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この写真、昨年のワールドクラッシュ『GAME OVER』観戦で
kette☆ロットン氏とNYを訪れた時に、
マンハッタンでオレが思わず足止めてガン見、
というかしばらく立ちすくんでた所を
氏がコッソリ撮ってくれてた一枚。

目線の先にあるのは昨年のSTBのポスター。





種子島に移住した翌2001年、築100年家賃3万のボロボロの借家で
ポツ〜ンと地味〜に仕事してたある日、カエルスタジオの麻苧くんから
VPレコード関係の人がムラサキくん探してて、
ウチに連絡あったから番号教えちゃいました。
近々コンタクト有ると思いますんで、よろしく』ってう電話。
そのすぐ後に、VP日本ディーラーの24x7レコード八幡さんとはじめて話した。


オファーの内容聞いてブッ飛んだね。だってレコ屋時代、
毎年年末にドッサリ入荷してた目玉商品のジャケ依頼!
まだイラストレーターでもなんでもなかった頃、
棚にSTBのレコード並べながら「オレならもっとスゴイの描ける」とか
密かに思った年もあったりしてたんで、
まさかそれが現実となるチャンスが来るなんて!と。

もちろん全力出して臨んだ(今見ると全然未熟だけどねw)。
当時、この手の所謂“アニメっぽいタッチ”の絵がレアだったこともあって、
VPから予想以上のリアクションいただき、
同時に海外からの迷惑メールも一気に増え(苦笑)、
もちろん国内での知名度もグンとアップした。

NY在住の友人から
『QUEENSにムラサキくんの絵の超デカいポスターあったよ!」とか
ロンドン在住の友人からも『CDショップに並んでるの見てビックリ!』
とかメールもらって、この仕事の“重さ”にいきなりクラった。


さらに翌年もオファー頂き、2回目のこの時はVPの意図するところも
キッチリ理解できて、ある意味「このスタイルの到達点に来た」くらいに思った。
プロフィールにも「VPのジャケでお馴染み」っていう文句を
パンチラインとしてもってきた。



けど、年が経つにつれ、そのプロフィールに違和感を感じるようになったんすよね。
過去の記録が消える訳ではないけど、Mighty CrownがNYで世界を獲った後、
なおも海外で実績を残しているのに、
「オレは過去の栄光にしがみついてる」とか思うようになって。


その頃から「再び!」っていう思いがフツフツと湧いてきたけど、
オレを初めて使ってくれたVPは「他に無いスタイルの絵」というところが
ポイントだったわけで、MURASAKIスタイルで認知されたスタイルは、
自分にとって武器でもある反面、VP的には新鮮味に欠けるモノとして映ったハズ。
それはオレも自覚してて、もう一度やらせてもらうには
“進化”が絶対条件だと思っていた。

けど、ここまでの経験で自分のセールスポイントも分かっているし、
それが一番出せるタッチも確立できたんで、そことのバランスとりつつ...
っていうのは中々難しかったんすよね〜。





なんか長くなりそうなんで、てかここまででも十分長いけど、
一旦ここで第一部終了。
今日は朝イチ便で東京への移動。台風が迫ってますが、
まだ大丈夫っぽいんで。

DABOくんみたく5話まで続く大作(←未読の人、要チェック!)
にはならないけど、また続き書きます〜。