無門日記

ことばで/一羽の鴎を/撃ち落すことができるか    寺山修司

木曜日 晴れたり曇ったり雨ふったり

峠は雪、でしょうか?

土曜深夜(実際は日曜未明)26時30分からのHBCラジオの「サブカルキック」という番組に先日出演させてもらいました。
先週の13日のこと。
「第2回サブカル句会」。
第2回ということから分かるように前にもやっちゃってる。6月だったかな?
前回も投句がいっぱいで1回では済まず2週やりましたが、今回も20日に後編が放送されます。
20日の26:30。21日の2:30ってことね。(あ〜まぎらわしい…)
前編はradikoのタイムフリーで聴けますよ〜!
その際は13日のプログラムの26:30のところで再生して下さい!


前編は「サブカル句」と「ネット世代句」を中心に選句しました。
次回後編は、お待ちかね「エロ句」と「マジ句」で行く予定。
深夜放送ならではの「エロ句」にご期待下さい。

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昨日の北海道新聞朝刊の「新・北のうた暦」で、鈴木牛後さんの句を紹介しました。

祈る手に骨のかたさよ蔦紅葉   鈴木牛後

「古い建物の壁を蔦紅葉が染め上げる季節になった。労働を終えた人が祈りの手を合わせている。教会の景だろうか。骨ばった頑丈な両のてのひらをひとつに合わせたときに、生きることへの感謝の思いがこみ上げてくる。作者は下川町の酪農家。夫婦で牛飼いの毎日をおくっている。今年の角川俳句賞の受賞を決めた気鋭の俳人である。  五十嵐秀彦」

「新・北のうた暦」は道新朝刊に毎日連載されている短詩型コラムです。
執筆は、ぼく・石川青狼・久保田哲子・安田豆作・高橋千草の5人の俳人と、田中綾・月岡道晴・山田航の3人の歌人で交代で執筆してます。ぼくは水曜日担当。
よろしくお願いします〜!


秋の夜長に、大好きなニーナ・シモンを。
名曲 "Black is the color"
いろんな人が歌ってるけど、ニーナが一番!


火曜日 曇り

寒くなってきました。
今朝、家を出るときの気温は10度。
コートの季節がやってきたなぁ…(まだ着てないけど)

さあ来月は俳句集団【itak】第40回イベントですよ〜!

日時 平成30年11月10日 (土) 午後1時〜4時50分
場所 北海道立文学館 地下講堂
参加料 500円

当季雑詠 2句
受付開始は12時30分から午後1時まで。

第1部 講演会「歴史のあしあと 札幌の碑」
    講師 川島 聡さん (さっぽろ石碑探索部・主宰)

第2部 句会

懇親会 テラスハウス kitara (キタラ)
    会費 3,500円

今回の懇親会は、鈴木牛後さんの角川俳句賞の受賞祝賀会ですよ!
さあ、みんな! 角川俳句賞受賞作家・鈴木牛後に会いに行こう!!



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月曜日 曇り

「雪華」の公式ホームページができました!
作ってくれたのは鈴木牛後さん。
北海道の結社でホームページを持っているのはいくつあるだろう?
たぶんこれが初なのではないかしらん。
結社「雪華」と俳句集団【itak】との異色の連携を通して北海道の俳句界を掻きまわそうということで、主宰であり同志の橋本喜夫さんと共同歩調の日々が続いています。
このホームページもそのための情報発信のひとつとなればうれしいことです。


HBCラジオで日曜日の午前2時30分からやっている「サブカルキック」という深夜放送があって、そこに呼ばれて「サブカル句会」というのを不定期でやっています。

この番組は、小林エレキさん(役者)と田島ハル(漫画家)がパーソナリティとなって毎回さまざまなゲストを呼んで自由におしゃべりをしているもので、句会の時にはぼくがゲストで出演させてもらっています。

前回は6月だったか。
今回は、14日(日)に第2回サブカル句会のパート1として放送されました。
時間帯が時間帯なので、とんでもない句も多く投句されています。
選句と句評という建前で勝手なおしゃべりをするのは案外楽しいものですね。(リスナーがどう思うかは別として…)
一回20分ではとても紹介しきれなかったので、21日にパート2が放送される予定。
道内であればradikoの「タイムフリー」で聴けるので、興味のある人はぜひ。
「エリアフリー」であれば道外からも聴けるらしいが、どうやら有料らしい。
14日の放送はradikoでは13日(土)のプログラムの26時30分のところを選ぶと聴けますよ。

さて、ラジオの話題になったところで、懐かしい曲をひとつ。

ブリジット・フォンテーヌ「短歌供廖福屮薀献のように」)

土曜日 晴れ 少し寒い

お〜い! 元気してましたか?

