初フルマラソンから丸1日たちました。
太ももの電流は昨日が100ビリビリだとすると、今日は65ビリビリくらいです。
マシにはなってるけど、椅子から立ち上がった直後がキャイーーーン!

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1)LAPと主観~前半~ 
2)LAPと主観~後半~ ←イマココ
3)行動記録
4)雑多な感想
5)初マラソン、その後…


【世界遺産姫路城マラソン】をLAPと主観で振り返るシリーズの後半です。
相当な長文になってしまいましたが、フィニッシュまでいきます。

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沿道の声援には本当に勇気づけられ、励みになりました。
印象深かったのは、18㎞地点あたりのおじさんです。


「ろっぴゃくきゅうじゅう」
「ろっぴゃくきゅうじゅういち」
「ろっぴゃくきゅうじゅうにー」


一瞬何を言ってるのかわからなかったのですが、
周りのランナーの会話から、どうやら順位を数えてくださってるようでした。
いろんな応援スタイルがあるんですね!びっくりというか感服しましたよ。
しかも、ほとんど合ってたし!


ちなみに、オレは(もしかしたら、オレの前後のランナーかもしれないけど)、「なな
ひゃく(700)」のキリ番をゲットしました!

キリ番って懐かしいですね…
キリ番とったのに、掲示板に書かないとdisられるから注意だ!

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20-25km
21'27(4'17)

asicsのレインポンチョを脱いで、本来のスタイルになりました。
ポンチョ、捨てるかどうしようか一瞬迷ったのですが、雨も降っていなかったので捨
てることにしました。


自分より前を走ってる方で、カッパやポンチョを捨てずに持ったり、ベルトに挟んで走ってる方がけっこういて不思議でした。

今思えば、捨てるタイミングを逃していたのではなくて、いつ降るかわからない雨に
備えてたんですね。
勉強になりました。フルマラソンは長丁場ゆえ、一時の利便性で判断するよりも、環
境の変化に備えてトータルでどうなるかを考えないといけないですね。
みんな、レース巧者だなあ…



身軽になったところで、さあ本当のレースはここから!と自分に気合いを入れます。




20㎞地点に地元FM局のブースがあって、事前に集めた応援メッセージを読み上げてくれてました。
オレはメッセージ申し込んでないので、当然自分宛てのメッセージはないのですが、家族からお父さんへとか、仲間から仲間へとかのメッセージを耳にして、感極まってしまいました。


別に、誰に頼まれたわけでもないのに、ただの趣味なのに、休日の早朝、しんどい平日の夜、ある時は不安を感じ、ある時は罪悪感も胸に抱え、
それでも何かを成し遂げたくて、ありふれた普通の日常から一歩でも半歩でもはみ出
してみたくて、オレは走っています。


仲間(一方的な思い込みですが)に支えられ、刺激をもらい、日常を守ってくれている家族に理解してもらい、このレースに参加できることに幸せを感じて、少し涙が出そうになりました。


レース中なのに、ヤバいな…と思ったのですが、この区間は一人旅状態だったので、思い切って感情を解放しました。



(ハーフ通過 1:41:52)



感情の抑揚は激しいですが、脚はよく動きます、勝手に進んでる感じ。
体感では4'30は切ってる感覚はあったのですが、25㎞の時計を見てビックリ!!


この5kmのLAPが21分台中盤でした!
うれしさはなく、やってしまったという思いが強かったです。
でも、疲労も寒さも全く感じませんでした。


ここから10km(25-35㎞区間)は少し自重して、35-40㎞で最速LAPを出すぜ!と心に決めました。




25-30km
21'31(4'18)

コースは山あいから、市街地に戻ってきました。
気持ちではブレーキをかけたつもりなのですが、下り基調ということと、やはり声援
に後押しされて、ぜんぜんペースが下がりません。


25km過ぎの給水所で、2個目のゼリー補給!
カフェイン入りのとっておきのやつです!
ちょっとノドの奥に入ってゴホゴホしちゃったぜ!


道路から、サイクリングロードに入り、幅員が狭くなります。
と、両側に、人・人・人・人・人!!!!!
一瞬、花道かと思いました。
すごい声援!!!



