Homeといえばアンジェラアキ。ってちょっと古いか。

Home=自分が安心できる場所、ほっとできる場所という意味では、第1はもちろん埼玉ですが、第2は大阪・神戸、第3はムンバイ、そして第4にシンガポールが登場、という感じでしょうか。

第1の埼玉。いわずもがなの生まれ故郷。親戚もみんな埼玉なので、小さい頃から埼玉の田舎(埼玉自体が田舎だという指摘はおいといて)にもよく行っていました。山あいを流れる渓流、その上にかかる鉄橋(スタンドバイミーに出てきそうなやつ)、どこまでも青い空、おいしいお水、小さな社を抱えた神社… 故郷、と言われるといつもあの景色が出てきます。

また、うちの実家も決して田舎というわけではないのですが、たまたま家の前が農地指定されたエリアで、かつ、川沿い、かつ、ずーっと桜並木になっている、というラッキーな立地なので、地平線が見えそうに広く、春は桜が空を埋め、夏は緑の下草の緑がまぶしく、秋はどこまでも青く高い空が広がり、冬は赤城おろしにさらされて枯れ枝が寂しく揺れる、ってそんな風景に抱かれて育ってきました。

第2の大阪・神戸は、住んでいたのは3年ですが、通っていたのは7年以上だからか、なぜか行くとほっとします(帰ってきたっていう気がするんですよね実際)。活気があって騒々しくて、カラフルでイントネーションがやさしくて。ご飯美味しくて、なんでも笑っちゃうようなところ。私の30代は間違いなく、大阪の景色と紐付いています。うーん、そういえばしばらくいってないな。

第3のムンバイは、たいしていっていないのですが、初めて担当した国がインド、その中でも特にムンバイによくいっていたので、殻から出てきた雛が最初に見たものを親と思うが如く、ムンバイが私にとってはひとつの原点になっている、という意味であげています。でも実際、いろんな国に出張していますが、ムンバイが一番落ち着く。もちろんおもしろさという意味ではどの国も面白いんですけどね。まぁ慣れてるというだけかもですが。

そして最後にシンガポール。もう1年近く住んでいますが、徐々に慣れてきたかなと思います(ようやく?)実際出張から帰ってくると、ほっとするし「あーつかれた!」とベッドになだれ込みたくなる(実際になだれ込んでいます。笑)。故郷と思うかどうかの基準の一つに、風邪引いた時にそこにいたいかどうか、というものがあるのですが、ようやくシンガポールもそのひとつになってきたかなと思います。

さて今後ですが、もっともっとホームを広げて行きたいと思っています。日本のどこかの都市でもいいし、海外でもいい。アジアに限らず、面白いところならどこでもいい(そしてだいたいどの国も面白い)。あとから考えた時に、30代が大阪時代だったように、40代はシンガポール時代ということになると思います。50代はどこ? 60代は? とどんどん可能性を広げて行きたい。って、そういうのを故郷というのか? って議論はありますけど。

どこがいいかなー。オセアニアもいいし、ギリシャもいいな。今後も好きなところに好きなように住めるよう精進します!

おちがありませんが今日はこんなところで。

 

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