ぼくは前述の7月の「空前絶後」(笑)の「藍生×itak合同イベント」で燃え尽きておりました…。

と言うのは嘘。
燃え尽きている暇はなく、相変わらず自転車操業というか馬車馬のように走り続けています。

それというのも来年2月2日から3月24日まで、北海道立文学館で特別展「北海道の俳句 〜どこから来て、どこへ行くのか〜」が予定されていて、その企画・準備が始まりました。
これまでの北海道の歴史の中で、俳句がどうやって北海道に入ってきて広まっていったのかに視点を当てた展示をし、さらに現在、そして未来を展望するという壮大な特別展。(壮大すぎて現在難航中〜w)
史料を探す日々です。

さて、そんな日々の中で突然の地震と北海道大停電というかつてないことが起きてしまい驚きました。
震源地の胆振地方では災害死亡事故となり大きな被害を受けた北海道でしたが、幸いぼくの住んでいる札幌市は一部を除いて大きな被害は受けませんでした。
それでも9月8日に予定していた俳句集団【itak】第39回イベントは大事をとって中止としました。
その後、現在もときどき余震は続いてはいるけれど、旅行や観光には特に支障はありませんので、どうぞ安心して北海道にいらしてください。

そうそう。わすれちゃいけないすごい慶事がありました。
ぼくらitakの仲間であり、「藍生」と「雪華」の仲間でもある下川町の鈴木牛後さんが今年の角川俳句賞をみごとに受賞しました!!!
すごいことです。ホントにすごい。
自分のことのようにうれしくてたまりません。
1月21日に東京で予定されている授賞式にはぼくも行く予定。
黒田杏子さんも夏井いつきさんも、雪華主宰の橋本喜夫さんも参加することになってます。
今月発売の角川「俳句」11月号に受賞作品が発表されるのが楽しみ。


今月28日(日)14時から、北海道文学館で「公開歌会・句会」が開催されます。
これは短歌と俳句と川柳が一堂に会する公開イベントで、詳細は下記フライヤーを参照ください。
ぼくがパネリストで参加します。
俳句実作者として、辰巳奈優美さんと、itakの仲間で教育大生の音無早矢君も出ますよ。
入場無料です。ぜひいらしてください。

20181013公開歌会句会フライヤー



そして、さらにビッグニュース。
今年創立50周年を迎える文学館の企画で、「北海道文学館俳句賞」が実施されます。
未発表20句。11月30日が締め切り。
選考委員は、ぼくと、辰巳奈優美さん、永野照子さん、平原一良さん(文学館理事長)、源鬼彦さん、安田豆作さん、歌人の山田航さんという陣容です。
大賞は賞金10万円と、前述の特別展「北海道の俳句」会場に作品が展示されます。
応募、お待ちしております。

20181013文学館俳句賞フライヤー


まだお伝えしたいことがたくさんありますが、それはまた後日。

火曜日 晴れ!

この数日、晴天が続いている。
あの日もこんな天気だったらよかったのになぁ…。

まぁ、後悔があるとすればそれぐらいかもしれない。
14日〜15日の「イランカラプテ 藍生×俳句集団【itak】合同イベント」のことだ。

無事終わってから早くも1週間たってしまった。

14日の土曜日、かでる27会場は260名の参加者で埋め尽くされた。
トークショーは、黒田杏子藍生主宰と、夏井いつきさん、吉田類さん、雪華主宰の橋本喜夫さんとぼくの5人。

どうしてこういうイベントを開催したのか、少し振り返ってみよう。
ぼくの所属する結社「藍生」では毎年1回、日本のどこかで「全国のつどい」という句会を2日間の日程で開催している。
昨年は京都だった。
1年以上前のある日、黒田杏子先生からぼくに電話があり、「来年、《つどい》を北海道でできないか?」という内容だった。
そう言われても藍生の会員は北海道には少ししかいない。
どう断ろうかと内心思った。
それをお見通しであったのか、「藍生の会員に限定した句会にする必要はない。あなたがそっちでやってる活動の仲間の人たちと一緒にやることを考えてほしい」と言われてしまった。

