2012年04月27日

赤煉瓦の東京駅がほぼ復元されました。

PN2012040101001665_-_-_CI0003 1914年に創建された東京駅の丸の内駅舎は名建築家辰野金吾氏の設計によるものでその堂々たる勇姿で人々に長く愛されてきました。
 東京駅はもともと皇居の近くに建てられた駅で丸の内口は皇居に面しているので立派に建てられています。
 辰野金吾氏は先日、佐賀へ行ったときに佐賀県出身であることを知りました。奈良ホテルや大阪市中央公会堂、阪堺電車の「浜寺駅」の建築でも知られています。
 戦災で南北のドームと屋根、内装を焼失し戦後に3階建てだった建物を2階建ての駅舎に改築して復興しました。
 今回の保存および復元工事は外観を往時の状態にするのはもちろん免震工法で施行されているそうです。
 復興工事というのは見た目だけを元の状態で建築するということで復元工事は材質や内装も元通りに作るということです。お城でいうと名古屋城や大阪城が復興天守(コンクリート製)で愛媛県の大洲城や掛川城などが復元天守(木造)ということになります。
img_152470_1110895_2 この丸の内駅舎の一部が東京ステーションホテルになっています。こちらは営業再開が10月だそうです。
 松本清張さんなどが常宿とし小説の中にもたびたび登場しています。 テッチャン御用達というか憧れのホテルで私も一度だけ泊めていただいたことがあります。
 テラスから改札に向かう人たちが見下ろせ独特の異空間を味わうことが出来ました。電車が行き交う駅構内もホテルの窓から見渡せ灯りを点しながら暗闇に消えて行く列車を見送ることが出来るのですが夜行列車が激減しちょっと情緒が無くなってしまいました。
 新装なった東京駅見学とスカイツリーに登るのが次回の東京旅行のメインになりそうです。
 


muramotoshika2 at 05:53│Comments(0)TrackBack(0)

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