初フルマラソンから丸1日たちました。
太ももの電流は昨日が100ビリビリだとすると、今日は65ビリビリくらいです。
マシにはなってるけど、椅子から立ち上がった直後がキャイーーーン!
+++
1)LAPと主観~前半~
2)LAPと主観~後半~ ←イマココ
3)行動記録
4)雑多な感想
5)初マラソン、その後…
【世界遺産姫路城マラソン】をLAPと主観で振り返るシリーズの後半です。
相当な長文になってしまいましたが、フィニッシュまでいきます。
+++
沿道の声援には本当に勇気づけられ、励みになりました。
印象深かったのは、18㎞地点あたりのおじさんです。
「ろっぴゃくきゅうじゅう」
「ろっぴゃくきゅうじゅういち」
「ろっぴゃくきゅうじゅうにー」
一瞬何を言ってるのかわからなかったのですが、
周りのランナーの会話から、どうやら順位を数えてくださってるようでした。
いろんな応援スタイルがあるんですね!びっくりというか感服しましたよ。
ちなみに、オレは(もしかしたら、オレの前後のランナーかもしれないけど)、「なな
ひゃく(700)」のキリ番をゲットしました!
キリ番って懐かしいですね…
キリ番とったのに、掲示板に書かないとdisられるから注意だ!
+++
20-25km
21'27(4'17)
asicsのレインポンチョを脱いで、本来のスタイルになりました。
ポンチョ、捨てるかどうしようか一瞬迷ったのですが、雨も降っていなかったので捨
てることにしました。
自分より前を走ってる方で、カッパやポンチョを捨てずに持ったり、ベルトに挟んで走ってる方がけっこういて不思議でした。
今思えば、捨てるタイミングを逃していたのではなくて、いつ降るかわからない雨に
備えてたんですね。
勉強になりました。フルマラソンは長丁場ゆえ、一時の利便性で判断するよりも、環
境の変化に備えてトータルでどうなるかを考えないといけないですね。
別に、誰に頼まれたわけでもないのに、ただの趣味なのに、休日の早朝、しんどい平日の夜、ある時は不安を感じ、ある時は罪悪感も胸に抱え、
それでも何かを成し遂げたくて、ありふれた普通の日常から一歩でも半歩でもはみ出
してみたくて、オレは走っています。
仲間(一方的な思い込みですが)に支えられ、刺激をもらい、日常を守ってくれている家族に理解してもらい、このレースに参加できることに幸せを感じて、少し涙が出そうになりました。
レース中なのに、ヤバいな…と思ったのですが、この区間は一人旅状態だったので、思い切って感情を解放しました。
(ハーフ通過 1:41:52)
感情の抑揚は激しいですが、脚はよく動きます、勝手に進んでる感じ。
体感では4'30は切ってる感覚はあったのですが、25㎞の時計を見てビックリ!!
この5kmのLAPが21分台中盤でした!
うれしさはなく、やってしまったという思いが強かったです。
でも、疲労も寒さも全く感じませんでした。
ここから10km(25-35㎞区間)は少し自重して、35-40㎞で最速LAPを出すぜ!と心に決めました。
25-30km
21'31(4'18)
コースは山あいから、市街地に戻ってきました。
気持ちではブレーキをかけたつもりなのですが、下り基調ということと、やはり声援
に後押しされて、ぜんぜんペースが下がりません。
25km過ぎの給水所で、2個目のゼリー補給!
道路から、サイクリングロードに入り、幅員が狭くなります。
と、両側に、人・人・人・人・人!!!!!
一瞬、花道かと思いました。
すごい声援!!!
山あいではおばあちゃんに心奪われましtが、今度は小・中学生が多い!!!
野球チーム、サッカーチームの揃いのユニフォームで大きな声援を送ってくれてます!
まさに、お祭り騒ぎ!!
ハイタッチすると、「ウォーー!ヤッターー!」と、瞳をキラキラさせて盛り上がっ
てくれます。
30㎞のLAPを見てまたまたビックリ!
またまた21分中盤!
ぜんぜん、落とせてないやんけ!!