その電話が始まりだった。

それから「藍生」と俳句集団【itak】との合同イベントという前代未聞の企画が動き始めた。
俳句集団【itak】は結社ではない。同人誌でもない。会員制さえ存在しない。
隔月に俳句イベントを公開開催し、そこに集まった人々で成立している運動体だ。
つまり輪郭のない存在なのである。
そんな文芸運動と、立派な結社である「藍生」が一緒にイベントをする。
そんなことが過去にあっただろうか。

1日目はitakらしい公開イベントをしよう。
2日目は藍生方式の句会をしよう。
1日目の夜の懇親会には、これまでのitakの活動で縁がつながっている人たちにアトラクションの協力をお願いしよう。

ざっくりとそんなアイデアで行くことにした。

ゲストは誰にしようか。
友人関係の中から、まずダメモトで夏井いつきさんと吉田類さんに依頼したところ、快諾してくれた。
黒田杏子先生とこの二人が揃って、かつ公開でイベントを開催すれば、それだけでたくさんの人が来ることになりそうだ。
じゃあどうする。ただこの顔ぶれでお話しをするのを聴いてもらう?
いや、それではだめだ。
集まった人たちが参加した実感の持てるものにしたい。

それで、参加者に1句出句してもらって、この3人とぼくとitak幹事の橋本喜夫さんの5人で選句したらどうだろう。
あれ? それだと選句する時間をどうする? 待たせるには時間が空きすぎる。

その選句待ち時間にさらにイベントを組み込むことにした。
前にitakイベントに参加してもらったことのあるアイヌ民族の男性二人組「ペナンペパナンペ」さんのコントと、やはりイベントが縁の歌手・岡大介さんのライブをやってもらってはどうか。

こういうときは不思議なものだ。
こんな妙な依頼に、皆さん快諾してくれたのである。

しかし選句結果をどうやって発表するのか。
選句結果をコピーして配る?
いや、それは量的にも時間的にも無理がある。

そのとき、PC慣れしている大学生から、選句結果を即入力してプロジェクターで投影すればいいんじゃないの、という提案が出てきて、それで行こうということになった。

こうして検討を進めることができたのも、任意で集まってくれた実行委員会の力が大きかった。
藍生の北海道会員とitakの仲間たち、そこには大学生も入ってくれて、彼らはその後も大きな力を発揮してくれた。

道外から来る藍生会員の宿泊も開催地側で手配することになっており、それをどこにするのかも大問題だった。
なにせ7月は北海道観光のハイ・シーズンど真ん中。
90人ぐらいの宿泊を一カ所でまかなうことの難しさにめまいがしそうであった。
札幌都心とは少し離れるが新さっぽろのホテル・エミシアが確保できた。
これもラッキーであった。

そうこうしていると、今度はHBCテレビから俳句に関する企画を持ちかけられたので、今回のイベントの話をすると乗ってきた。
しばらくすると、旭川東高校文芸部の活動と、北大のAI俳句イベントと、ぼくらのイベントを取材して一本の報道モノで放送するということになった。

いろいろなことがドミノ倒しのように進行したような気がする。

そんなわけで14日は「かでる27」会場で公開トークショー。
終了後、道外からの藍生会員の皆さんを貸し切りバス3台でホテルエミシア会場に移動。
夜の懇親会。
翌日はエミシア会場にて藍生中心の句会を開催。
懇親会も翌日の句会にも藍生以外の人たちが多数参加し、どちらも100名を超える規模となった。

懇親会では、ペナンペパナンペさんの司会で、フンペシスターズのアイヌの歌と踊り、岡大介君の歌のステージ、吉田類さんも岡君の伴奏で「時代おくれ」を熱唱。
そして豊川容子さんのユカラやアイヌの子守歌で会場の雰囲気は最高潮に達し、あれよあれよという間に時間は過ぎた。

2日目の句会が終了し、全ての日程が終わったとき、ぼくらは達成感というより虚脱感のようなものを感じていたように思う。

黒田先生からは、かつてない規模の画期的なイベント、と称賛の言葉をいただいた。



↓ かでる27会場にて(控室)
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↓ トークショー始まる
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↓ HBC「今日ドキッ」で放送!
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↓ エミシア会場懇親会 類さんと岡君
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↓ エミシア会場懇親会 豊川容子さん
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↓ 15日 エミシア会場での句会
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とにかく全ては予定どおり、いや予定以上にやりおおせたと思う。
仲間の力の大きさにあらためて気づかされ、協力してくれた全ての人々に心から感謝している。