山あいではおばあちゃんに心奪われましtが、今度は小・中学生が多い!!!
野球チーム、サッカーチームの揃いのユニフォームで大きな声援を送ってくれてます!
まさに、お祭り騒ぎ!!


ハイタッチすると、「ウォーー!ヤッターー!」と、瞳をキラキラさせて盛り上がっ
てくれます。



30㎞のLAPを見てまたまたビックリ!
またまた21分中盤!
ぜんぜん、落とせてないやんけ!!

さすがにこのペースで最後まではいけないと思い、おそらく最後のペーサー探し。
すぐに見つかりました。

しっかりした体幹、低めの腕振り、安定したストライドの男性!
ツールド那須のバイクジャージを着てらっしゃる方にしばらくつかせていただきまし
た。
メチャクチャ走りやすかったです。
ありがとうございました!





30-35km
22'57(4'35)

那須さん(仮)のおかげで、安定したペースで進めます。
ようやく、ペースを落ち着かせることができました。


これ、このままいったらゴールで握手のパターンやな!
(あ、いいたかっただけです。)


引き続き沿道の声援がものすごく、求められればハイタッチしたり、手を振ったりしました。

ハートはまだまだ元気!だけど、だんだん体力的に声援に応える余裕がなくなってきました。


ハイタッチすると、どうしてもペースがあがってしまいます。
その区間だけ、流し(WS)みたいな感じになっちゃって、それがキツイので以降はもったいないけど自粛することに。


予定では35㎞地点過ぎに、オトンオカンの二度目の応援ポイントだったのですが、な
ぜかこの区間で発見!


那須さん(仮)の背中ばかり見ていたので、気づきませんでした…
慌てて、キャップをとってアピール。
予定よりも速いペースだったので、オトンオカンもアタフタしてました。





35-40km
26'06(5'13)

那須さん(仮)が給水でペースダウンされたので、しかたなく外れます。
ありがとう、那須さん(仮)!


一人旅になって、若干体に変化を感じてきました。





(さ、寒い…)




とにかく、さっきから寒いんです。
ノースリーブ1枚で走ってますから。
肘から先の感覚がほとんどないことに今さら気づきました。


ここまでは、そこそこのペースで走ってこれたので、自家発電?というか熱量は十分
だったのです。

ここにきて、スタミナが限界に近づいてきたこと、給水のスキルが未熟で飲み物が体にけっこうかかってしまい、それが冷えたこと、等が一気にきました。

しまったなー手袋捨てずに取っとけばよかったよー

でも、たったあと7㎞じゃないか!と自分を盛り立てます。

35㎞の通過が2時間43分台でした。
あと7.2㎞を37分で走れば、garmin!!!
いけるいける、ぜったい200分切る!!
計算はできなかったけど、キロ5分でいけばたぶんギリギリ大丈夫!!







が、しかし…
どんどん、脚が動かなくなります。
脚が地面に吸い付く感覚。
磁石か!!!S極か!!!N極か!!!



そして、足裏へのダメージを感じだします。
ここまでは、ターサーのボツボツがダイレクトに地面を掴み、蹴れる感触がいいリズ
ムを生み出していたのですが、もう正直痛いです。
憧れのシューズでフルを走りきる脚力は、まだなかったってことです。(涙)




脚はもう前に出ません。
脚がダメなら、ヒザを出します。
いけー!!オレのヒザ!!!
わっせ!わっせ!




~3分後~




ヒザさん、お亡くなりになられました…
つぎーでてこーい!!!






おお、ハムくんか、待ってたで!!
がんばってくれよ!!
もうすぐでしまいやからな!!!






~3分後~







ハムくん、お亡くなりになられました…
つぎー、おーい、誰もおらんのか!!
おーい!!





お、お腹ちゃん、頼むで…
ほんま、最後に頼りになるのは、体幹というか、腹やな…









って、目ぇ開けたまま、お亡くなりになっとるやんけ!!!!