さすがにこのペースで最後まではいけないと思い、おそらく最後のペーサー探し。
すぐに見つかりました。
しっかりした体幹、低めの腕振り、安定したストライドの男性!
ツールド那須のバイクジャージを着てらっしゃる方にしばらくつかせていただきまし
た。
メチャクチャ走りやすかったです。
ありがとうございました!
30-35km
22'57(4'35)
那須さん(仮)のおかげで、安定したペースで進めます。
ようやく、ペースを落ち着かせることができました。
これ、このままいったらゴールで握手のパターンやな!
(あ、いいたかっただけです。)
引き続き沿道の声援がものすごく、求められればハイタッチしたり、手を振ったりしました。
ハートはまだまだ元気!だけど、だんだん体力的に声援に応える余裕がなくなってきました。
ハイタッチすると、どうしてもペースがあがってしまいます。
その区間だけ、流し(WS)みたいな感じになっちゃって、それがキツイので以降はもったいないけど自粛することに。
予定では35㎞地点過ぎに、オトンオカンの二度目の応援ポイントだったのですが、な
ぜかこの区間で発見!
那須さん(仮)の背中ばかり見ていたので、気づきませんでした…
慌てて、キャップをとってアピール。
予定よりも速いペースだったので、オトンオカンもアタフタしてました。
35-40km
26'06(5'13)
那須さん(仮)が給水でペースダウンされたので、しかたなく外れます。
ここにきて、スタミナが限界に近づいてきたこと、給水のスキルが未熟で飲み物が体にけっこうかかってしまい、それが冷えたこと、等が一気にきました。
しまったなー手袋捨てずに取っとけばよかったよー
でも、たったあと7㎞じゃないか!と自分を盛り立てます。
35㎞の通過が2時間43分台でした。
あと7.2㎞を37分で走れば、garmin!!!
いけるいける、ぜったい200分切る!!
計算はできなかったけど、キロ5分でいけばたぶんギリギリ大丈夫!!
が、しかし…
どんどん、脚が動かなくなります。
脚が地面に吸い付く感覚。
磁石か!!!S極か!!!N極か!!!
そして、足裏へのダメージを感じだします。
ここまでは、ターサーのボツボツがダイレクトに地面を掴み、蹴れる感触がいいリズ
ムを生み出していたのですが、もう正直痛いです。
憧れのシューズでフルを走りきる脚力は、まだなかったってことです。(涙)
脚はもう前に出ません。
脚がダメなら、ヒザを出します。
いけー!!オレのヒザ!!!
~3分後~
ヒザさん、お亡くなりになられました…
つぎーでてこーい!!!
おお、ハムくんか、待ってたで!!
がんばってくれよ!!
もうすぐでしまいやからな!!!
~3分後~
ハムくん、お亡くなりになられました…
つぎー、おーい、誰もおらんのか!!
おーい!!
お、お腹ちゃん、頼むで…
ほんま、最後に頼りになるのは、体幹というか、腹やな…
って、目ぇ開けたまま、お亡くなりになっとるやんけ!!!!
+++
街の中心部に戻ってきて、沿道には多くの人であふれ、声援がランナーを迎えてくれます。
「ガンバレーーー」「あとちょっとーーー!!」「いけるいける!!!」
無礼を承知で書きますけど、
ペースがどんどん落ちてる時の声援って、体中に刺さるんですよね。
ここまで来れたのに、自分のレースにしょうもないケチ(=歩く)をつけたくない気持ちが強かった。
これはうれしい!