でも、もういいなぁ。寿命が少し縮んだような気がする…。

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火曜日 晴れ

相変わらず、というかますますブログを更新しなくなった五十嵐秀彦です。
こちらでしか繋がりのない方々に、ひょっとして死んだんかしらん、と思われないように今日は近況など書いてみます。

前回が3月8日でしたから、あれから3ヶ月が経とうとしています。
その間、俳句集団【itak】で、2回のイベントを開催いたしました。
北海道文学館副理事長の平原一良さんの講演「小説家の俳句」と、5月にはベトナムの文学者グエン・ニュー博士の講演「ベトナムの季節感から生まれる季語」です。
どちらもitakらしいマニアックな企画で、好評でした。
ちかごろコンスタントに70名近い方々が参加してくださるようになっています。
ありがたいことです。

そして次回、7月のイベントは、ついに! というか、とうとう! というか、「イランカラプテ 藍生×itak合同イベント」となります!
(下のフライヤー参照)
20180424itak第38回イベントフライヤー


藍生の黒田杏子主宰に、プレバトで人気の夏井いつきさん、酒場放浪記の吉田類さんをお迎えしてのトークショー。(要予約)
こんな顔ぶれはitakでしか実現できません。日本初だよ!(大げさ・・・)
予約状況は一度満席となりましたが、急遽席数を増やしてできるだけ多くの方に参加していただこうとがんばっています。
希望の方は itakhaiku@gmail.com にお問合せください。満席でキャンセル待ちとなった場合はご容赦を。

準備をしている裏方としては、どうも「うまく行く気がしない!」。心臓に悪い日々が続いております。


そうそう、itakと言えば、イベントの抄録アップが滞っていましたが、最近一挙放出いたしました。
昨年1月の私の講演「寺山修司俳句の解剖学」もようやくアップされました。
ほかにも興味深い抄録がいくつも発表されていますので、俳句集団【itak】のブログにお立ち寄りください!


「俳句」6月号(角川書店)の特集「歳時記に載せたい季節のことば」に、北海道の独自の季語として「気嵐」の解説を書きました。まだ書店にあると思います。一度お目通しいただければ幸いです。


北海道新聞朝刊の「新・北のうた暦」(水曜日担当)も夕刊の「道内文学時評」(月一回)も好調(?)に続いております。
今年から始まった朝日新聞の道内俳壇選者も滞りなく月1回の連載中です。
朝日道内俳壇の投句はいつでも受け付けています。ハガキでもメールでも、1通3句までとなっております。
メールが簡単でいいですね。 

haidan@asahi.com

ハガキ投句は下記宛先にお願いします。
〒060-8602
朝日新聞北海道報道センター「俳壇」係


最近、ラジオにも登場しました。
先週土曜日深夜26時30分(!ってことは日曜日の午前2時30分)からのHBCラジオ「サブカルキック」という番組の企画で「サブカル句会」というのがあって、講評役として登場。投句数が予想より多かったために次回9日の深夜、日付変わって2時30分から第2回サブカル句会放送されます。一応その2回で終わりのはずなので、次回お聴き逃しなきように(誰がこんな時間に起きてんだ!の声が聴こえる・・・)

ではでは、今夜はこんなところで。
(「ですます」体で書いてみました〜)



ラジオネタもあったことだし、ここでブリジット・フォンテーヌの「ラジオのように」から「夏、夏」を。
おやすみなさい。


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小説家・吉村昭さんが、「破獄」や「熊嵐」など、北海道を舞台とした作品を多数書いたことはよく知られている。
史料調査などでしばしば来道もしたわけだが、中島公園にある北海道立文学館に資料を探しに立ち寄ることも多かった。
そんなとき吉村さんのお手伝いをしたのが文学館副館長の平原一良(北海道文学館副理事長)さんだった。

今回、その平原さんが俳句集団【itak】の第36回イベントで講演してくださる。
演題が「点綴《小説家の俳句》」。
吉村昭さんは没後に「炎天」という句集も出ており、石寒太さんたちと句会もしていた人。
そんな俳人・吉村昭の裏話などお話しいただけるのでは、と大いに期待している。


講演だけの参加も歓迎。

日時 平成30年3月10日、午後1時から
場所 北海道立文学館(中島公園)
会費 500円


これは聴き逃せませんゾ!



