだったじゃないか~。
ちなみにルムッ行きのバスもやはり混んでいてくそ汚いバスだった。
イポーからルムッまでは二時間。座席に半ケツだけ腰掛けるつらい姿勢のままでなかなかの苦行。
その間汚い指で目を掻いたら目が痛くなったので、ペットボトルの蓋をアイボン的な使い方をして目を洗っていたらインド人に笑われた。
ルムッに着き、フェリー乗り場へ。パンコール島までのフェリーは往復10RM程。
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寺での線香、バス停での土ぼこり、フェリーでの潮風を受けて自分至上最強に汚い状態になる。心なしか顔が日焼け以上に黒い。
パンコール島での滞在先はヴィクリビーチリゾート。六時頃到着したら、「こんなに遅くチェックインする人はいない」と言われた。しかも一泊だしな。しかし全く期待していなかったが、綺麗で水はけが良くてなかなかいい宿だった。 
夕食で食べた魚がマレーシア旅行で一番おいしかった。さすが島!もう一度食べたいわ~。
この日もやはりやることがないのでさっさと寝くたばる。いやーそれにしても凄まじい日であった…。

[三日目]
朝、マレーシアの国民食ナシレマッを食べてから珍寺へ!パンコール島は狭い敷地だというのに珍寺がふたつもあるワンダーアイランドなのだ!
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特にフーリンクンはこの旅の中でも一、二を争う面白さで大満足。ここに行けただけでもパンコールは価値高い。
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珍寺のあと、おまけ程度にビーチへ。
というか元々は「折角マレーシアに行くんだから海にも少しは行きたいなー!」という思いで、比較的行きやすくて海がきれいなパンコール島へ行くことを決めたのであったが、たまたまそこに珍寺があることを知り海とかどうでも良くなったのであった。しかもかなり透明度が高く青いと聞いていた海は、全然綺麗じゃなかった。緑色である。
まぁ所詮我々にはこの程度の海がお似合いだなということで30分ほど遊んですぐ引き上げた。途中、海の底で何かの卵らしきものを踏んづけてきもすぎた。

ところで、この日は「どこから来たの?」「ジャパン!」「ジャパンか~、で、君は?」といつにも増して訊かれまくり、わいも日本人じゃと主張しても「その鼻は日本人じゃないだろ」と一蹴された…。タクシーの運ちゃん達もわたしのほうを見ながら自身の鼻を指さして何か言っててクソワロタ。この鼻そんな鼻??インド系のおっちゃんに「おまえの顔はインド人」と宣言され、初めて本場の人に言われてめっちゃ自信ついたわ…。これからは堂々とインド人に似ていると主張する。

そして昼頃にはさっさとフェリー乗り場へ。超短時間滞在である(^^;) 
だがしかし、フェリー乗り場は尋常じゃない混雑で、フェリーは全然来ないし来てもそんなに乗せないで行ってしまうし、なんたかんだで二時間以上も炎天下&立ちっぱなしで待たされたわ…。日本人からすると要領の悪さとか列の途中での公然たる横入りとかまぁ有り得ないことだらけだったんだけど、周りはそんなに気にしてる感じもなかったね。フェリーに乗る頃にはまじで疲れ果てていた…。
そのあとルムッでナシアヤム(鶏飯)を食べ、高速バスに乗り五時間かけてクアラルンプールへ!
高速バスは日本でも滅多にお目にかかれないくらいいい感じのバスで、乗り心地もサイコーだった。確か25RMくらい。安い!
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バスの中で疲れ果ててミイラ化して寝ていたのだが、こんな気持ち悪い見た目になっていたとはつゆ知らず皆様をドン引きさせてしまって申し訳ない。

クアラルンプールでは交通の利便性が高いパークロイヤルホテルに滞在したのだが、それまで田舎の安ホテルに泊まっていた身には高級すぎて落ち着かなかった…。クーラーとか寒いからいらないっす。
夕食は近くのレストランで食べたが、値段が田舎の倍くらいするので悲しくなった。

[四日目]
この日は珍寺の予定がない休息日。ダラダラと買い物などをして過ごした。
セントラルマーケットへ行く途中スコールに遭い、風邪を引きかける。セントラルマーケット内でヘナをしてくれる店があったのでやって貰ったのだが、どう見ても素人のおっさんが観光客相手にテキトーに描いているだけの代物で下手すぎた。しかも35RMで激高。あいつむかつくわ~。

マーケットからの帰り道、駅でモノレールの乗り場が分からず駅員に訊くも訛りがキツすぎて何を言っているのか分からない。とりあえず分かったふりをしてその駅員が指す方へ行ってホームへ上がってみたところ、やはり違うホームのようだった。そこで近くにいたインド人に「モノレールはどこ?」と訊いたのだが、「分からない!分からないけどここじゃない!!!!」とすごい勢いで言われた。その顔の濃いインド人が怒濤の早さと力強さで何かを訊いてきたのだがまったく何も聞き取れず、「お前らどっからやって来たんだ!?(と、聞こえた)」「下から上がってきたよ」「オフコース!!!そんなの決まってるだろう!!!そんなことを訊いているんじゃない!!!」とマジギレされてもうわけわかめ。さらに「Where are you from!?」「ジャ、ジャパン」「Oh!だからそんなに英語ができないんだな!!!」とキレながらディスられた。インド人こえー。というかこっちは別に焦ってるわけでもないのに、そいつが勝手に興奮して色々まくしたてるからこっちもてんやわんやになって余計色んなことが分からなくなったがな!
でもインド人めっちゃキレてたけどキレながら必死にモノレール乗り場探してくれて、結局いい奴らしい。情緒不安定かよ!
おそろしすぎてその間はこちらも必死だったが、あとから思い出して笑いが止まらなくなったわ。