自分に向けてのエールをもらい、手をあげて応えます。
フィニッシュゲートが見えてからも、何人かに抜かれ、女子の9位の方にも抜かれ、なんとかフィニッシュ…
届かなかった、目標の200分 (´Д` )
=================
グロス 3:21:45
ネット 3:21:11
=================
正直なところ、3.5カットでホッとした自分もいましたが、3時間20分を割れなくて悔しいほうが勝ってしまってました。
30㎞地点では、まだまだ余裕あった(つもり)だし、
このままいけば、3時間15~16分でフィニッシュできる!してやると思ってました。
(石、どうぞ投げてください。あとで、投げ返しますけどwww)
左手にはまだ見ぬgarminが見えました。(うっすらとね)
我ながらおめでたいな…苦笑
37㎞地点から先は、1㎞ごとがメチャクチャ長かったです。
そして、これまで感じたことない脚の重さ。
ハンガーノックではない。
もちろん、お金がないよりは、いい買い物ができる「確率が高い」のは間違いない。
たくさんの有り金を、湯水のようにジャブジャブ使うと、少なくなってからが大変。
少しの手持ちでも、うまく工夫をして、計画を立てて、それをトレースすることで、いい買い物ができることもある。
今回みたいに本能に任せてガンガンいくのもいいけど、次は緻密に練って理性でコントロールして、フィニッシュラインの30m先まで勢いで流せちゃうくらいのクレバーなレースをしたい。してやると思いました。
それができないところが「初」マラソンなんだなーって思いました。
まあ、単に目標に見合う力がないだけなんですけどね。
こわいもの知らずでいけちゃうっていう。
いや、つぶれちゃったから、いけてないか!?
ズコッーーーーーー!!!
早く、回復して走りたいぜ!
クソ長いダラレポをここまで読んでいただき、ありがとうございます!
ちゃんと35㎞で壁にぶつかってるあたり、初めて感が出てて、われながらカワイイなあ
と思います。
え?かわいくない???
そんなこといわずに、おひとつポチッとお願いします!
どーでもいいレポはまだ少し続きます!
どうぞ、ごひいきに!!

太ももの電流は昨日が100ビリビリだとすると、今日は65ビリビリくらいです。
マシにはなってるけど、椅子から立ち上がった直後がキャイーーーン!
+++
1)LAPと主観~前半~
2)LAPと主観~後半~ ←イマココ
3)行動記録
4)雑多な感想
5)初マラソン、その後…
【世界遺産姫路城マラソン】をLAPと主観で振り返るシリーズの後半です。
相当な長文になってしまいましたが、フィニッシュまでいきます。
+++
沿道の声援には本当に勇気づけられ、励みになりました。
印象深かったのは、18㎞地点あたりのおじさんです。
「ろっぴゃくきゅうじゅう」
「ろっぴゃくきゅうじゅういち」
「ろっぴゃくきゅうじゅうにー」
一瞬何を言ってるのかわからなかったのですが、
周りのランナーの会話から、どうやら順位を数えてくださってるようでした。
いろんな応援スタイルがあるんですね!びっくりというか感服しましたよ。
しかも、ほとんど合ってたし!
ちなみに、オレは(もしかしたら、オレの前後のランナーかもしれないけど)、「なな
ひゃく(700)」のキリ番をゲットしました!
キリ番って懐かしいですね…
キリ番とったのに、掲示板に書かないとdisられるから注意だ!
+++
20-25km
21'27(4'17)
asicsのレインポンチョを脱いで、本来のスタイルになりました。
ポンチョ、捨てるかどうしようか一瞬迷ったのですが、雨も降っていなかったので捨
てることにしました。
自分より前を走ってる方で、カッパやポンチョを捨てずに持ったり、ベルトに挟んで走ってる方がけっこういて不思議でした。
今思えば、捨てるタイミングを逃していたのではなくて、いつ降るかわからない雨に
備えてたんですね。
勉強になりました。フルマラソンは長丁場ゆえ、一時の利便性で判断するよりも、環
境の変化に備えてトータルでどうなるかを考えないといけないですね。
みんな、レース巧者だなあ…
身軽になったところで、さあ本当のレースはここから!と自分に気合いを入れます。
20㎞地点に地元FM局のブースがあって、事前に集めた応援メッセージを読み上げてくれてました。
オレはメッセージ申し込んでないので、当然自分宛てのメッセージはないのですが、家族からお父さんへとか、仲間から仲間へとかのメッセージを耳にして、感極まってしまいました。
身軽になったところで、さあ本当のレースはここから!と自分に気合いを入れます。
20㎞地点に地元FM局のブースがあって、事前に集めた応援メッセージを読み上げてくれてました。
オレはメッセージ申し込んでないので、当然自分宛てのメッセージはないのですが、家族からお父さんへとか、仲間から仲間へとかのメッセージを耳にして、感極まってしまいました。
別に、誰に頼まれたわけでもないのに、ただの趣味なのに、休日の早朝、しんどい平日の夜、ある時は不安を感じ、ある時は罪悪感も胸に抱え、
それでも何かを成し遂げたくて、ありふれた普通の日常から一歩でも半歩でもはみ出
してみたくて、オレは走っています。
仲間(一方的な思い込みですが)に支えられ、刺激をもらい、日常を守ってくれている家族に理解してもらい、このレースに参加できることに幸せを感じて、少し涙が出そうになりました。
レース中なのに、ヤバいな…と思ったのですが、この区間は一人旅状態だったので、思い切って感情を解放しました。
(ハーフ通過 1:41:52)
感情の抑揚は激しいですが、脚はよく動きます、勝手に進んでる感じ。
体感では4'30は切ってる感覚はあったのですが、25㎞の時計を見てビックリ!!