日曜日 晴れ

2018年になり、もう2月の半ばを過ぎて…。
1月は7日に四国松山に行って、「まる裏俳句甲子園」参加してきた。
もうずいぶん前のことのようだ。
そして1月には、朝日新聞の道内俳壇の選者の仕事が始まった。
今年も怒涛のように一年が走り始めている。

そうなるのを覚悟していたので、年末にはベトナム旅行をしてまずひとつの区切りをつけてみた。
新しい一年に向けて一度頭の中をクリアにしてみたわけである。
ベトナム旅行と言ってもあちこち周遊したわけではない。ホーチミン市にずっと居続ける4日間。
ホーチミン市は旧サイゴン。ぼくらの世代にはやはりサイゴンという名が親しい。ベトナム反戦運動が盛り上がっていた学生時代、まさか将来サイゴンに観光に行くような日が来るとは夢にも思わなかった。
来てみるとサイゴンというところは予想以上に美しい街で心底驚かされた。凍てつく北海道から行くと、日中30度を超える暑さもまるで夢の中にいるようで楽しかった。
古く美しい洋風建築の並ぶ街並みに南国の巨大な街路樹が深い緑陰を連ねている。
何日でもこの街にいて、ぶらぶらしていたい。そう思った。



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去年一年をそうして締めくくり、文字通り元旦に帰国して新しい一年を歩き出した。

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その後は冒頭に書いたように「まる裏」、朝日新聞と続く1月で、さらに1月20日にはitakの第35回イベントを実施した。
年頭のイベントということもあり、新春座談会「HAIKU-DRUNKERS 俳句のイマを呑み干せ」と題し、橋本喜夫さん(「雪華」主宰)、瀬戸優理子さん(「WA」所属)、栗山麻衣さん(「銀化」所属)とぼくの4人で平成の俳句の現状とこれからについてそれぞれ意見を交わした。
話題は多方面にわたったが、中でもやはり若手の意欲作に注目が集まったようだ。
北大路翼、田島健一、福田若之など。そこに新しさだけではなく危うさなども指摘され、ぶっつけの座談会ではあったが、これから考えてみたいことの材料程度は提示できたのでは、と思える座談会だった。

2月3日には、ぼくの所属する中北海道現代俳句協会の年次総会。
そこで長年会長としてがんばってきてくださった辻脇系一さんがとうとう勇退。この人の懐の深さに何度助けられたかわからない。恩人のひとりだ。
辻脇さんの後任の新会長にはぼくがなることとなった。
これまで北海道の大物俳人ばかりが名を連ねてきた歴代会長に比べ、なんと小物であろうか。それを思えば恥じ入るばかりだ。
けれど、「平成無風」と揶揄された俳句状況に変化が見え始めたこの時期に会長とされたことには何か意味があるようにも感じた。
新しい道を開くことに少しでも力になれればと思い、引き受けた。
あまり難しくは考えない。前だけ見ていればいい。そう思っている。

俳句を作る時間が少なくなっているのが一番の問題か。それをないがしろにしていては本末転倒。心を自由にして、俳句に向かっていきたいものだ。

ビョークが新譜を発表した。「ユートピア」。
離婚の困難を乗り越えて再出発をしたビョーク。彼女の意気込みも力にしていきたい。

BJORK >THE GATE







日曜日 晴れ

1か月2か月が、1日か2日ぐらいの速さで過ぎていってしまって振り落とされそうだ。

さて、前回ブログで告知した11月11日の俳句集団【itak】第34回イベントは無事終了した。
念願のアイヌ文化企画ということもあって第1部には70名を超える人びとが集った。
しかも内容が実にインパクトのあるもので、参加者全員大感動大満足であったと思う。

とりあえずイベントを終了しての報告は、【itak】の公式ブログに、「第34回イベントを終えて」としてアップしてあるのでご一読を。


次に北海道内在住の皆さんにご協力をいただきたい「告知とお願い」があります。(言葉が急に丁寧になったゾw)