+++


街の中心部に戻ってきて、沿道には多くの人であふれ、声援がランナーを迎えてくれます。
「ガンバレーーー」「あとちょっとーーー!!」「いけるいける!!!」



無礼を承知で書きますけど、
ペースがどんどん落ちてる時の声援って、体中に刺さるんですよね。
イタタタタタ(´Д` )



幸いだったのは、周りも相当ペースが落ちているようで、あまり抜かれませんでした。
や、そりゃ抜かれますよ。
でも、ゴボウ抜かれってほどではなかったです。
それだけが救い。



40-FIN
12'30(5'41)

状況変わらず…
歯を食いしばって進みます。


ほんとにほんとにつらくて、しんどかったのですが、止めようとか歩こうとかは微塵も思わなかったです。


ここまで来れたのに、自分のレースにしょうもないケチ(=歩く)をつけたくない気持ちが強かった。


40㎞通過が3時間9分台。
キロ5分弱でいければ、20分切りいける!
望みはまだ捨てない!!!






でも、動かない…
LAP表に視線をやります。



「苦しみはいつかなくなる 
諦めた事実は永遠に残る」




うん、あきらめるのはよくない。
あきらめたり、止めるのはいつでもできる。
べつに、いまじゃなくていい。




と、頭は冷静かつ前向きなのに、いかんせん体がついてきません。




やっとの思いで、フィニッシュゲートがある三の丸広場に向かうお城の門をくぐり、あと0.195㎞…


先にフィニッシュしてた高校の同級生(ドライライスくん)が、待っててくれて、声をかけてくれました!

これはうれしい!
自分に向けてのエールをもらい、手をあげて応えます。


フィニッシュゲートが見えてからも、何人かに抜かれ、女子の9位の方にも抜かれ、なんとかフィニッシュ…







届かなかった、目標の200分 (´Д` )


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グロス     3:21:45
  ネット        3:21:11
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正直なところ、3.5カットでホッとした自分もいましたが、3時間20分を割れなくて悔しいほうが勝ってしまってました。

30㎞地点では、まだまだ余裕あった(つもり)だし、
このままいけば、3時間15~16分でフィニッシュできる!してやると思ってました。
(石、どうぞ投げてください。あとで、投げ返しますけどwww)


左手にはまだ見ぬgarminが見えました。(うっすらとね)
我ながらおめでたいな…苦笑


37㎞地点から先は、1㎞ごとがメチャクチャ長かったです。
そして、これまで感じたことない脚の重さ。
ハンガーノックではない。
空腹感はなかったし、意識もハッキリしていました。


とにかく、一歩が重い。
脚が動かない。


ああ、これがフルマラソンなんだなと思いました。



一方で、倒れずに、ケガをせずにフィニッシュできてよかった、と心から思いました。
悔しいですが、これがいまの自分の実力です。


(練習時の)走力 ≠ (レースでの)実力]


ある条件下でこれだけ走れます、っていうのは目安にこそなれ、真のマラソンの実ではないと思うのです。



財布にたくさんお金が入っている人が、いい買い物ができるかというと必ずしもそうではない。

もちろん、お金がないよりは、いい買い物ができる「確率が高い」のは間違いない。



たくさんの有り金を、湯水のようにジャブジャブ使うと、少なくなってからが大変。

少しの手持ちでも、うまく工夫をして、計画を立てて、それをトレースすることで、いい買い物ができることもある。



今回みたいに本能に任せてガンガンいくのもいいけど、次は緻密に練って理性でコントロールして、フィニッシュラインの30m先まで勢いで流せちゃうくらいのクレバーなレースをしたい。してやると思いました。


それができないところが「初」マラソンなんだなーって思いました。
まあ、単に目標に見合う力がないだけなんですけどね。

こわいもの知らずでいけちゃうっていう。
いや、つぶれちゃったから、いけてないか!?
ズコッーーーーーー!!!


早く、回復して走りたいぜ!


クソ長いダラレポをここまで読んでいただき、ありがとうございます!
ちゃんと35㎞で壁にぶつかってるあたり、初めて感が出てて、われながらカワイイなあ
と思います。
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どーでもいいレポはまだ少し続きます!
どうぞ、ごひいきに!!
 
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