この5kmのLAPが21分台中盤でした!
うれしさはなく、やってしまったという思いが強かったです。
でも、疲労も寒さも全く感じませんでした。
ここから10km(25-35㎞区間)は少し自重して、35-40㎞で最速LAPを出すぜ!と心に決めました。
25-30km
21'31(4'18)
コースは山あいから、市街地に戻ってきました。
気持ちではブレーキをかけたつもりなのですが、下り基調ということと、やはり声援
に後押しされて、ぜんぜんペースが下がりません。
25km過ぎの給水所で、2個目のゼリー補給!
カフェイン入りのとっておきのやつです!
ちょっとノドの奥に入ってゴホゴホしちゃったぜ!
道路から、サイクリングロードに入り、幅員が狭くなります。
と、両側に、人・人・人・人・人!!!!!
一瞬、花道かと思いました。
すごい声援!!!
山あいではおばあちゃんに心奪われましtが、今度は小・中学生が多い!!!
野球チーム、サッカーチームの揃いのユニフォームで大きな声援を送ってくれてます!
まさに、お祭り騒ぎ!!
ハイタッチすると、「ウォーー!ヤッターー!」と、瞳をキラキラさせて盛り上がっ
てくれます。
30㎞のLAPを見てまたまたビックリ!
またまた21分中盤!
ぜんぜん、落とせてないやんけ!!
さすがにこのペースで最後まではいけないと思い、おそらく最後のペーサー探し。
すぐに見つかりました。
しっかりした体幹、低めの腕振り、安定したストライドの男性!
ツールド那須のバイクジャージを着てらっしゃる方にしばらくつかせていただきまし
た。
メチャクチャ走りやすかったです。
ありがとうございました!
30-35km
22'57(4'35)
那須さん(仮)のおかげで、安定したペースで進めます。
ようやく、ペースを落ち着かせることができました。
これ、このままいったらゴールで握手のパターンやな!
(あ、いいたかっただけです。)
引き続き沿道の声援がものすごく、求められればハイタッチしたり、手を振ったりしました。
ハートはまだまだ元気!だけど、だんだん体力的に声援に応える余裕がなくなってきました。
ハイタッチすると、どうしてもペースがあがってしまいます。
その区間だけ、流し(WS)みたいな感じになっちゃって、それがキツイので以降はもったいないけど自粛することに。
予定では35㎞地点過ぎに、オトンオカンの二度目の応援ポイントだったのですが、な
ぜかこの区間で発見!
那須さん(仮)の背中ばかり見ていたので、気づきませんでした…
慌てて、キャップをとってアピール。
予定よりも速いペースだったので、オトンオカンもアタフタしてました。

35-40km
26'06(5'13)
那須さん(仮)が給水でペースダウンされたので、しかたなく外れます。
ありがとう、那須さん(仮)!
