昨日の深夜、つまり日本時間で昨日という日が今日になろうとした夜、「テーロス還魂記」の公式カードギャラリーで全カードが公開されました。
私がまだ意気揚々とギャレンブリグしていた頃(どんな動詞だよ)テーロスは既にエンバレスしていました(意味わからん)とどうでもいいことはさておき、公式プレビューの終盤から最終日に公開されたカードの中から、素人的に面白そうな物を眺めています。

《悪夢の番人》…前回のテーロス・ブロックでもクリーチャーエンチャントのデーモン、BNG《責め苦の伝令》とJOU《饗宴の主》にはお世話になりました。今回それらの後継者としてやってきたレアデーモンは4マナ4/4飛行と素のサイズは十分合格。そしてトークン以外の味方が死亡するたび、それを追放し代わりに1/1に縮んだコピーを出せます…ということは味方の「戦場に出たとき」の能力を2回使えますし、「死亡するなら代わりに追放してもよい」ではなく「死亡するたび追放してもよい」と書かれているので、死後や陰鬱条件なんかにも有効ですよね。反面、元のカードは追放してしまうため脱出の種は減ってしまいます。これ、初動が安価ならさっそく面白デッキを作ってみたいです。

《空の粉砕》…プレビュー後半で一番気になったのはこれ!スタンダードに久しぶりに登場となる、単色4マナの無条件全体除去のソーサリーです。《審判の日》以来でしょうか?というか、もしそうなら私がマジックを始めて以降、スタンダードで4マナの単色の無条件全体除去を見るのはこれが初ということになります。その面では祝賀していい所…なんですけど、ただついたおまけの効果がかなり謎。パワー4以上のクリーチャーを出しているプレイヤーは1ドローという部分はメリットにもデメリットにもなり得ますけれども、一般的には大サイズクリーチャーを出しているのは除去を「撃たれる」側ですから、概ね審判の日よりも弱くなっている印象ですかね。


《枯れ息吹のカトブレパス》…これを見た時、私の生涯で「カトブレパス」という言葉を最初に見たのはいつの事だったかしらんと思わず走馬灯のように人生を振り返ってしまいました(大げさ)。以前《毒々しいカトブレパス》というカードもありましたが、それよりも前なのでマジックではないのは確か。なんとなくこの絵にあるような「でっかい野獣」という認識はしていましたけど、思い出せません。インターネッツ情報によるとコンピューターゲームの「ファイナルファンタジー」「女神転生」シリーズではそれぞれ、シリーズ途中の作品で初登場したそうですが、これらでもないはず。んー、カード性能と全然関係ない所でもやもやしてしまいました。元々はエチオピアに住むとされる架空の動物だそう。 性能は…あー、10E《ネクラタル》、RIX《貪欲なチュパカブラ》などと同じCIP除去能力を持つ黒生物ですね。ただ6マナ3/2+不確定除去ではかなり使いづらそう。

《ヘリオッドの神罰》…《平和な心》の強化版…ん?じゃないですね。よく見ると、弱体化してる…ん?わけでもない。ちょっと、どっちなんだよう。効果を何回も読み直してしまいました。もう1回読み直します。
これは普通、相手のクリーチャーに張るオーラだとすると、カウンターを取り除けるのは自分ではなく対戦相手ですよね。そしてカウンターがなくなった時に破壊されるのは、クリーチャーではなくこのオーラの方ですよね。その部分だけ見ると平和な心より弱いですが、それに「能力を全て失い」がついて挽回になっていますかね。うわっ、私の読解力、低すぎ…


《葬儀》…うわっとびっくり直球なカード名ですが、この名前では効果が分かりません。その実態は、THS《骨読み》に似た黒いドロー呪文。占術2がなくなったのは弱くなっていますかね。

《モーギスの好意》…ニクスへの旅に赤の《モーギスの悪意》というカードがありました。悪意が好意に変わったら、モーさんのツンデレがただのデレに…なるかーい!という。はい。色も効果も全然関係ない(がっくし)

《立腹》…昨年M20で初登場したばかりの赤い強化呪文が早くも再録です。M20のフレーバーでは、ラヴニカのグルール出身とおぼしきミノタウルス君が市場で店主に「服も着てない奴に売る物はない」と言われて「立腹」している絵面でしたが、 今回はテーロスのミノやんが矢を刺されて「立腹」しています。そりゃ怒るよ。ミノやんも人権主張するよ(人じゃないけど)

《胸躍る可能性》…こちらも続投。というか前セットエルドレインの王権から最速再録です。よほど気に入られたデザインなんでしょうかね!

《活力の贈り物》…そして本家緑の強化呪文は意外な所から再録が来ました…と思ったらあれ?何か勘違いをしていました。てっきりタルキール以来と思っていたのですが、その記憶は《ドロモカの贈り物》と混ざっちゃってますね。正しくは、破滅の刻、ラヴニカの献身に次いで3回目の収録。《剛力化》の威力が+3/+3に減った代わり到達がつきます。そういえば《剛力化》を最近見ないなと思ったら、そちらはM20の「番外カード」になってますね。

《執拗な探求》…これも再録かな?と思いましたが違うみたい。 4枚見て、クリーチャーと土地最大1枚ずつを手札、残りを墓地へ。 エンチャント祭りのセットの中、あえてエンチャントを使わない方を選んだリミテッドデッキをこっそり支援する1枚?


《エルズペスの悪夢》…エルズペスさん、可哀想… そして単体除去・手札破壊・墓地対策を連続して行う英雄譚…ですが最初に気になったのはそこじゃありません。イラストの背後にいる生物の姿が、どう見ても《ファイレクシアの抹消者》にしか見えないんですけど!?
元々エルズペスはファイレクシア軍によって荒廃した世界に心を痛め、アラーラ(バント)、ミラディン、テーロスと次元を渡りますがどの世界も完全に救うことはできず… という苦境の中。エルズペスはかつてミラディン(新ファイレクシア)で抹消者の攻撃に追い詰められた経験があり、 その時のトラウマが悪夢としてこのカードになっているのですね。その時期私はまだマジックをやっていなかったため背景ストーリーを読んでないのですけれども、今回の新テーロスを契機に、エルズペスの昔の放浪譚も少しずつ読んでみたいと思います。