「今、ここ、私」の感奮ブログ~ムラーノがいく~

名南経営コンサルティング 村野文洋 公式ブログ

昨日は、昔、同じ職場で働いていた後輩の会社の周年行事にお誘いいただき、参加して来ました。多数の来賓の方も参加され、盛大な会でした。経営者として頑張っている姿を日頃から、見ているだけに、余計に感慨深いものがありました。特に、決して見せるための会ではなく、手作り感一杯で、精一杯に取り組む姿は非常に好感が持てました。
経営者としてスピード感を考えると、じれったい時もあるのでしょうが、社員さんとともに進んでいこうと決め、突き進む姿に、後輩ながら、尊敬の念で見ています。

昨年末、弊社の元代表による社内講話があり、その中で「メルカリ」について触れていました。成長のスピードもさることながら、広範囲の人がその手軽さと実際に使った便利さにリピーターとなり、今後はその活動領域も広がってくるであろうという話があり、百聞は一見に如かず、ということで、名前は知っていたものの、利用したことがなかったので、その後すぐにメルカリに登録をして、いろいろと販売、購入を試してみましたので、今回はその体験から感じたことをご紹介したいと思います。
https://www.mercari.com/jp/

実際に販売するにあたって、何を販売しようか?と考えていたところ、本棚に入りきらなくなり、古本屋さんに販売に行こうかと思いストックしておいた書籍が段ボール箱にあり、その中の本で、商品の状態の良いものをピックアップし、著者ごとにまとめて販売品としてアップしてみました。
それ以外には、ずいぶん前に、実家の部屋を整理していた時に、小学生の頃に集めていた「牛乳キャップ」が出てきて、なつかしさから持ち帰ったものの、タンスの肥やしになっていたので、こちらもいくつかピックアップしてアップしてみました。結果として、掲載してから3カ月ほどが経過する中で、書籍に関してはすべて買い手が見つかり、牛乳キャップに関しては、2種類ほどは買い手が見つかり、お届けすることができました。
思っていたよりも、売れるもんなんだなぁ、という感想を持ったと同時に、いろいろなものがやり取りされていく中で、フリーマーケットの仕組みについても、色々と気づかされることが多くありました。
まずは、お金のやり取りに関して。
実は総額、数千円の販売実績となったものの、実際にはお金としては一度も受け取っていません。メルカリからは販売金額の10%が手数料として差し引かれた上で、その差額を「売上実績」として通達されます。アプリの中の売上には、その金額が積み重なっていきますが、実際に売上金額は振込申請をしなければ支払われることはありません。少額の場合は、振込手数料がかかりますので、一定金額になるまでは待とうという心理が働きます。その過程で、ポイントの付与や5%割引などの案内が届き、その案内につられて、手持ちの「売上金額」を使って、他の商品を購入してしまう、という流れになっていきます。
結局、気が付くと売上金額は消費されていき、振込手数料のかからない金額基準から遠ざかっていく…という形になるのです。加えて、この売上に関しても有効期限があり、貯まるまで待っていると、期限が切れてしまう、ということにもなりかねません。そうなると、お金で回収するよりも、商品と引き換えた方が特になるのでは、という心理が働くのか、図書カードや商品券など金券の販売がかなり目立ちます。ポイントにも有効期限があり、ポイントを使わないと損した気分になる、という心理を引き出しているのでしょう。結果として、メルカリの中での流通量を増やす効果につながっているのではないかと感じました。

さて、これらはしっかりとした調査や分析をした内容ではなく、あくまでも一人のユーザーとして利用した中で感じたことですので、実際の意図とは違う部分もあるのでしょう。それでも、やはり体験から学ぶことは気づきも大きいと改めて感じました。
メルカリに関しては、ここ最近は、問題点も指摘されていますが、多くの利用者の支持を集めていることも事実です。こういうネットの商売は、人や商品が集まるところに、さらに人が集まるという構造があります。一方、利用者が増えると、意図した使われ方でない利用が増えたり、犯罪の温床になることも出てくるでしょう。そういった問題に対して、どう対応していくかが、長きにわたって成長していけるかの分かれ道なのかも知れません。

スケート靴浅田真央選手が引退するという報道を受けて、いろいろと感じることがありました。
途中「ハーフ&ハーフ」の言葉を残し充電期間はあったものの、10年以上も第一線で活躍し、果敢にトリプルアクセルを跳び続ける姿と、誰にでも変わらず笑顔で接する姿から、地元愛知県だけではなく、日本、そして世界中の多くのファンに愛された選手でした。
スポーツの世界を中心に、引退する選手に対して、現役選手やOBから、メッセージが送られますが、そのコメントを聞くと、その人が残した記録や実績よりも、その取り組む姿勢や考え方、そして生き様が周りに与える影響というものの大きさを感じます。素晴らしい結果を残すだけではなく、次に続く選手に、勇気と希望を与えることができる選手は、自然と尊敬されるのでしょう。
最近、人気と人望の違いをいろいろと考えることがあります。人気を得るためには、周りから好かれることが必要です。好かれるためには、周りの人に嫌われないこと、喜ばせることが必要です。人望を得るには、あの人ならば間違いない、あの人についていきたい、という信用と信頼が不可欠です。そのためには、信用に足る行動を日ごろからとっているか、ということが大切になります。言っていることが時々によって変わる、言っていることとやっていることが違うでは信用を得られません。そして、自らが成長し続けることも必要でしょう。
それでは、尊敬される人とは?尊敬される人というのは、自分のためではなく、人のために、そして世の中のために何事にも取り組める人なのでしょう。まさに「利他」の精神でしょうか。
ある人が言っていました。「愛」と「尊敬」だけは、お金では買えないし、強制もできないと。
尊敬されることを目的にするのではないですが、尊敬されるに足る生き方を選択したいものです。

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