一人旅になって、若干体に変化を感じてきました。
(さ、寒い…)
とにかく、さっきから寒いんです。
ノースリーブ1枚で走ってますから。
肘から先の感覚がほとんどないことに今さら気づきました。
ここまでは、そこそこのペースで走ってこれたので、自家発電?というか熱量は十分
だったのです。
(さ、寒い…)
とにかく、さっきから寒いんです。
ノースリーブ1枚で走ってますから。
肘から先の感覚がほとんどないことに今さら気づきました。
ここまでは、そこそこのペースで走ってこれたので、自家発電?というか熱量は十分
だったのです。
ここにきて、スタミナが限界に近づいてきたこと、給水のスキルが未熟で飲み物が体にけっこうかかってしまい、それが冷えたこと、等が一気にきました。
しまったなー手袋捨てずに取っとけばよかったよー
でも、たったあと7㎞じゃないか!と自分を盛り立てます。
35㎞の通過が2時間43分台でした。
あと7.2㎞を37分で走れば、garmin!!!
いけるいける、ぜったい200分切る!!
計算はできなかったけど、キロ5分でいけばたぶんギリギリ大丈夫!!
が、しかし…
どんどん、脚が動かなくなります。
脚が地面に吸い付く感覚。
磁石か!!!S極か!!!N極か!!!
そして、足裏へのダメージを感じだします。
ここまでは、ターサーのボツボツがダイレクトに地面を掴み、蹴れる感触がいいリズ
ムを生み出していたのですが、もう正直痛いです。
憧れのシューズでフルを走りきる脚力は、まだなかったってことです。(涙)
脚はもう前に出ません。
脚がダメなら、ヒザを出します。
いけー!!オレのヒザ!!!
わっせ!わっせ!
~3分後~
ヒザさん、お亡くなりになられました…
つぎーでてこーい!!!
おお、ハムくんか、待ってたで!!
がんばってくれよ!!
もうすぐでしまいやからな!!!
~3分後~
ハムくん、お亡くなりになられました…
つぎー、おーい、誰もおらんのか!!
おーい!!
お、お腹ちゃん、頼むで…
ほんま、最後に頼りになるのは、体幹というか、腹やな…
って、目ぇ開けたまま、お亡くなりになっとるやんけ!!!!
+++
街の中心部に戻ってきて、沿道には多くの人であふれ、声援がランナーを迎えてくれます。
「ガンバレーーー」「あとちょっとーーー!!」「いけるいける!!!」
無礼を承知で書きますけど、
ペースがどんどん落ちてる時の声援って、体中に刺さるんですよね。
イタタタタタ(´Д` )
幸いだったのは、周りも相当ペースが落ちているようで、あまり抜かれませんでした。
や、そりゃ抜かれますよ。
でも、ゴボウ抜かれってほどではなかったです。
それだけが救い。
40-FIN
12'30(5'41)
状況変わらず…
歯を食いしばって進みます。
ほんとにほんとにつらくて、しんどかったのですが、止めようとか歩こうとかは微塵も思わなかったです。
幸いだったのは、周りも相当ペースが落ちているようで、あまり抜かれませんでした。
や、そりゃ抜かれますよ。
でも、ゴボウ抜かれってほどではなかったです。
それだけが救い。
40-FIN
12'30(5'41)
状況変わらず…
歯を食いしばって進みます。
ほんとにほんとにつらくて、しんどかったのですが、止めようとか歩こうとかは微塵も思わなかったです。
ここまで来れたのに、自分のレースにしょうもないケチ(=歩く)をつけたくない気持ちが強かった。
40㎞通過が3時間9分台。
キロ5分弱でいければ、20分切りいける!
望みはまだ捨てない!!!
でも、動かない…
LAP表に視線をやります。
「苦しみはいつかなくなる
諦めた事実は永遠に残る」
うん、あきらめるのはよくない。
あきらめたり、止めるのはいつでもできる。
べつに、いまじゃなくていい。
と、頭は冷静かつ前向きなのに、いかんせん体がついてきません。
やっとの思いで、フィニッシュゲートがある三の丸広場に向かうお城の門をくぐり、あと0.195㎞…
先にフィニッシュしてた高校の同級生(ドライライスくん)が、待っててくれて、声をかけてくれました!
キロ5分弱でいければ、20分切りいける!
望みはまだ捨てない!!!