[五日目]
夜明けとともに起き、ゲンティンハイランドという高山地のリゾートへ向かう。といっても目的地はリゾートではなく、その近くにある珍寺。
ロープウェイで山に登り、そこからタクシーで寺へ行ってくれと告げると、いかにも怪しげな場所が現れた。
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これが噂の清水岩廟か…!と暫く散策するも、変な像はたくさんあれど寺はどこにもない。ここちがくね??と気づいてタクシーに戻ると、どうやらタクシーの運転手が気を利かして勝手に連れてきてくれた謎のスポットであった。よく、我々がこういうのが好きだと気づいたな!で、ここは一体何だったんだろう。
そのあと訪れた本命の清水岩廟は、正直珍寺というか普通に美しい寺だったのでちょっと期待はずれだったかな~。
ゲンティンハイランドの中華料理屋で食事をとったが、高くて不味かった。
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マレーシアで食べた食事、総じてレストランは不味くて屋台はうまいのだが…。

そのあとは一流観光地バトゥ洞窟へ!
噂通りアートギャラリーがなかなか面白く、見応えがあった。
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でも洞窟内は鳥がくそほどいて、その鳥がくそほど糞をしまくるのでその脅威から逃げるのに必死で正直洞窟には殆ど集中できなかったわ・・・。まじで鳥インフルエンザになるかと思った。
タクシーはよく覚えていないけど1日で400RM(12000円)くらいだったかなー?この旅行で一番お金がかかったのって圧倒的にタクシー代だわ( -_-)

夜はブキビンタンの屋台街で食べたのだが、クアラルンプールの中心的観光地なので日本人も多かった。隣の日本人男性グループが無駄に話しかけてきたので、死んだ顔をお返ししてあげた。

[帰国日]
夜の便で帰国するので、まずリトルインディアで買い物。ついでにへたくそなヘナのリベンジをするためちゃんとしたヘナ屋さんで足と左手に施して貰った。全くの別物だなおい。
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そのあとDEEP案内さんオススメのチョウキット市場へ。
ここはKL一の治安の悪さで、牛の首が並び足下には血だまりができ観光客はジロジロ見られる…なんていう噂を聞いていたので少し緊張しつつ向かった。しかし蓋を開けてみればお店の人はみんなフレンドリーで、全然治安悪くなかったよ!歩いていたら果物屋の兄ちゃんが果物をくれたりしてとても楽しかった(^O^)ただ確かに足下には血だまりといろいろな動物の肉片が飛び散り、ゴミと生肉の混ざった臭いで水越とリーダーは吐きかける始末であったが…。

そのあと裏にある汚いバラックを外から見学。住人がベランダに出てきていたので写真撮ったらマズいかなー?と思いつつもカメラを向けたところ、上裸でポーズを取ってくれる気さくさであった!!どう見ても貧乏でしかないのに、心が豊かで好きだわあ~。
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体もデカくてツヤツヤだったし、マハラジャみたいなおっちゃんだったから最早わざとあの家に住んでいるのでは?と思うレベル。

実はこの数日間、リア充たちに人気のアプリ「ロードムービー」で動画を撮りながら旅をしていた我々。
ロードムービーとは短い動画を断片的につなぎ合わせ、オシャレな感じの画質に変換し、素敵な音楽をつけてくれるアプリで、最近のリア充たちはこれでオシャレな動画を撮りFacebookにアップするのがステータスだ。このおしゃれなアプリで全くおしゃれじゃない動画を撮影したらどうなるのか??という実験に以前から興味があったので、今回実際試していたのである。
しかしながら普段全く動画を撮ることなどない上、珍寺では寺に集中してしまうのでついつい撮影することを忘れて最終日だというのにまだコマが余っていたのだ…。
そこで街で見かけた適当なインド人を撮影することに決めたのであった(酷い)。
チョウキットにいい感じのコワモテじいさん達がいたので盗撮しようとしたのだが、我々の不振な動きに気づいたのか「一緒に撮ろう!」と言ってくれて何故か一緒に踊っているところを撮影してくれた(笑)ほんと気さくな人たちだわ~。
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ちなみにインド人だと思っていたのだが、パキスタン人だったらしい。おかげでいい動画が撮れました!

そのあと旅の疲れを取るためマッサージ屋へ。
オイルマッサージを施術して貰ったのだが、担当のおっさんが当たり前のようにセクハラしてきてクソワロタwwwしかしワロテル場合ではないので、一端ホテルに戻って荷物を取ってから店に戻り、お店のお姉さんたちにそれを告発してやった(^-^)お姉さんたちも建前上そいつを擁護していたが、かなりドン引きしていたので今後あいつは店の中で孤立するだろう(笑)ざまあ
しかしながら疲れを取って貰うはずのマッサージで余計疲れたわ!!最後の最後までこの騒ぎかよ!とあまりに大騒ぎすぎた旅にヘトヘトに。

飛行機の中で泥のように眠り、帰国。
帰国後「汚いところばっか行ったから検疫受けた方がいいんじゃ?」などと冗談で言っていたのだが、「果物は持ち込み禁止の場合があります」という字を見てふとチョウキット市場の果物屋で貰った果物をひとつ鞄の中にポイしてそのままだったことを思い出した…。一応検疫に出そうと思って持って行ったら、「えっ!?それ持ち込んじゃったんですか!」と検疫官の方ドン引き。なんでもロウガンというガッツリ持ち込み禁止の果物だったらしい。あぶねー、危うく日本に何かを蔓延させるところだった~。それにしても帰国後までこの騒ぎって何なのよー!

そんな感じで波瀾万丈マレーシア珍紀行は幕を閉じた。はー、疲れた。
珍寺レポートも頑張って書くぞ~ 


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