実は来年1月から、朝日新聞道内版「俳壇」の選者を私がさせていただくことになりました。
7日の朝日新聞朝刊に選者交代の告知記事が掲載されました。

この欄の選者は金箱戈止夫先生〜深谷雄大先生と大御所が続いていたわけです。突然ぼくのような小物が担当することになり、朝日的に本当にいいのか不安ですが、新聞等メディアは世代交代を模索しているのかもしれません。
そのあたりが最近の地方文芸の要請なのかもしれないな、と他人事のように受け止めてもおります。

余計なことは考えず、「来る球は全部打つ」の精神でお受けしました。

投稿要領は下記のとおり

ハガキまたは電子メールに1通3句まで。

投稿先
〒060-8602
朝日新聞北海道報道センター「俳壇」係

メール投稿も受け付けてます
haidan@asahi.com
※住所、氏名明記


掲載は毎月第1木曜日朝刊となっています。
ただし1月は正月のため第2木曜日です。

ぼくの選句の発表は第1回が1月14日となるわけですが、原稿は12月26日締め切りになっているため、初回の選句に間に合わせるためには遅くとも20日までには送っていただきたいのです。
まだ初めてのことなので、新聞社からぼくに投稿が送られてくるタイミングがよくわかりません。
15日までに送っていただければ確実に初回の選句対象にさせていただけると思います。

もちろん初回に間に合わなかった投句は次の選句の対象となりますので、事実上締切というのはなく、投句いただいたもの全てを必ず拝見いたします。

せっかく機会をいただきましたので、できるだけぼくらしく自由で幅の広い選句にしたいと考えております。
そのためにもたくさんの投句をいただきたく、このブログを通して皆さんにお願いいたします。

北海道在住(地方版ですから)の皆さんの投句をお待ちしております!!




今日、先月のイベントに出演してくださったペナンペパナンペさんと豊川容子さんのライブを北14条の「みんたる」で観てきた。
ボーカリストの豊川容子さんは【itak】イベントではアイヌ民謡のみだったか、今回はそれに加えてオリジナル曲も歌ってくれて、素晴らしいステージを堪能できた。

youtubeに今回歌ってくれたアイヌの子守歌「60のゆりかご」とオリジナルの「door」の過去動画があったので貼っておく。
本当にすばらしい歌手でありアイヌ文化の伝承者。もっともっと多くの人に知ってもらいたい。

豊川容子 with のりたま 「60のゆりかご」〜「door」

火曜日 曇り、寒い

11月11日(土)は、俳句集団【itak】の第34回イベントだよ!

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◇プログラム◇
 第1部 講演会 ・投げ銭ライブ
      〜アイヌ文化の伝承活動とその表現方法〜
      『ヤイェ イソイタク アシ ワ (自らについて話しますよ)』
 講 演  川上竜也・川上将史(ペナンペパナンペ・お笑いコンビ)
 ライブ  豊川容子(Nin cup(ニン チュプ)ボーカル)

 第二部  句会(当季雑詠2句出句)

今回は、初のアイヌ文化企画となっている。
お笑いコンビのペナンぺパナンペのコントとNincup(ニンチュプ)のボーカル豊川容子さんのライブという内容だ。
川上竜也さんと川上将史さんのお笑いコンビ「ペナンペパナンペ」は、コントを通してアイヌ文化を面白く紹介する活動をしている。
竜也さんは北海道ウタリ協会職員で、将史さんはアイヌ文化振興・研究推進機構職員。
アイヌ民族の存在は知っていてもその独自の文化は案外知らない、いや、ほとんど知らないという人が大多数ではないだろうか。ぼくもそうだ。
だからこの企画、ぼく自身とても楽しみにしている。
そして豊川容子さんは帯広出身の音楽家で、以前はziziというバンドでボーカルとして関西中心に活動。「door」というアルバムもリリースしている。北海道に帰ってからは「えみしプロジェクト」や「Nincup」でボーカルとして活動すると同時にアイヌ語講師としても活動中。

itakならではのジャンルを超えたこのイベントにぜひご参加を!

参加料はいつもどおりのワンコイン500円。第2部の句会参加の方は2句持参ください。
第1部のイベントのみ参観も歓迎です。
ひとりでも多くの方にこのライブをご覧いただきたいです。
アイヌ文化と北海道文化、俳句文芸の活性化のために!


豊川容子さん 「door」(ziziアコースティックユニット)


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