でも、動かない…
LAP表に視線をやります。

「苦しみはいつかなくなる
諦めた事実は永遠に残る」
うん、あきらめるのはよくない。
あきらめたり、止めるのはいつでもできる。
べつに、いまじゃなくていい。
と、頭は冷静かつ前向きなのに、いかんせん体がついてきません。
やっとの思いで、フィニッシュゲートがある三の丸広場に向かうお城の門をくぐり、あと0.195㎞…
先にフィニッシュしてた高校の同級生(ドライライスくん)が、待っててくれて、声をかけてくれました!
これはうれしい!
自分に向けてのエールをもらい、手をあげて応えます。
フィニッシュゲートが見えてからも、何人かに抜かれ、女子の9位の方にも抜かれ、なんとかフィニッシュ…
届かなかった、目標の200分 (´Д` )
=================
グロス 3:21:45
ネット 3:21:11
=================
正直なところ、3.5カットでホッとした自分もいましたが、3時間20分を割れなくて悔しいほうが勝ってしまってました。
30㎞地点では、まだまだ余裕あった(つもり)だし、
このままいけば、3時間15~16分でフィニッシュできる!してやると思ってました。
(石、どうぞ投げてください。あとで、投げ返しますけどwww)
左手にはまだ見ぬgarminが見えました。(うっすらとね)
我ながらおめでたいな…苦笑
37㎞地点から先は、1㎞ごとがメチャクチャ長かったです。
そして、これまで感じたことない脚の重さ。
ハンガーノックではない。
空腹感はなかったし、意識もハッキリしていました。
とにかく、一歩が重い。
脚が動かない。
ああ、これがフルマラソンなんだなと思いました。
一方で、倒れずに、ケガをせずにフィニッシュできてよかった、と心から思いました。
悔しいですが、これがいまの自分の実力です。
[(練習時の)走力 ≠ (レースでの)実力]
ある条件下でこれだけ走れます、っていうのは目安にこそなれ、真のマラソンの実ではないと思うのです。
財布にたくさんお金が入っている人が、いい買い物ができるかというと必ずしもそうではない。
とにかく、一歩が重い。
脚が動かない。
ああ、これがフルマラソンなんだなと思いました。
一方で、倒れずに、ケガをせずにフィニッシュできてよかった、と心から思いました。
悔しいですが、これがいまの自分の実力です。
[(練習時の)走力 ≠ (レースでの)実力]
ある条件下でこれだけ走れます、っていうのは目安にこそなれ、真のマラソンの実ではないと思うのです。
財布にたくさんお金が入っている人が、いい買い物ができるかというと必ずしもそうではない。
もちろん、お金がないよりは、いい買い物ができる「確率が高い」のは間違いない。
たくさんの有り金を、湯水のようにジャブジャブ使うと、少なくなってからが大変。
少しの手持ちでも、うまく工夫をして、計画を立てて、それをトレースすることで、いい買い物ができることもある。
今回みたいに本能に任せてガンガンいくのもいいけど、次は緻密に練って理性でコントロールして、フィニッシュラインの30m先まで勢いで流せちゃうくらいのクレバーなレースをしたい。してやると思いました。
それができないところが「初」マラソンなんだなーって思いました。
まあ、単に目標に見合う力がないだけなんですけどね。
こわいもの知らずでいけちゃうっていう。
いや、つぶれちゃったから、いけてないか!?
ズコッーーーーーー!!!
早く、回復して走りたいぜ!
クソ長いダラレポをここまで読んでいただき、ありがとうございます!
ちゃんと35㎞で壁にぶつかってるあたり、初めて感が出てて、われながらカワイイなあ
と思います。
え?かわいくない???
そんなこといわずに、おひとつポチッとお願いします!
どーでもいいレポはまだ少し続きます!
どうぞ、ごひいきに!!

コメント
コメント一覧
おれ、ムネコフさんがスーパー順調にゴールして3.15カットして
「マラソン、ちょろいぜ」ってなる像と
後半苦しんで
「やっぱ、フルはアレだぜ」ってなる像を想定してました。
前者なら、次回さらにすげえポテンシャル→殿上人へ
あるいは、マラソンをなめて→次回以降ちょっと足踏みする
後者なら、次回は万全な感じ→殿上人へ
って感じです。
今回のムネコフさんは、前者と後者の両方いいとこを兼ね備えちゃった感じですな。
今後の大飛躍がすげえ楽しみです(←じぶんは措いて、もう傍観者っていうね)。
長文、シツレイしやした。
姫路城マラソンお疲れ様でした。
初マラソンでこのタイムは素晴らしいですね。
私も姫路城マラソン走ってきました。
ムネコフさんのタイム見て、ちょうど25kmでほぼ同じタイムになってますのでその時抜かれたみたいです。
自転車道の応援は凄かったですよね。
幅員が狭いのに両端からの盛大な応援、ちょっと感動しました^ ^
マジコメ、ありがとうございます!
ちょっとカイカブリーノな感じもありますが(笑)、そういっていただけるのは素直にうれしいです!
来年のかすみがうら(仮)では、キクチさんの視界に入りたいなー
はじめまして!
同じ時間を共有してたんですね!しみじみ…
私、18歳まで姫路で育ちまして(今は東京です。)、マラソンで姫路がこんなに盛り上がるなんて、全く想像してませんでした。
好タイムは声援の効果が大きいです (^_^;)
また、機会あれば、関西のレースにも出てみたいです!
コメントいただき、ありがとうございました!
初めてのフルにもかかわらず、非常に冷静に走られたなあというのがレポを読んでの印象です。
自分なんか10回以上走ってるのに、いつも撃沈覚悟で成長がありません(笑)
是非祝杯あげましょう!
あたしが言うのもなんですけど、
素晴らしい結果ですね。
あと少しでという気持ちも十分わかります。
でも、これがあるから次の楽しみが増えるんですよね。
うん、いいレポだねー!臨場感あって感情もよく分かって
読みやすいし笑いもあるし、
こういうのを目指したいなってレポだわ(笑)
嫉妬したわwwwくそwww
ガーミンいいよねぇ。。。どっちの色買う?
黒と白、迷うわぁ。。。(買う気満々)
冷静!ですか!?そうなのかなぁ??(笑)
ただ、初マラソンは一度きりなので、いろいろ心に焼き付けてやろうって気持ちは強かったかもしれません。
オレはぬまっちさんの撃沈するまでの、正確なLAP、めちゃ憧れます!
いろいろお話聞かせてくださいね!
黙っててすみませんでした(笑)
そうそう、きんきんさんも20分切り狙ってましたもんね!
お互い、次は仕留めましょうね!
移動手段、飛行機もいいなあと思ったのですが、時間を変えられるのでオレは新幹線が好きです。
那須さん(仮)の姿は38kmで見失いました(´Д` )
無念…ゴール後も探したのに…
ってか、なにその冷静な分析!!
はずい\(//∇//)\
や、ほんとはメチャうれしいです。
心拍あがるほどに…
ガーミンは白×赤にします、間違いなく。
お揃い、いっとく?(笑)
4/11のフルで200分切りしてから、買います。
ホント、すばらしいレポです☆
いちいち面白いし!!
お腹ちゃん、目ぇ開けたままお亡くなりになっとるやんけ、
のくだり、ツボりました♪(ほかにもいろいろと^^)
『 苦しみはいつかなくなる
諦めた事実は永遠に残る 』
良い言葉ですね。グッときました。
ウィメンズの時に、まねっこしていいですか??
腕に巻いて走ります!
良質なレポ、読めてよかった~☆ありがとうございます!!
腹筋、練習の時はいつも意識していて、ラストのがんばりどころでも、自分を支えてくれるんですけどね…この時は力 入らなかったす(´Д` )
「苦しみは〜」、ランス・アームストロング(自転車競技)の言葉らしいんですけど、いいですよね。踏ん張らせてくれました。ぜひマネっこしてください。
防水対策して、ヘアゴムで腕にとめるのはるみおかんさんからパクらせてもらいました。
TTP(徹底的にパクる)がオレの信条です!
ウィメンズ、応援してます!
笑顔でフィニッシュできますように!